■TOP > 俺の沖縄 リターンズ 2024 > その10~チャリで島を走っているのは俺だけじゃん
■■■ チャリで島を走っているのは俺だけじゃん ■■■
登り始めが10時20分、頂上着が10時30分、頂上を降りたのが11時30分。チャリに戻ったのが11時45分。なんかサクッと行けるんだな。城山。皆行くべし。
さてとりあえず島を回ってみよう。ポツンポツンと「名所」マークがある地図をもらっていたので、なんとなくそこに行ってみるかな。でも暑い。チャリも変速なしのママチャリ。こんなの乗っている人いないね。っていうか、チャリに乗っている人自体いないぞ。
■チャリに乗ってすぐに頂上を撮った。ああ、ほんのさっきまであそこにいたのね。となんだか不思議な感覚だ。
■少し橋って止まってスマホを見たとき、もう一度山頂を撮った。おっ、なんだか人がいるじゃん。
■いい山だねぇ。
■数分走るとまた違う形に見えるのね。
りあえず北に向かう道を走ったが、すでに台地部というか、伊江島で城山を除いた一番高地にいるため、チャリ走らせるのは楽なのである。
■道端にとめどなくどーーーんと植えられているのは何だろう?たばこの葉?
■このまま北に行くとすぐに海行き止りになるので、東に曲がってみた。なんとなくだら下がり。ここを曲がってまた北に向かう。左側がゴルフ場だった。
■ハイビスカス園があった。うーん、興味なし。誰も人のいる気配がない。車も止まってない。
■突き当りに出た。ここは周回道路である。小さくて見えないかもしれないけど(行った自分はよくわかる)、右にある赤いマークの「現在地」が今いるところ。こういうマップは助かるんだよね。でもこの時はまだ大事なことを見逃している。
■周回道路はほんとに寂しくて、誰もいないし、車も通らない。否、1台だけすれ違ったな。
■風力発電の風車が回っていた。新東名にある10台の風車はいつも止まっているが、ここのは動いていた。すぐ下を通ったら、グオーーーンって結構な音がした。
道がクランクというかシケイン状になっていた。横を見ると、海側に小道があった。海好きだから行ってみようっと。こういうのがわくわくするんだよね。
■なんか展望台みたいなところがあるけど、危険みたい。
■あらららら。コンクリ?モルタル?がもう剥がれ落ちているのね。いつ朽ちてもおかしくない? なかなかお金かけられないのかな。
■そのちょっと先は、何気にきれいに整地されている。どうやら「リリーフィールド」っていう花がきれいなところらしい。
■花より海だな。青い空が反射した青い海。白い入道雲に、波を立てる船。いいねぇ。
■朽ちた展望台を後にして道に戻ったら「リリーフィールド」って看板があった。右にとあるので、ちょっと右に行ってみた。
■そこにあったのは、広大だけど誰もいない駐車場。こっち側がリリーフィールドの入り口なんだな。
■また周回路に戻る。あっ、車が1台来た。なんか車がこんなに頼もしいなんて・・・。煙突の施設は伊江島のごみ処理場みたいだ。
■周回路の横にこんなのがあった。なんなんだ?食べられるのか?栽培されているようには見えなかった。今ググったら「アダン」っていうスナックパインみたいなものらしい。味はなくて繊維質ってある。誰も食べないな。
■「絶景」ともらった地図に書いてあった「湧出」に着いた。何がいいかって、東家があって日影があることだね。沖縄の島の法則で北側は断崖である。
■ママチャリだけどなんか味があるな。これも自分が乗ってたからかな。
■下を見ると道があって降りて行けるみたい。降りたいけど、上りたくないから行かない。車が停まっていた。いいな、車。沖縄のサンゴ礁がばっちりだ。この形がいかにも沖縄なんだよね。
■島行きに船が交錯するので、こういう目印(ブイ)が必要なのが良くわかるよ。
暑さでだいぶヘタレていたのでここで少し休んだ。あとからお父さんと小さな娘さんが来て、娘さんと少し遊んでしまったよ。
地図を見ると、滑走路が3本あったのがわかった。一番大きなの伊江空港。飛行機が飛んでいる形跡がない。1日に1本くらいなのかなぁ?と思っていたら、すでに閉鎖されていた。のは前に書いた通り。この時はそんなの知らない。知っていたら廃墟を見に行ったかも。
もう1本米軍の滑走路があるようだ。2本も持ちやがって贅沢な奴らだな。これも後程っていうかこれを書いていて知ったのだが、もう使われていなくて、なんと入って走れるらしい。くぅーは知りたかったぜ。
結局上記二つの情報を知らなかったので、滑走路横を並行して走っている田舎道をひたすら走った。
■南側の周回路に出た。島の西側は米軍領地なのでいくことはできないのが残念である。炎天下持っていた水を飲み干してしまったが、周回路にはなかなか自販機がない。やっと見つけた自販機で生き返った。
■次なる名所「ニヤティヤガマ」に着いた。いつもの島マップがある。ここで注目は、米軍補助飛行場跡地ってのに「立ち入り可」って書いてあって、伊江島空港に「立ち入り不可」って書いてあること。よく読めばよかった・・・
■相変わらず閑散とした駐車場である。大型バスがたくさん停められるのに・・・
■戦時中の防空壕だったんだね。こういう説明文はやっぱり読むのがいいね。
■しかしこういうきれいな海に麻痺している自分がいる。
■階段を下りて行ったらこんな注意書きがあった。いまさら言われてもねぇ。
■中は広い空洞である。サンゴでできた島は波で削られてこういう空洞ができやすいのかな。沖縄の海にはよく空洞あるし。
■気を利かせたのだろうけど、ちょっと引いちゃうね、こういうの。メモリー台ってなんなのか?と思ったけど、この台の名称なのかな?
■海側に出てみると、干潮だったのか、先には進めない。波もあって、すぐに退散した。誰もいなくて、何かあったら怖いなぁ、と思うね。
■内部の壁をアップで撮るとこんな風に、空洞だらけの岩である。これがサンゴなのだな。
さて方向はもう港に戻るしかない。時間は13時30分。帰りのフェリー最終便が16時であるからして、時間はまだまだ余裕である。港方面に戻る南側周回路にきれいそうなビーチがあった。行ってみたかったが、な・ん・と「米軍専用」と書いてあるではないか。G.I.ビーチという名前のビーチ。日本はまだ米軍に占領されていることを悟ったのだった。
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