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■■■ SaySaySay / 日々の出来事〜2007年 ■■■

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■ 12月31日 【今年も訪問してもらってありがとうございました】

 ◆個人的に今年一番の買い物はコレです。念願のギブソンなのであります。  光陰矢のごとし!というのが「さようでございます」とあっさりうなづけてしまう今日この頃、2008年も暮れようとしています。

 思えば日本も下降線への変極点を迎え、食料・政治・賢さ・国際的学習力・教育・エネルギーなどなどすべてがネガティブな方向へ加速してそうで、なんともやりきれないのであります。

 そんな中でしっかり「能天気」を貫き通したPaddock-clubですが、来年は仕事も激動そうで、人生いろいろと考えることになりそうな予感がじわじわと迫ってきています。所詮AVメーカーなんてその使命の半分くらいは終えているわけで、メーカー数が多すぎるのですね。もう「製品」で稼ぐのが曲がり角に達していて、時代はサービスに大きく舵を切ろうとしています。ハードウエアはサービスを提供するだけのただの箱になるのですね。

 と言いながらも、やっぱり「ものづくり」は楽しいわけで、そのバランスをどうとっていこうか?というのが大きな課題なわけです。

 さてそんなまじめな話を書いていると、「Paddocck-clubのキャラではない」とお叱りを受けそうで、8年目もさらにおちゃらけた内容で皆様のご期待に応えようと思います。

 ところで毎年恒例(って昨年からだけど)の今年買ったもの祭りです。

●NAS
●メディアプレーヤ
●ギター(ヤマハSF-500)
●ギター(ギブソン Studio)
●ギター(バーンズ ブライアンメイモデル)
●ギター(グレコ GO900)
●Edirol USBインターフェース(UA-25)
●デジカメ(ニコンD40)
●デジカメ(ニコンS500)
●レンズ(トキナ 10-17mmフィッシュアイ)
●携帯(W44KU)
●ゲーム(ニンテンドーDS Lite)

 今年ってあんまり買い物してないよなぁ。来年はもっと減るでしょう。だって買いたいものがないんですよ。どうしよう? というわけで、来年もよろしくお願いします!!


■ 12月30日 【弱くなった三半規管】

 ◆今年はD40が大活躍でした。なんてったって小さいのがいい。持っていて邪魔じゃなくて重くなくてどこでも持っていけちゃうのですね。600万画素っていうのも大過ぎなく少な過ぎなくバランスのいい画素数ですし・・・  今日はよみうりランドなのであった。ディズニーランドを要請されていたのであるが、年末の混みそうなときにあそこまで行く元気は無く、近場のよみうりランドで済ませたのだった。

 この手の遊園地はクーポン券があるのが一般的である。早速ホームページを見ると割引額が渋いのだが、まあないよりましだ。しかし携帯クーポンをゲットするとそれより割引額が多いのだ。で、携帯クーポンにけって〜い!

 さて10時開場の20分前につくと、駐車場は1000円もかかった。「読売グループよ、せっかく遊園地に来たのだから駐車場くらい無料にせよ!」と心で叫んだ。。車を降りるとチケット売り場に結構列ができている。しかしよくよく見てみるとチケット売り場は開いていない。「読売グループよ、チケット売り場くらい開場30分前に開けとけ!」と心で叫んだ。チケット売り場ではグループで並んでいる学生がほとんどだ。しかしその学生連中、一人一人別々に会計をしている。「お前ら4人分まとめて会計するくらい考えろ!」と心で叫んだ。散々待ってやっとわれらの番が来た。これ見よがしに携帯クーポンを見せると「携帯クーポンはお一人様のみに適用です」と日本海側の大雪よりも驚くことをおっしゃる窓口レディーなのである。おいおい、そんなこと(どっかに書いてあるのだろうけど)今更言われたって・・・。「なんだインターネットで印刷してきたほうがよかったんじゃん!せこすぎるぜ読売グループよ!」と心で叫んだ。

 お昼ごろから急に真夏の入道雲と言ってもおかしくない雲に囲まれ、真っ暗になって、風速20mくらいの暴風で、いきなり10度くらい気温が下がって最悪であった。そういう時は期間限定の火炎放射の演出で暖かくなるのがよろしい。

 しかしジェットコースター類、逆さま類、フリーフォール類、いろいろ乗ったが、以前とは違ってそう何度も乗りたい感情が起こらなくなった。20年位前にサマーランドや豊島園で回転系に乗って「気持ち悪くなる感覚」と覚えてから、年々加速度系のアトラクションが苦手になってくるのが分かる。やっぱり年をとると身体能力は確実に劣っていくのだなぁ。

 なので一番落ち着けるのが、「観覧車」なのであった。風で寒くなることもないし、スローだし、景色は良いし、言うことなしである。一人で何度も乗ってしまったのだった。ここからだと新宿副都心もばっちり見えるぞ!


■ 12月29日 【にぎやかな我が家】

 ◆初めて買ったデジカメではじめて撮った写真です。この頃はまだかわい気があったなぁ・・・  秋田の実家からいとこが二人やってきた。今日の朝6時半に横浜に到着ってことなので、早朝の保土ヶ谷バイパスを走ったら、なんと35分で横浜駅前についてしまった。車はこうでなきゃねぇ。

 男二人女二人の子供がいるとめちゃにぎやかだ。特に東京のおじちゃんは面白いおじさんという認識をされているのであって、いろいろ面白く相手をしないと期待に反してしまうので気が抜けないのだ。

 さてそんな状況であるが、家のそばの結構大きなアクアショップが10周年で連日特価販売をしている。先週はコリドラスとウミヘビドジョウ(名前失念)を、今日は大和ヌマエビを買ってきた。最近にごり対策で麦飯石を入れ始めたのだが、それからやけに「コケ」がつくようになってた。しかし大和ヌマエビがあっという間にコケを食べつくした。すごい、すごすぎだ。


■ 12月28日 【日テレ潜入記(7)〜魔の日テレ屋】

 ◆青系も結構いかしますなぁ。  さよならをした。なんとなく連帯感を得たわれら一段だったので(勝手に私がそう思っているだけです)出来ることなら飲みに来たかった。が、昼日中からのみに行くほど勇気もなく「飲み行きましょう」という言葉を飲みこんだ。

 さて久しぶりに休暇を取ったというのに、16時に打ち合わせをやりたいから会社に来るべし!との強い要請があった。強いものに弱い私は少し抵抗しただけでその要請に従うことになった。16時までどうしよう?まずは家族から要請が出ていた「日テレ屋」でキャラクターグッズに散在することにしたのだった。

 キャラクターというものは強い。特にメディアを牛耳っている放送局のキャラクター商品は非常に協力だ。我が家は毎朝の情報番組は「ズームインSuper」であり、家族は日テレにマインドコントロールされている。つまりズーミン、チャーミンのグッズを要請されていたのだった。

 日テレ屋に入って驚くのは、入口に羽鳥アナと西尾アナのマネキンが置いてあるのだ。微妙に似ているというか、微妙に似ていないというか、なんとなくいわゆる「微妙」なのである。「写真OK」と書いていあるのでとりあえず撮影だ。店内は手前側がズーミン・チャーミンコーナーだ。羽鳥アナもこれだけ自分がキャラクター化されていたら本望だろう。福留アナや徳光アナだったらこうはいかなかっただろう。しかし安くない。財布に苦しい日テレ屋だ。要請されたものを買ってレジを離れたそのせつな、視線の隅に「1階もご利用ください」というさらに財布にやさしくない案内がなされていた。時間も十分あることだし、「まあ自分を律せれば問題ないじゃん」と、地獄への階段(ツッペリン万歳!)を降りていった。

 1階は天国のような地獄だった。散財すること間違いなしなのである。だって「ジプリグッズ売り場」だったのだから。ととろのバス停ジオラマから始まって、こんなんとかあんなんとかそんなんとかキャラクターグッズが所狭しと並べられている。おお、欲しい、欲しいモノだらけだ。「やっぱりモノ好きなんだなぁ俺」と自分を理解した瞬間だった。そしてつい先ほど「自分を律せれば」なんていっていたことをスパッと忘れ、やっぱり散財してしまったのだった。ああ、憎し日テレ屋!

 「散財しすぎて電車賃がなくなったので歩きました」なんてレポートを今回同行したメンバーのメーリングリストに送っておいたが、ジョークなのを分かってもらえたかなぁ? ということで、歩くのが何よりも好きな私は南に歩をとった。休みの日に東京を意味もなく歩くなんて機会はめったにありゃしないのだ。なので好き勝手自由な散歩を楽しんだ。

 最初は昭和通り沿いを歩いたが何か物足りない。なので、1本海側の裏道を歩くことにした。これは面白いかった。裏道には表通りに見られない、なんとなく暗い感じと一生懸命生きてますっていう複雑な空気に満ちていた。小さな会社それこと従業員数名のような会社が沢山ある。さらに路上にいるスーツの若者がなんとなく怪しい感じに満ちていた。偏見だな。しかしちょっと進むと路上で若者スーツ数名とおっちゃんが顔を数mmの感覚まで近づけてけんか寸前って場面にも出くわした。手を出さないで顔を近づけ威嚇しあうのは欧米流っぽかったなぁ。

 そんなこんなで黒い高層ビルが見えてきたのだが、そこは浜松町なのであった。ああ、今をさかのぼること16年と3日前にこの黒いビルの上の方で羽織袴姿になったんだったなぁ、とちょっと感慨深くなった。ついこの前って感じなだけどなぁ。

 浜松町もあっさり通り過ぎ、さらに裏道を進む。


■ 12月26日 【ちょっと横道】

 ◆別にうちじゃぁありませんが、こういう家を見に行くのも楽しいですよね。  日テレ話題はまだまだ続くのだが、ちょっと横道にそれてみよう。

 今日は前橋の事業所に出張であった。昔は郡山の事業所に頻繁に出張していたが、前も今も別に指定席を取らなくても新幹線自由席は楽勝なのであった。そして今日、11時代の上越新幹線ホームに行って驚いた。ホームに人があふれている。それも子供ばっかりだ。そして気がついた。

 今日から冬休みじゃん!

 ということで、帰省ラッシュなのだな。迂闊だった。そしてホームの新幹線は2階建てでなく緑色のすっごく古いタイプだ。いや〜な予感だった。そしていや〜な予感は当たって、座れなかった。こんなのはじめて・・・

 まあ高崎まで1時間くらいだからなんてこと無いんだけどね。そして高崎線に乗った。これもいつもののんびりした電車じゃなく、混んでいる。それも学生のスキー旅行なのだ。夜の温泉とか宴会だとかの会話が錯綜していて、全く楽しい人生を送っている彼らなのだ。

 そして私の前にとあるカップル(前にアベックといったら「今そんな言葉使わないよ〜」と言われた)が並んだ。女の娘は結構かわいい感じだ。まず爪がきちんと切ってあってきれいなのだ。ごうか〜く! 爪は私が女性を評価する視点なのだ。でも持っているかばんがなんとなく普通のカバンぽくない。そしてカップルから発せられた言葉が聞こえてしまった。

男:「今日ちゃんと出れたの?(”出られたの?”が正式語)
女:「うん、女の友達と旅行に行くことになっているからね〜」

おお、ほほえましい。非常にほほえましい。すっごく楽しい旅行になるのだろう。おじさんは応援してあげるからね。

 さて、新前橋の駅からはタクシーに乗るのだが、天気もいいし経費節減だし打ち合わせまで35分もあるし、歩いていこうかなぁ〜と、グレイトなアイデアが一瞬脳裏をかすめた。グレイトなアイデアは実践してこそグレイトなのである。なので、タクシー乗り場を通り過ぎて、一路それらしい道を歩き始めた。タクシーはいつも線路沿いの裏道を行くのであるが、今日は大きな道をチョイスした。しかし20分過ぎても、30分過ぎても事業所にはつかない。結構あせった。なぜかといえば、昔、行くべき道から45度離れた道を信じて歩き続け、目的地に永遠につかなかったことがあったからだ。しかし事業所は見つかった。打ち合わせジャストでフロアに滑り込んだ。良かった・・・

 でも帰りも歩いちゃったぞ。


■ 12月25日 【再び日テレ(1)〜東京探索】

 ◆丸いデコレーションケーキはあまり好きではありません。なぜかといえば同じ味だからです。なのでクリスマスは今年からショートケーキに変更です。よしよし。 それは昨日のこと。

「もう5時半よ」とかみさんに起こされた。

 目標は5時10分起床であり、6時10分の電車に乗るためには余裕をもってこの時間に起きることを計画していた。携帯のアラーム設定をしていたのだが、なぜ鳴らないのだろう?まだ保証期間内なのに・・・という疑問は、携帯を開いた瞬間に判明した。「今日って月曜じゃん」。そうなのだ、祝日なのだ。携帯のアラームは土日モードに設定していた。

 バタバタしながらも5時50分に何とか家を出ることができた。しかし外はまだ真っ暗だ。時間短縮のために駅までチャリとしたのだが、冬のチャリは寒い、寒すぎる。しかし後ろを振り向くと「ニコニコ」した娘の顔があり、ハートは暖かくなるのだ。長男は中学になると親と行動する時間がめっぽう減った。残るは小学生の娘である。やっぱり子供は3歳くらいから小学校卒業までが、親として一番いい時期なのだろう。だからあと数年で終わってしまうだろうこの時間は大事にしなければならないのだ。

 ということで、娘の大好きな日テレへ再びゴーなのだ。

 祝日の朝6時10分の電車は楽勝で座れた。矢部駅では真っ暗であるが、娘曰く「UFO星(多分金星)」と「まん丸の満月」が暗さの中で輝いていた。そして横浜線の途中では空が藍色と紫色の絶妙なグラデーションを見せてくれ、こういう光景が早起きすれば毎日見れるものだということを悟り、「早起きは三文の得」という言葉を思い浮かべた。そして東神奈川に到着する頃には、座席がほっかほっか状態で、降りるのが忍びないのであった。乗り移った京浜東北では椅子が冷え切っており、娘と二人文句をたれまくった。

 新橋到着は7時20分、休日にも仕事をする方々に混じって新橋駅を歩く父娘は少し場違いに見えたことだろう。その娘は改札を出るともうルンルンが抑えきれない。饒舌になり早足になり面白すぎた。そしてあっという間に日テレに到着、マイスタ前には結構な人数が集まっていた。その数ざっと50人。ズームイン放送中はマイスタ前(大時計下)は進入禁止エリアだった。

 さてマイスタに着くなり左側のエリアにいかにも目立つ真っ白な服を着た女性と、柵越しに10数人の男性が取り囲んでいる様子が視線に入った。サーキットで培ったレースクイーン撮影の「感」はこういうときに生きてくるのだ。早速出向いて見ると、そこにはズームインの女3人衆(西尾アナ、お天気お姉さん凛ちゃん、ちょっとハーフっぽいレイラちゃん)の中の「凛」ちゃんがいた。凛ちゃんを取り囲む男たちは、サーキットでレースクイーンを追いかける兄ちゃん達と寸分狂わぬ行動をとっていた。相手をする凛ちゃんもいやな顔もせずどうでもいい話に相槌を打たなければならず、芸能人とは大変な商売だなぁ、と思わずにはいられなかった。その凛ちゃんひたすら左利きでサインをしまくっていた。ADさんが「もう時間なので・・・」といってから5分は書き続けていただろう。えらい。

 わが娘は高い柵に阻まれていたのだが、お父さんが渾身の力を絞って持ち上げてあげた。よく見えただろう。そのときは凛ちゃん、娘の隣のいかにも「オタク」なお兄さん?おじさん?にサインをしていた。私はそこで娘の重さに力尽きた。しかしそれを見ていたどこかの方が娘を持ち上げ、凛ちゃんにいろいろを話を振ってくれた。いいお兄さんだったぞ。そして娘は大喜びなのだが、照れ全開であまり話せないのだ。まったくいつもの勢いはどうなった?そして1分ほど娘と会話をしてくれた凛ちゃんは娘の心でいい思い出になったようだ。その後の会話で将来はお天気お姉さんになりたい!と言ってたからね。GTに行ったときドライバーになるって言ってたのはどこの誰だ?


■ 12月22日 【日テレ潜入記(6)〜いざ日テレへ】

 ◆アロンソがルノーに復帰です。マクラーレンへ移籍の1年前に移籍を発表して満を持してのマクラーレンでしたが、うまくいかないものですねぇ。  小林さんが小学校の遠足での引率先生よろしく、十分小学生の心持つおっちゃん達を引率して、日テレの通用口にいく様はちょっと異様だったかもしれない。でもみんなはそんなことは全く気にする輩じゃない。もうすぐ日テレに潜入できるわくわく感でハイな集団であった。しかし日テレ周辺ではいたることころでこんなオブジェが見られる。何なのだろう?

 ゲートで用紙に行き先を書き、1度のみ有効なパスをもらい、その場のゲートで切り取り線から半券を切ってもらいいざ潜入。おおお、いきなり取材カーがあって、否応にも盛り上がるぜ。と横を見たら、みんなで盛り上がって写真を撮っている。みんな同じだなぁ。そしてエレベータに乗る場所は、マイスタの裏手だ。なんだかスタジオの裏側が見えて、天井が高くて、たくさんの衣装ハンガーがあったり「いかにも!」というところがたくさんある。こういうところをもっと探りたいが、なかなかそんなことをしている余裕もなく、引率される小学生おっさん達はあっという間に、大時計オブジェの裏手に到着してしまった。

 この大時計オブジェの内部はめちゃくちゃ狭いらしく、当初の公開方針が撤回されたようだ。なのでここに入れるっていうことはちょっとしたステータスなのであ〜る。さてやっぱり一般の方は危険ということで、ヘルメットが用意されいる。これがまたいかすデザインなのだ。オブジェの銅に合わせた加工がしてあった。ちなみに本物の銅ではなくあくまでフェイクだった。こういう細かいところに気を使っちゃう乃村工藝さんってステキ・・・。

 そしていざ内部に潜入だ。ホントに狭いぞ。ところどころにウレタンで頭部ぶつかりの保護がしてあったりして生々しい。それに一番いいのは、狭すぎて迷路っぽくて基地っぽいところだ。子供心をいたく刺激してくれる。男はこういうのが好きなのだ。ところどころ外に面していて、そこから外界を眺められるのだ。外にいる人たちが「あれなんだろう?なんで入っているの?」って顔をしているのだが、これがいいのだ。

 その昔2000年のF1にて、外人が何人か乗った車で、みんなマクラーレンのポロシャツ着て、スタッフゲートからワゴンで鈴鹿に乗り込んだ時のことだった。朝も早いのでゲートにはたくさんの人がドライバーや関係者がサーキット入りするのを待ち構えている。そこに我らがマクラーレンスタッフ的ないでたちで専用ゲートから入っていくのだから、好奇の目が向けられたのはもっともなことだった。あまりにも「好奇な目」過ぎたのでちょっといたずら心で、窓からちょっと手を振ってみた。そしたら「わー」って感じで手を振り替えしてくれる皆様であり、なんだか今回はそのときのことを思い出した。

 今回宮崎サイドとの折衝やら、この大時計のからくりやらいろいろ聞いたのだが、一応紳士協定ということで今回は深くは述べないことにしておこう。そして小林さんが、外から写真を撮ってくれたのがこれである。

 日テレの担当の方とも話ができた。業界人っぽくなくいたって普通の方だった。そして次回からはおまけのセッションに突入するぞ。


■ 12月21日 【日テレ潜入記(5)〜動いたぞ】

 ◆カワセミのページにフラッシュアニメでシルエットをアップしておきました。久しぶりにフラッシュ使ったんで、結構忘れてましたねぇ。転職の条件に「フラッシュができること」ってよく見るので、使いこなさないとねぇ。  なんだか今日はおちゃらけた文章を書くって元気が無くたまには引き締まった方向でいってみよう。

 この大時計はすべて本物の銅を叩き出して作り上げたそうだ。つなぎ目もリベットで留めている。そして銅板は表面コートをわざわざはがし、緑青が出やすいようにしているらしい。寂れた感じが出るのがいい、っていうのが分かる乃村工藝さんはわかってるなぁと思う。当初の予定より重くなりすぎた、とか、日テレビルの施工主とのやりとりとか、普段われらが接することのできる世界を超えまくって、そのすごさに「キョトン」としている私がいた。

 この大時計、その原型であるマリオン大時計(これも乃村工藝さんで、これを手がけたことでその後世界各地から仕掛け時計の受注が殺到したらしい)と同じく定時になるといろいろ仕掛けを伴った動きで演出がはじまる。まずそれを見るところから今回のツアーは始まるのだ。

 定刻になって主役の時計はいきなりランダムにぐるぐる回りだした。これは通常の時を刻む動力系とクラッチで切り離し、別系統のトルクフルな動力系を使っているとのことだ。おもしろそ〜 さらに時計両下にある足で持ったボールも動きながら窓がひらく。左の玉からははと時計が、右の玉からはニコニコ太陽が出てきた。ここのふたを開けるトルクは結構大きなものだろう。実際にモータ、エアー、油圧を使い分けているとのことだ。

 他にも鍛冶屋の人形が動くわ、ベル頭の人形が動くわ、砲台が動くわ、動き物で満たされる。こういう動くものは面白い。中学の技術家庭でひとつの動力(タイヤの回転)からクランクやリンクを駆使し可能な限り動く部位を作りまくった記憶がよみがえってきた。極端なことを言えば、乃村工藝さんは究極のアソビ会社とも言えるだろう。

 効果音もスピーカーから流しているとのことだ。ドラやベルの音もスピーカーから流しているらしい。本物のドラがついているので鳴らしても良いそうだが(実際少し当てているらしい)、目の前のビルがホテルで、騒音苦情があったときに備え、コントーラブルにする必要があったらしい。いろいろあるんだなぁ、と思ったね。


