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■■■ 断崖サイドを走り切って伊良部島半周制覇 ■■■

 日影で少し体力回復したあと、また北側の断崖側道路を入るのだが、これがアップダウンが結構あって、毒舌を吐かないわけにはいかない。「上るんなら下るなよ!」とか。断崖のどこかに出られる横道もあったが、また上る元気は全くない。なので次回車で来た時にでも行ってみよう。

 第4の観光スポットといえるか言えないか分からないが、それは「ふなうさぎバナタ」である。昔は何やら大きな鳥の造形物があったらしい・・・


■道路から左に上って駐車場がある。ヘロっている体には、この少しの上りも負担が大きいのだ。標識には、あと5.3kmで「サバウツガー」とある。こあともう少し。

■なんか土台展望台があった。このの上に鳥の造形物があったらしい。




■上りきるとこんな感じ。とくになんでもない。

■遠くにさっき日影で休んだ白鳥崎東屋が見える。




■もう少し先に行ってみると、海が良く見えた。しかしもうこれくらいの景観はどこでも観れちゃう感じで、感動が薄くなっていることは内緒である。

■サンゴの境目の波ももう定番。




■先に見えるのは「池間島」である。

■少し右を見ると「池間大橋」が見える。この池間島はこの後また出てくるぜ。



 また周回路を走る。もう暑くてなるべく木陰を走りたいが、お昼の南国太陽は垂直に近い位置から攻撃してくる。逃げる木陰なんてものはほとんどない。でも少し大きな木があると、自転車のハンドルを切って木の下を走るようになった。つまりフラフラ走っているのだね。まあ車なんてほとんど来ないからそれほど危なくはないが。


■車なんてほとんど見ないのだが、なんか道端に車が停まっている。わき道に入れるみたいで、ちょっと行ってみた。

■断崖絶壁がまんまである。これは危ないからそそくさと退散した。




■でも遠くを見たら、何かある?なんだろう?

■あれ?沈没船? 後でググったら、2013年に座礁したタンカーらしい。船は二つに折れ、関係者は逃げちゃったらしい。あらまあ・・・




■さてもう体力が限界である。相変わらずこういう木陰を求めて走るのであった。そして、少し行ったら民家が見えた。ああ、やっと戻った。

■そう、半周の先は、朝行ったファミマである。下っていく「サバウツガー」にはちょっと行く気にならなかった。また元気な時に行こう。それっていったいいつだ? ファミマに来るとアイスやら冷たい飲み物やら、本当に生き返るのよね。




■さてどうしようか?このまま宿に戻ってしまってもよいか、朝歩いた道をもう一度歩くのじゃなくて、違う道を行きたい。西のほうに行く道があるようで、そこを行ってみよう。

■一番高地でかつ平地でかつ曇っているので快適にチャリが進むのであった。あっという間に交差点に出た。佐和田にいくと、やっぱりあっという間に宿に戻れちゃうので、右に曲がって白鳥崎に戻ってみることにした。




■なんかどんどん暗くなってきた。

■「ゆがふ」ってのはどういう意味かな? 「貯める」かな? この辺りは微妙に下りで超楽。




■坂をどんどん下って、T字路に突き当たった。ここは域に来た「白鳥岬」の入り口である。

■戻る途中どんどん暗くなってきて、一気に雨が降ってきた。雨はあっという間に「シャワー」になった。ちょっと木の下で雨宿りしたけど、あまり効果もなく雨の中を走ることにした。いくらぬれても半パンもシャツもすぐ乾くやつなので、問題ないのよね。



 宿に戻ってまずはシャワーを浴びてさっぱりする。窓を少し開けたら、なんだか車や人がすごく集まっていた。なんだなんだ?

 シャワーを浴びた後さっぱりしたいでたちで、車通りに行ってみた。


■「紅いもぱんぴん」とか「アンダギー」とかを求めてくるみたいだけど、遠くからくるほどおいしいのかなぁ?まあどちらもあまり好き、というか、どちらかといえば嫌いな食べ物であるからして、どうでもいいけど・・・

■その名は「なかゆくい商店」



 この日の夕方、新しく3人のお客さんがやってきた。一人はここに何度も止まっている男性。もう一人は姫路から来た歯医者さん、もう一人は東京から来た女性である。なんとなく姫路の歯医者さんと話しをはじめたら、なんとなく波長が合って、なんとなくいつもの「おでん屋」に飲みに行った。歯医者さんのあれこれ、矯正、その価格、その矯正具の発注、あごを小さくするために歯を抜く人、みんな同じ顔になってくること、などなど。専門家の人の話はリアルで面白い。

  飲み屋から帰ってきて、今日の新しいお客さん3人と夜遅くまで話した。もう一人の男の人は、実はわが町の隣町の人だった。なんという偶然。ゆんたくしていると、意外に近くの人が多かったりして面白いね。


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