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■■■ 視察その2に行く〜さあ東莞制覇 ■■■

 中国で起型したとか、新部品の立ち上げでとか、周りでは海外出張と言えば中国であって、それも東莞なのであった。でも私は東莞に行ったことがなく、今回が初東莞であった。なんとなく力技で昔の工場のイメージで、いわば日本の大田区工業地帯のようなイメージであった。さて東莞はどんなところだったのか?


◆高速S33号で北上するのだ。もう少しすると留仙大道ですって書いてあるね。ということで、この辺りには翌日メイカーズスペース視察でもやってくるのである。

◆高速沿いにはやたら大きな企業の研究所みたいなのがある。




◆でも基本的に山の中を走る感じでのどかっていえばのどかである。

◆この先S31号に合流するのだ。




◆合流では渋滞なのであった。隣からはなんかでかいトラックが寄ってくる。

◆なんだか懐かしいトラックだなぁ。昔タイプだがまだまだ現役のようだ。左のフェンダーにつけているミラーは自分でつけたように見えるけど・・・




◆松山湖ICで降りるのであるが、その手前右側に何やら森の中にドカンと建っている研究所のようなものが見える。ただしこれをGoogleMapsで調べても何も描いていない。でも衛星写真ではしっかり写っているけど・・・

◆「台湾高科技パーク」だそうな。台湾資本のつくば学園都市みたいなものか?




◆合流で事故ったみたいで、おばちゃんが何やら叫んでいる。赤い靴が目に痛い。。

◆料金所である。高速代安い!




◆交通標識ってのは、万国共通なのか?なんかわかるね。絵ってすごいね。

◆しかしこのくらいの建物でも足組は竹なのである。高層ビルももしかして竹だったりするか?




◆東莞の「莞」という字が見えるから東莞っぽいことが分かる。でも「莞」電の右側に主がすごい。「金金」と金が3つも並んでいる。下は電と板があるから基板かな?

◆緑道だそうな。なんかきれいな道走れるのか?と期待が膨らむ。




◆でも期待とは裏腹に、すぐに舗装が無くなった。砂利というよりも凹凸が激しい土道であった。オジサンは何をかついでいるのだろう?

◆この小型トラック「JMC」って結構いろいろなところで目に付くのである。書体が某社に似ている。




◆やはり舗装工事なのかもしれない。でもこの手の凹凸激しい道ってもの昭和中期っていうか私が子供の頃はよく見た。道志街道だってちょっと前までこんな感じだったけどね。

◆道路は至るところで水浸しだ。




◆2qくらい走るとやっと街っぽいところに出た。映画とかでアメリカの砂漠地帯を走ってきて、やっと街についたっていうシーンが思い浮かんだ。

◆これはなんなんだろう?布団? バイクにリアカー取り付けているっぽい。




◆「勇勇」と書いてある。なんかの修理屋みたい。

◆工場到着。ここも中国スタンダードなゲートと守衛で構成されている。その横に建物があるというスタイルはどこも同じ。





 工場内は自主規制で写真を控えるが、焼結やダイカストで作るようなパーツを力技で削っていた。はじめてそのパーツを見た時削りじゃないよね・・・と言った記憶がある。だって削りだったらどれだけ削るのよ!という形状だったから。それをバリバリ削っている。力技で成り立っているんだね。びっくり。

 でもこの工場社長はもうゴッド姉ちゃんというかTシャツとホットパンツのおばちゃんだった。いやいや、中国の女性は強い。あれこれサッサさっさと決めて、サンプル見てこうすればいいと。そして何より驚いたのは、まだ小学校入る前の小さな子供が、一生懸命パーツの検査だかをやっているところだ。というか家族みんなで団らんのなか作業している感じである。これが東莞なのだ。




◆さて帰り。先ほどの道を戻る。ちょっとした街なのでちょっとした店がある。水と暖、管から推測するに「水道屋」か?

◆おお、普通の自転車にリアカーつけたってんじゃなくて、これ専用の自転車っぽく見えるぞ。ねんき入ってそう。




◆これまた、地方の農道に行くと見かけそうな三輪車。「電脳」ってあるから電気屋っぽいけど。午後はお昼寝タイムなのかもしれない。

◆子供がいい感じ。昭和初期って感じ。看板に「鈴木オート」って書いてあって、薬師丸ひろ子が出てきそう。




◆一応湖があった。どうも水を見るとカワセミいないかな?と反応してしまう。

◆やっぱりここらあたりのバイクや自転車は基本的に荷物運送が主用途のようである。




◆さあ帰りの高速に乗った。海外に行くとこういう巨大な看板をよく見かける。

◆緑の中に中国石化のスタンドがあった。




◆高速道路もやはり絵=アイコンでわかりやすい。

◆帰りは直接深セン中心に戻るので、違う路線である。




◆G94で走ってきたが、このまままっすぐ行けば、福田(国境)につくし、G15号と交差する。

◆料金所通過。




◆少し先に行くと北杯大道を横切る。

◆たまに中国っぽい建物が見えたりして。




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