■ 12月19日 【日テレ潜入記(4)〜12時だよ、全員集合〜】

 ◆アロンソがルノーに復帰です。マクラーレンへ移籍の1年前に移籍を発表して満を持してのマクラーレンでしたが、うまくいかないものですねぇ。  緊張している。非常に緊張している。なぜかといえば、関西巨大メーカロボット開発企画リーダー様がerfメンバーにここの存在を開示してくれたからである。見てもらいたい欲求と今まで、ほとんど読者がいない状態で「平成いい加減男」的なノリのまま書き続けた超いい加減な文章が、スペシャルな頭脳を持つエンジニアの方々やセンスのいいマーケッターさんや巨大メーカー中枢に席を置く方々の目に触れるのである。もしこれが縁で「佐藤さんのすばらしい視点を我が社の広報として使わせてください」なんて・・・と、相変わらずの妄想壁が直らない私なのである。

 さて時間が迫ると続々と皆さんがやってくる。あ、東京巨大ソリューションメーカの吉川さんだ。実は私と一緒に参加している西井に日テレツアーに来たメンバーを言ったらポツリともらした。

「吉川さんってあの”イケメン”の?」

 そうなのだ、非常に甘いマスクで東京の女性が何人も毒牙にかけたこと間違いなしだろう(適当言ってます・・・)。しかしなぜerfはイケメンが多いのだろう?来年の発表はネタに困っているので、「erfにイケメンが多いことに関する機械と電気と制御の融合商品と次世代最有力産業との相関を基にした多変量解析的手段を用いた分析」という題目で発表させていただこうと思う。ことごとく適当な自分に嫌気が差しちょっとキーボードを打つ手が止まった。外から見ると青い芝生に見える吉川さん会社もいろいろあるらしい。そういう生々しい話が気軽にできるこのerfという会の存在は貴重である。

 そして大きな展示会に行くとドーンとあるブースの顔としてがんばっている、巨大ソリューションメーカ村川さんもちょっと遅れてやってきた。みんな興味津々の顔をしている。そのみんなの引率をするのが、この大時計オブジェを請け負った、創業105年をほこる乃村工藝の小林さんである。普通会社の寿命は30年とか50年とか言われているが、100年以上も第一線で活躍できる会社というのもすごいもんだ。乃村工藝さんのHPに行くとわかるが、手がけている物件は必ず一度は見たり入ったりしたことのあるものばかりだ。こういういわゆる「ワンオフ」の世界というものには、めちゃくちゃあこがれる私である。お客さんに喜んでもらうために仕事をしている私であるが、個人的な思いとしては、「一つ一つの手作り」というのに自分の人生を賭けてみたいとも思う。実は「宮大工」になりたかったりするのだ。だから大時計のような職人が一つ一つ丁寧に作り上げていくものを見ると、もう黄門様の印籠を見せられた悪徳代官のごとく、地面に平伏せてしてしまうのだ。これはマズローの欲求5段回説に言われる最上位の「自己実現の欲求」だと自分では思っている。

 そしていよいよ大時計の中へ潜入していくのだ。

 さて今は12月20日の午前2時20分である。初めてのメンツでの飲み会であった。強制される飲み会でなく、心からいきたいと思う飲み会であり、非常に充実した時間をすごせたのだった。だってメンバーの某さん、実は当時大流行した超有名なテクニシャンバンドのメンバーに指南した先生だということだ。それだけでものけぞりすぎてイナバウアー状態なのであるが、他のメンバーとは同級生、1stアルバムに参加を要請されたとか・・・いやはら。さすがに仕事でそんな話をするシチュエーションが無いもんね。さて楽しすぎるあまり、時間を意識しないでいたってのがあって、美緒さんが教えてくれた時間が0時5分前。横浜の先の東神奈川の横浜線最終が0時10分。あせった、非常にあせった。最悪会社のそばの東横インに泊まることも脳裏をかすめたが、ぎりぎり最終電車に間に合った。この非常に楽しかった飲み会の様子はまた別途お伝えしよう。


■ 12月14日 【日テレ潜入記(3)〜そこぬけ脱線天国】

 ◆フロントウイングとリアウイングだけ集めてみました。いろいろと解釈の違いとかあって個性があってよろしいです。今は規制しすぎでおもろくありません。  この日記を日々ご覧の方は良くご存知であると思うが、脱線方面のボリュームが大きくなってしまうことが多い。あまりに脱線しすぎて本線がどこだか忘れてしまうこともしばしばである。そしてまた脱線することを事前に宣言して以下の文章に流れていこう。

 私が入社した同時からお世話になっているメーカの営業さんがいらした。まあ年末はカレンダーとか手帳とかその他もろもろがいただける、ありがた〜い月なのである。気楽に受付ロビーの降りていったが、あらまあ、前に一度紹介された、今風のかわゆい営業レディーも一緒なのであった。全く不意をつかれたが、そんなそぶりは全く見せないのが、人生を経験してきた男のテクなのだ。

 しかし難しい、難しすぎる。女性に接したらよいのか皆目検討がつかない。あまりに見すぎるのも良くないし、かといっていつもの営業さんばかりと話しているのもまずい。この絶妙なバランスは取れたのであろうか? しかしこのレディー、シワシワになるまで会社辞めません、と今時の娘にしてはえらくしっかりしたことを申すのだ。もしかしたら、いまどきの娘はみんなしっかりしているのかもしれないが、こちとらヘラヘラした人生を送っている身であり、なんだか心を見透かされてようで、ちょっとドッキリした。しかし「トーク」こそがわが人生と考えている私は、ひたすら相手をあきさせないトークを連発した。元来サービス精神が旺盛であり、沈黙が嫌いな私の真価が発揮される時間だ。しかしあまりにも枝葉に脱線しすぎて「すいません、もともと何話していたんでしたっけ?と聞く始末だ。営業レディーさんにはあきれられたとこ疑いなしである。

 またまた大幅に脱線だ。脱線の話からさらに脱線するなんて再帰プログラムのようで、「わけわかんねー」である。

 さて昨夜も脱線方向で終わってしまった。だから話を元に戻そう。ちなみに今回の参加者の方々にはPaddock-clubへ誘導することが決まっており、こんないい加減千万な文章を見られちゃったりすると、もうフォーラムいけましぇん〜。なんだかすごく恥ずかしくなってきてしまいましたでございます。ああ、メタメタだ。

 さてさて、今回は初お目見えである、関西巨大メーカロボット企画室リーダー(前回と職責名が微妙に変わっているのは、知らなかったことにしておいてくださいませ)小林さんの部下の若い方が2名いらしていた。初対面であった。すっごくまじめそうだ。やっぱりまじめなんですか?小林さん。

 続いて小林さんと同じ会社でデザイナーの榊原さんも合流した。榊原さんはデザイナーだけあって、マニアックなオーラをバンバンに出している。そして首にはフォーサーズのルミックスがぶる下がっていた。やっぱりルミックスなですね。ちなみに我が家のレコーダーはスゴロク2台、電子辞書と昔のカーステとMDプレーヤ数台とVAIOはソニー製で(土居さん倉田さん万歳!)、AVアンプとサブウーハーはヤマハで(大島さん桜田さん万歳!)、かみさんのノートPCはNEC製で(吉川さん藤田さん万歳)、フロントプロジェクターは三洋製で(名前が出てきません・・・)で、関西巨大メーカー製は・・・あっ、昔買ったCDプレーヤがそうでした。その榊原さん、私が初参戦ERFで発表したときのモデラー魂バリバリの発表内容を今でも憶えてくれていた。そして「あれは良かった」と、ほとんど趣味的発表を趣味的観点からほめてもらえて、私はそんな榊原さんに印象を与える発表ができたことをうれしく思うのである。榊原さんはLight Waveかな?今度教えていただきたいものである。

 まだまだ全員そろってない。脱線が多くてなかなか進まないのである・・・


■ 12月13日 【日テレ潜入記(2)〜みんな集合】

 ◆アユタヤ方面にいたスリーピングブッダ。すごくいい顔しているのです。またアユタヤ行ってみたいなぁ・・・  日テレにつくなり、なにやら人がたかっているエリアがある。「さくら」という行為の正しさを自分で感じながら近づいていくと、どうやら生放送の番組が終わりかけているらしい。そこは外にガラス張りになっているスタジオ(ゼロスタジオというらしい)であり、番組が終わって芸能人がたくさん日テレ本館に移動していた。目の前50cmのところを、西川女史や時東ぁみ、中山秀がいた。他にも見たことある芸能人が何人かいたが名前が分からない。西川女史はめちゃくちゃ細かった。ちょうどカメラを持っていたので撮っても良かったのだが、なんかだれも写真を撮っていない。撮ってはいけないのだろうか?なので気を使って撮らなかった。

 時間は11時半、待ち合わせは50分なのでちょっと早いがマイスタ前の宮崎オブジェの前に行ってみた。あれれ?巨大電機メーカT社の松日楽さんがいるぞ。「松日楽さぁ〜ん」と声をかけようと思ったせつな、急ぎ足でどこやらに消えてしまった。後から聞いたら待ち合わせ場所がどこだか分からなくて、迷っていたとのことだ。松日楽さんはまだロボットが一般化する前にロボット関係技術書を書いて出版されているのだ。本屋でもブックオフでも見つけた。こんど買ってサインをもらっておこう。印税はそれなりに貰えているらしい。今度たかろう(うそです)。松日楽さんは「万年時計」の調査をした方であって、ギアとか触ったらしい。うらやましすぎる。

 さてそんな松日楽さんがどっかにいってしまったので、早く来ていた私の次に到着したのは、某巨大おもちゃ&某ゲーム関係(でいいんですか?)メーカが合体した会社で、なんと社長室に転籍になった川島さんである。ちょっとイケメンが入っている。東京で仕事をすると顔も東京ナイズされていくのであろうか?ちなみに私も東京在住である・・・が・・・

 そして次なる合流者は今回の仕掛け人であり、宮崎オブジェを施工したこの世界でもっとも有名な会社「乃村工藝」との橋渡しをしてくれた、関西超巨大メーカのロボット開発室長小林さんなのであった。小林さんはERF(フォーラム)に来るときはいつもラフな格好であるが、今回はしっかりダーク系スーツで決め、なにやらめちゃ渋いナイスミドルに変身していたのであった。ちなみに私は休みを取ったこともあり(実は夕方から会社に出て来いと命令が下っていたのだった)、非常にラフな格好であったのだ。この小林さんは私がロボットを離れて別な仕事につき「フォーラムを辞めなきゃいかんなぁ」と悩んでいたとき、「辞めなくて良いでしょう」と盛んにメールをくれたのだった。まあ趣味が模型っぽくその方面でベクトルがあっていたのもあるし、親子会社だったってこともある。私のとってはいい兄貴分なのである。ちなみに先週のERFの毎回恒例の参加者ショートトークで小林さんのことを「兄貴と呼ばせてもらいます。アニキ!」といったところ、夜の飲み会タイムで初参加の某ゲームメーカの若い方に

 「あっ、年下私が言うのもおかしいですけど、わたし佐藤さんのキャラ大好きですよ。今日のトークでで一番良かったです。最高です。」

 と大層お褒めの言葉を頂いた。私のもっとも大事にするものは「人を喜ばせること」なのであり、それが成し遂げられたようでなんだかうれしかった。人を喜ばせることでは日本最高地区である関西人の血が流れているのかもしれない。が、私のルーツはどこで輪切りにしても東北域から出ないことは明らかあるのだが・・・


■ 12月11日 【日テレ潜入記(1)〜はまぎんはすでに死んでいる】

 ◆我が家の猫ですが、なんだかだいぶ大きくなってきました。小さいときはめちゃかわいかったのですが、最近はリフォームした部屋の壁で爪研いで下地の木が出てきちゃったり、レースのカーテンをボロボロにしたり、猫パンチで攻撃してきたりめぢゃやんちゃになってきました・・・  今日は先週先延ばしされた「日テレ/宮崎駿デザインオブジェツアー」なのであった。時間はお昼、なので久しぶりの休暇をとっての参戦である。これは大阪巨大M社のデザイン屋さんである小林さんが、施工を担当した「乃村工藝」さんと知り合いってことで実現したものだ。ああ、広がる人の輪っていいねぇ・・・

 さてお昼に日テレ前集合なのであるが、1年前に銀行から来た「本人確認」要請をほおって置くわけにもいかず、しぶしぶ会社そばの横浜銀行に出頭するため、ちょっと早めに家を出た。10時前あたりの電車は若い女性と、じじばばがほとんどだったけど、けっこうかわいい子が多いので目のやり場に困ってしまう。じーっと見るわけにもいかないしねぇ。

 10時前に銀行につくが、銀行に一人で行き窓口に向かったのは生まれて初めての経験だった。こんなことで私の人生いいのであろうか?なんてことを真剣に考えているわけないじゃん!さて窓口のおばさんは結構ファットであった。電車にいたいい感じのお姉さんと違い目のやり場には困らない。でもおばさん、ちょっと不自然な営業スマイルを振りまいている。まあこれも特訓したんだろう。本人確認以外にもあわせていろいろと処理をして銀行を出ようとした頃、膀胱から信号が発せられた。トイレはどこだ? すぐ近くにフロア案内のお姉さんとおっさんがいたが、「近かった」という理由だでおっさんに決めた。

 「すいません、トイレはどこかにありますか?」
と大人のいたって紳士的な質問を投げかけた。でも返ってきた言葉は

「トイレ?2階の突き当たりっ!」
という、客商売とは思えぬ言葉だった。横浜銀行はすでに死んでいた・・・

 さて気を取り直して電車に乗る。冬の暖かい日差しを浴びたお昼前の電車は、やけにのんびりした雰囲気をかもし出している。とろとろとまどろんでいると、あっという間に新橋だ。そしてあっという間に日テレについた。


■ 12月9日 【久しぶりにパンツ食った】

 ◆最近尻尾だけ残して窓の外を眺めている時間が多かったりです。外出たそう・・・  小学校のとき「俺きのうぱんつくったぜ!」と言ったら、「げげげぇ〜〜?」と言われた。カンマの位置が一文字分違っただけで意味が大きく変わってしまうのね。

 さて前々回パンを作ったのが10年位前。そのときたいそう面白かったのだが、なんだか面倒だったのでついつい次回が遠のいてしまった。そして必死ぶりに復活したのが1ヶ月前。娘の要求には勝てないのだ。というか、お父さんは何でもできて何でもしているスーパーマンってことになっているので、やらないわけにはいかない。

 そして今日、またパンを作った。いつも見ている本が見当たらなかったので、強力粉の裏に書いてあるのを参考に作った。適当に素材を多く入れたり減らしたりもした。さてその結果、

「めちゃ美味いパン」ができた。なんだかすごくうれしいぞ。

 さらに卵黄を表面に塗ったらテカテカパンになって見栄えもよくなった。そのあまった白身がもったいなかったので、卵をいくつかたして適当味の「だし巻き卵もどき」を作ってみた。これまた最高に美味かった。夏の一人暮らしのときに焼きうどんの味付けをソースでやってみたら美味かったが、なんでもやってみると発見があって、料理の面白さを感じているこの頃である。


■ 12月8日 【良く出会うもの】

 ◆先日行ったナショナルセンターからの夜景です。いまいち主題が分からない感じですけど、まあそれなりに雰囲気を感じていただければ・・・  近くにブックオフとハードオフとオフハウスがオープンしたので行ってみた。でも行ってみたらなんともはや小さい店舗で、ワンフロアに全部が同居している。どれも中途半端な感じでもう行くことも無いだろう。これはいちユーザーの意見であり、ユーザーの志向はそんなものなのだ。

 さてガソリンが高いためでもあり、カロリーを消費するためでもあり、さわやかな気分を味わいたいこともあって、当然チャリで出かけるのである。そして道路にあるものが落ちていた。携帯電話である。

 今年の4月にも大金が入った財布を拾ったのだが、今回は携帯だった。開けてみると幼児の写真が壁紙だ。と、おもむろに携帯が震えた。「はい、携帯を拾ったものです」となんだかなんと言って良いんだかわからないで、へんてこな対応をしてしまった。友人からのようだった。本人に連絡を取ってくれるとのことだ。

 しかし待てどくらせど電話がかかってこない。なので着信履歴を見たら「家」とあるので電話してみた。そしたらお母さんと思しき人が出て、大変感謝された。そのあと本人からも電話があって大変感謝された。電話はカインズホームで拾ったことにして、サービスカウンターに預けておいた。

 お母さんからも本人からも名前を聞かれたが「名乗るほどのものではありません・・・」なんて、なんかかっこよく対応してしまったのだった。なんだか、感謝されたり喜ばれたりすると、こっちがうれしくなるもんだ。「喜ばれる!」これが仕事でもマイポリシーなのである。誰もがこう考えれば会社もうまく回るとも思うんだけどなぁ・・・あまいかなぁ?


■ 12月5日 【最高落札でいい気分】

 ◆最後にタイに行ってからすでに3年経ってしまいました。ああなんて時間の経つのははやいのでしょうか。これはタイの国立競技場です。日本と北朝鮮が観客なしで試合をしたあれね。  昨日はいつものフォーラムで新橋ナショナルセンターに行ってきた。ほぼ1年ぶりの参加であり、懐かしい顔に思わず頬が緩んだ。こういう社外の「仲間」ってなんだかとってもうれしいぞ。

 ちょっと時間があったので、松下の○○開発室長のKさんと日テレまで行ってみた。日テレ前に宮崎駿デザインのオブジェがあるのだが、これを施工した会社の方と知り合いなKさん、来週この中に入れてくれることになった。おおお、楽しそうだぞ。

 さてナショナルセンターはすんごい建物であった。パナソニックセンターってのもお台場にあったりして、どれだけもうけているのだろう? そのナショナルセンターの24階の会議室、入っておったまげた。おいおい、これって国連決議の会場か?っていうくらいかっこいいのだ。そしてしゃれているのが、その会議室の名前だ。聞いて驚くな!「ディシジョンルーム」だぞ。その通り、会議をする際には何かを決めるためにするのだ。だらだらを時間を費やして、結局何も決まってない会議ってのがひじょ〜〜〜に多いわが社は見習わなければならないぞ。

 年末のフォーラムは毎年恒例のプレゼント交換会とオークションで盛り上がるのだ。昨年カワセミ写真を印刷して額に入れて持っていったらめちゃ評判良く、その日のオークション落札価格1位であった。そして今年もドジョウを狙って、今年撮ったカワセミを印刷して額に入れて持っていった。おおお、やっぱりこの日の落札価格ダントツトップであった。

 なぜかうれしい、すんごくうれしい。マズローの欲求5段説の4番目の「自我の欲求」が満たされた。さて次は一番高次の欲求である「自己実現の欲求」だな。


■ 11月30日 【11月最後だから・・・】

 ◆国際ロボット展に行ったら、横で素材展やってました。何気に除いたら「おおお」と堂夢のGTカー(18号車)がおいてあり、やっぱりそこは堂夢のブースなのでした。モノコックとかたくさん置いてあって萌えました。  世間を騒がせている原油高騰、我が家は車の使用頻度げめちゃ少なく別に被害は少ないのであるが、どうしようもないのが灯油である。まあ厚着をしてすごしているが、やはり寒いときはファンヒーターなのだ。

 ということで時計の針が12時を回る前にガソリンスタンドに行ってみた。ら、驚いた。道路がガソリンスタンド入りで渋滞しているではないか?こんなの初めてだ。みんな考えることは一緒なのね。

 ちなみに玄関のオブジェ(と思っているのは私だけ?)として客人を迎えてくれている、18インチホイールつきリアタイヤであるが、空気が抜けてきた。ので、ガソリンスタンドで空気を入れたら、行列待ちしている車から好奇の視線が投げかけられた。へへ〜ん、と本人は自慢したつもりであるが、実は「なんだぁ?あいつ?」と思われたかもしれないなぁ・・・


■ 11月25日 【成長してる子供達】

 ◆「猫なべ」ならぬ「猫ゴミ箱」です。  先日買った「USBオーディオキャプチャー」と命名されている、PCで一人スタジオできちゃうマシン。これには「SONAR」という結構おいしいアプリがついているのだが、このアプリえらく使い方が難しい。っていうか、DTMの基本用語も良く分からない。当然のことながら「ヘルプ/チュートリアル」なんてさっぱり分からない。ということで、教則本でも探してみようということで、超久しぶりにブックオフへ出かけてきた。

 休みはあまり動かないっていう、メタボ予備軍(ホントに予備?)の私にとってはいかん状態が続いているので、当然チャリで行くわけだ。そして今日はいつもの娘でなく、久しぶりに息子と行ってきた。

 ああ、息子よ。知らない間にけっこうチャリ早くなったな。っていうか、俺のほうが遅くなったんじゃん。いつも娘のペースで走っていたら、遅いペースが身についてしまった!まずい。

 ちなみに欲しい本はやっぱり無くて、息子は「猫の気持ち」っていう月刊誌?のパックナンバーを買ってた・・・


■ 11月24日 【猫のほうが病院なれ?】

 ◆今回のGTではスターティンググリッドで数枚お姉さん撮影しただけでした。  我が家の猫であるが、耳がえらく臭くただれている。インターネットでしらべたら「外耳炎」らしい。病院に行ったら5150円かかった。さらに今日「2日後に来てください」に忠実に従ったら結膜炎も診断され6000円だった。ああ、一家の主人である私はめったに病院に行かないのに、猫のほうが病気がちだったりだ。

 そして病院待ちのあいだ、新しくできた「カインズホーム資材館」を隅から隅まで眺めてきた。あああ、欲しいものが山ほどある。ツールとか道具とかって呼ばれるものって「そそります」な。


■ 11月23日 【赤城の空っ風】

 ◆先日のGTで娘が一緒に写真を撮らせてもらえた方々です。ありがとうございました。左上から、今年の年間チャンピオン伊藤大輔選手、その右チーム国光監督の高橋国光氏、その右誰もがご存知鈴木亜久里代表、左下"違いの分かる男”カーデザイナー由良拓也氏、その右セバスチャン選手、その右田中哲也選手です〜。皆さんVサインなんですよ。それにみんな小さい子供にはしゃがんでくれています。みんな良い人でした!  昨日は終日前橋に出張だった。昼休み、フロアを歩いていたら「前橋の情報源」君がネットサーフィンをしていた。後からそっと近寄りおもむろにモニタを覗き込んだら驚かれた。
 「あっっ・・・・!今佐藤さんにメール書いていたところなんです。」
私の初代ノートPCである、VAIO/C1の中古を買ったようでその相談だったようだ。さらに明日は多摩動物園に来ているようで、加えてこのあたりのハードオフめぐりと、多摩センターのイルミネーション撮影まで見ていくっていう、盛りだくさんのようだ。お子さんと奥さんがハードオフめぐりを良く許可したなぁ、と感心するしだいだ。

