■TOP > 俺の宮古島 > その10~一人再17END
■■■ 一人再17END ■■■
管制官さんが帰ってしまい、宿に残ったがやることもない。雨はちと小雨。ならば今度はチャリで一人で突撃だ。
地図は頭に入っている。でも今度はチャリでアプローチなので近回りができる。滑走路の東側から入って行けば、チャリなら短時間で17ENDまで行けてしまう。これだぜこれ。滑走路の横、右側に佐和田の浜を見ながら17ENDに向かう。小雨はもう慣れっこなので、カッパも傘も必要ない。そしてさっき待機していた飛行機はそのままの状態だった。小雨だし飛行機は飛ばないしで、人がほとんどいない。つまりプライベートビーチ状態。ってことでほんの少ししかない「白浜」に降り、海に入ってみた。すげー透明だ!
■佐和田の浜から17ENDを見たらまだ駐機していたキャセイ機。雨なのでかすんでいる。もうだめだな・・・
■飛行機は午前に車を停め歩いた側、つまり西側を向いて駐機している。今回は自転車最短ルートなので東側からのアプローチだった。まずは真後ろからパチリ。
■自転車と記念写真。飛行機からはアイドリングの「シャー――」っていう音が良く聞こえるぞ。さすが真後ろ。
■北端17ENDから。まだ迷っているんだね。我慢して天候が回復するの待ってくれ。
■左が北端17END誘導路側。南側の雲が押されて青空になっていくのを期待だ。
■とりあえず動きがあったら分かるだろうということで、念願かなって海に入る。気持ちいいな。
海でスゲースゲーきれーきれーと一人興奮していた時、何やらアイドリング状態だったエンジン音が「グォーー」と大きな音に代わってきた。おっ、飛ぶんだ。と慌てて海から上がった。そして飛行機は飛び立った。よし! と思ったのだが、タッチアンドゴーをするために旋回するルートの途中で戻ってこなかった。方向的には香港のほう。つまり天候の回復が見込めないので戻ってしまったのだった。残念だがしょうがないね。
■海は雲が綺麗に反射するほどの凪だ。
■閑散とした17ENDで所在なさげにするしかない。
■東側を戻ってきたら佐和田の浜が干潮だった。降りてみたけど全然いい感じじゃなかったので即撤収。
■17ENDに行くための東側のポイント。車は停められないのである。南側向き写真。
■北側を見るとこんな感じで、17ENDに行くためにはフェンス横を歩くかチャリかしかない。
■引いて撮るとこんな感じで、車止めがある。
■この場所で写真撮ってたら、ゴーと音がした。そしてスカイマークがやってきた。とりあえず撮っておくか。気合入っていたならば、脚立持ってきて水煙なんかがいい感じで撮れただろう。
■この角度は証拠写真レベルやね。
さて時間は15:30。まだ宿に戻るには早い。ちなみに、宿に泊っている人懐こいおじいちゃんは、午前に海に泳ぎに行き、午後は部屋で本読んでたり昼寝したりで、南国ではこうあるべき、という感じなのだ。私はまだまだその領域に達していないから、回れるところは回っちゃえ!なのだなあ。まだまだだな。
とりあえず佐和田の浜に沿って走っていこう。
■途中干潮の浜に降りられるところがあったので、潮干狩りならぬ潮干撮りしてみた。こんなデカいカニがいたので、何枚も撮ってしまった。
■あたらめてみるとカニの顔ってすごいね。はさみが青いんだ。
■さらに進むと、小さなビューポイント的な駐車場があった。場所は下の観光地図の「現在位置」。17ENDの誘導路を遠目に、浜にある岩群を撮れるところ。
■浜は本当に鏡面のようで、雲がしっかり反射してるよね。
■17ENDからUの字型に戻ってきた感じ。ちなみに右側の伊良部島、左側の下地島、一応島としては分かれているけど、行ってみると境目は大きな川って感じで、別の島感は無いのである。
■前日夕陽を撮った、まさに佐和田の浜の中心部。ぼーっとしていたら暗くなってきて、ポツポツときたら急にド―――と降ってきた。同じあずまやに避難してきたカップル。話しかけてもあまり帰ってこない。どうやら大陸の方のようだった。
雨がやんで移動を始めた。島の北側で行けるところまで行ってみようと思った。広いけど誰も通らないような道をひたすら走っていたら、やっぱり雨が降ってきて、笑っちゃうようなシャワーになった。そして理解した。宮古島や沖縄で雨具を持ってきてもあまり意味がない。ずぶ濡れになってそのまま走っていればすぐ乾く・・・ってことを。
ってことで潔く宿に戻った。夕方はテラスでおじいちゃんや宿主さんと話をして、夕食は前日行ったおでん屋に行った。
宮古島2日目が終わった。
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