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■■■ Burns Brian May Model ■■■



背景

 「レッドスペシャル」なんという安易な命名なのだろう。安易なだけにすぐ意味が分かってよろしいって言うこともあるのは否めない。

 中学でロックに目覚め、中学高校の同級生には「佐藤君はクイーンきちがいだよね。」といわれることにちょっと誇りを感じ、ブライアンメイになることをにあこがれていたあの頃。当然ブライアンメイになることはできず、だからといってフレディーになんてもっとなれない現実があった。そして時は過ぎていった。

 再び極度のクイーン熱に浮かされたのは、今年の正月、新年のドライブでかみさんと長男が寝入ってしまった時、娘(小3)にロジャーの歌を聞かせたのが始まりだった。娘はロジャーのハスキーボイスとそのルックスにぞっこんになり、今のおじいちゃんロジャーを見せたら「違う人!」と言い張る。そんなこんなでクイーンをウオッチはじめたときに、楽器屋のサイトで偶然フラッシュが再生された。それが「レッドスペシャル(ブライアンメイギター)」なのであった。

 それからすぐに楽器屋に行きご対面。手に取ったレッドスペシャルはやけに軽かった。でも何か違っている。なんだろう? よくよく見てみるとトレモロユニットが全く違う。それからインターネットでこのレッドスペシャル(本当はこのとき初めてレッドスペシャルって名前を知ったのだ)を調べまくった。世界にはつわものがうじゃうじゃいることが分かった。世界にはどれだけの自作レッドスペシャルがあるのだろう?少なくとも数100本はありそうだ。初めて作ったギターがレッドスペシャルっていう人も大勢いる。何もこんな難しいギターにしなくてもいいものを。

レビュー

●PU:Burns TRI-SONIC(当然!)
 ・各PUのON/OFF、位相正/逆の6スイッチ
●指板:エボニー
●フレット数:24(609mmスケール/0フレットあり)
●ペグ:グローバー
●トレモロユニット:シンクロナイズド

 なんてったって持った瞬間の印象が強かった。「軽っ!」と「ネック太っ!」である。軽いのはやっぱりセミフォローボディーっていうのがありそうだ。ボディーを叩いてみるとやっぱり空洞がありそうだ。またネックが太いのとあわせて、1弦と6弦が異様にネック幅エッジに近い。ちょっと弦をベンドするとフレット落ちしそうだ。各PUのON/OFF、位相が選べる6スイッチは今どのモードにいるのかがさっぱり分からない。ライブでブライアンを見ていると、スイッチとボリュームを頻繁に動かしているが、さすがに学者ギタリストだなぁ。

■■■ ショット ■■■




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