 さてこの前橋のH君、実はアクア関係では私の師匠なのである。実はまたネオンテトラを大量に買って60cm水槽を出し、2水槽体制になっているである。そして凶暴なエンゼルフィッシュとテトラを分けているのだ。そのエンゼル、昨日大量に卵を生みつけた。これで4度目であるが、毎回卵から孵るのだが、大きくならない(っていうか、知らず知らずのうちに消えている)。今回はだいじょうぶっすかねぇ? ちなみに下に落ちら卵や孵化したばかりの稚魚を口に含んでまた上に戻す様は、生物の不思議を感じさせてくれるのだ。見ていて飽きないぞ。

 そして前橋からの帰り、新前橋の駅に着くと、な・な・なんと、電車が行ったばかりで次が30分後だ。その前は10分間隔、30分後も10分間隔なのに、なぜ今だけ30分なのだ。ぶつけようのない怒りがムラムラと湧き上がってきたが、今年一番の寒さで怒りが消火されてしまった。

 今回の出張は若手(といっても30前)と一緒であって、そいつと楽しく話しながら待っていた。何気に「大学の頃ってついこないだのように思えちゃうんですよ」というので、「おお、俺もそうだよ。それに高校の時だって、ついこないだのように思えちゃうだよな!」と応えたら、「佐藤さん、それは無理ありすぎます!」って。おいおい、本当なんだけどなぁ・・・


■ 11月17日 【もろもろ話】

 ◆カーナンバー1のTOMSのエースドライバー脇坂寿一選手です。お笑い系の番組とか結構出ているので名前をしらなくとも見たことがある人は多いでしょう。スターティンググリッドですごい「寿一コール」があり、上機嫌でグランドスタンドに手を振るシーンです。 ●寒く
 なってきた。それこそ急に。先週までは半袖で通勤してもなんら問題なかったし、実際駅と自宅の2kmの徒歩路は上着を脱ぐことも多かった。朝などは駅につくと汗をかいているっていう状況であって、上着を脱いでいたりするとめちゃくちゃ「浮いて」いる存在だった。だって横ではマフラーしている人がいたりするから・・・。つまり私は人より1枚薄着がドンピシャなのである。ところが今週急に冷え込んできて、ジャケットや薄手のコートを着てもOKというか、着たくなるような気温になった。これで浮かなくて済むね。

●組み立て
 式の物置を買った。5000円で組み立ててくれるのだが、どうしようか迷った。倉庫の組み立てなんて面倒そうだ。だが給料が下がりモノが高くなる時代、自分でできることは極力自分でやろうと、自分で組み立てることにした。そして物置のパーツが到着した。全部1式1梱包なのかと思ったら、パーツごとに別梱包だ。これは助かった。倉庫の置き場所までは狭いところを通らなければならないからだ。そして運んでくれたおっちゃんに「組み立て大変ですかねぇ・・・」って聞いたら「簡単ですよ」と。実際組み立てたらあっという間に組み立てられた。モノがあふれている我が家だが、これで少しは片付くだろう。

●ヤフーオークション
 を久しぶりに見ていたら、レッドスペシャルの最近コピーモデル(1年前に発売になったやつ)でしかもオリジナルの赤モデルが50,000円で出ていた。終了3時間前でもスタート価格の5万円。揺れた。8時40分が終了で6時半から映画を見始めて、終了10分前にもう一度見たら5万円のままだった。そして散々考えあぐねて「入札」した。が、終了3分前に別の人から入札が入った。一度再入札したが、さらに再入札された。半年前はこのモデルなら8万円くらいで入札されたので、まだまだ安い。が、大人になった私は入札を控えた。そしたらその価格で落札された。相場下がっている?それとも、トレモロユニットが本物の通りになったレッドスペシャルが登場する噂があるのでみんなそれを狙っている?

●1年ほど前に「ふぇらーり トランスポータ」で検索したときに面白いサイトを見つけた。模型好きであり音楽好きでありプロのイラストの腕前であり日記が毎日更新される面白いサイトである。数日前に私と同じ境遇のねたが書かれていたため、意を決してメールしてみた。そしたらそく返信が帰ってきた。いい管理人さんであった。しかも同い年だった。なんかうれしいぞ。


■ 11月10日 【画質よし】

 ◆最近は「ブツ撮り」が面白い。模型の撮影から始まってギターの撮影に明け暮れている。いろいろアイデア次第で高い機材を買わなくてもいい写真が撮れたりして、それもまた楽しからずやって感じですね。  今日はバーベキューなのだったのだが、朝に某北見さんから「今日は雨でだめだな。良かったら夜にでも飲むの付き合うぞ。ついでにお前の携帯のアドレス教えてよ。」と電話があった。めったに鳴らない携帯がなるとちょっとびっくりだが、なんかうれしいのである。

 さて「ポチッ」と予約しておいたDVDが発売日に届いた。そうだ、クイーンの81年モントリオールライブである。私が生で見たのが79年だから、それから2年後のライブである。私のときがJAZZツアーで今回のDVDはTHE GAMEツアーである。このライブは20年くらい前にレーザーディスクで買っていたのであるが、やっぱりDVDで買いたくなった。だってレーザーの絵汚いんだもん。

 そしてトレイが出てくるのに1分もかかるソニーのスゴロクにディスクをセットして絵が出てきて驚いた。

「めちゃくちゃきれいじゃん、これ!」

 ハイビジョンテレビでSDの絵を見ると泣けちゃうくらいひどい絵なのであるが、このDVDはびっくりするほどきれいなのだ。ハイビジョンのHD DVDでもリリースされているが、やっぱり素材をフィルムで撮影してあるとハイビジョンにまで出来ちゃうポテンシャル持っているんだなぁ、と今さらながらアナログのよさを実感した次第だ。でもこんな絵が出せるならハイビジョンいらないじゃん、って正直思ったぞ。

 ちなみにこんなにすばらしくて初回リリース特典でライブエイドとそのリハーサルシーンがおまけになっていて、アマゾンで2800円ですよ。おいおい、こんなに安くていいんですか?って・・・。

 まずリビングの液晶で見た。すごく感激だ。なので見終わってすぐ2階に行ってプロジェクターでまた全部見直した。ああ、こんなに気合入ったディスクってめったにありませんぜ、旦那。
 

■ 11月6日 【夜に泣いた話】

 ◆100Rを抜けてヘアピンに進入するところを、ヘアピンスタンドから狙ってみました。わざと露出補正して暗さを演出してみましたがいかがでしょう?  今まであったナナオCRTをどかして、24インチのWUXGA液晶モニタを置いた。すると奥行き方向が劇的に薄くなってにっこりである。しかしモニタの陰だったちゃごちゃするケーブルが丸見えになった。といことで、意を決してPC周りの大掃除を敢行した。

 いろいろ思案した結果、PCデスクをもっと押し込んで手前のスペースを広く使う計画が立てられた(といっても、自分で決めただけ)。そしてそれを実行する段で、PCデスクの奥側の脚が模型ディスプレイ棚に干渉することが分かり、急遽模型ディスプレイ棚を50mmほど手前に出すことにした。その模型ディスプレイ棚は地震対策で棚上部と天井をつっぱり式の治具で固定してあるのだ。さらにそのつっぱり棒にはリビング南側用にボーズの101がオプションアームを使い固定したあった。

 さて棚を動かすためには、まずつっぱり棒を緩めなくてはならない。しかし棚をずらすだけなのでちょっと緩めただけだった。スピーカーもついているので落ちたら大変なことになる。が、それほど気にもかけなかった。そろそろことの顛末が想像できてきただろう。

 そして棚を手前に引き出した。なんどかズリズリとやっていた。5度目くらいの「ズリっ」をやった瞬間、ドドド〜ンと我が家に大きな音がこだました。そしてその光景を見た私の口からは、夜にこんなにも大きな声を出してはダメじゃん、っていうくらいのありったけの声で「うぁあああああああああああああ・・・・」と叫んだ、というより、無意識に声が出た。

 はい、そうです。ボーズスピーカーの重みで回転トルクが発生しており、天井とつっぱり治具のちょっとした隙間が、回転トルクに負けで「落下」となったのだ。まあただの落下なら床に傷がつくくらいで済んでしまう。事実、床には大きな打痕凹みができてしまった。許されないのは、PCラックにあるものが置いてあったからだ。

 さてその前に、わがPCラックの上棚にはキヤノンのインクジェットプリンターとアルプスの最強溶融型プリンタが2台仲良く並んでいる。そしてキヤノンのプリンタは上部が平面だったりするので、物置くのに適している。以前PC横にあるものを何気においておいたら、モノが当たって壊れたことがあった。そのあるものとはエグゾートの1/18超精密ダイキャストミニカー「ザウバーC9」である。もう精密すぎてよだれとため息が合わさって出ちゃうくらいの工業製品である。前回はリアウイングに負荷がかかり、固定しているリンク棒の付け根が折れた。つい1週間前にそれを修理したばっかりなのであった。そして危険と知りながらも「大丈夫だぜ」となんの根拠も無い状態で、キヤノンプリンタの上に、ホコリ防止用のタオルをかけておいただけだった。さらにぴったり合うケースを作ってあったて、あとはそれをかぶぜるだけの状態だった(ちょっとケースを水洗いしたくてつけていなかっただけ)。

 そうなのだ。そのザウバーの上に重いスピーカが落下してしまったのだ。幸い全損は避けられた。が、リアウイングはまた折れ、リアビューミラーも取れて、なんだかどこのだか分からない部品が散乱していた。

 皆さんも良くあるだろう。平気だ!と何の根拠もなく思っていることを。問題の無いのは「偶然の産物」であって、「やばいか?」と思っていることは、必ずやばくなるってことを肝に銘じよう!


■ 11月5日 【パドックで興奮する娘】

 ◆今回お世話になった、TOMSのマシン。ドライバーはよくバラエティーにも出ている「脇坂寿一」です。白基調でいまいちカラーリングにビビット感がありませんが、まあいいでしょう。  GT決勝の日曜、娘はルンルン気分である。特別待ち合わせとかも無いのでゆっくり行けばいいものを、やっぱり5時前に家を出てしまうところがレース好き野郎の性である。

 日曜はいつもの道志街道で信号待ちすることなく山中湖へ車を走らせる。やっぱり車に信号待ちは似合わない。秋田の広域農道とかと一緒で信号がほとんどない道志街道はドライバーには快適な道なのである。しかし快適でないのは同乗者かもしれないが。道志街道では途中の山の隙間から富士山がドド〜ンを見えるのである。いつもながらここでは気持ちが高揚するのであり、かつ山も紅葉なのだ(おお、いい塩梅に掛詞になったぞ)。富士山は真っ赤に染まっていた。ああ、日本人でよかったと思う瞬間である。山中湖へ出る峠のあたりでは気温が4度まで下がった。寒そうだ!

 さて娘には「峠を過ぎたら富士山がドドドドド〜ン」と見えるから待ってろよ!」といっておいた。でも反応が鈍い。そして峠を過ぎた。と、目の前が真っ白になった。そうなのだ。霧で視界ゼロ状態である。やられた。山中湖から三国峠方面に曲がりしばらく走ると、富士山撮影の定番絶景ポイントがあるのだが、そこでも霧に所在なさげにぶらぶらしている、おっちゃんカメラマンが大挙していた。赤富士を撮ろうとしていたのだろうが、残念だったね。

 毎回そうなのであるが、三国峠を過ぎると霧がうそのように晴れるのだ。後を見るとちょうど峠を境に真っ白な世界と真っ赤(日の出で)な世界があり、至極幻想的な風を見せてくれる。めったに見れないシーンかもしれない。そしてサーキットゲートに着くそのとき娘がポケットからなにやら取り出した。

 「ビニール袋」だった。

 ああ、酔ってしまってたのね。気がつかないでごめん。酸っぱいものがちょっと来て、そのあと盛んに唾を飲んでいたらしい。お父さんは浮かれてて気がつかなかったよ。しかし場の空気を呼んでが、「平気平気」という二人で行く散歩とかは最高にいい奴なのであるが、家ではわがまま女王なのだ。困ったなぁ。

 さて朝はめちゃくちゃ寒かったが、空は快晴だ。そしてグランド巣端の端(ポールポジション側)に席をキープし、まずはパドックに行ってみることにした。しかし事前調査では子供は入場は無料だが、パドックに入る場合はパスを買わなくてはならない。まずはゲートにいるおじさんに聞いてみた。「すいません、ここは子供は入れますか?」「はいはい、入れますよ。いらっしゃいませ!」と、F1のときに散々言われていた係員の質の低さとは違った、いい対応のおじさんであった。そして娘の初パドックが実現した。

 しかし朝も7時という早い時間なので、まだ閑散としている。とりあえずピット上とかいろいろと中からしか見えないところを散策した。そしてまたガレージ裏を歩いていると、そろそろ人の動きが見える。そしてそこで出くわしたのが「田中哲也選手」。おそるおそる近寄っていくと気持ちよく撮影に応じてくれる。しかも「Vサインしよう」と、さらに子供なのでちゃんとしゃがんでくれる。ああ、こういうサービスがドライバーのファンになっちゃうきっかけになるのだろう、と強く思った。

 その後も、セバスチャンもしゃがんでにっこりしてくれて好印象。しかしセバスチャンは若い頃のセナにそっくりなのだ。その後も、由良拓也(違いの分かるレーシングカーデザイナー:ムーンクラフト社長)、国さん(高橋国光:チーム国光監督)、チャンピオン(という愛称になった伊藤大輔:今年のチャンピオン)の皆さんに一緒に写真を撮ってもらった。みんなしゃがんで娘と同じ目線になってくれて、いい人たちなのである。

 そして極めつけは娘いわく「スーパーアグリ」なのであった。F1をやりながらもGTにも来ているって大変だな。そしてひたすらサインをしまくっていた。表情が無表情で仕事的になっていたのが気にかかったが・・・。でも彼の前はもうラッシュの山手線車内状態ですごいことになっていた。なので、人がサインしてもらっているとこをの横に立たせて写真を撮ったりしたのだが、娘が納得しない。私は早々にあきらめて「いこう!」と言うのだが、「嫌だ、絶対一緒に写真撮る!」と言い張るのだ。なんとなく列になっていないような列に並んで、前の人が空くのをひたすら待っていた。娘は背が低いのでもう埋もれて見えない状態、私は一脚につけた巨大500mmを担ぎながらっていう状態。非常に厳しいのであった。でもそのときは来た。彼の目の前になって、写真を撮ってもらった。「これではいる?」と声をかけてもらって、娘の方に手を置いて、頭をポンポンと叩いてくれたらしい。娘は興奮状態であった。興奮さながらピットをぷらぷらと歩いていると、裏手にアグリ氏がいるのが見えた。行ってみると案の定、ほとんど人がいない。娘はまた撮って貰いたいらしく、じりじりと近づいていく。そしてやっぱり撮ってもらえた。またもや頭をポンポンとされたらしく、4回叩いてもらったと自慢している。そしてその後に発した言葉は「あたし大人になったらレーサーになる!」。おおお、なってくれなってくれ。そしてお父さんをサーキットに呼んでくれ。

 ということで、予想に反してジリジリを暑い11月に楽しい時間を過ごしたのであった。


■ 11月3日 【ピットウォーク(=お姉さん撮影)を差し置いてもしたかったこと】

 ◆今日はちょっと時間が無いのでパスです・・・  今年初めてにして、かつ最終戦であって、かつGT100回記念のGTに行ってきた。というか、2日前に池永さんから電話があり「佐藤さん、チケットありますから行きませんか?」と。富士は近いし当然「行きます」と答えないわけがない。今回は一度家に帰って(今日の今)、明日は娘と二人で参戦なのである。

 さて3時40分に目覚ましをかけ、4時20分に出発。今回はいつもと違って、246をひたすら走る。が、車は少なくとも信号で引っかかる確率が75%はあろうかという、日本の交通行政の悪さに悪態をつきながら車は走る。でも1時間30分ちょっとで待ち合わせ場所に到着した。その待ち合わせ場所とは御殿場の「TOMS」であった。知らない人はいないと思うが、TOMSはトヨタのレーシングサテライトチームである。ちなみに日産は「ニスモ」、ホンダは昔でいう「無限」である。

 なぜTOMSで待ち合わせたかといえば、車を1台置かせてもらうためである。池永さんは日曜日参戦できなく、駐車券のナンバーを私の車にしてくれるという、思いやりの心を披露してくれた。泣けるぜ!

 サーキットに到着すると、即公開車検の撮影だ。今回はすべてのマシンを撮影することができた。これは過去にない快挙である。さらにフィッシュアイも投入したので、いろいろ面白いアングルやちょっとしたアイデアを入れた写真をじっくりとることができた。だって1時間も時間があるのだもの。

 公開車検の後は、サーキットのパドックエリアを調査した。なぜかといえば、F1を開催したことでパドックエリアに改造が入っているからである。だいぶ変わった。さすがにバーニー・エクレストンを満足させなくてはいけないのだろう。でもあくまでピットを使うチームに気を使ったのであって、お客さんに気を使ったわけではないことを伝えておこう。ピットガレージAが屋根つきになったのは驚いたね。

 そして予選第1回のスタートだ。今回はヘアピンで撮る事にした。なぜかといえば、F1の起きみあげとして「仮設スタンド」がそのまま残っていたからだ。これはよい。04年の大改修で富士スピードウェーはフェンスが高くなって写真が撮れなくなったのだが、このヘアピン仮設スタンドは高さがあり、フェンスが映らないのだ。よしよし。ヘアピンのスタンドと、ヘアピン出口のスタンド(二つある)のいろいろなところで撮り試した。結果、出口側のスタンドの一番後端がよい。何せマシンとの距離がえらく近い。さらにヘアピンの出口からの加速がカメラの振り(流し撮りのためにね)と合いやすい。ネッツコーナーもよいが近場でいい写真を撮ろうと思ったらここもいいぞ。いつか「ここで撮るとこんな風に取れる」というのをアップするつもりなので、そのときに見ていただこう。

 さて予選1回めが終わってパドックエリアに戻った。池永さんがTOMSのパドックにいたのでコーヒーを頂きながら世間話をしていたら、なんとチームのお姉さんが「お弁当食べてください」と、豪華な重箱入り弁当を持ってきてくれた。ああ、恐縮である。隣では監督の関谷さん(昔のドライバー)、TOMSの社長、奥にはドライバー(脇坂寿一)、トヨタF1の前の責任者冨田氏(今は富士スピードウェーの会長)、堂夢の社長林みのる氏といった、そうそうたるメンバーがいた(もっとすごそうな人もたくさんいたけど、残念なことに誰だか分からなかった)。なんかすごい空間にいたのだった。そこに現れた池永さんのご友人はTOMSの次長さんなのであった。この方の話はめちゃ、面白い。マシンのテクニカルなこと、タイヤのテンプレート、マシンのカラーリング、カーボンコンポジット作成、パーツのマシニング、その他もろもろ大変面白い話を聞かせてもらった。ああ、幸せな時間。

 そんな話を聞かされたんじゃ、ピットウォークでお姉さんの写真を撮っている場合じゃない。さすがにお姉さん撮影は飽きてきたしね。あの超の3乗くらいの混雑で出て行く気もしないし・・・。ちなみに99年にF1のパドック・クラブに入れてもらった時も、なんだかピットウオークにのんびり出て行った記憶がある。それは今から考えると、めちゃくちゃもったいないことをした・・・と思う。

 さらに予選2の時間ぎりぎりまでお話を聞かせていただいたってのもあって、車に残してきた巨大500mmをとりに戻る時間が無くなった。まあいいっか。ちなみに予選を撮り始めたらD2Hの電池がほとんど残っていないことが判明した。そしてしばらくして電池切れになった。なので巨大レンズを持ってきても、カメラは1台(今日はD2HとD40の2台体制だった)になってしまったので意味無かったかもしれない。しかしD2Hの電池は弱ってきている(といいながら、PCへ取り込んだら、1005枚撮影できていたけどね。でもD40は1055枚撮影してインジケータがひとつしか減っていなかったけどね)。

 予選が終わって、TOMSのガレージでまたまたメカニックの人と話をしたりして、ああ、しあわせぇ〜。インパクトレンチも持たせてもらった。すごく重いぞ。それにしても池永さん、ニスモやら無限系やら堂夢やらあっちこっちに知り合いがいるので、パドックやらガレージやらにすたこら入っていってしまう。すごいぞ。それに今回はF1も終わっているってのもあって、中嶋悟、土屋敬一、ブリヂストンの浜島さん、国(光)さん、星野さんと、有名人を眺められて、なんとなくうれしいのであった。

 といことで、明日も朝が早いのでこれにて失礼!


■ 11月1日 【新しいディスプレイ】

 ◆古いギターを掃除してみました。部品を極力はずして磨くと、あらまあ、新品のようにきれいになりました。病み付きになりそうだなぁ。  日曜にハードオフでUA-25に出会ったすぐ後、ツクモで新発売のWUXGAのディスプレイのチェックをした。まあまあいけるじゃん、ということで、夜に「ポチッ」としたら、翌日にはディスプレイが送られてきた。おおきいぞ!

 今までは19インチのCRT(ナナオT766)でUXGA表示であった。結構無理な解像度であるのだが、なれればそれが普通になる。今回は24インチのWUXGAだ。表示をさせてびっくり。文字がでかい。写真がでかい。Paddock-Clubはこんな風に見えるんだ!って驚いた。それに最近良く使う横800の画像だが、いやぁ、でかいぞ。こんなにでかかったんだ。またデジカメ画像に驚いた。デジ眼3;2のスケールなのであるが、今までの4:3のCRTで全画面表示にすると、左右がぴったりで上下に黒帯ができる。が、今回はワイドなので、上下がぴったりで左右に黒帯ができる。なので、今までの2倍くらいの大きさに感じる。迫力満点!

