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■■■ 宿を決める~宮古島プランニング ■■■

 宮古島に行くと決めた。フライトも予約した。拝観料・・・じゃなくてハイ完了・・・となりがちである。そしてやっぱりそうなった。「あと1か月後か・・・」と時計が進み、そして焦り、やっと宿検討を始めた。その時、見計らったかのようにグッドなタイミングで、湘南住まいで美人奥さんででかくて色黒なビーチバレー先輩から情報がもたらされた。

 「佐藤君、沖縄で地域クーポン復活したみたいだよ」

 なんとタイムリーなんだ。しかしその「おきなわ彩発見NEXT」という旅行支援は、ちょっと変わっていて、楽天トラベルとかで予約したんじゃ権利がとれない。宿に予約をして、①宿泊費2割引き、②クーポン平日2000円/平日、1500円/土日、という権利を自分で申請する必要がある。それもSTAYNAVIなんていうサイトでユーザー登録して、そこから申請する。めちゃくちゃ面倒だ。さらに宮古島で使える店を検索してみると、ダイビングショップとかばかりで、飲食店は市街部で田舎の方では使えるところが無い。まあ宿泊費が割引になるからいいっか、と。

 さて宿を選ぶ時の基準という考え方は以下とした。

・狭い島なので自転車であちこち移動できる
・宮古島のあちこちを見るために、その基地になるロケーション
・伊良部島/下地島、池間島、来間島、東平安名崎にアクセスのよいロケーション
・伊良部大橋、池間大橋、来間大橋は絶対に行く
・3泊×3か所を基本
・真っ白でドーンとしたかっちょいいホテルは高くて無理なので、評判のいい小振りの宿
・ドミトリーは避ける
・最後に泊まる宿は料理付きなところ
・比較的安いところ

 まずしたのは、伊良部島のガイドマップをダウンロードして印刷して、良さげな宿をプロットしてみた。これは見たい・行きたい場所へのルートや距離などを俯瞰してみるのが目的である。「俯瞰してみる」は好きな言葉である。

 そして以下のような考えで宿を選んで行ったのであるが、宿を選ぶのは良い。しかし全体の日程の中のどこにその宿(場所)を決めていくか?というのに悩んだ。大体の流れの中で宿を決めたいが、実際に予約の段になってそこに空きがあるのか?ということがある。実際予約ができなかったところもあった。しかしあれこれ綿密に計画してもしょうがない。今回の一人旅は「宮古島がどんな感じなのかを知る”ロケハン”なのだ」と割り切った。割と綿密に計画を立てたい性格なのだが、大人になったなぁ。


■この時はどんなところなんだろう?と景観地を想像しながら線を引いたが、今は「あっ、ここはあんなだったな」というのがすぐに思い出せる。「想い出」で生きている男である。

■株の配当計算書が半期末毎に大量に送られてくる。いい紙だしサイズな微妙に使いやすいのでよく使うのである。でも個人情報なので、シュレッダーで切り刻むのは必須である。こっちは時間軸での行動予定可視化なのだが、この紙は帰ってきてから書いたものである。計画時に書いたのは捨ててしまっていた・・・




■まず最初に決めたのは「伊良部島・下地島」エリア

 島の大きさや名所などを鑑みると選びやすいのである。伊良部をベースにしてもいいくらい。なのでここを第1の宿泊所と決めた。ググると、東側の外洋に接している港町に良さげな宿と、西側のハンモックな宿があった。

 東側の宿は「名所」そばであって、きれいで、食事も良いと評価されている。が、結局ふんぎれなかったのが「大きな部屋(シーズンオフは仕切れる)に布団が敷かれるタイプ」だったことである。ちょっと無理かな。西側の宿は「ハンモック」が売りであった。布団を用意しなくてもいいので、コストも安いのかもしれない。でもハンモックなんて乗ったこともないし、ましてや揺られて寝られるのか?と、ちょっと不安だった。しかし「えいやっ」と掛け声を出してポチった。宿は「カサ・デ・アカマ」で3泊。

 残りは6泊。基本は3泊×2回としたかったが、どうも場所として絞り切れない。ということで、残りを2泊×3回と変更した。本当は一か所で長く滞在したほうが、荷物の移動も少ないし面倒臭くないのだが、今回は「宮古島ロケハンの旅」と割り切った。

■食事が充実した宿

 大体にして「ゲストハウス」なところばかりググっていたが、評判のよい食事を出す民宿をチョイスしてみた。来間島エリアの与那覇にあるその民宿。食事の分高いけど、外でこれだけの食事を食べたと思えば納得である。与那覇ビーチにも歩いて行けるその近さ、ここを最後2日間の宿とした。宿は「嘉山荘」である。最終日にビーチでのんびりして、そのまま空港まで自転車でいけるし。

 ここは電話で直接予約なのであるが、本当に電話だけで予約日時とかあっているか不安であったのは内緒。電話はエビデンスが残らないからね。まあSTAYNAVIでもクーポン申請しているから間違えなくていいっか。

■池間島付近を探す

 池間島は微妙に遠い。なので、池間島か本島の北端にベースの宿を探そうと思った。探すと本島側の最も北な町に、食事が充実してるっぽくて、ゆんたくライクでちょっと気になる宿があった。ちなみに、宿を取るのは宿のHPで直接予約するのがいいってこと、と学習した。。旅行サイトなどに払う費用もそれなりにあるだろうからね。で、問い合わせフォームで予約確認をしてみたら、なんと埋まっていた。結構人気なのね。他にいいところもなさそうだったので、池間島へは、伊良部島から本島に移動する日に、次の宿に荷物を預かってもらって行ってみるとした。

■本島

 上記池間島に行けるように、本島の市街地区画でいい宿を探した。すると伊良部大橋を渡ってすぐのあたりに、安くてきれいな部屋の宿があった。ここを起点とすればバスの利用とかもしやすそう。例えば、池間島の大橋手前までバスで行き、島と帰りを自転車にするとか。さらにこの宿、荷物も預かってもらえると書いてある(あとあと経験上分かったが、どの宿もフレンドリーなので、荷物の前預かり/後預かりはOKだった)。宿は「民宿島人」である。ここを第2宿泊地/2泊とした。

■残り2泊

   さて残り2泊。伊良部島/下地島は完了。池間島は上記宿からアクセスできそう。残るは「来間島」と「与那覇ビーチ」「南側リゾート(シギラベイとかイムギャーとか)「東平安名崎」である。上記2番目に押さえた「嘉山荘」が与那覇ビーチそばなので、そのあたりをカバーできる。なので、ちょっと遠い感じな「東平安名」の方に宿をとってみるか、と調べてみた。いくつかある。あるが、どれもピリッとしない。でも辺境チックな東側だから、星もきれいに見れるかもしれない。うーむ、迷う。

 結局、東平安名近辺にに泊まるのはあきらめた。で、第3宿/2泊は与那覇集落の宿を取った。結果的に第4宿泊地と目と鼻の先だった。北端な池間島さえ何とかすれば、あとは南側が楽しそうだったから。結局与那覇に4拍となった。

■行程はどうするか

 宿が決まった。あとは、どういう行程とするか?である。しかし、ここであまりにもぎちぎちに決めてしまうのもつまらない。ざっくり決めておいて、あとは島に行ってから決めよう。そういうゆるい旅行もいいものだ。一人旅だし、行ってみないと分からないし・・・

 しかし「旅」というのは、こういう計画時にもワクワクしてこのワクワクで飯が食える感じだ。初めて行くところは本当にワクワクする。昔は情報入手が限られていたから、もっとワクワクしただろう。いや、ワクワクというより不安かもしれないけど。





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