フライトは13時、電車は一番空いていそうな10時台、ということで移動は余裕だ。京急は当然のことながら空港直通に乗るが、今回はANAなので京急は後ろに乗るのだ。ここでJALとANAを間違えると、ホームをひたすら端から端まで歩くことになる。
空港について驚いたのは、平日にもかかわらず人が多いことだ。去年は本当にゴーストダウンであった。やはりコロナ明けで旅行行きたい感が強いね。ANAの荷物預けはほとんど自動機になっていた。いつの間にこんなに自動機になったのだろう?でも面倒じゃなくていいね。チャリは家でタイヤの空気を抜いてきているので準備は万端だ。
実は今まで荷物を預けるということがあまりなかった。なるべくコンパクトに飛行機に乗りたいし、せっかく早く機から出たのに、荷物を拾うためにまたあの集団の中で待つのもあまり好きじゃない。でも今回は「チャリ」という飛び道具を持ってきたってこともあって、預けないわけないわけにはいかないのだ。そしてのその荷物預けも自動化なので楽と言えば楽なのだが、何かあっても全部自分の責任となる。お姉さんがいろいろ聞いてはくれないし。気圧が低くなってあれこれ破裂するのも自分の責任だ。
さて初日の夕食はホテルに持ち込んだものでしのぐ予定である。ホテルから一番近いコンビニまでは2キロもあるし、ホテルの周りにはマジで何もない。海のみ。最初の食料調達計画は那覇の空港で買う、であったが、羽田で時間が結構余っているので、買っておくことにした。本当はセブンで買いたいのであるが、羽田空港内のセブンは普通では絶対見つけられないと思われるターミナルの端の隠れたところにある。当然そこまで歩く気にもなれないので、近くのローソンで物色した。でもおにぎりにしてもパンにしてもセブンがいいんだよなぁ。
とりあえず荷物を預けて保安を通ってしまうと、「旅行感」が半端なく増殖してくる。しかし旅行感は爆上がりだが、待つのが苦痛だったりするのだ。
ようやく機内乗り込み出発を待つが、それがなかなか動かない。そのうちにこんなアナウンスが流れた。「お客様が急きょ搭乗なさらなくなり、その方の荷物を降ろしているので少し遅れます」。なんだ?そんなドラマみたいなことがあるのか? 分かれて実家に戻る女子が男とメールでまた仲直りした、とみた(ドラマの見過ぎ)。それにしても降機するとは相当な出来事があったのだろう。
飛行機は窓側が好きである。だって、外から地上を見れるなんてすばらしすぎるから。でも窓際を選ばない人も結構多いのには驚く。今回はぎりぎりエンジン前のA席(左側)がとれた。右側のほうが地上を楽しめたと思うが選べなかった。沖縄航路を見ると紀伊半島手前あたりから海に空路を取るので、海しか見えない。のであるが、今回は沖縄付近にる台風の影響で紀伊半島あたりから雲であり、まあどうでもよかった。
見て分かる通り、東海を過ぎるころから雲が出てきたのと、東海以降は海の上であった。なのでおもろい写真はないのである。悪しからず。機内は無料でWiFiが使えるようになっている。これはいいね。なのでフライトレーダーで自分の位置がばっちりわかる。沖縄に行く機、沖縄から戻る機、多いよねぇ。