 しかしバックライトが明るい。目が疲れる、というかちょっと痛い感じだ。ということで、まだまだなれない日々が続くだろう。


■ 10月28日 【めぐりあい】

 ◆庭掃除をしていて出会いました。芝に寝そべって激写しました。レンズを向けるとこっちを向いてくれる、いいモデルさんなのでありました。。  相変わらず土日になるとサイクリングで町田しているのである。一人で行けば気軽でいいが、娘と行けばそれまた楽しからずやなのだ。あと数年もすればもうお父さんは相手にされなくなるので、今のうちにいろいろ二人で歩き回るのがよいのである。

 100円ショップでちょっと買い物をして、ちょっと図書館に寄って、買うか買うまいか、めちゃくちゃ高いのを買うか、もっとも安いクラスのを買うか、と非常にマイブームになっているWUXGA液晶モニタの新製品を見に行くべくツクモ電機に向かう途中、娘がポロッと言った。

「お父さん、最近ハードオフ行かないねぇ・・・」

 おお、やっぱり昔は暇さえあればハードオフしていたのを、しっかり見られていたのだね、と子供の観察力に脱帽した。というか、誰が見ても良く行っていた、ってことなのだろうけど。まあギターとかを良く見に行っていたわけであるが、欲しいギターはほぼ買い揃えてしまったし、買うならヤフオクのほうが出会う確立は確実に高いわけである。やっぱり足が遠のいていたのだ。

 そして模様替えをしていたフロアを確かめるように歩いていたら・・・おおおおおおおおお!探していたものが・・・・・・あったたたたたたたたた・・・、のだった。それはこれ。前から欲しかったのだが、新品買うほどでもないし、かといってヤフオクでも新品に近い価格で取引されたりもしている。なんとなく今一歩が踏み出せない状態だった。娘の一言で出会えたっていうのも何かの縁なのである。しかも箱を開けてみると、ソフトウエアCDROMもシュリンクパックがあけられていないし、機械も使われた形跡が全く無い。保証書も店の印が無く、ユーザー登録もされていない。う〜ん、どうやってハードオフに流れてきたのだろうか?謎である。

 ちなみにこっちのほうも、いつも売り切れなのが偶然売っているっていう何かの縁なのであった。買えないものが変える状況だったりすると、それほど欲しくなくてもなんか「もったいないじゃん、買えるじゃん」ってことになってしまうのだ。悪い癖であ〜る。


■ 10月21日 【”勢い”でいこう】

 ◆携帯なんてそれほど思い入れがあるわけではありません、が、何だかんだでこんなにありました。今は角型がトレンドだって良く分かりますね。  マジコンを知ってしまった今、「お父さんもDS Liteを買うっきゃない!」という一時の盛り上がり状態になり、盛り上がりのうちに買わないと熱が冷めちゃうってことで、DSを買ってみた。当然新色のワインレッドだ。ワインレッドは会社の開発品にも使ってみたほど好きな色なのである。DSの方はつるつるグロス仕様なのであるが、マットでやってくれるともっと渋くていいと思った。

 ということで、我が家には4台のDSLiteが鎮座している。

 さら〜に、なんとなくマイクロSDが安かったりするので2Gを3枚買ってみた。さすがに上海問屋、あっという間に配送された。その勢いで、PC用2Gのメモリとコンパクトフラッシュ8GBも今日注文だ。1週間に3回も同じ店に注文するっていう、最高に効率が悪い発注の仕方であって、配送の人も呆れているだろうと思う。

 2Gのメモリはじじ様用なのである。今のPCが256Mなので画像処理(NCでの現像)が大変らしい。じじ仲間から散々言われたらしく、「1Gで十分」というIT顧問の私の教えを聞かず、「2G入れてくれ!」と言い張るじじ様に、ちょっとじじ社会の「見栄」を感じたしだいである。

 風邪ひきました。ブラジルGP25時からなのだけどどうしようかなぁ?


■ 10月18日 【びっくりな話】

 ◆CEATECに行ったときシチズンブースにおいてあった、時計のばらばら部品です。こういうのって見ていて全く開きません。この小ささでこの精密さ、時計メーカってとっても楽しそうです。  勤めている会社が過去最大の希望退職を募り、散々心が揺れ動いたけど、最後まで看取ってやろう・・・じゃなくて、これで自分がやりたいようにできるんじゃない?って思って残留を選択した。そして今週身近な人も同期もたくさん辞めていった。そんな時、ちょっと知り合いのメーカ営業さんから電話がかかってきた。

「今週ちょっと飲みませんか?」

 まあ前からそんな話をされてもいたし、元来人と話をするのが好きな私は即「OK」を伝えたのであった。「佐藤さんお住まいはどこでしたっけ?」「町田ですよ」「あっ、そうでしたよね」という会話があった。

 さて大量退職があった2日後、新横浜に向かったのであるが、会社の事務所まで来て欲しい・・・と言われ、ちょっと小首をかしげた。なんで事務所まで行く必要があるのだろう?一瞬「へんな会社に再就職していて、行ったら恐い人たちが出口固めて、欲しくも無い健康グッズを強要されたらどうしよう・・・」という不安が胸を覆った。弱気な私なのである。

 事務所に行ってみると、営業さんが迎えてくれたのだが、めちゃくちゃきれいな事務所であった。聞けば2日前に移転が完了したばかりなのだそうだ。その営業さんは事務所内をいろいろと説明してくれる。「まだこんなに空きデスク(スペース)があるんですよ。ここがフリースペースで・・・ここが実験エリアで・・・」なんだか私のアンテナが少し反応した。

 そして場所を移して、となり、そこの責任者の方も一緒に、という段になって、今日の目的がやっと理解できた。

 「これってヘッドハンティングじゃん」

 こういうカタチで話をされたことは今までなかった。普通はどこぞやの転職会社からいきなり電話がかかってきて、どーのこーのっていうパターンなのだ。後から話もするが、外資系の会社はこういう人のつながりで転職が決まるらしい。そしてすし屋に着いた。なんとなく落ち着かない。それはなぜか、営業さんが大きな思い違いをしているからだ。

 「今回の話は私にとってとてもいい話だと思うのですが、まずは最初に言っておかなくてはならない事があります。○○さんはたぶん勘違いをしていると思うのです。私メカ屋なんです!」

 今までのイケイケ押し押しの空気が変わった。彼らが欲しいのはテレビの電気屋だ。

 彼らの本社は台湾で飛ぶ鳥を落とす勢いの会社であり、その日本法人である。つまり台湾で作ったチップを日本のメーカに売り込むのとサポートするのが仕事なのである。否、「売り込む」というのは間違いだ。今は大手のメーカーからの「買いたい」という声が目白押しで、今のままの体制では到底要望に応えられないらしい。急を要しているみたいだ。また当然技術サポートなので深い知識が求められる。以下に聞いた話をまとめてみよう。

・給与は今より大きく上がる(30歳ちょっとで私のいまの年収と同じくらい)
・別途臨時のボーナスが出ることがある
・ストックオプションがもらえる
・場所は新横浜(町田からだと今の会社より近くていいでしょ、ということらしい)
・英語は必要だが、やりながら憶えればよい
・できればフレキシブルな若い人がいい

うう〜ん、非常に魅力的な条件である。特に欧米の企業では当たり前なのだが、「ストックオプション」は、今急な右肩上がりの成長をしているこの会社であるからこそ、非常にいい話なのである。私が誘われたんだから、私くらいの年齢でもいいのだろう。だれか「俺を紹介してくれ」という読者様がいたら連絡してね。


■ 10月14日 【元気な父娘】

 ◆Sさん今日も猫で攻めてみますよ。  先週の日曜、今日(日曜)とも朝4時起きの4時半出発で・・・旅行でなく・・・単なる早朝散歩が決行されたのだった。この前海に行ったのが9月15日だったから、まだ1ヶ月経っていないのだ。あの時は暑かったが、この2週は結構涼しい、車外温度は11度をさしている。娘はこの早朝散歩がえらく気に入った模様だ。毎回「明日は起きるのは3時?4時?」って小学3年の話じゃないぞ。

 そして向かうは津久井湖だ。計画としては津久井湖の中間あたりから、めちゃくちゃ狭い道を相模湖まで歩くというものだ。津久井湖には真ん中あたりに赤い橋(三井大橋〜ウルトラセブンでも映っている)がかかっていて、その橋付近からマイナー路が始まっている。25年くらい前に車で狭さにヒーヒーいいながら走ったのだが、それのリターンマッチである。

 前週は相模湖周辺の探索、今週はいよいよ津久井湖から相模湖だ。しかし40分ほど歩いた次の集落、なにやら怪しい標識が立ちはだかっていた。「この先落石のため通行止め」 やられたぜ。ゲートの横が少し開いていたので人なら楽勝じゃん・・・と思ったのもつかの間、その先は厳重な通行止めがなされていた。仕方なく方向を変え、欄干が低くスリリングなつり橋をわたり大通りに向かった。途中の公園で買っておいたおにぎりの朝食をとる。うまい!そして方向的にこっちのほうが近道だろ!という方向に向かって歩き始めたら、これまたどの道もすべて行き止まりなのであった。まあこういう面白い経験があとあと思い出に残るのだな。

 ちょっと短め10kmほどの朝散歩を終えて家に戻ると、メール便なのでもっと送られてくるのが遅いかと思っていた「マイクロSD」がポストに入っていた。サンディスクの2Gが2480円。安いねぇ。これでマジコンが生きるぞ。


■ 10月13日 【携帯天国】

 ◆八王子の猫好きさんからメールがありました。学生の頃猫を飼っていてなんだか猫の話を聞いたらすごく懐かしくなったそうです。じゃんじゃん写真アップしてください・・・と言われましたので「猫」いきます!  機種変更携帯が来た。どこぞやに電話すると機種変更が完了、至って簡単に終わってしまい「販売店で買うと何がいいのかなぁ・・・」と考え込んでしまった。

 しかし携帯を全く使いこなしていないというか、あれだけ「半額、半額」と連呼しているauの新サービスだが、実は私にとってもそれなりのメリットがあることを、昨日飲んだ同僚に教えてもらった。さらに「マジコンとR4」なる魔法のチップのことも教えてもらい、数日以内に我が家のDSライトもすごいことになること間違いなしだ。世の中ネットを使いこなす人とそうでない人で、いい恩恵を受けられる度合いが全く違うことを悟った次第だ。さらに夜に一番安いショップからネットで注文すれば、翌日には発送で翌々日には配達されちゃうっていう、なんと便利な世の中になったのだろう・・・って実感しないわけにはいかないのである。

 さてそんなこんなでauショップに行って、携帯の中身を旧⇒新と入れ替えてもらった。あわせて「誰でも半額」コースに変更した。しかしauショップのお姉さまは、住宅地のauショップであっても、バリバリのカウンターレディーなのであった。どこぞやの企業のばりっと決めた受付嬢といったらいいだろうか。

 さてその足で町田のヨドバシに行ったら、なんと携帯全機種1円という、臨時au応援も動員した大攻勢モードなのであった。これに応じて子供もその気になってしまい、とうとう携帯もち中学生と化してしまった。しかし最新モデルも1円となると、当然最新モデルを買いたくなるのが計算高い大人なのである。お父さんはなんとなく、いつもは15,000円とか18,000円とかしている機種を選ぶ方向にリードするのであった。が、息子はどうも最近機種でもない、三洋のワンセグ携帯に心が動いている模様だった。アクオス携帯やらカシオの5Mデジカメ携帯やら東芝のステンレス携帯やらにはどうも興味が行かないらしい。

 そしてやっぱり三洋の携帯になってしまった。それも青緑! 正直「うっ、参った!」という顔をしていたら、店員さんもやっぱり、苦笑いをしていた。子供のセンスはやっぱり大人のセンスとは違うのを知らされた土曜の午後なのであった。

 それで今、テーブルの上には新しいau携帯の箱が3つ置かれている・・・ちなみに、auのWINは横にしてみると「2/3」と読めるのね!


■ 10月8日 【機種変更】

 ◆今日夕方庭が真っ赤に染まった。西の方を見るときれいな夕焼けだ。子供を誘って外に出て5分くらい軽く走って眺めのいいところについた時には、普通の夕方になっていた。夕焼けってほんの数分の勝負ですね。  auがなにやら端末の価格体系を変えそうなアナウンスをしちゃったりしてるんで、この際端末を変えておこうという計画のもと、ヨドバシに行ってきた。ヨドバシでは相変わらず携帯コーナーが大賑わい、本当に日本人は携帯が好きなんだなぁと思うのである。

 さて聞いてみると、11月からの新体系がどうなるのかはまだ分からないらしい。でもそんなことは無く、分かっているけどまだいえないぜ!ってことだろう。なので単純に端末の調査をしてみた。実は昨年の秋田帰省でばあちゃんが携帯を洗濯してしまって、非常事態ということで気に入った端末ではなかったが、東芝のwin端末を買っていた。でもやっぱり気にいたものじゃないと気持ちも入らなかったりするのはしょうがない。この際変えちゃおう。何が気に入らないかって言うと、分厚い本体なのだ。本体以上の厚みのあるディスプレイ部であり、自分としてはありえない。

 しかし端末の価格は上がっているようだ。去年機種変更したときは7,000円くらいで機種変更できたが、今は最低ラインが8,000強だ。しかしワンセグもそれほど高くない。でもワンセグなんて見る機会がないという決意の元、あえてワンセグがない機種をワンセグ付きと同じ価格で買うっていう、非常に勇気のある行動を取ろうと決意した。

 でもなんとなく決断できなくて、家に帰ってきてインターネットで調べてみたら4000円弱で機種変更できるサイトはごろごろあることが分かった。ネットで買うのに何も抵抗のない私は、即注文したのは言うまでもない。これで薄型機種になるぞぉ!

 というところで話は終わるはずだったのだが、実は土曜の朝に「ツクモ町田店」のサイトで500GBハードディスクが9920円(3連休各日10台限り)っていう、おいしい情報をゲットしていた。HSGTでSATAだから問題ないスペックだ。土曜の午後ゆっくり突撃したら、「並んで買われてあっという間に売り切れでした」とのことであった。しかし前週のカーナビの件もあるので、最終日の今日、雨交じりの天候でもあり、開店時間に合わせてツクモ町田店に足を伸ばした。おお、階段で列ができている。しかし前にいる人を数えると8人だ。おお、買えるじゃん。そして今、HDDケースに320Gと一緒に収まっている。HDDのバックアップはHDDであるべき・・・がポリシーであり、やっと母艦のデータがバックアップできる体制が整った。これでクラッシュも怖くないぞ!


■ 10月6日 【アンテナ工事で得たものは?】

 ◆アクセスログを見てみると、皆様結構レースクイーンがお好きなようで、それじゃあということで更新する元気が出てきてます。未掲載のクイーンさんからどうぞ。  実家のテレビが壊れた。実家のAV&OA顧問かつ調達かつ工事担当の息子としては、即テレビを購入した。東芝のHDD内蔵(外付けUSBHDD記録も可)のがよかったが、倍速駆動老舗のビクターのになった。ビクターは親父のたっての希望であった。

 さてテレビのセッティングはすぐ完了・・・なのだが、すぐ完了しないのは「地デジ」を見る環境構築である。なぜならVHFのアンテナをUHFに換えなくてはならないからだ。工事を頼むと5万だそうで、自分でできそうなことは自分でやってしまおう、というのがマイポリシーである。アンテナは4000円、ブースターは9000円で買うことができた。ってことは人件費が3万円ってとこなのだな。

 そして天気がいいけど風が強い日に屋根に上がった。実は中1からアマチュア無線をやっていて屋根に上がるのは日常茶飯事であり、平気のへっちゃらである、でなく”あった”・・・が前にも書いたように、ちょっとビビリが入っている今日この頃なのである。

 工事は以下のように進行した
●今のアンテナマストを降ろして、VHFのアンテナをはずす(一箇所のステーをはずせばマストを倒せるが、がーんと倒れないように腕力必要)
●既存のアンテナ止めがさびていて、急遽切断対応
●新アンテナ取り付け&同軸ケーブル先端処理
●マスト根元へのブースター取り付け&同軸ケーブル切断/加工
●マスト仮設置(方向だけ動かせるように)
●電源チェック(リビングテレビ横ブースターからの電源がブースター根元まで来ているか?)
 ⇒非導通
●2F屋根裏分配器確認
 ⇒非導通(電源来ていない)&電流通過のラインをリビングからの同軸につなぎ変えておく
●リビング同軸確認
 ⇒問題あり(テレビと壁の間の同軸が導通無かった・・・よくこれでアナログ見られてたなぁ)
●屋根上ブースターの電源OK
●アンテナ方向決め
 ⇒一発で全CH問題ないレベルで受信できた(自分の家では受信レベルぎりぎりでよくフリーズするんだよなぁ)

 ということで、いらないいらないといっても、3万円のこずかいを強制的に渡された。ああ、こんなことしていいんでしょうか? まあいいっか!


■ 10月3日 【フィルムコンサート】

 ◆クイーンということでロンドン出張のとき、まさに始まったクイーンのミュージカルの看板。いきなり見つけたときは入るかはいらないかめちゃくちゃ迷ったのです。  今日は幕張のCEATECに行ってきた。最新機器や部品などが一手に紹介されるため、業界動向を把握するにはもってこいだ。しかし毎年10時から17時まで、みっちり見ると、もう帰ることは「お金出しても座りたい」くらいにどっと疲れちゃうショーでもあるのだ。そして今年もどっと疲れて、もう立ってるのもやっとだった。

 CEATECは朝一から行くのがよい。評判の機器を見るのも人が少ないので、じっくりそばで話を聞きながら見れるのだ。今回、会場レイアウトが大きく変わって、大手AVメーカーブースが別の場所に移った。それだけ出展企業が増えてということかもしれない。で、いろいろと見聞きして、充実した時間をすごしていたそのとき、かすかに聞きなれた音楽が語膜を揺らした。クイーンのWe will rock youだ。引き寄せられるように音の発生元に行くとそこは「HD DVDブース」だった。

 そこではクイーンの81年モントリオール・ライブが流されていた。これはクイーンがもっとも元気の良かった頃のライブであり、マニアからは復刻版の再リリースが待たれていたものなのだ。実際私もレーザーディスクでもっているが、今となっては画質が悪く、見るに耐えない。それがハイビジョンディスクで復活っていったらあなた・・・買うしかないでしょ。ハイビジョンって言ったって、普通のSD画質版と変わらない3200円なんていう、激安プライスだ。思わず頬が緩んだ。

 そして会場で大幅に編集された30分版のデモをみた。ああ、いい。クイーンはいい。初期のはいい。良すぎだ。フィルムコンサートって昔はよくやられてたみたいだけど、まさにフィルムコンサートだ。そして驚いたのは、おっさん、おばさんが最後のタイトルロールが終わるまでブースでじっくり腰をすえていたことだ。みんなクイーンファンだな!


■ 9月30日 【富士に行かれた皆さん、ご苦労様でした!】

 ◆30年前、今日と同じく雨の富士を走った名車中の名車、たいれるP34だ。タミヤの1/20シリーズはこのP34から始まったのだ!  ああやっぱり富士は大雨だった。アロンソも途中でリタイヤで、ワールドチャンプはハミルトンでほぼ決まりだろう。すごいな、ルーキーがチャンピオン。来年がどうなるんだろう?って興味が尽きませんな。

 さてトヨタの営業さんから連絡があって、車を買った営業所が統廃合でなくなるそうだ。ああ、天下のトヨタがそんなことに・・・ということで、呼ばれるとサクラとして行っちゃう私は、大雨&F1直前だというのに、トヨタ営業所まで出かけてきた。目玉として、展示車についていたナビが8割引でゲットできるキャンペーンがあったのだが、8割引きといっても5万もするものをおいそれとは買えない。だって今だってナビついてるもんね(といいながら、何万もするギターをほいほい買う理論はどんな理論なんだ!という突っ込みはなしにしておくんなさいまし)。

 営業所につくと、入り口で開店早々のデパートよろしく、整備員・セールスマンたちが列をつくって迎えてくれた。そしてセールスマンと世間話をしている間、車は洗車されていたのだった(これが目的だっている話もある)。で、11時過ぎ、ひな壇?らしきところに所員が4人集まってきた。よくみるとひな壇の前にきれいに椅子が並べられている。そしてひな壇をみるとナビが3台並べられている。ああ、これが8割引のナビなのね。HDD/WVGAの機種が5万6000円(パイオニア製)、HDDの機種が49,700円、DVD/ipodダイレクトコントロール機能付きが34,200円。ナビ持ってない人ならのどから手が出るほど欲しいだろう。

 さて所員の方が集まってきたのは、2日で4回行われる「ナビ獲得じゃんけん大会」のためであった。ちょうどその時間に居合わせた私はことの一部始終を見ることにした。で、結構かわいい女性の方の司会でじゃんけん大会が始まった。こんなところにも「所長の挨拶」なんてのがあった。そしていざひな壇前のきれいに並べられた椅子を見ていると、な・なんと

 座っているのは3人だけだ!

なんという偶然だろう。一人1機種いけちゃうじゃん。でもみんな欲しい機種が同じとは限らない。司会のお姉ちゃんは「みんなで話をして決めれば一発で決まりますねぇ」なんて言っている。そして整備の方がナビの説明を始めてくれた。いろいろ質問をしたかったが買うわけでもない私はおとなしくすることに決めた。そしてちょっと観察すると、ちょっと年を召した男の人と女の人は、なんとなく夫婦っぽいのだ。

 おいおい、実際は二組か?

めちゃくちゃ競争率低いじゃないか。競争率って問題じゃないぞ。って思った瞬間、夫婦らしき人たちの横に座っていた二十歳前後の兄ちゃんがおもむろに、夫婦のほうを見てささやいた。なんだなんだ・・・

 おいおいおいおい、君たち「親子か?」

ということで、じゃんけんを見ることなく、あっという間にお兄ちゃんは希望のナビをゲットした。お父さんお母さんは「よかったねぇ〜」とささやいている。残りのナビに2台がさびしそうに見えたのは気のせいだろうか?なんだかF1スタートを前にして、ずっこけてしまったぞ!


