■TOP > 俺の沖縄 > その20~クーポンを行使する

■■■ クーポンを行使する ■■■

 俺浜を後にして、クーポンが使えるレストランに向かうのだが、俺浜でちょっとはしゃぎすぎて時間を浪費した。ちょっと寄り道をしないで向かうことにしよう。

 国道の裏道に戻るが、やっぱり裏道のほうが車は少ないしのんびりした沖縄感が得られていいぞ。外人のチャリダーとヤエイして同志感が高まる。道には「〇〇浜」みたいな看板があるが、「また来るからね」と言いながら、チャリを進める。この裏道、結局は国道に合流する(上記地図参照)。合流するとバスは通るし歩道が狭いしちょっと走りにくい。しかも微妙に上り下りである。


■俺浜を後にするときの絵。奥に見えるのはサトウキビ畑である。

■裏道には南国風な景色も多い。お墓も多くて沖縄を感じられる。



■国道に合流してすぐに「今帰仁城跡」入口があった。ここにも行ってみたいと思ったが、時間もないし、バリバリの上りみたいだしあきらめた。

■デカい看板よりも、こういう趣ある標識のほうがいいねぇ。



 国道をしばらく行くと、沖縄の有名な観光エリアである海浜公園・美ら海水族館の方に曲がる。まっすぐ国道を行けばホテルに行くには近いのだが、クーポン行使のためのレストランが観光エリアにある。まあなくても、美ら海水族館に行ってみたい気もある。さらにあれこれな観光ポイントもある。ということで曲がった。

 道はきれいだ。しかーし、ずーっとだらだら上りである。ギア比が低いシングルギアのチャリであるが、それでもながーい坂の2/3くらいのところでめげた。背中には10キロ以上のリュックなのであるが、疲れてくるといままで感じなかった重さがずっしりと感じてくるのだ。汗だくになりながらやっと高台な平地エリアに出た。本当はこの→あたりにある「フクギ並木」あたりに行くのも良いのだが、まずは昼食である。

 そうこうすると大きなホテルが出てきた。観光地エリアの北端かな。着飾ったお姉さんがたくさんいる。みんなグループだ。そんな横を汗みどろで大きなリュックを背負いチャリる俺様はちょっと異様かもしれない。そしてもう平地かと思ったが、上りはさらに続く。水族館あたりはもっとも上りがきつい。でも駐車場やら水族館やらの位置関係がばっちりわかった。


■結構大規模で高級そうなホテルである。ひっきりなしに観光バスが出入りしている。

■時間があれば海洋博公園や美ら海水族館でゆっくりしたいところ。



 スマホをハンドルに着けているので、ゴールは分かってはいるが、いざレストランに着いたときは、本当にうれしかった。のどはカラカラ、指や膝は痛い。満身創痍とはこのことだ。お昼を過ぎているが、レストランには誰もいない。レジでお姉さんにクーポンを使えるか?聞くと、使えますよ、と。アグー豚と牛のどちらかと思っていたが、今回は牛にした。結果正解。お姉さんに聞くと、ここは沖縄海洋博覧会の跡地らしい。懐かしいねぇ、沖縄海洋博・・・

 何にもましてまずはビールである。おー生き返るぜ!


■なんかもっとけばけばしい、いかにも観光地のレストラン・・・ってのを想像していた。逆にシンプルでよい。

■食事もセルフサービスである。




■これほどビールが美味いと思った瞬間はそうそうないぞ。

■もなかなかボリューミーであった。手前にあるソースに混ざって真ん中にあるのは「奄美の塩」で、お姉さんの大のお勧めであった。その通りで塩が美味い。お土産で買って帰ったのは言うまでもない。



 屋内で食べたのだが、実はテラスがあってそこは西側の海がドーンと見えるのだ。本来はそこで食べるのが良いのだろうねぇ。


■目の前に見えるのがこれから行く「瀬底島」である。小さくて見えにくいが、島の右端に見えるのが、ホテルとコンドミニアムである。なんかゴールが見えて、感動!

■後からタクシーレンタルな女子グループがやってきた。当然ながらテラスに行く。みんなライトな食べ物頼むのね。おじさんはがっつりですよ!




←前に戻る ↑ 目次へ 次に進む→