前夜宴会で飲みすぎたってこともあって、早朝トイレに起きた。今回の旅行の目的の一つは「満点の星空」ってことは何度も書いたが、台風に阻まれていた。昨夜も曇り。期待せずにベランダに出てみたら、おお、星空じゃないか。眠気も一気に冷めて、カメラ一式を持ち出した。しかしカメラ系ダウンサイジングの旅だったので、機材は二軍、感度も低い。で撮れた写真はこの程度である。よくよく見たら流れちゃてるじゃん・・・
さて、合流2日目は友人たちとドライブをすることにした。今回の旅のとても良いところ、それは「がつがつ」していないことである。私一人であれば「がつがつ」しちゃうところであるが、沖縄慣れした友人たちはもうのんびりなのだ。しかし、のんびりってのはなんかいい。ベランダからぼーっと海を見ているのは至福の時間だった。
ホテルを出たのは11時くらい。駐車場の行くと「なんかここに不釣り合いな自転車があるね」と。そこですかさず「これ俺のチャリ!」と言ったら、めちゃくちゃ受けた。ワイルドだねーと。
行先は「古宇利島」とした。つまり私のリベンジである。車は快適だ。苦労した古宇利島もあっという間についちゃうのだ。最初はワルミ大橋。2日前のドン曇りと今回の晴れの違いは大きいね。景色も5倍はよく見える。
いよいよ古宇利島に再上陸する。まだ曇りがちだけど、空は青いところも見え始めている。そうなると海も青さが強くなってきて沖縄感が急上昇してきたぞ。
2日前に古宇利島に来たときは時間がなくては浜だけを楽しんだが今日は車だぜぃ。と古宇利島一周路に入った。道には車を寄せられるようなところがどこにもない。つまりただ走るだけである。海側は背の高い草がたくさんあっていい景色が見えない。ちょっとここは失敗かもね・・・ なんて話をし始めた時、左に折れる狭い道に、これまた小さい看板で「ハートロック」あった。下調べもしていないので「ハードロックカフェ」の沖縄版?とか思ってスルーしようとしたが、まんま古宇利一周じゃあまりも脳が無い。さらに時間はいくらでもあるってんで、ちょっと曲がって狭い草地道に入った。すると、駐車場があり、とりあえず停めてみた。
実はここが有名な観光スポットだと知ったのは、そのあとググってからだった。
古宇利島はハートロックとその近くのトケイ浜ってところ以外は特に車を停めるところもなく、あっという間に1周が完了した。なんか肩透かしをくらった感じである。時間もちょうどお昼、上陸したとこで何か食べようとなった。それなりに店もあり、もらったクーポンも使えるみたいでラッキー。みんなで来ると「これ食べてみる?」とみんなでシェアできるのがいい。実はここで人生初の「ソーキそば」を食べてみた。まあ普通のうどんの味が少し違うくらいだと思ったが、まったく違った。新鮮な体験、ちょっとソーキそばいいかも。
ちなみに、「俺の沖縄2022」のタイトルイメージだけど、実はハートロックとオリオンビールである。つまり今回の章のネタなのであった。