■ 9月29日 【富士は霧】


◆ちょっと模型のところにアップした写真にリン〜〜ク。あの頃のように気合入れて模型を作りたいなぁと思ってもなかなか進まないこの頃です。
 30年ぶりの富士スピードウェー、スカパーも全セッション生中継なんてがんばっているのだ。加えて、ハイビジョンだっていうからすごい気合の入れ方だ。ま地デジやらBSデジやら、HDの無料放送が当たり前な今、有料CSがSD放送っていうのも、まともに考えればおかしなことであるのだ。つまりこの状況は、いつも悪いことをしているやくざが、何かの拍子におばあちゃんをおぶって横断歩道を渡ってあげたことを賞賛するのに等しいかもしれない。つまり相対的な関係だけで議論されるのはおかしいのでありますな。あくまで絶対評価されるべきなのであ〜る。

 そんな話どうでもいいのだが、富士の2日目は雨から霧へと、まさに30年前の富士さながらなのであった。こりゃあすごい。でも予選は無理やりやっちゃった感がつよいなぁ。あれだけお客さん入っていたら「中止」って言いにくいかもね

 さて家でハイビジョンなセッションを見ているだけじゃつまらない、ということでこの週末は勝手にマイF1ウイークと名づけ、たまった模型の写真撮影に明け暮れることにした。その勢いでWEBにも乗せてしまえと、92年のフェラーリF92AT、90年の641/2を新アップしてみたがいかがだろうか?

 しかしブツ撮りは難しい。照明が肝なのだが、いつも「これぞ」という照明に出会わないのだな。やっぱ大光量のハロゲンランプ買わないとだめかなぁ?


■ 9月22日 【悩む!】

 ◆今回はこっちも猫ちゃんにしちゃいました。  PCのモニタを買い換えたいと思っているこの頃、買いたいものがあると情報を集めるのが楽しいのであ〜る。

 さて現状に不満があるから買い換えるのであって、それが何かというと・・・
 ・CRTモニタは熱い
 ・CRTモニタはちょっとぼやけ気味(19インチCRTでUXGAで表示しているから当たり前かもね)
というものである。まあ無理して買い換える必要も無いかもしれないが、一度欲しいと思うとヒステリシス特性のごとくある一定期間はそのモードに入ってしまうのである。

 そしていろいろ調べてみると、「ナナオの破壊工作員」なるものがよく見受けられる。大手量販店のモニタ売り場にはナナオの社員が多く入っているのだが、ナナオ製品が有利になるように他社のモニタの調整をいじったり、信号が行かないようにしたり、クオリティーが落ちるようなモードにしていたり、その悪行三昧は枚挙にいとまがないようだ。確かにヨドバシに行ったら、なんと、ナナオ以外のLCDへの信号が遮断されていた。そして売り場にいた店員はナナオの派遣ヘルパーであった。恐るべし、ナナオ!

 さらにいろいろ調べてみると、NECと三菱のモニタが良いらしい。価格は15万くらい。そうそう、買いたいのはWUXGAモニタだ。今使っているUXGAより表示エリアが減ることは許されないのだ。

 では論理的に考えてみよう。WUXGAのLCDモニタを買いたい ⇒ グラフィックボードを買い換えなくてはならない(いまのmatorox G550ではデジタルでUXGAは不可能) ⇒ グラフィックボードのインターフェース規格はPCI Expressに変わりつつあり買うならそれしかなさそう ⇒ マイPCのビデオカードインターフェースはAGP8 である ⇒ マザーボードを買い換えなくてはならない ⇒ マザーボードを買い換えると今のPentium4が使えなくなる(ソケット形状が違う) ⇒ メモリも新しいDDR2を買わなくてはならない(でも1Gが2枚で2万ちょっと・・・安くなったなぁ)

 ということで、結局新しいPCに移行するくらいの気構えが必要だ。う〜ん、ちょっと出費がでかすぎるかも・・・ 自作パソコンってパーツの乗せかえができてよい・・・ていうけど、何か変えようと思うと、昔のパーツが使えないことが多くて(使えるにしても安く買えるディスクドライブくらい)結局全とっかえに近くなるのだ。なんだかなぁ。


■ 9月21日 【遠方の友と話す】


◆あと1週間でF1日本GPですねぇ。初めて鈴鹿に行ったのが92年。引退する前のマンセルをぜひ見たかったのでした。当時は写真の撮り方もよく分からなかったり、撮る場所がスタンド席の固定場所だったりで、今から考えるとちょっと恥ずかしかったりです。でも今のマシンと比較すると、幅広ででかいマシンはかっこいいです。
 ひょんなことから昔世話になった営業さんから電話がかかってきて「今下にいるんですけど、ちょっといいですか?」とのこと。エレベータで下に向かうそのとき、昔一緒に仕事をしていた仲間から電話がかかってきた。

「おう、今から○○さんと合うよ」
「あの、名刺を持っていったほうが良いですよ・・・」

その理由は受付コーナーに行った瞬間に判明した。なんと若い乙女がいつもの営業さんの横に座っているではないか?「えっ?保険の勧誘じゃないのね?」と一瞬訳なのか分からない状況に陥った。が、東京にいる奈良出身の営業レディーちゃんだった。いまどきの「イケてる系」だ。普段から若い女性と話す機会なんて、娘を除いてほとんど無いってこともあって、ちょっとどきどきした(って見えないのが私なのだな)。

 さて自席に帰ったら、先出の昔の仲間からメールが入っていた。「○○○(今日来たメーカーさん)の○井さんに電話してやってくださいよ。喜びますよ、きっと」。○井さんは異国の地(お茶で有名な国)で単身がんばっているのだ。散々お世話になっているし、久しぶりに声も聞きたいし、ちょっとデスクから離れて秘密の隠れ部屋(工作機がたくさん並んでいる作業部屋)で電話をしてみた。

 国際電話ってこんなにはっきり聞こえたっけ?っていうくらい、いわば隣の部屋と電話をしているようなクリアーさで、○井さんの声が聞こえた。お〜懐かしくて涙がちょちょぎれるぜ!って感じである。○井さんいわく「会社が始まるのは8時ですけど、7時半に来てまず「Paddock-club」をチェックしてから新聞読みます。

はい出ました。涙が64リットル出ました。

こういう読者様の声を聞くと、毎日更新するエネルギーがわくってもんです。さて○井さんとの男の友情は固いものであり、いつまでも世間話で盛り上がっていたいのだが、かの地では重責を担っている偉い立場の御人である。長っぱなしをするのも申し訳なかったので、適当なところで話を終えたのだが、まだまだ続きを話足りないのである。○井さん、日本に戻った時は是非とも我が家で飲み明かしましょう(あっ、下戸でしたっけ?)

 ちなみに、今日来た営業さんも昔こっちに住んでいたとき藤沢に住んでいて、先日の炎天下サイクリングの件を読んで、家のすぐそばで懐かしいとのコメントをいただいた。ああ、いろいろなところでいろいろなことがつながっているのである。

読者の皆様、これからもメールじゃんじゃか送ってくださいね。


■ 9月18日 【新メンバー】

 ◆今回はこっちも猫ちゃんにしちゃいました。  行きのスルスル路からは比べ物になら無いくらいのノロノロ路である帰路であったが、江ノ島・鎌倉の数あるミラクルの話を娘としながらであれば、渋滞もそれほど苦にならないのであった。が、それも10分と持たなかった。「寝たら起こしてね」と言い残し寝てしまった娘は、首をなでても脇の下をくすぐっても、ピクリとも動かなくなってしまった。まあ疲れていたんだなぁ〜と、一方でひたすら聞かされ続けた「Hotel Carifornia(3バージョン)」と「Desperado」からの脱出に成功したのであった。

 さてナビが示してくれた当初の予定帰着時間(普通は早まることが多い)を30分もオーバーして家に到着したのだが、家に入るとなにやら空気が緊張している。それに玄関になにやら見慣れないかごが置いてあった。リビングに戻るなり、グビグビとビールを飲み干しながら、かみさんが愚痴っている。どうやら息子がいきなり「ねこ」をどっからか譲り受けてきたらしい。その詳細をあまり語らないらしく、かみさんは「ワガツマ」同様の毎日の鬼母状態だ。

 そこでお父さんはわざと知らんぷりしていた。そこに鬼母と化したかみさんから考えられる言い回しすべての小言弾を受けて、もはや死すのも時間の問題な息子がやってきた。やっぱりお父さんにきちんと話をするのは苦手らしい。

【息子】「あのね、○○に家で猫が生まれて買ってくれる人のことを探しているのね。それでとりあえずどんなもんだか1日だけ借りてきて、飼えるかどうか検討することにしたの。」

【父】「お前のいつものだらしない生活で猫なんて飼えるの?・・・・ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ・・・・」(と3分小銃を撃ち続けた。「それでその○○君って友達なの?」

【息子】「”君”じゃなくて・・・」

【父】「えっ?○○さんなの?女の子?」

【息子】「うん・・・」

おお、やるじゃん。今まで女の子に興味ないと思っていたにもかかわらず、なんといきなり女の子から猫をもらうとは。まあ自分が中学のときどうだったか?と思い出せば、それほど驚くことは無いかもしれないが・・・。まあそんなこんなでとりあえず様子を見ることにした。しかしかみさんが撃った鬼母マシンガンが弾切れしたせつな「まあ、お父さんは猫好きだから・・・」との言葉に、瀕死の息子は一気に目がキラキラ状態になったらしい。

 そして翌日、朝早くから猫グッズを飼いに行き、すでに家族全員、「うちの猫」状態になっていたのだった。あんなに鬼母していたかみさんが、「□□(猫の名前〜もうつけた)ちゅあ〜〜〜ん、ここでちゅよぉ〜」とかなってて、おいおい、一体あんたはどういう人格してんのじゃ!と唸ったのは紛れも無い事実である。

 さらに息子が「俺は今日からニュー○○○(息子の名前)だ」と、自分で宣言して、それなりに生活態度がしっかりしてきたのは、まあまあいいことであった。さらに、私としてはをめちゃくちゃかわゆい猫ちゃんの写真を撮るのが以前からの夢であった。めったに使わない、スピードライトが大活躍している毎日である。


■ 9月15日 【朝散歩のはずが・・・(その2)】


◆木曾、奈良井宿のとあるお店の店頭に何気に虫が何匹もいます。何匹もって言ったって本物の虫じゃなくて創作虫なのです。これは笹の葉?で作ったバッタです。ひじょ〜に趣があって心惹かれましたです。
 一人いじめの大仏殿を後にした父娘は次のターゲットを鶴岡八幡宮にロックオンした。なんとなく鎌倉の中心だからね。

 しかしそろそろお腹がすいてくることであり、そんなときにセブンイレブンがいい具合にあるのだ。でも9時頃っていうちょうど朝の回転が終わった頃であり、棚はがらんどう状態だ。ある物でしのぐしかなく”焼きおにぎり”なんていうのをチョイスしたが、のちのち食べたときには娘はこれを気に入ってしまった。”ひょうたんからこま”ってこういう使い方でいいのかな? セブンイレブンを後にして、どっかで食すところを探しながら東へ歩を進めるが、なんだかプチ商店街的な妙に趣のある街並みではいい場所がないのだった。にんじんをぶら下げられた馬のごとく、娘は食べたくてしょうがない。

 ああいつになったら場所が見つかるのだろう?と思ったせつな、超趣のある建物が見つかった。でも解体工事中だった。ああ、もったいない。小学校のようだ。そしてそこにはベンチがあった。父娘並んでおにぎりとサンドイッチをほおばる姿はほのぼのしたものであっただろう。

 「さてと」ベンチから立ち上がりさらに東に歩を進めたら、そのせつな右側に「鎌倉駅」が見えた。ああ、知らない間に東でなくて北に向かっていたのね。やばかった。鎌倉駅の北側の踏切を渡るとそこは「小町通」というなんとなく観光地を髣髴させる商店街だった。時間は9時半、そろそろ店が活動を始める頃であり、街のエネルギーが放出し始めるのを感じだ。そしたら鶴岡八幡宮に到着した。

 久しぶりに鶴岡八幡宮、前に行ったのはいつの頃か?誰と来たか?すでに記憶がない。記憶はどうでもいいけど、なにやらイベントがとり行われるようだ。カメラマンがわんさか大挙している。ほとんどおじさんでほとんどニコン。これが「ニコ爺」と呼ばれる所以なのがよ〜く分かった。どこかの社からいろいろな種類に着飾った老若男女が行列している。その辺に張ってある紙によると「例大祭」というものらしい。翌16日は流鏑馬(やぶさめ)があるらしい。そういえば道の真ん中に馬ロードが作られていたっけ。この偶然の行事との出会いを「第5のミラクル」とする。しかしそれほどの行事とも思えず、ニコ爺に溶け込むのもなんとなく嫌だったので、娘を先へ進み、階段を上りきって、小額のさい銭で最大のお願い事をしておいたのだった。しかしさい銭をあげたらさい銭箱をどけられてしまい、なんか間抜けな格好でお願いをしている父娘の姿だった。そんなこんなしていると、10時になったらしく下から例の行列がやってきて、きしくも階段上部のいい位置でそれを眺めることができた。これを「第6のミラクル」としよう。

 鶴岡八幡宮を後にすると、どこへ行ったらいいものか検討もつかず何気に鎌倉駅に到着してしまった。じゃ、江ノ電乗ってみましょ。ということで、ホームに着いたら行ったばっかりで最前列に並ぶことになった。けど、次に来た電車では、ボックスシートの海側2列というこれ以上は望めないシートをゲットできた。これを「第7のミラクル」とする。江ノ電はいつ乗ってもこの街に溶け込んだ感じがいい。鎌倉から乗った乗客の皆さんは半分以上「長谷駅」で降りてしまった。長谷寺と大仏殿を見に行くのだろう。そして我らは江ノ島で降りた。空は抜けるような青空に変わっていた。

 娘は江ノ島東浜で貝を拾いたいという・・・が、お父さんは早く駐車場に行きたかった。なぜかといえば「車の鍵を閉め忘れていたから」である。車を降りて娘が「あっ、日の出日の出」と叫んでいたんで鍵を閉めるのを忘れていた。なので気がついてからは結構気が気じゃなかった。でも目をきらんきらんに輝かせ「貝取りたいなぁ」といわれるとあきらめの境地になる。そしてたくさんの貝を拾った。どうせすぐ飽きちゃうのだろうけど・・・

 満足するだけの貝を取れたのでやっと東浜から移動できた。朝来たときとうってかわって、人が多い橋をわたるとそこは江ノ島への入り口なのであった。実は東京人が東京タワーに行ったこととが無いのと同じで、神奈川県との県境に住む「神奈川県町田市」と揶揄されるわれら東京人も行った事の無い江ノ島中心部へ行ってみることにした。何があるのだろう?興味津々。

 まずはお土産屋や食事処の連なった上り坂を歩いていくと突き当たりに、大きな鳥居がある。その鳥居の根元に「有料エスカレーター」なるものがあった。ああ、なんか興ざめである。当然ダイエットもかねて階段をチョイスした。階段をえっちらおっちら上っていくと展望台がある。ああ、展望台ってどんなところでも心が躍るねぇ〜。さらに上るとどうやら頂上と思しき「江ノ島タワー?」の建つエリアに出た。しかしわれらの目的は探索であり、さらに進む。のぼり下りを何度か繰り返すと一転、江ノ島もっとも奥まったポイントに降りるべく、急な下り階段になる。帰ってくる人たちの顔は「疲れ」の色が濃く出ている。一瞬引き返そうかとも思ったが、男たるもの、こんなことでくじけちゃいけない。どんどん下ると、岩場にでた。しかし「岩屋」と呼ばれる遊歩道は台風の影響でどこかが壊れたらしく通行止めだ。なので岩場を通って駐車場に抜ける作戦は失敗に終わった。この作戦失敗は、帰りの急な上り階段を意味するものであり、いきなり弱気になったのは言うまでも無い。しかし帰り道は知った道。行きよりは気持ち的に楽であった。急階段もなんとか娘についていけた。しかし子供は何であんなにタフなのだろう?

 そして駐車場に戻ってきたのは2時前。駐車場は入庫待ち車があるほど満車だった。そして鍵のかかっていない車から何もなくなっていないことを確認すると、思わずどっと疲れがでた。父のどっとでた疲れを知ってか知らずか、娘はまた海岸岩場に出て、さっき行き止まりになっていた岩屋まで行ってみたいと言い出す始末だ。せっかくなので付き合ったが、でかい岩を不自然な形で進むさまは軍隊の演習にも通じるものがあるほど疲れるのである。

 ということで、車に戻ったら14時過ぎ。外洋からはつり船がどんどん戻ってきている。Yさんに聞いていた時間にぴったりだ。大声で「おっかりなさぁあ〜〜い」と叫んだ(うそ)。

 しかし「朝散歩」のつもりが江ノ島鎌倉の旅となってしまった、今回の朝散歩。まあこんなこともあっていいよね。で、家に着いたら事件が待っていたのだった。


■ 9月15日 【朝散歩のはずが・・・(その1)】

 ◆たまぁ〜に、真っ赤に夕陽を見ることができます。左下には富士山がいい形でおさまってくれちゃったりして、うれしい限りですね。  第7話まで続いてしまった「本気で倒れるかもしれない恐怖を感じた〜」シリーズから1ヵ月後になる1日前、娘が朝散歩を復活させたいという。それも海朝散歩だ。そろそろ朝が涼しくなってきた9月半ばであって偶然朝4時に起きれた。ならば出発だ。

 さすがに4時過ぎの道路は快適なドライブができる。車というものこうでなくっちゃ。大和のあたりで空が明るくなってきた。が、どよ〜んとした雲と快晴の空と流れる雲のバランスが妙であった。そして東の空を見るとひときわ明るい星があった。われわれはそれをUFO星、かつ「第1のミラクル」と名づけた。でもすっごく明るかった。

 江ノ島到着は5時半、事前に調査万全であって向かった駐車場は江ノ島に渡ってその突き当たりの市営駐車場。この写真は防波堤に立って撮ったものだ。つまり海横である。なぜここを選んだか?といえば、「670円/回」なのだ。つまりコストパフォーマンスが今年のマクラーレンの信頼性同様すこぶる高いからである。駐車場の開門は5時からであり、あっという間に満車になるのを想定して、めちゃくちゃ早く行ったのであるが、ふたを開けたらこんな感じであった。こういうのを「肩すかし」と呼ばずなんと呼ぶのであろう。われわれはこれを「第2のミラクル」と呼んだ。

 車を降りると娘が叫んだ。「あっ、日の出だ」。おおお、いい時間に着いたなぁ。この日の「第3のミラクル」であった。ああ、日の出はいい、夕日と違いこれからの活力がわいてくる感じだ。さらに江ノ島といえばトンビであり、こんな写真も撮れちゃったりする。なんかいい感じ(ハイ、アクセントは語尾上がりで若者調で願います)じゃない? そして娘が再び叫んだ。「これこれぇ、みてぇ〜」という先には、足つぼ刺激路が整備されていた。歩いたらめちゃくちゃ足裏が痛かった。「痛いぃ〜、お〜痛ぇ〜、ひぃ〜」といいながら歩いたのは言うまでも無い。

 さて江ノ島から橋を歩き早朝のすがすがしい空気を感じながら本州へ戻る。すると遠めに見える腰越漁港からつり船が出港しているのが見えた。そういえば一緒に仕事をしているYさんから前日に聞いていた出港は6時であり、つまりその船にYさんが乗っているのだ。大声で「いってらっしゃ〜い」と叫んだ(うそ)。

 R134を軽快に歩く。七里ガ浜に出ると海側には歩道が無くて歩けない。海を感じたいならば浜を歩くのだ。浜には誰もいない。七里ガ浜を独占だ。でもなぜ歩く人が少ないのだろう?それは「こんぶ?」が大量にうちあげられていて、歩く支障になっているからかもしれない。それこそ大量にだ。台風で打ち上げられたのだろうけど、どこから来たのだろうか? 海底にこんなに昆布がいるのか?でも打ち上げられた昆布は腐りかけていて、すごい悪臭なのだ。まいった! 砂の上を歩くのはえらく体力を消耗するもので、歩道が海側にある「鎌倉高校前駅」からは歩道に戻った。そこで感じたこと。下が固いところを歩くのはめちゃくちゃ「楽」である、だ。

 歩道を歩くと稲村ガ崎だ。1ヶ月前に28年ぶりに封印を解いて行ってみたのは既報の通りだが、今回はパスしようとしていた。が、娘が行きたいと言い張ったので行ってみた。展望台に着くや否や山側にリスがいたのだった。前回も発見したのであるが、やっぱり住み着いていた。しばらく景色を見ていると今度は別のリスが出てきた。おお、シャッターチャ〜ンス。前回のリベンジだ。これを「第4のミラクル」と呼ばせていただこう。

 そして由比ガ浜に出た。そろそろ出てきて汗がどっと出てきたので水分補給だ。娘の要望により炭酸系に行ったのだが、いつの頃からか炭酸系を飲んだ後、急速に腹が痛くなるようになった。今回もそうなったがなぜであろう。げっぷはちゃんと出ているのだが・・・

 そうこうしているうちに、長谷寺を過ぎ、未開の地「かまくら大仏殿」へ突入だ。着いたのはちょうど8時であり、開門も8時からということで、だれもいない大仏なんていう、えらくうらやましい写真が撮れた。これを「第5のミラクル」と呼ぶことにする。そういえば22年前、奈良の大仏を見たときも朝一番乗りで、大仏一人じめなんていう経験をしたことを思い出した。なぜか大仏と縁がある私なのである。そんでもって娘とベンチに座って大仏を眺めながら話をしているとき「知っている?大仏て夜になると”よっこいしょぉ〜”って立ち上がるんだよ」って何気に言ったら本気にしているようだった。おいおい、かわいいけど大丈夫か?って感じだ。20円出すと大仏の中に入れる。ちょっと興味もあって入ってみた。おおお、大仏の中ってこんなんだったんだ。完全な青銅スキン型である。中は外形と同じシェイプで中空だ。中に型をいれ、その上にぺたぺたと青銅を塗って固めたような形。まったくF1のモノコックやカウルと同じ製法だ。なにやらF1との共通点をみつけられてうれしかったりした。

