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■■■ 電脳街を攻める ■■■

 電脳街、いかにも中国っぽい雑多な感じがいい。まさに今中国にいる感じがビシバシくる。それは崩れそうな高層住宅であり、派手な電飾であり、竹で組んだ支柱であり、それがまさに目の前にあった。なんか興奮した。


◆前回香港に来たのはかれこれ20年近く前である。地下鉄が金属椅子なのに驚いたが今もそのままである。混んでる電車の中ほどに行くとつり革につかまれなくて困るが、香港地下鉄みたいに真ん中にもつり革やポールがあるといいね。

◆2駅だった。すぐだった。だったらタクシーでここまでくればよかった。と言っても過ぎたことを悔やんでもしょうがない。同行の数名はマックで腹こなしするというが、俺は電脳街でテンパっているので集合時間を決めて一人街へ飛び出した。




◆駅から出たら目の前がすごいことになっていた。往年の秋葉原っていうかそれ以上かも。まず出口付近でモバイルバッテリーの安売りをしている。若いお姉ちゃんが一生懸命売りさばいていたぞ。

◆こっちの実演は良く秋葉原でやっていたような、料理便利器具だった。でも見ているのがみんなおっさんなのはなぜだろう?




◆出口右側に行くが、雑多な屋台ばかりで電脳製品じゃない。でもこの雑多さも面白い。が、今「モノ」を買うモチベーションが無い。

◆ひたすら看板が空中に浮かぶ。夜来たら電飾で派手だろうなぁ。ちなみに「日本料理」と書いてますなぁ。




◆ひたすら雑多なテントな道を歩く。

◆電子廣場遊戯機とはゲームセンター?漢字から推定するのが面白いぞ。




◆こうやって高層の窓から突き出た竿みたいなのがいかにも。

◆おんぼろ感がいかにも。




◆あー、これこれ。外壁工事の足場組みが「竹」である。こういうのが中国って思うまんまが見えるとなぜかうれしいね。

◆なーんておんぼろ感の中にも高級ポルシェが停まっていたりする。このミスマッチが何とも言えない。




◆意外に食いもの屋も負けず劣らず多いのである。喜×4と美食。よっぽど食べたらうまいんだろうね。

◆大体10〜20元くらい。みんな買ってここで食べてた。




◆実はなかなか電脳街が見つからなかった。あちこち歩いているときこの看板を見つけ入ってみるとビンゴ。このビルの1F/2Fが細い通路の横にそれこそたくさんのショップが並んでいるのである。同じようなビルが真向いにもあった。まるで昭和自体の秋葉原そのもののようである。

◆このブロックはそれほど広いエリアではなく100mも行くとこんな感じのこぎれいな場所に出るのである。面白いぞ香港。




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