■TOP > 俺の宮古島 > その5~宮古島に立つ

■■■ 宮古島に立つ ■■■

 そしてとうとうやってきた9月20日。前年の沖縄のように台風予報もない。快晴というわけではないが、こっちの天気なんてどうでもよい。

 空港までどうやって行くか?を考えたのだが、去年の沖縄と違ってフライトが2時間早い。なので電車も少し人が多そうで、大荷物ってのはちょっとはばかられた。ならばリムジンでいく。町田駅からの便がある。駅までは仕事前だけど無理言って娘に送ってもらった。8時15分、定刻通りにリムジン出発。南町田グランベリーパーク停留所で8割方が埋まった。そしてバスはワンオペであった。停留所に止まったら、降りてお客さんの荷物の出し入れをする。大変な運転手さん。まだバスではテンションはそれほど上がらない。

 しかし、やっぱり空港はなぜかテンションが上がるのである。普段は京急なのだがリムジンの方がワクワクするのはなぜだろう?空港はウイークデーというのにめちゃくちゃ人が多い。やっぱりコロナ「後」で一気に動き出した感じがする。


■町田駅のリムジン待合室はちょっとおんぼろ・・・

■こんな写真を撮っているのは俺くらい。中学生かという感じもしないでもない。



 宮古島行きのゲートに行くと、既にそこは南国感が満載である。こっちの人が南国感を出しているのか、実際に宮古の人なのかは良く分からない。

 飛行機は必ず窓際をとるタイプである。それは空からの景観を見るためである。であるからして、翼の前かすごく後ろを取るようにしている。そして左か右か。南国に行く場合、左窓に座ると太陽光がまぶしいけど海岸線が楽しい。右窓に座るとまぶしくないし、町田や知っているところを空から見れるが、それ以降は山景色なのでつまらない。いつもは左が多いので今回は右にしてみた。さて12時、旅立ちだ!


■後ろの席なので搭乗が早いのである。まだガラガラ。。

■次から次へと乗り込んでくるかと思いきや、この状態だった。マジでガラガラだった。




■曇っているので景観もあまり萌えないのである。

■やはり毎回微妙に飛行コースが違う。江の島が右窓から見えるときと左窓から見えるときがあるんだよね。でもやっぱり海岸線は地図と同じなのが見れてチョー楽しいのだ。




■小田原あたりから雲の中に富士山がちらっと見えた。日本人は富士山見るとなぜか感動する。

■なんかこの辺りで飛行機が少し右旋回した。なので富士山も翼の上に移動した。




■ここどこだ!というゲームは地図好きには結構楽しいのではないかと思う。答えは熱海。

■全景が見える富士山は最高だが、こうやって雲の隙間に頂をのぞむ富士山もまた良いものだね。





 ここからは雲の中になったり海上だったりで撮るべきものが無かった。そして富士山から1時間20分後、眼下に萌え萌えな島が見えた。もうここからは南国だぜ。家に戻ってGoogle Mapsとにらめっこしてこの島を特定するのがとても好きである。


■海岸線に見えるコバルトブルーが最高だ。さてここはどこだろう?飛行コースを想定して地図で見てみると・・・

■奄美大島の南にある島だった。西にあるのが与路島、東にあるのが請島(何と読むんだろうなあ)。奄美を地図で見ていたらなぜか奄美に行きたくなった。





 さらに35分。いよいよ!

 宮古島見えた! 宮古島空港へは北側から侵入したが、その後ビーチにいると南側からアプローチすることがほとんどだった。これって貴重な写真かも。ちなみ行くまでは「想像」の塊だったのだが、今となっては「あああそこね」と言える自分がいる。なんだか通になったようでうれしいね。


■ちいーーーーーーーさな、陸地。でもサンゴだな。

■とうとう見えた、宮古島。




■カメラが普通のコンデジだとあまり映えない。けど珊瑚礁は良く分かる。右上の長ひょろいところが「池間島」に行く道と橋で奥に池間島が見える。

■こっちはiPhone撮影。きれいすぎる。iPhoneの容量が少ないのでなるべく撮らないようにしているが、GPS情報をつかってマップ上にマッピングされたところを見るのが好きなので、ポイントポイントではちょっとだけ撮ることにしている。




■この後宮古島を知ることになるが、本当にサトウキビ畑が多いのね。

■こんな感じで街っぽいのは中心地の一部だけだと知った。





 踏んだぜ、宮古島の地。前年の沖縄から勢いついて、一人で10日も宮古にいるなんて、サラリーマン時代からは信じられない偉業である。しかしいくら観光の地とは言え、ハブ空港とは比べ物にならないくらいな地方空港である。でもそれでいいのである。


■やっぱり沖縄からの便が多いんだね。ちなみに来たところによると、カーフェリーは来ないのでマイカーでは宮古島に来れないらしい。ちなみに、これから行く下地島にも空港があってそちらを利用する人も結構いた。

■大体にして荷物を預けると、出てくるのが後の方なくちである。でも今回はほぼ最初に出てきた。右端にシナシナ状態で乗っているのが、自転車が入った中学の時に買ったバッグである。捨てるところまで行ったけど、ルノー折り畳みにちょうどいいのでレスキューした。




■やはりリゾート地。ヒルトン看板もったお姉さまやシギラビーチ行きのリムジン受付があった。

■空港から一歩出ると、とっても静かというか寂しい感じ。で、とっても暑い。




■さっそく半パンになってさわやかになった。そして自転車を取り出しサクッと組み立てて、汗かきながらタイヤに空気を入れた。後輪が米式前輪が仏式のチューブバルブである。米式はいまいちチューブのバルブを咬みにくい。そしてその後米式は・・・

■何だかんだ10分で準備完了。そして大型リュックに全部詰めなおしていざ発進。背中が重いけど苦にはならないぜ。気持ちが盛り上がっているからね。




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