 ああ、やっぱり1回で終わらないのね・・・(次回につづく)


■ 8月15日 【本気で倒れるかもしれない恐怖を感じた独身4日目(その7)】


◆ああ、田んぼはいいです。畑もいいです。農業ってやってみたいです。会社で新規事業のアイデアとか聞かれると「農業」って答えます。口に入れるものなので安全なものを食したいですよね。でもこないだ辛坊さんが言ってました。農業は規制(農業族議員の利権)でがんじがらめで、企業は入る余地が無いんですって・・・
 「やった!やっと境川に戻った」と、知っているところに戻るとやっぱり精神的には100万倍も落ち着けるものだと思い知り、木陰に止まり残っていた水を飲み干した。この田舎的な感じ、川の両側にあるロード、緑が多い側道。そして境川に戻った記念で写真を撮った。このなんでも写真を撮っちゃうのを「記念」という一言で済ませるのが、デジカメ番長たる所以である。でもさすがに長い境川、それっぽい感じだが、どこの辺りだったかは思い出せない。「ああ、俺も記憶力が弱くなったなぁ・・・」と思った。

 そしてマクリアムトン号を走らせた。気持ちも晴れやかになると、疲れ果てているのも係わらずなぜかペダルが軽い。左右に風景を見るのにも余裕が出てきた。そんなせつな、「ん?」と一瞬視界を横切ったある文字があった。

「い・ず・み・か・わ」

えっ?さかいがわでないの?だってそっくりじゃん。と、急に不安が襲ってくる。そういえば、なんか風景も違って見えるし、やっぱり朝ここ通って無いような気もする。200m進むと川がやけに狭くなり、やっぱりここは違う川である、と結論付けないわけにいかないという景観になった。一気に疲れた。「またかよぉ〜」である。もう悪い時は悪いことが重なるのだ。そしてさらに西で行く決心をした。和泉川を北上してどこに出るか分からない冒険はできないのだ。

 川というもの、一番低いところを流れるのは物理法則上当たり前であり、川沿いを走り続けない限り「上り坂」しか待っていないのは、寺内貫太郎がちゃぶ台(テーブルと言っては味がありません)をひっくり返さない日が無い・・というくらい当たり前なのである。なので境川を目指して左折し西へ輪を進めるのだが、地理で習った「河岸段丘」よろしく、すぐに急な上り坂になったのだった。とてもとても漕いで上れないので、押しながら上った。当然のことながら、汗がぽたぽたと地面を打った。しかし急坂なのと引き換えに距離が短く、すぐに通りに出た。その通りは先ほど上って下った道だった。まっすぐ来ていればエネルギーを使わずに済んだのに・・・

 出た道はこの辺りで一番高地であった。眺めが良い。風が吹いている。でも田舎だ。田舎は好きだ。好きはセナ、セナはブラジル、ブラジルは日本の裏側、裏側は点対称、点対称は天体ショー、天体ショーは流れ星、流れ星はペルセウス座の流星、流星はマッハGOGOGOの流星号・・・・と終わりの無いくだらない話はここで終了。

 そして眼の前に「相鉄/いずみの線」がど〜〜〜んと高架をさらしていた。畑の中にずんずん支柱が立っている。しかし和泉区は田舎感炸裂で親近感が持てる。道路を渡って、相鉄高架の下の畑の中の細い道を進んだら「めちゃさびしい駅」があった。近寄ると「ゆめが丘駅」なんていう、いかにも新興開拓地的でかつ安易な名前が書いてある。一体こんな畑の中の駅、誰が利用するんじゃい?ってほどの立地だ。近くに畑中角栄という人が入るのかもしれない。

 そして畑の中の、耕運機しか通らないような細い道の先にはくだり気味の森がある。下り!というその地形に期待しながらも、期待してはいけないという天使と悪魔のやり取りを無視し、本能のままマクリアムトン号を進めた。急坂を下り、急坂の意味する河岸段丘を感じ、森の中を下りきったら、平地に出た。向こう側にはこれこそ朝見た景色が広がっていた。ああ、俺の記憶はまだ生きている!と心で叫んだ。そしてサイクリングロードを遠目に見て明らかに地元の大地主的な家々が並ぶ細い旧道を走った。すると頭の上を何かが追い越していった。

「あっ、カワセミ!」

鮮やかな瑠璃色の背中を見せて進行方向へ飛んでいった。そして脇に流れる50cm幅くらいのきれいな小さな小川?に止まった。急ブレーキをかけ、カメラを出したがそのせつな、飛んで行ってしまった。そして境川のサイクリングロードに戻った。時間は12時15分だった。えっ?まだ12時過ぎ?と驚いた。印象としては14時って感じだったけどね。

 しかし境川に出てしばらく走ると、猛烈に疲れてきた。容赦ない太陽が体を焦がすのだ。それでもひたすらペダルを漕ぐ。日が西側に傾き始めているので、サイドは日陰が多い川の左側だ。少しでも日陰を選ばないと、本当に倒れてしまいそうだ。もう無心でペダルを漕いだ。頭に浮かぶのは家に帰って水のシャワーを浴びた後、冷たいビールを浴びるほど飲むことだけだった。長後を抜け、大和を抜け、小田急の横を走り、田園都市線をくぐり、246を越えるあたりからは、もう疲労困憊だ。私にとってこれほどヘタルのは珍しい。やはり暑さではなく熱さのせいだろう。

 さらに走り続けるが、町田の駅まであと4〜5kmというところで、サイクリング人生始めての「休憩」というものを取ってしまった。木陰のベンチに座るが、10分たっても15分たっても、息が上がったままで、呼吸はぜいぜいのまま。さすがに「これが熱射病なのか?」とちょっと焦った。そしていくら休んでも体調が良くなる兆しが無いため、もう出発するしかない。残る対処は境川すぐ横のヨドバシ町田に入って涼むことである。しかし、こんな汗みどろな格好ではいるのがはばかられたのと、早くビールを飲みたいのとで、ヨドバシをパスした。  町田からは普段なら路面のより川の右側を走るのだが、いくら砂利道でもがたがた道でも左側を走って太陽の攻撃から身を守らなくてはならない。そして家に着いたときはもうボロボロヘロヘロクタクタヘニャヘニャと考えられる繰り返し語をいくら並べても足りないくらいであった。時間は13時50分。えっ?そんなんなの?と言うくらいだ。ヘロヘロでもチャリにスピードが落ちていないのは我ながらすばらしい。でも一気に家に入って、二つの望みをかなえたいのであったが、この100kmにも及ぶ炎天下のサイクリングに付き合ってくれたマクリアムトン号の勇姿を撮らないわけにはいかないのである。

 シャワーを浴びると腕が火ぶくれ状態なのが良く分かった。いくらでも冷たい水を浴びていられる。そして浴びるほどビールを飲んだ。夕方からもううとうとと眠りに入ったのだが、頭がガンガンと痛く、かつ体中をアイスノンで冷やしている状態だ。体調としては絶不調なのであった。今度サイクリングをする時は涼しい時にしようと心に誓った。

 さて、実はサイクリングに行く前体重をはかっていたのだった。Akgであった。そして帰ってきて測ったら、2リットル以上の水を飲んでいるにもかかわらず、(A-3)kgであった。3k痩せてる・・・すごいぞ。そして翌日体重を測ったら、(A+1)kgだった。

 あれれれれ?

 --- Fin ---


■ 8月15日 【本気で倒れるかもしれない恐怖を感じた独身4日目(その6)】

 ◆岩国の錦帯橋に行ったときにはえらく感動しました。木でこれだけの橋が作れるもんなんだ、と。ここは岩国ではなく木曾の「奈良井宿」です。ミニ錦帯橋がありました。  すんなり一話で終わるはずだった帰路だが、読者様の期待は高いみたいですでに帰路だけで4話目に突入してしまった。これじゃあ、SaySaySayじゃなくて、メインページにひとつボックスを作っちゃってもいいんじゃないか?というくらいだ。でもそんなかっこ悪い話をメインページに持って行きたくも無いので、ここでチマチマ書くことにしよう。

 国道1号らしきところにヒーヒーいいながら再度やってきた私は、2回目はためらうことなく東の方へ向く結構な下り坂を走り出した。しかし蓄えた位置エネルギーは徒歩だとそれほどでもないが、チャリだとそのエネルギーの威力を十分感じられるほどのスピードに変換された。恐いくらいのスピードだ。しかし進めど進めどぜんぜん知った景色にならない。10分ばかり走り、半ばやけくそになりかけていたそのとき青地に白文字、ああなんで今までこれを見られなかったのだ、という世間一般では「標識」と呼ばれるものが目に飛び込んできた。そしてそれを見た瞬間、独り言のように生声が口からふぅ〜っと出てしまった。

「マジかよ!」

その標識には、↑(直進)が戸塚、←(左斜め鋭角後ろ〜来た道に近い方向)に原宿と書いてある。そしてその瞬間に自分のいる場所が明確になった。そうそう、よく海に行った帰りに北鎌倉から大船に抜け京浜女子大の信号を左折し、原宿に抜ける途中だったのだ。あ〜、こんなにも東に流れ着いてしまったのね。欧州からみた極東ジパングですよ、まるで・・・。でも来た道を戻る元気は無く、左斜め後方へ輪を進めることにした。しかし分かってみると不安は遠のくのであるが、えらく遠回りしてしまい、この炎天下の中家までたどり着けるのか?という違う不安が襲ってきたのだった。

 そして原宿までは山越えだ。さすがに今回はチャリに乗ったままで山越えはできなかった。途中でチャリを降りて押すのだが、顔から体から玉のような汗が地面にボタボタ落ちるのがよ〜く分かった。これが血ならさながらアクション映画で被弾した主人公だと思えるのだが、これは血でもなく私は主人公でもないのである。そして息はもう上がりっぱなし、「ハーハー」と呼吸はどんどん荒くなってくる。また「この辺はまだ自然がいっぱいだなぁ、いいなぁ」と普段なら感激しながら歩くところだが、そんな余裕は全く無かった。熱すぎる!

 しかしチャリのいいところは下り坂がめっぽう快適なところだ。一山越えると原宿の交差点まで大きな下りとその下りの半分くらいの上りであって、坂下にある信号の周期を上手くつかんで、下りから勢いを乗せて一気に上り、原宿交差点に到着可能だ。スピード出しすぎはちょっと危ないが、そんなことをいってられる状況ではない。で、計画はバッチグーであった。国道1号にでた。工事中の原宿の交差点を見て「すごく遠回りだ」ということを実感した。さらに信号は赤になったばかりで、全くもって元気一発な太陽をさえぎるものが無い交差点で待つのはめちゃくちゃ堪えた。

 原宿を過ぎると右手に国立がん病院を見ながら「深谷」の交差点まで下る。この上ったり下ったりっていうのは、チャリマンにとって全くの拷問だ。何回も言うようだが、上り下りを避けるために境川ルートを開拓したのにぃ〜。また行きは例の高層マンションみたいな(ドリームランドの宿泊施設?)印象的なビルが進行方向の左はるか遠くに見えたのだが、今は逆サイドにいてかつ帰路方向で左遠くに位置している。つまりやっぱりえらく遠いところを通っているっていうことなのだ。

 深谷では右に曲がると「かまくら道」、昔良く通った道だ。途中で戸塚の米軍通信所なんて、なんだか見ているだけでも楽しいくらいの不思議なアンテナが張り巡らされている。それに最後の瀬谷のところで直線の海軍道路を通るのもいいのだか・・・でもこっちのルートは道は狭いし、プチアップダウンはあるしやめた。ここは堅実に境川方面を目指すことにした。そしてまた坂のぼりだ。今回は急坂ではないので降りなくても済むのだが、ダラダラダラダラとなが〜く続く坂もこれまた嫌なもんだ。で、坂の途中で500mlの水分補給だ。これでたかだか数時間で2リットル飲んだ事になる。すごいぞ。こんなに水分って取れるんだ、って思ったけど、飲みに行くと結構ビール飲んでるからそうでもないことにあっさり気がついた。

 この上り坂の頂上からはまた下りだ。もう勘弁してくれよ。と思ったでもやっぱり下りは気持ちいい。楽チンだ。すると下りきったところに川が見えた。おお、何日も前に通った川に感じられたが、たかだか数時間前に通った川だ。そしてようやく本来いるべきところに戻ったのだった・・・。


■ 8月15日 【本気で倒れるかもしれない恐怖を感じた独身4日目(その5)】


◆さてさて日本GPまであと1ヶ月を切りました。富士のF1どうなるのでしょう? といことで、冷静に考えるとこの「Paddock-club」を始めるきっかけとなった、マクラーレンパドック潜入からはや8年が経ってしまいました。早いですねぇ。でもこのときのマクラーレンのドライバークルサードはまだ現役でがんばってるんですよね。セナの代役でデビューですから長いぞ!
 さて、見知らぬ地でヒーヒー言いながら坂道を登る私だったが、まだなんとか力が残っていた。そして坂を上りきると大きな道路に出た。「藤沢橋から北上するとそこには1号が横に走っている」という記憶から、これは国道1号だ!と決め付けたのは同然の流れだ。今になって思うと思考能力が低下しはじめたのがここいらかもしれない。しかしどうみてもおかしいし、どう考えてもおかしい。こんな1号は無いだろうし道路が1号っぽくない。ここで決断しなくてはならない。
 ・来た坂道を戻る(蓄えた位置エネルギーを無駄に放出・・・ああ、もったいない)
 ・この1号っぽくも見える道に運命を任せる
さあ、どちらを選んだのだろうか?答えは前者なのであった。あまりにも道として違う雰囲気がバリバリに出ていたので、仕方なく引き返した。遠出して道を間違えても戻るのがチョ〜嫌いな私である。この決心は我ながらあっぱりなのであった。

 さて戻るのはいいがどこまで戻ろうか? で、川を限りなくトレースしようと思った。そして川というには情けないほどの川まで戻り、川に沿って走った。すると川は畑の横になり、さらに舗装路ではなくなった。さらに進むと砂利道でもまったく手入れされていなくて、さらに草がボーボー、死体がほおって置かれてもおかしくないような様相を呈してきた。そして走ること10分、とうとう行き止まりになってしまった。嗚呼・・・なんてこった!

 しかしこういうところでもちゃんと写真を撮る私がいる。さすがは「デジカメ番長」である。EXIF情報から見ると時間は11時11分。おやおや?さっきの東海道を越えたところから1時間は走ったと思ったのだが、30分しか走ってない。知らない道を不安に走るのは時間がなが〜く感じられることがよく分かる。さて行き止まりなんだから戻るしかないのである。戻るのだが、来た道をそのまま戻るか、どうも東に流れている気がするので、ちょっと急坂を登って少し西側に進路修正するか?人生は絶えずこうした決断に迫られているのだ。そして私は来た道を戻った。それは単に「坂道を登りたくない!」っていう、至って軟弱な視点から選択されたものだ。でもここで坂を上ったらまだ被害が少なかったのだ。それも家に帰ってから地図ソフトで判明した。

 さて戻ってそうそう、さすがに恥も外聞もなく人を探した。そしてタバコ屋みたいなところで店前の自販機にジュースを入れているおっさんを発見した。よし突撃アタックだ!

「すいません、境川に出るにはどっちの方向に行けばいいんですか?」
「境川〜?ちょっとわからないですねぇ」
(えっ?すぐそばを流れているはずなのに分からない?大丈夫かいおっちゃん!)
「そうですか・・・境川で町田方面まで帰りたいのですけど・・・」
「それなら藤沢橋があっちだからカクカクシカジカ」

 と結局おっちゃんも分からないのであった。でもその時は気がつかなかったが、藤沢市立病院と聞けば良かったのだ。今さらながら遅いけどね。で、途方にくれた。完璧に途方にくれた。途方にくれてもぎらぎらの太陽とアスファルトからのストーブ以上の照り返しは容赦ないのだ。止まっていたら死んでまう、行動しなきゃ。と自分に鞭を打った。そして出した答えは、さっき戻ってきた1号の合流点みたいな場所にもう一度行こうということである。そしてまたもや大汗をかいて坂道を登りきった。

 結局今回の日記に冒頭に戻っただけなのだった。


■ 8月15日 【本気で倒れるかもしれない恐怖を感じた独身4日目(その4】

 ◆ブライアンギター(レッドスペシャル)新情報。改造をするきっかけになったのは本物とあまりにも違う構造っていうのは言いましたが、さすがにそう思っている人は多いみたいで、本物そっくりのコピーモデルが出るらしいです。20万はしないと思うけど、買いたいなぁ〜と。ちなみにレッドスペシャルは0フレットがあるのです。皆さん知ってました?  なが〜い時間があいてしまった。本来はお気楽な夏休みに、食べたものとやったことを書き留めておこうと思っただけなのに、こんなことやちゃったもんで、すっかり計画が狂ってしまったのだ。さらにサイクリングの終盤がちっとも進まないのに業を煮やした読者様からは、「心配してます」とか「早く次を読みたい」とか「死んでませんよね」とか激励だか心配なんだか判断の付かない応援メールが来たりしている。反応があるのは何よりうれしい限りなのであ〜る。けど死んだにも等しかったのは否定しないよ。

 さて正確な時間を記しておこう。時間は10時44分、ここで東海道線を越えた。なぜこんなに正確に時間がわかるかといえば、デジカメ写真の中にEXIFというデータ規格があり、そのなかに「撮影時間」というのがあるのだ。風景というよりもむしろそこにいたのは○時○分○秒ですよ、ということにデジカメを使うことも立派な使い方だろう。なぜか今日は硬い調子で入っているなぁ・・・

 東海道のなが〜い踏み切りを越えるとそこにはNSKがあった。何年か前に散々出張したなぁと思い出した。ああ、あの頃は量産の鬼として君臨していたのだなぁと、ちょっとセンチメンタルになった。しかし太陽がカンカンな11時前、そんなセンチメンタルな気持ちはあっという間に蒸発してしまったのだ。高架になっている道の影を走ることに、マズローの欲求5段階説の最も低次の欲求である「生命の欲求」を感じたのだった。そして一山越えて、下りでスピードガンガン乗せて交差点を横切ろうと思ったら赤になった。そこが魔の「藤沢橋」なのだった。

 さて藤沢橋。来るときもちょっとこの辺で道を迷った。なので、来た道を逆のトレースすればよいのだ。迷いようが無いのだ、と思い切っていた。さらに坂を下ってきた道をそのまま直進すれば、小田急江ノ島線と平行に走っている藤沢ー町田線ってのがすべての根幹になっていたのだ。そしてそういう地図が頭にできあがっていた。なのでどうやっても斜め右前が目指す境川方向っていう風になっているのだった。実はこの直進路が藤沢-町田線っていうのがばっちり間違っていたのだが、それに気がついたのは家に帰ってきてからだ。藤沢-町田線は左に曲がるのだった。

 というように方向感覚が間違っているのだから、どうやっても思っている道に出ない。朝来た道を逆トレースすればよいのだけど、その道が見つからない。ということで、まずは藤沢橋の北東側のエリアをあっちに行ったりこっちに戻ったりと30分ロスした。炎天下のこういうロスは体にも堪えるし、精神的にはもっと堪える。で、にっちもさっちも行かない状況なので、まずは藤沢-町田線と思い込んでいた道(上り坂になっている北進路)にマクリアムトン号を進めた。でも上り坂って嫌ぁ〜な感じであって、これまた精神的に参ってしまうのだ。だって、川沿いのサイクリングロードは坂が無いっていうのが最大の売りであって、「それがあるからやってきたのにぃ〜、うん、もうぅ〜」って・・・(これをかわゆい女性が肘でグイグイやりながらやってくれれば言うこと無いし、エネルギー充填120%!なんてなるんだけどなぁ ⇒Kさん頼む!)

 そしてちょびっと北進方向の坂を上り始めたらすぐに右に曲がる道が出た。何度も言うように頭の中は右斜め前(いつまでたっても北東よりも右斜め前が脳にジャストに染み渡るねぇ)が帰路方向なので、坂を上るのも嫌って事もあって、右に輪を進めた。でもみた感じどう見ても知らない道である。知らない道をルンルンで進む元気はすでに汗とともに消滅している。でもそれが一番と思われたわけで、だったら進むしかないという、至って消極的な決断のもと輪を進めた。そしてしばらく走ると小さな川がある分かれ道が出た。もう「川川川」と川を切望していた私は、ぜんぜん景色が違うけど、そっちのほうへ吸い込まれていったのだった。

 住宅地の中を細く流れる川はどう見ても「境川」には見えない。見えないが「川」というだけで「やったぁ〜でたぁ〜」というのを夢見てひたすら突き進んだ。そして住宅地を抜け、2車線の上り坂に出た。チャリで上り坂はつらい(あっ、さっきも書いたような)。でもそこを昇らなければ帰れないなら昇らなくてはいけないのだ。途中何人か人がいたが、なんとなく取り混んでいる風で、道を聞くっていう雰囲気ではなかった。唯一バス停に子供がいたが「すいません、境川はどっちですか?」と聞こうかと思ったが、まだエネルギーが残っている段階で、「俺一人の力で帰ってやる!」というプライドが邪魔をした。

 今から思えばここで修正していればまだ被害は少なくて済んだのである。全くして意味をなさないプライドを持った私なのだった(まだまだ終わらないじゃん!)


