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■■■ 管制官さんと一緒に17END ■■■

 宿ごとにいろいろと決まりというかスタイルがあるみたいである。でも長期宿泊のおじいちゃんとか、管制官さんらがいろいろ教えてくれるし、まあ宿オーナーもいろいろ教えてくれる。まず、朝はパンなどの軽食があった。それをみんなでテラスで食べるのである。なかなかよい。

 さて管制官さんから「今日はキャセイパシフィックのタッチアンドゴー訓練があるようです。ラッキーです。一緒に行きますか?」と。もちろん断る理由はないし、初めての17ENDをいろいろと教えてもらえそうだ。そして管制官さんはレンタカー移動なので、とりあえず同乗していればいい。管制官さんはもう何度もこの宿に泊まり何度も飛行機を撮っているとのことで、もう慣れたもんである。そして久しぶりな「タッチアンドゴー訓練」を前に、ワクワク度が上がっているのが良く分かる。

 そして出発。もうお任せなのでなすがままである。管制官さんがまず向かったのは「佐藤さん、お昼の調達しますよね」とのことで、コンビニだ。私はどこのコンビニがあるか把握はしていなかった。車は坂をどんどん上って島の台地部を走る。サトウキビの生い茂る景色が新鮮である。渋滞が全くない道を5分走って着いたのはファミリーマートであった。この後自覚したが、宮古島のコンビニといえばファミマであった。さらにこのコンビニ、伊良部島で一つしかないコンビニである。このあと何度もお世話になるのであった。

 ワクワクしていると全くお腹が空かない体質であるのだが、とりあえず飲み物とパンとでかいおにぎりを買った。管制官さんはこの後の行動予定が頭の中にかかれている模様だが、そこの私に伊良部ポイントを案内すという追加ミッションも入ったようだ。コンビニを出ると、とりあえず島の中央部を走り空港の全景が見えるスポットを教えてくれた。伊良部島はざっくり言って「円錐台」のような形をしている。その「台」の部分の端は絶景ポイントであった。

 次に行ったのは、前夕に行った佐和田の浜近くというか佐和田の浜を別アングルで見れる場所。ここで管制官さんはおもむろにカメラバッグを開けて機材を取り出した。


■佐和田の浜もこの後よく行ったところである。管制官さんは「ここから撮ってみたかったんですよ」と。

■そして空港の南側を通って駐車場に向かう。しかし管制官さんはあちこちのポイントを調べたい。一部空港のフェンス近くまで行ける場所があるのだが、草をかき分けかき分け進んだ。証拠写真。



 17ENDに行くためには、東側ルートと西側ルートがある。東側ルートはエンド前行くのに結構歩くし、車が何気に停めにくい。ということで、普通は西側ルートで行くのが定番である。


■一応10台ほどの駐車場がある。路側にも留められるので、まあ停められないということなさそうである。

■左に絶景の海、右にフェンス。否応なしに気持ちが高まるぜ。




■フェンスの一部が低くなっている。これは電波伝搬のためにやっているらしい。

■当然ながら侵入防止で痛そうだ。




■やっぱりこれよこれ!水が低い干潮のほうが色が綺麗らしい。

■ほれほれほれほれ!




■浜と言える場所はエンド先端の西側に小さな浜があるくらいだ。テトラポットとか護岸とかを降りないといけないので、ちと大変。でも降りてみたい・・・

■晴れたと思ったら雲がもくもくってのが、こちらの天候スタンダードみたい。




■とうとう着いた。宮古島のベストポイントの一つ「17END」。この長い誘導路はいろいろなところから見えるのだ。

■起きに浮かぶボートが絵になるね。砂とサンゴで色が違うし、珊瑚礁の外、日が当たっているところと曇っているところ、色の変化がすごいね。




■この左側が誘導路。正面側が伊良部島、右側が滑走路。

■誘導路の東側から見るとこんな感じ。管制官さんのレクチャーとして、太陽の位置によって東側から撮るか西側から撮るかと決めているとのこと。




■誘導路では整備の人が仕事をしていた。

■この辺りは観光エリアでSAPとかできるのね。羽田とかだったら「安全上の理由」とか言ってこんなところにはヒレないのではないかなぁ。




■やっぱり近くから見ると武骨である。

■伊良部島の方向を見ると、さっき行ったサトウキビ用サイロみたいなのが見えた。



 そして飛行機が小さく見えた。とうとうやってきた17ENDでの飛行機撮影。さてどうなるやら?


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