■TOP > 俺の沖縄 > やんばる急行バス

■■■ やんばる急行バス ■■■

 事前計画表で、バスに乗る前にやることを決めておいた。

 まずチャリバッグから「サンダル(退職祝のテバ)を出してスニーカーと履き替える」である。今帰仁村役場停留場からホテルまでは大雨だろうから、今のうちに濡れてもいい体制を整えておくのだ。事前のストリートビューによる調査だと、屋根のある停留場ではない感じだし。

 バスは定刻の5分遅れでやってきた。これが沖縄時間なのかも。そしてお客さんが勝手にバス腹の荷物入れを開けてどんどん荷物を入れていく。それに倣い私も自転車を入れ込んだ。私の前には10人くらいのお客さんがいた。しかし10人ならサクッと乗れると思ったが、なかなか人が動かない。そう、このバスは前払いであるのだ。あれこれなキャッシュレスにも対応している。私の場合こういう初めてで勝手が分からないと、あれこれ準備万端にするタイプである。なのでPayPayとクレジットカードを準備した。

 実はPayPayをiPhoneで使う場合、微妙に使いにくいとおもっている。それはマスクをしていると画面ロックがうまく外れないから。やっぱり指紋でロックを外すのが一番いいね。アップルは変にこだわり持っているけど、新しいものがいいとは限らないぜ。Miniシリーズも廃止だしね。

 さらにPayPayの場合「支払う」ボタンではなく、QRコードを読み取って自分で金額を入力するのが、いまいち好きじゃない。やんばる急行バスの支払い口には「QRコード」が提示されていた。なので、前払いはクレジットカードにした。これもスマートにできると思いきや、普通のお店と同じで、何やらカチカチやったカードリーダーを差し出され、カードを挿して、また何やらやって、暗証番号を打ち込んで・・・と、それなりに時間がかかる。さすがに遅くなるわけだ。

 そしてこの急行バス、遠方行きでかつ先払いなので、最初に「行先」を宣言するところから始まるのだ。行先を言って運賃が決まって、支払いという流れだ。さらにまだバスネタは続く。長くなるけどこの記事は「備忘録」であるからして、お付き合いいただきたい。

 やんばる急行バスのサイト見ると、ホテル最近のバス停留所は「今帰仁役場前」停留所であって、そこからホテルまで2キロもある。でも、よくよく読みこんでみるとホテルにもっと近い「旧リゾートホテル前」というバス停があった。ここはホテルまであと1キロである。「なんだ、こっちがいいじゃん」と。

 友人には「佐藤さん行く前にあまり調べちゃだめですよ、感動薄れますよ」と言われていたが、どうも不安が先に立ってしまい、この辺りの路を「ストリートビュー」で調べてしまった。車ならいくらでも対応取れるが、台風×バス×自転車×徒歩あたりの「&(アンド)」をとると、不安係数が最大値になってしまうため、事前調査で少しでも安心したい。ストリートビューで見ると「旧リゾートホテル前停留所」の停留スタンド自体は立っていないが、ここはバスが止まりますよ的に、確かに道が少し広くなっている。

 そして話は前払いのタイミングに戻る。私の番になり「旧リゾートホテル前まで」と言った。運ちゃんは「えっ?」「ん?」「どこですか(沖縄イントネーション)?」と、旧リゾートホテル前というのをどうも理解していないような感じである。数秒の間をおいて「リゾートホテルベルパライソですね」となった。うーむ、バス停の名前が変わったのかな?でもその名前は、もう少し先のバス停だったような・・・。まあ間違っていてもなんとかなるっしょ、と、とりあえず1950円をカード払いをして席に着いた。

 ここで時系列的に言うと、バスからの「車窓」をコメントするのであるが、話の流れとして、このバス停に関して言っておいたほうが良いだろう。ホームページの説明が微妙に「空港急行線」と「四島線」がごっちゃになっている。運ちゃんのしぐさから見ると、この空港急行線は「旧リゾートホテル前」には止まらないと判断した。なので、高速の途中に止まったSAトイレタイムの時に「すみせん、今帰仁村役場前で降ります、と伝えた。


■人手不足からか、コスト削減からか、預け荷物はほとんど無人なのね。

■今さら「鬼滅の刃」デコな飛行機。どうせならスターウオーズがいいぞ。


 雨がすこし小降りになってきた感もあり、自転車で走れそうだし・・・


←前に戻る ↑ 目次へ 次に進む→