■ 8月15日 【本気で倒れるかもしれない恐怖を感じた独身4日目(その3)】


◆ロンドンでお世話になったパスタ屋のビールです。イタリアビールだったのね。
 10時というのにもう帰りとはいささか常軌を逸している!と思われるかもしれないが、午後の日差しの強さに勝つ自信がない、無謀に焼いた若い頃のお釣りとして、肩を中心として「シミシミ」じじーモードになっていたりする現実を見れば、「やっぱり日差しが弱いうちに帰ろう」という決断は当然導き出されるのだ。でも冷静になって状況を把握すれば、10時だってすでに太陽カンカンじゃん!っていう現実が待っているのであった。

 さて江ノ島ドン突きの駐車場横から愛車「マクリアムトン号」にまたがり、心地よい海風を受けながら車の少ない江ノ島橋(って名前かどうかはわからない)を気持ちよく走った。そして信号でどうしようと0.256秒考えて、左に曲がった。っていうか、信号が赤でまっすぐいけなかっただけだけど・・・。昔まだ体力が有り余っていた頃はここから平塚や大礒まで足ならぬ輪を伸ばしたが(こんな慣用句あるのか?)、今は体力温存だ大命題であり、どれだけエネルギーを使わずに家に帰れるか?が最大の関心ごとなのだ。

 江ノ島水族館を過ぎ(10時なので開店直後なのかぁ〜なんか時間の感覚が違うなぁ)西へ向かって道路左側(海側)を走るが、なかなか道路を渡る信号をめぐり合わず、ひたすら海側を走るのだ。そんな時自動販売機が私を見つめていた。昔の根性一発リポビタンDの時代じゃないのでちゃんと水分を補給することにした。すでに500mlを3本飲んでいる。そして120円のミネラルウォータのボタンを押したが出てこない。うぉ〜ないじゃんないじゃん。八つ当たり気味にいろんなボタンをボンボコ押してたら、「ピピッ」と音がしてボタンがアクセプトされて「ガタコン!」となにやら出てきた?ええ?120円ですよ、500mlで120円っていったら、あなたミネラルウオーターでしょう。出てきたのは「500mlのCCレモン」だった。本来ならなぜかすごく得をした気持ちでルンルンになるのだが、
 1)のどが渇いたときにジュース系を飲むとのどに甘さが残り、さらに何か飲みたくなる
 2)炭酸500mlを飲み干すのは結構大変(でもなぜにビールは飲めるんじゃ?)
 3)炭酸は余せない
という理由で、ちょと複雑だった。で、無理して500mlを飲みきった。腹は炭酸で膨れ、大量炭酸に弱い私はちょっとパワーダウンした。

 炭酸で満腹になった私は、まだまだ颯爽だぜ!と海側を走っていた。すると地下道が現れ道路を渡りたかった私はあり地獄に吸い込まれるありのごとく、地下道に吸い込まれていった(まったくもって比喩の使い方がへたくそな俺である)。そして「たぶんこの道をまっすぐ行けば藤沢橋だな!」という推測の基、じゃんじゃん進んだ。するとそこに老人ホームが現れた。実は一緒に仕事をしている先輩と話をしている時、その先輩の家の話になり、たしか老人ホームのそばって言っていたことを思い出した。そしてちょっと横道にそれた。

 そしたらなんと目指す表札が目の前に飛び込んできた。これほどまでに安易に出会ってしまうとブザーを押さないわけにはいかない。だって前に「魚」を送ってきてもらったんだもんね。でも当人は釣りで不在なのであった。まあ想定された事態である。そしてナイスな奥様と多少の世間話をしたあと、汗だくでどろどろな汚い格好と、サイクリングっていう言葉とあまり馴染まない、ママチャリ「マクリアムトン号」に多少の負い目を感じそうそうに先輩宅を後にした。

 さあ、ここからが本当の意味の帰路なのだ。ああ、思い出すだけでも滅入ってしまう帰路だった。

最終話に続く・・・


■ 8月15日 【本気で倒れるかもしれない恐怖を感じた独身4日目(その2】

 ◆ブライアンギター(レッドスペシャル)は3PUのおのおのに対し、ON/OFFとフェイズの+/-ができるのです。なのでスイッチが6個もついています。一度引いてみましたが、スイッチの切り替えなんて簡単にできないんですよ。よくライブでスイッチ切り替えられるなぁ?と驚くばかりです。  「海」それはいつでも心をわくわくさせる。陸路から「海」が見えた瞬間、誰もが「あっ、海見えた!」と声を発するだろう。海ってそういうものなのだ。

 当然海についた私もわくわく度が最高潮に達していた。鵠沼海岸に出ると青い海と青い空が目に痛いくらいだ。青っていいねぇ。ズームアップしてみると富士山が見える。手前に見える山は湘南平だな。浜はまだ人がまばらだ。まだ7時ですからねぇ。しかしサーファーは朝から元気だ。サーフィンって流行りすたりって無いのだろうか?いつでもサーファーいるもんね。サーフボードを運ぶのになにやら新しい治具が目に付いた。自転車の取り付けるスタンドアームがあって、それにサイドカーのようにボードを乗せている。でもちょっと危ないぞ。さてこれが江ノ島だ!っていっても江ノ島を知らない人はいないだろう。とりあえず島に渡ってみることにした。ドンつきの市営駐車場の情報を仕入れるためだ。橋の上にはカモメがいい感じで休んでいる。大滝詠一や山下達郎の世界だね。

 では東浜の方へ行ってみましょうか。おお、おまわりちゃんが朝もはよから仕事しているじゃん。しかしこの暑さであの服っていうのは「ごくろうさん」以外の何物でもないね。でも見ていた感じでは誰も捕まっていなかったなぇ。でも海岸は相変わらず人が少ない。朝早いからかお盆だからか?浜には広告がそこらじゅうに立っている。嫌だね、こういうの。海の景観を台無しにさせる。浜って誰のものなのだろう?と考えさせられる。海水浴客に比べ相変わらずサーファーは多い。しかしこんな波でサーフィンして楽しいのか?と問いかけたい。知人に若い女性を引き連れてサーフィンをしていた男性フェロモン(安パイフェロモンかもしれない)バリバリの方がいるので聞いてみよう。でも人の少ない浜ではこんなほのぼのした光景にも出会える。子供にとっても海は楽しくてしょうがないのだろう。波打ち際っていうのは陸と海の接点であって、特別なものを感じさせるのだ。

 さて134を東へ向かおう。途中までは山側にしか歩道が無いため、江ノ電脇を走る。すると、江ノ電が「プオ〜ン」と音を鳴らして手が届くほどの横を走っていく。でも江ノ電っていかにもふる〜いタイプの頃載ったことがあったが、最近は色は同じでもハイテク化されているみたいだね。そして134のハイライトと個人的に思っている稲村ガ崎まで快適なサイクリングを楽しんだ。いやぁ、ほんとにここは快適だねぇ。そして28年ぶりに稲村ガ崎に寄ってみることにした。いままで封印していた稲村ガ崎、28年前の出来事がフラッシュバックしてくる。ああ、これを語ったら1万行じゃ足りないくらいの文章になってしまうだろう。なので勿体つけるわけではないが、今回は割愛させていただこう。いつかまた「自分史」でも書きたくなったら、ハイライトとしてここが登場するのだ。さてその稲村ガ崎、「あれ?こんなんだっけ?」というくらい殺風景だった。なんかもっと展望台って感じじゃなかったっけ?そこでリス発見。10-17がついていたので急いで18-200に付け替えていたら、どっかに消えてしまった。さらにすぐ後に上半身裸のサーファーの兄ちゃんがやってきた。この兄ちゃんには感動した。江ノ島のほうを向いて、両手を合わせて祈りをささげた後、黙祷していた。誰か仲間を失ったのか、それとも海に感謝しているのかは分からないが、見掛けで判断するのは良くないと感じた一瞬だった。

 あとは下りだ。ここでもまた由比ガ浜・材木座海岸がひらけて見える絶景なのだ。滑川までは順調だ。海岸には海草男がいた。海ではみんなバカになるのだ。滑川を左曲がり鶴岡八幡宮を正面にすえたが、暑そうなのですぐ左に曲がり住宅地を走った。みな高級住宅ばかりで資本主義社会っていうのを嫌っていうほど感じた。さらに走ると、おお江ノ電に再開だ。駅名は「由比ガ浜」らしい。が、浜って感じじゃないよなぁ。さらに進むと「長谷観音」という交差点にでた。この辺が鎌倉大仏名所なのだな。お恥ずかしいことに長谷寺も鎌倉大仏もまだ見たことが無い。所詮東京生まれの人間はそれほど名所に行っている訳ではないのだ。ちなみにディスコもいったことが無いし、スキーもゴルフもやったことが無い。合コンは大学のときに2度やったが、「もうやらない」と違うほど楽しくなかった。所詮オタクにはオタクが似合う「道」があるのだよ、明智君。

 さていきなりワープして、江ノ島突端に到着だ。ここは市営駐車場であり終日800円というリーズナブル価格である。ちょっと海まで遠いが、江ノ島の岩場で遊ぶなら絶好な駐車ポイントだ。マクロレンズを持っていけばよかったと嘆いたが始まらない。寄れるフィッシュアイレンズでレンズが岩に当たるほど近づいてカニを撮った。カニは臆病なので少しでも人の気配があると隠れてしまう。カニ以外にもなんだか分からない生き物とかいるし、フジツボは嫌っているほどこびりついている。さらに奥に進むとちょっと入り江っぽくなっているところがあり、そこでは老若何著がシュノーケリングしている。楽しそうだ。そして一人の兄ちゃんが手に何かを持っていた。おお、「たこ」だ。たこが取れるんだこんなところで。驚きだ。遠くには真っ白い船が見える。JAPAN COASR GUARDと書いていある。沿岸警備艇か? そして頭上は風を受けて羽なんてほとんど動かさない「トンビ」が舞っているかっこいいなぁ

 そして時間は10時。今から帰ればお昼過ぎには家に着くだろう。と江ノ島を後にした。そして地獄が始まった。


■ 8月15日 【本気で倒れるかもしれない恐怖を感じた独身4日目(その1)】


◆もみじも緑色だと趣が違います。
 携帯のアラーム(って便利だよね)を3時半にセットしてでも起きたのは4時、戸締りをして家を出たのは4時半(まだくら〜いのだ)、バッグの中にはD40と10-17フィッシュアイ/18-200(万能レンズ)を忍ばせた。よし、出発だ。

 30代まではいろいろ無理もきいたが40代になると、とたんに体の無理が利かなくなる。っていうかまず運動自体が激減していたりするので、無理が利かないのも当たり前だ。その無理の代表的なのが、「会社までチャリで行く」とか「海までチャリで行く」だったりする。昔は町田-江ノ島-鎌倉-江ノ島-平塚-大磯-平塚-町田なんていうのはケロッとした顔(ゲロ!だったかもしれない)してやっていたが、そんな無謀からは足が遠のいていた。でもこの前の高尾山は楽しかった・・・ってのが脳裏に残っており、じゃあやっぱり夏は海でしょ、でも暑いから日の出前に家を出るっきゃないでしょ(帰りのことなど何も考えていない単細胞な俺!)、という思考が働いていた。

 ちなみに通勤用ママチャリには名前が漬けてある。その名は「マクリアムトン2号」だ。マクリアムトン2号は快調に「境川サイクリングロード」を飛ばす。そうそう、行き先は江ノ島だ。家のすぐそばの境川をひたすら下っていけば、上り下りというチャリこぎにとって「弊害」以外の何者でもない無駄なエネルギーを使わなくて済むからだ。何年前だか忘れたが、大和あたりからは境川コースを走ったことがあったが、今回はスタートからすべて境川なのだ。

 早朝はいたって気持ちが良いのだが、唯一つらいことがある。それは極小の羽虫が顔にバキバキ当たることだ。これが目に入ると非常につらいのだ。

 さて町田ヨドバシに着いた。ヨドバシは境川べりにありとりあえず抑えの1枚を撮った。でその直後、48時間前に乗った電車(飲みで朝帰り)は出発した。ああ、あの電車だったんだ。ああ、なんかすごくいとおしい、でもなんかもっと前の感じがするなぁ、48時間前だったんだなぁ・・・と干渉に浸ってシャッターを切った。なのでぶれた。

 そしてここからは初コースなのであり、気分もルンルンである。夜も明けてきた。空がオレンジ色に染まってきている。オレンジ〜紫〜濃い青のグラデーションが大好きなのだ。1日に2回しか経験のできない瞬間だ。そして日の出は246と16号(旧道)の交差点で迎えた。ハラショ〜!(ってなんでロシア語なんだろう?)

 ずんずん進むと川沿いにはいろいろなものがある。そのたびにチャリをとめて写真を撮っている。日も昇るとウオーキングやら犬の散歩(ほとんどこれ)の人やらがサイクリングロードを占有する。なのでどうでもいいようなものを撮っているとちょっぴり恥ずかしかったりする。でもこれなら問題なさそうだね。きれいなひまわりを見たのはすごく久しぶりって感じがする。サイクリングロードはこんなんだ。日が昇ってまだ時間がたっていないで川は陰になっており、カワセミがいるかどうかを確認しながら走りたかったのだが、無理だった。途中には何たら遊水地みたいなのができていて、そこを3人の女の子が走っていた。彼女らは誰にでも挨拶するのだ。当然私もされたわけで、大きな声で返事を返した。やっぱり挨拶は基本なのである。

 そして藤沢私立病院が見えると、もうゴール間近の印だ。ここから藤沢橋を経由して藤沢駅の横を走り、また境川沿いを走る。そして係留されいているボートや、江ノ電なんかを見るとそれはそれは、気持ちが盛り上がってくるのだ。

 そして出たのは江ノ島水族館前だ。時間は7時ちょうど。家から2時間半だ。途中で写真を撮りながらなので実質は2時間ちょいというところだろう。ここに地図をつけておく。みにくいけど、緑の転々が行きの行程だ。距離にして39km。これなら秋葉原あたりまで行けそうだ。楽勝だぜ!(といってられるのも今のうち)


■ 8月14日 【初物尽くめの独身3日目】

 ◆飛行機雲って面白いですねぇ。出そうと思って出しているんじゃないですよね。よくみるとちゃんとジェットエンジンの数と同じく4本の雲になっています。けど、飛行機が旋回したら飛行機雲も曲がるのかなぁ?曲がった飛行機雲って見たことないなぁ。  起きたら「ピーカン」だった。じゃなくて、起きたら3時半だった。こういう早朝に起きるのも連休ならではの日常からの脱皮なのだ。仕事をさらっと片付けたら6時で、なんとなくゴロッとしていたら”朝寝”になっちゃって、起きたら8時だった。

 そしてやっぱりピーカンだった。こう毎日晴れてくれなくてもいいのになぁ・・・なんて思うほど暑いのだ。7月の雨雨はなんだったんだろう? でもピーカンなら洗濯物が早く乾くだろう、っていう単純な発想っていうか、いたって当たり前の事実が思い浮かび、洗濯をしてみた。洗濯機を使った洗濯なんて人生2度目じゃないか?と思われ、でも超簡単な洗濯に超感動した。今の洗濯機って進化しているのね。2階に上がって自分のトランクスやらTシャツやらを干してみると、なんだか悲しい中年男って感じになって、「絵になるんじゃないの?」ってわけの分からんことを思い浮かべていたのはくだらない事実である。

 さてそろそろMk2のプラモを完成させないとまずいなぁ・・・と5年ほど思い続けているのだが、いつまでだらだらやっても始まらない。やったるで!と気合を入れたらあっさり出来上がった。メタルックを貼るのが難儀だったけど、完成してみればつらかった日々も忘れられるのだ。さあ納車はいつにしようかなぁ?ところでまだMk2乗っているのか?

 テーブルが模型に占有されてしまっているので、ついでに1/43のメタルにも手が伸びた。10台くらい製作途中であり、古いやつだと91年のMP4/6なんてのもある。ああ、セナのメモリアルマシンですな。でも部品がどっかにいっちゃってて「もう一生完成品とご対面できないのね。ぐすん 涙)ってのもあったりした。

 昼間は地獄のように(地獄って暑いのか?)暑いので、窓際でさわやかな風に当たっていたら、昼寝になってしまった。こういう日常からの脱皮がいい(同じ言い回しじゃつまらん!)。そしてなんとなくイメージ的に涼しいって思える午後7時、生協に買出しにいってみた。冷蔵庫の中にあるだけのもので8日間を過ごすっていう、チャレンジングな独身生活をしようとしてたら、水が無いことには干からびてしまう。この暑さで水分の消費量は、東電の電力消費量と同じく「うなぎのぼり」なのであった。

 さて生協、なにやら人が多い。やっぱり夕方が多いのか、2割3割は当たり前!っていうビックカメラよろしく生鮮品に貼られるシールを目的にしている人が多いのかは私には分からないけど、人が多いっていうのは事実であった。でも買い物、なぜか楽しい。なに買おうかなぁ、なに食べようかなぁ?おっ、これ安いじゃん、これうまそうだけど、カロリー高そうだなぁ、おお、スナック菓子!!! でもスナック菓子、高いし内容量少なくなってるじゃん! と独り言を言っていなかったか全くもって心配になるほど、ハイになっている自分がいた。そして、主目的の「なんとか水」も、娘に散々教わっていたため(っていうか、お父さんが知って無くて自分が知っていることに優越感を感じながら、低い鼻を天狗のようにして教えてくれた)オロオロすることなくゲットできた。

 そして超リッチ(でも無いけど)で高カロリーな夕飯を食べた後にスナック菓子をペロリと食べて、密かな計画を実施するために、12時前に寝た。


■ 8月13日 【だらだらすごした独身2日目】


◆池にもセミが浮いています。セミって木から落ちて死んじゃうのって分かる気がしますが、水面に落ちるって飛んでいながら力尽きるのでしょうかねぇ?
 起きたら7時だった。カワセミ用に4時に目覚ましをかけていたが、自分で消して寝てしまった。

 午前中は曇りで「アー今日は天気悪いのね、だから家にいる理由がついていいね」と思っていたのもつかの間。あっという間にピーカンになった。午前中はPCでブライアンギターの設計だ。これは専用ページを起こそうと思う。こうやってフォーカスの定まらない、散漫なPaddock-Clubになっていくのだ。

 で、朝飯は何にしよう?冷蔵庫を見ると卵がある。卵は生ものだから早く食べないと悪くなってしまう。ので卵料理に決定。朝はパンだな。なら卵サンドで決まりだ。卵をゆでるときに軽く殻にひびを入れておくと良い。殻をむくときに簡単にむけるのだ。この「きれいにカラがむけた瞬間」って、すご〜く気持ちよくないかい?幸せを感じられないかい?そしてカロリーたっぷりのマヨネーズとマスタードも入れて「うう〜ん、美味」となった。

 午後はちょっと模型に行こう。受注してから何年になるだろう?10年は経っていないにしても、結構な年数が経っている、完成間近のマーク2の最終工程だ。窓枠、モールの上にほんの少しのシルバーラインがある。これは塗装では質感が出なくて仕上げられないのだ。なので、「メタルック」に登場いただこう。メタルックとは極薄で裏に極薄のりのついたピカピカシルバーシートなのだ。これはちょっと引き伸ばしても引きちぎれてしまうため、細心の注意が必要だ。

 あまりにも天気がいいので、カワセミ池に行ってみた。いないと思いきやいた。でも雛はいない。でもそこらじゅうにセミの屍骸が散乱している。セミの声で会話が聞こえないくらいのセミ天国な場所なので、まあしょうがないのだな。そして30分で帰ってきた。

 やっぱり暑いので、キンキンビールを飲んだ。まだ4時過ぎだっていうのに、まあ休みだからいいっか。夕飯は冷凍食品のコロッケとピリ唐ウインナーだ。ちょっとさびしいけど、独身らしくていい感じだ。飲料水が残り少なくなってきた、独身生活の大きな楽しみである「カールと湖池屋のポテトチップスとカラムーチョ食べまくり」の生活を実践したい、なので明日は買出しに行かなくてはならないなぁ。なんだか楽しみじゃ。

 そして夕方からはたまっていた24(シーズン4)を5話まとめてみた。しかし毎度の事ながら息もつかせぬ展開で、次へ次へとリモコンを持つ手が次話へ導いていく。嫌って言うほどのトラブルで主犯人を捕まえられないのだが、どのシーズンもそうだが、最終話ではあっさりつかまっちゃうんだね。しかしあの最後の悪者、ベッキーみたいな女の子は、なぜに2年前の大統領暗殺未遂にかかわっていたのだろう?その辺のつながりがいまいち分からなくて、ちょっと消化不良だ。知っている人がいたら教えてください。


■ 8月12日 【引きこもった独身初日】

 ◆近所の池です。こんな風に撮ってます。池って水が流れないので汚いのです。  起きたら「ピーカン」だった。駅から帰ってくるときは雲バリバリだったのだが、6時間で雲はきれいさっぱり消え去り、一部の隙もない青空が広がっていた。それに湿度がやけに低い。暑いけど乾いているからすがすがしいのだ。さて、一人暮らし初日何をしようか。

 それよりお昼を食べよう。一人だと自分の好きなものを好きなだけ食べられる・・・のだが、密かにダイエットも計画したりしてるのだ。で、カロリーが低くない、マヨネーズをたっぷり入れたツナ缶でサンドイッチと軽くしてみた。ぜんぜん軽くない?おっしゃる通りでございます。

 そしてピーカンの午後だったが、外にも出ず、ブライアンギターに改造するべく、採寸とPC上での設計に明け暮れた。でもすぐに夜になった。

 そして夜は焼きうどんだ。われながら冷蔵庫の食材だけでおいしい食事が作れるものだと感心する。今度誰か遊びにきたら手料理振舞ってあげるぞ。そしてビールは冷凍庫に1時間冷やしておいた「キンキンビール」だ。これが最高にうまいのだ。一度これに慣れると、普通の冷蔵室に入れておいたビールはもう飲めませんよ、ってことになる。

 そして夜も遅くなって貯まった「LOST」を見た。ギターを弾きながら固まった指を昔のように滑らかに動かすように特訓も兼ねているのだ。しかしLOSTも次から次へ意気もつけぬ展開だ。それに何度も言うが、外国のドラマはフィルムで撮っているっていうのが、最高に良い。クオリティーも映画だ。そして12時間しかなかった、一人暮らし1日目が終わった。



■ 8月11日 【さあ夏休み(ちょっと長文)】


◆恩田川にもカワセミがいます。たまに違ったところで撮るのもいいもんです。でも川沿いのサイクリング道路って朝からウォーキングと犬散歩の人たちで大賑わいです。驚くほどですよ。
 暑い、暑すぎる。

 さて夏休み初日、始まりは普段の土曜と全く同じなのであった。

 まずは会社の同僚からの情報で「前回の雛が出た日から数えて55日後に2回目の雛が出る」という研究成果を確認するべくカワセミ池に出撃したが、さっぱり雛の気配がしない。親も餌を巣穴に運ぼうとしない。第2孵化は失敗に終わったのか? それにしても最近はD2H+500mm+雲台+三脚が重くてしょうがない。歳とったなぁ、と感じないわけにはいかないのだ。

