宿ごとにいろいろと決まりというかスタイルがあるみたいである。でも長期宿泊のおじいちゃんとか、管制官さんらがいろいろ教えてくれるし、まあ宿オーナーもいろいろ教えてくれる。まず、朝はパンなどの軽食があった。それをみんなでテラスで食べるのである。なかなかよい。
さて管制官さんから「今日はキャセイパシフィックのタッチアンドゴー訓練があるようです。ラッキーです。一緒に行きますか?」と。もちろん断る理由はないし、初めての17ENDをいろいろと教えてもらえそうだ。そして管制官さんはレンタカー移動なので、とりあえず同乗していればいい。管制官さんはもう何度もこの宿に泊まり何度も飛行機を撮っているとのことで、もう慣れたもんである。そして久しぶりな「タッチアンドゴー訓練」を前に、ワクワク度が上がっているのが良く分かる。
そして出発。もうお任せなのでなすがままである。管制官さんがまず向かったのは「佐藤さん、お昼の調達しますよね」とのことで、コンビニだ。私はどこのコンビニがあるか把握はしていなかった。車は坂をどんどん上って島の台地部を走る。サトウキビの生い茂る景色が新鮮である。渋滞が全くない道を5分走って着いたのはファミリーマートであった。この後自覚したが、宮古島のコンビニといえばファミマであった。さらにこのコンビニ、伊良部島で一つしかないコンビニである。このあと何度もお世話になるのであった。
ワクワクしていると全くお腹が空かない体質であるのだが、とりあえず飲み物とパンとでかいおにぎりを買った。管制官さんはこの後の行動予定が頭の中にかかれている模様だが、そこの私に伊良部ポイントを案内すという追加ミッションも入ったようだ。コンビニを出ると、とりあえず島の中央部を走り空港の全景が見えるスポットを教えてくれた。伊良部島はざっくり言って「円錐台」のような形をしている。その「台」の部分の端は絶景ポイントであった。
次に行ったのは、前夕に行った佐和田の浜近くというか佐和田の浜を別アングルで見れる場所。ここで管制官さんはおもむろにカメラバッグを開けて機材を取り出した。
17ENDに行くためには、東側ルートと西側ルートがある。東側ルートはエンド前行くのに結構歩くし、車が何気に停めにくい。ということで、普通は西側ルートで行くのが定番である。
そして飛行機が小さく見えた。とうとうやってきた17ENDでの飛行機撮影。さてどうなるやら?