 午前はいつもと同じく町田図書館へGO。お父さんは読む本が貯まっているってこともあって、なかなか小説が読めなくて図書館が遠のいている。だが「町田までの足」としてこき使われたのと、T-ZONEで何か掘り出し物がないか?っていう密かでささやかな計画のために家族と一緒に町田までGOした。しかしT-ZONEは開店が11時に遅くなってしまった。やられたぜ。しょうがなくヨドバシに行くも、これといって見るものもなく、最後の砦である「ソフマップ」へ足を運んだ。JR町田駅のコンコースを抜け、ソフマップ(西友)に行く途中は「丸井」の中を歩いていくと涼しくてよい。コーナーに近づくと涼しい空気が私の汗ばんだ体をほんの一瞬、さわやかな若者の体へと変身・・・させたような気がしたが、まあ気のせいだろう。しかし階段を10段下りて丸井へ入ろうとしたら、「まだ開店前です」と、若い店員がそっけなく答えた。最近の若者は口の利き方を知らない。同じ意味の言葉をいうにしても言い方次第で受ける印象は512万倍も違うってことを知らない。相手のことを気遣う日本のいいDNAがどんどん失われていくようで、寂しさに目が曇った。

 ソフマップは時間つぶしなのであるが、なんだかワゴンセールをやっていた。2Gのメモリプレーヤが3980円だ。しかし箱の中が見えない。店員さんに色と形を確認するも、5分もかかって「黄色ですね」ということはわかったが、形はわからない。何で売っているものの形がわからないの?ソフマップやばし、つぶれるぜ、そんなんじゃ。安いけど黄色って「自分的(ああ、こういう日本語が古きよき日本を壊していくのね!)」にはありえないのであって、別のものを物色したら、1000円高いけど同じ2Gでいいのがあった。DRMに対応、1週間聞き続けられる内蔵バッテリー、ボイス録音、FMチューナー、こういう製品があるから、日本のメーカーは太刀打ちできなくなっちゃうんですねぇ〜的な商品なのだった。もちろん買って帰った。しかし、家に帰って箱を開けるも「弁当を買ってすごい”上げ底”だったのに失望」するがごとく、見える後ろ側がやけに出っ張って大きかったのに、軽い失望を覚えたのだった。ああ、1700mAhのリチウムイオンですねっていうのが、一発でわかっちゃう外装の出っ張りだ。デザイン的にまったくこなれていない。しかしさらなる事件はこの直後に判明した。PCにつないでもマスストレージとして認識されない。PCを3台使ってみたが認識しない。買うときに「この商品は1週間保障です」なんて念を押されたのだが、念を押すだけのことはある商品だった。

 土曜は家族が秋田に発つのである。貧乏な我が家は夜行バスで行くのだ。髪がのびのびなのに切りたくない長男は、駅のそばの床屋(美容院?)に連れて行かれ、そのまま秋田にGOなのだった。お父さんは「今日は飲み会なので早く家を出ますよ」と宣言し、「でもソフマップで商品交換して欲しいからもっと早く出ますよ」を朝令暮改し、家族をせかさせた。しかし彼、彼女らはなぜか田川洋介(こんな名前だっけ?)よろしく「ルンルン」(ルイルイだちゅううの!)している。長女なんて誰が見てもわくわく度1024%ってのが見てわかる。確かに遠くに行って従兄弟たちと遊べるんだから、楽しくないわけがないのだ。

 さてソフマップ、買ったレジでカクカクシカジカと話をするも、レジの兄ちゃんは一度席をはずしたどこかへ連れて行かれた。おいおい、見えないところで「おんどりゃぁ、そんなことでこの俺様をわざらわせるんじゃねぇぞ、このボケ!」と言われるのかなぁ?と思ったけど、そんなことはなく、PCドックコーナーなんてところに連れて行かれ、ここで見てもらって下さいとな。すでにおばさんが気の弱そうなお兄ちゃん店員を相手にジャブなんてものじゃない、フックを打ちまくっていた。私の入る余地は0.5mmも残っていないのは明らかだ。そんなこんなでおばちゃんの後ろで、ディズニーランドでもきちんと列に並んで待つ、行儀良い日本人の典型的な振る舞いで待っていたら「次の方はその番号レシートを持って待ってください」といわれた。なんだ、なんか病院みたいだな。しかし私は落ち着かない。ちょっと早く出てきたとはいえ、待ち合わせの時間が刻一刻と迫ってきているのだ。あまりに待たされるので、ほかの店員に「チェックだけなんでほかのところで見てもらえませんか?」という哀願に近いお願いをするも、もむげに「あそこで見てもらってください!!」とびっくりマークが二つもつくような言われよう。ああ、もうソフマップきらい。そしておばさんがやっといなくなった。待ちきれず呼ばれる前にカウンターに行くも「すいません、お客さんの前にまた一人いますので・・・」、あああ・・・。しかしたまに女神もいるもので、私の番号一つ前の人は呼ばれても出てこなかった。そして、私の買った場仮の携帯音楽プレーやは交換となった。

 そして小走り状態で待ち合わせの場所に行く。町田の第一踏切近くの交番前、ああ、懐かしい。高校時代は良くここで待ち合わせをした。文化祭の日には・・・ああ、長くなるので今度にしよう(俺って結構ネタに事欠かないのだ)。そして飲み会は19時にスタート、そして0時、お店に人がいなくなり始めるとなんだか腰が落ち着かない私に、友人たちはけろっとしている。ああ、肝っ玉の大きさがぜんぜん違うんですね。私って健康診断でも「あなたの肺活量はちょっと少なすぎます(標準範囲を大きく下回っている〜おぼれたら俺が一番早くお亡くなりになります)。」な〜んて言われるのだが、ああ、「肝っ玉」は肺じゃなくて心臓でしたね。まあ肺も心臓も内臓なんで見たら同じようなものだろう。だからよし。しかし冷静に読み直すと本文より脱線のほうが多い文章なんだなあ、というのが良くわかる。そして0時過ぎに飲み屋を後にした。5時間も飲んでたんだぁ。会社の同僚と飲むのと違い、あっという間に時間がたってしまう。

 で、なんとなくまだ飲み足りない感じで、のりの良い友人たちとイケイケモードに突入なのだった。そして一度入ってみたい「和民」が目の前にドーンと現れた。酔っ払って思考能力は激低下、突入した。看板には朝の5時までと書いてある。そして個室が基本の和民はとってもいい感じだった。さすが渡辺社長、大口叩くだけのことはあり、お客様のことを良く考えているなぁ。が、3時前あたりから、異様に眠気が襲ってきた。そう「襲う」という言葉がぴったりなのだ。すごく恥ずかしいことなのだが、友人がしゃべっていたことに答えるのだが、答えがぜんぜん支離滅裂な答えになっている。っていうか、何の話していたのかが思考からすぽっり抜けている。でもその抜けた思考にもかかわらず答えようとした私がいた。もしかしたら答える瞬間はわかっていたのかも知れない。が、恐ろしい経験だった。友人も私の答えを理解不能!という顔をしていた。ああ、恥ずかしい。前夜映画見て1時半に寝て、朝カワセミ見に行くのに4時過ぎに起きたっていうのが祟っている・・・ということにしておこう。

 そして5時前に店を後にした。外は明るくなりかけている。おお、町田のこんな朝、飲み屋から出てくるなんてなんかすご〜〜〜〜〜く素敵ではないか。なんかすご〜〜〜〜〜く大人になった気分だ。そんな経験が楽しくてしょうがない、夏休み初日なのだった。

 家に帰って即寝たのはいうまでも無い。



■ 8月10日 【惜しいものを失いました】

 ◆これは半年くらいまえ、会社の窓から撮ったものです。なんだか世界の終わりみたいな色でした。。  ぎりぎりのタイミングでドイツショー向け試作が完了、夏休みに会社に行かなくてよさそうで、気持ちよく家路に着いた。そして空を見上げると、夕日に焼けたグロテスクな雲がある。「おお、かばんに入っているデジカメを出して、おもむろに”カシャッ”とやりたい・・・」という欲望がムラムラとわいてきた。でも結構早い時間に帰れたこともあって周りに人が多い。どうしよう???

 そんなことを2.56秒考えたら、高速道路の高架に突入して、10秒ほど雲が視界から消えた。

 そして恥ずかしくても撮りたいものは撮りたいんじゃ、だって俺は”デジカメ番長!”って意を決しかばんからデジカメを取り出した。そして15秒後再び雲と遭遇したら、「おや?赤くなくなっている、どんどん色が抜けてきている!」と、夕日は動くのが分かるがごとく、雲の色も秒単位で刻々と変わってきているのだ。

 ということで、雲フェチとして惜しい雲を亡くしました。

 そうそう、CSでザッピングしていたら「電脳警察サイバーコップ」なるレトロ系な番組(色レンジャーもどき)がやっていた。Gメン75のパクリなオープニングシーン、あれ?富士スピードウエーの1コーナーのバックってこんなんじゃ?あれ?グランドスタンドの裏?これピット?ダンロップブリッジじゃん、ということで、旧富士スピードウエーで撮影しまくりの、面白いお子ちゃま向け番組を発見しましたとさ。XS見れる人はぜひ見てみるべし。

 さあ明日から夏休み。やりたいことが山積しとります。どれだけ片付けられるかな?



■ 8月4日 【目的に一歩近づいた瞬間】


◆こんなでかい石がごろごろしているところがあります。結構怖いけど壮観な眺めです。
 暑い、暑すぎる。雨ばっかりだった7月から一転、この暑さで体が悲鳴をあげている。でも悲鳴がダイエットにつながれば、それは悲鳴ではなく歓喜に変わるのだが・・・

 さてさる計画〜って言っても下にしっかり書いてあるのだが〜を実行に移したいのだが、その前に3DCADで構造をしっかりトレースし計画を立てておこうと思っているわけだ。そういうところは(そういうところじゃないところも)結構几帳面な俺なのである。3DCADで自由曲線を描きたいのだが、下絵となる写真を基にトレースできるソフトが無い。SolidMX、Solidworks、Rhainoceros、Onespace Deginerなど、ミドルレンジCADまで試したが、どうもだめだ。

 そんな折、デザイン部のお友達から「イラストレータからDXF出力が出せますよ」と言う助言をもらったのは6月の半ばであった。実際イラストレータのベジェ曲線はCAD系のスプラインより手になじんでいる。もってこいこい池の鯉とばかり、イラストレータでシェイプをトレースしてパスを作り、それをDXFで出力した。

 が、DXFはどのCADでも読み込めるもの、シェイプが微妙におかしい。使えないじゃん。またまた悶々とする日々が続いたのであった。悶々としながらも、素材となるブライアンコピーギターは入手し、外堀は着々と埋まってくるのであった(って自分で埋めてるんじゃん!)。そして再び登場するのがRhainocerosなのであった。ラピッドプロトタイピング系の試作メーカさんから耳寄り情報で「佐藤さん、ライノなら下絵の上にトレースできるプラグインがありますよ!」と。おお持つものは仕事以外にも雑談のできるメーカーさんよのぉ〜、となにやら戦国武将の口調でハッピーになった俺だった。

 しかし、そんなことよりRhainocerosの最新バージョンV4(前に試したのはV3)のトレーニングブックが発売になった。ライノはこの手の教則本が極端に少なかった。なので、買ってみた。アマゾンは便利だなぁ。それが今日来たのだが、CAD系の教則本を買いすぎの感があるのだ。本当はどれかに決めうちでやりたいんだけどね。

 そして流し見をしていたら「V4からイラストレータからの読み込み精度アップ」とある。そしてその通りであった。うやっほぉう〜と声を上げたのは言うまでも無い。ちゃんとしたシェイプが読み込まれて、ちゃんとブライアンギターが立体になった。よしこれで一気に進むぞ。と勢いに乗った私は、午後丸々つぶして、先日買ったブライアンコピーギターの細部までなめるように採寸しまくった。でもこれでまたまた模型を作る時間がなくなるのは明白な事実であり、またまた中井さんに怒られるのだ。「だめだよ、ちゃんと作らなきゃ!昔の写真アップしている場合じゃないよ」って。



■ 7月29日 【長崎屋で思い出した話】

 ◆今日は朝4時起き。暗いうちからお姉さんの写真を選んだりしていました。なにやってんだか・・・・俺。  町田に行くときはいつも市役所が駐車場になるのだ。土日は開放されており、いたっていいシステムと感じないわけにはいかない。でも今日は選挙で駐車ができない。じゃぁチャリですね、というのが我が家の常である。でも今日はさすがに暑かった。夏を実感した。昼からビールが進んだ。ああ、いい人生だ。

 なんてことを書くんじゃないのだ。今日は長崎屋のB館5階に引っ越した「ユザワヤ」に行った話しなのだ。しかし長崎屋、入ったのは20年ぶりくらいだろうか? よく覚えているのは高校2年の夏だ。親父から「佐渡周遊券」を1枚もらったのだった。だったら行ってきましょう、と、高校のクラブが終わって夕方長崎屋の地下で食料となるパンを入手して、11時発の夜行に乗り込んだ。朝方新潟に到着し、フェリー乗り場まで歩き朝一番のフェリーに乗ってゆったり海を見ながら2時間、佐渡両津港に着いた。バスは乗り放題なので観光バスに乗って、佐渡金山やらどこやらに言ったのだ。近くの席に座ったおじさんがくれた「イカの丸焼き」が美味かったなぁ。夜は長手岬と決めており、バスに乗る。ついたのは夕方だ。きれいな海を堪能した。

 夜になった。貧乏旅行なので宿なんて取っていない。なので、長手岬の岬先の岩岩の隙間にちょっとした草が生えていて、そこにゴロッと寝たのだった。3回転したら海に落ちていただろう。暗くなるとやることが無いので、10時には寝た。一応バスタオルをかけて寝たけど、まあ意味ないね。そして11時半に起きた。そして12時半に起きた。3時になって「もう寝られない」と暗い海をボーっと見ながら朝を待った。そして朝日を・・・見られるわけは無い。だって日本海に太陽は上がらないのだね。

 翌日はやっぱり海水浴だ。一人で近くの島まで泳いだり、楽しかったなぁ。そして両津に戻りフェリーに乗ったら厚木の兄ちゃんたちと仲良くなった。家に帰ったらそのときの写真を送ってきてくれた。ああ、こういう出会いっていいなぁ。新潟からはやっぱり夜行だ。上野についたのは朝の6時。家には8時過ぎに着いた。

 しかし今思い出してもよくやったなぁ、と思う。高校2年だもんね。でもこの頃から破天荒な自分がいたのを自覚しないわけにはいかない。でも一度の人生、できることはいろいろ経験してみるのがよし、が私のポリシーなのである。

 ってことじゃなくてぇ〜、ユザワヤで写真ブツ撮り用の無地シートを買った話をしようと思ったらどこで間違えたのか高校の貧乏旅行の話になっちゃったぞ・・・



■ 7月27日 【大人の力技】


◆曇シリーズを作ろうかなぁ?と思い、雲の写真を集めてます。これはタイの雲です。
 さて5月19日、かねてから欲しかったセミアコをゲットしたのは既報の通りである。なぜセミアコか?ってのは前も書いたが、大人はやっぱり渋いギターが似合うのでは?というのと、単純にラリー・カールトンになりたかったからである。
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 さてジャパンビンテージと呼ぶにふさわしいのはグレコのGOシリーズである。これはバインディングがない(腕が痛くならない)、スルーネック、ダブルカッターウエーでハイポジションまで弾きやすいっていうギターで、当時は和田アキラがCMで弾いていた。私の中でそれに匹敵してたのが、ヤマハのSFシリーズである。これもシェイプがGOライクなのだ。そして24フレット(2オクターブ)仕様で、何か新しい世界が見えそうなのであった。

 そしてめでたくオークション初ギター落札はこのヤマハSFなのであった。うれしくて東大和まで雨の夜に車を走らせてギターをとりに行ったのは言うまでも無い。しかしそのSF、思ったよりぶっといネックにビックリだ。30年近く前のギターにもかかわらず、金属パーツもピカピカだ。ヤマハのメッキは質がいいのか?
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 さてこうなったら止まらない。「いつかはクラウン」なるコピーを知っているのは、明確なるおっさんなのであるが、そのおっさんは「いつかはギブソン」と思っていたわけだ。一番初めに買ったエレキはグレコのレスポールであったが、その後フェンダー(ジャパン)に鞍替えして、その弾きやすさでストラトの男になっていた私だった。が、やっぱりギブソンの魔力には勝てない。で、こうなった

 悲しき極東の舶来好きの管理人はよろこんだ。ケースはカナダ製だぞ。カナダ出張が思い起こされる。そして念願かなって、ホテル・カリフォルニアを弾くジョーウオルッシュになれた(本当はダブルネックが欲しかった)。しかしこのギブソン、バインディングレス、インレイレス、塗装はオイルフィニッシュと、装飾を省きまくってコストダウンしたレスポールだ(ああ、やっと自分のギターをレスポールと呼べるぞ!)。ギブソンの中では安いモデルなのだが、なぜかこの渋さに惹かれた。テカテカの仕上げもいいけど、オイルフィニッシュのマットなレスポール(ああ、やっと・・・・くどい)もいいのだよ。一般的に弦楽器であるギターはその「鳴り」がいいのは、塗膜が薄い、オイルフィニッシュといわれているしね。次はラッカー塗装、一般的なテカテカポリ塗装は塗膜は固いのだが「鳴り」は犠牲にしているらしい。「本物」のレスポールはまだ別の機会にレポートしよう。
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 さてここで終わるはずだった。終わらなければいけなかった。のだが、安いものを買わなければ損をしているようなDNAが刷り込まれている私は、最終兵器になるだろう、これをゲットしてしまった。落札した1時間後には1万5000円アップでオリジナルと同じ赤モデルが落札されていたが、管理人は「オリジナルを冒涜している(様に思える)」サンバーストモデルを落札した。なぜかって?それはあくまでもこのギターが「素材」だからだ。普通の人はこの意味が分からないだろう。分かった人はこないだ買ったギブソンをあげてもいい(うそうそ)。

 このギターはブライアンメイが監修して作った量産モデルなのだが、コストダウンのためだろう、オリジナルと違うヶ所が多い。オリジナルがセミフォロー(中に空洞がある)なのに対して、ソリッド。それは「見かけ重視」の管理人にとってはあまり影響しない。しかし「見かけ重視」の管理人だからこそ許せない点が、トレモロユニット/テールブリッジの形状が全く違う点である。ここで話すと長くなるので省略するが、このコピーギターはストラトのそれであるのだ。これは許されない。なので管理人は心に決めているのだ。「このギターを改造してやる」と。つまり改造にあたって大改修が実施されるわけで、当然塗装もそのときに全はがしして塗りなおしちゃえ!っていう心構えができているのだ。ただし、2年前にも「セナのヘルメットのレプリカを作るぞ」と買ってきたヘルメットが真っ白に塗装されたままの状態で、2年以上経過した事実は読者様には伝えていないけどね。
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 と言うことで、この数ヶ月に4台もギターを買ってしまった、バカな私がここにいる。でもギター買うよりテクをあげるほうが先決という事実はあくまでも忘れているフリをしているのだが・・・

 と、今回はいつもとは違う口調で語って見ました。こないだお友達になった方のブログを見ていてちょっと感化されたってのが理由です。さてこれからどの口調を使っていこうかなぁ?



■ 7月25日 【一人の過ごし方】

 ◆昔はピレリが好きでした。グッドイヤーに果敢に挑むのがかっこよかったのです。それにイタリアだしね。それにピレリって異様なほど溝が減らないんですよね。  さて仕事だか趣味だか分からないような、大量の試作依頼にひーひー言ってる毎日です。

 ということで、夏休みも試作にあてなければならないかもしれません。といことで、秋田帰省はかみさんと子供たちだけで行くことになりました。秋田の姪っ子からも「おじちゃん来ないの?さびしいよ」ってメールが来て、ちょっと複雑な気分だったり。でもなんだかわくわくしています。1週間以上も一人暮らしができるって・・・。あああ、何しようかなぁ?



■ 7月21日 【盛り上がったバーベキュー】


◆あれ?あれれ?なんだこれ?
 今日は今年3回目の某Kさん宅でのバーベキューです。子供は前回のやつがえらく楽しかったらしく、「どうする?」の問いに「行く行く行く行く」と夏休み初日のいい子供サービスになりました。

 現地では子供は犬(名前ビュー)と他の家のこどもと公園じゅうを走り回ってます。中2の息子はほとんど小学生の子供に交じって、その子供達と同年齢になりきってます。やっぱり妹に合わせてるんで、精神年齢が低いのがモロバレですね。

 しかしビュー(犬)はバリバリの発情期でした。ダイレクトな腰の動きとピンクムケムケの○○○で子供に襲いかかっています。動物は人目を気にせずにいいですな。

 さて今回は7月13日でも書いている「通なお姉さん」が来てくれました(前回もちょっと来てましたけど)。偶然同じテーブルに座ったら、偶然音楽の趣味がばっりちというのがわかり、大盛り上がりです。隣のギタリストFさんとは前回TOTOの「tail of the man」で大盛り上がって、なんだかこのバーベキューは盛り上がりが多くて楽しいです。さらに隣のお姉ちゃんKさんは漫画/アニメを語らせたらとまらない女史であって、こういうディープな人がたくさんいるっていうのはいい会社です。

 さてお姉さんとは、チャーのスリル、サンタナのムーンフラワー/カーニバルなどもばっちりシンクロしてもうへろへろになりました。さらに、ギターがプロ級(プロを越えているという話もあり)のMさんネタで大盛り上がりさせていただきました。IFAの準備でくたびれているMさんですが、彼方からよい意味のネタで楽しませてもらいました。ありがとうございます。

 さてその場所は野島公園であり、すぐ横に野島の展望台があります。超急な階段を心臓が破れる思いでのぼり、展望台につくと、すばらしい眺めが待っていました。目の前はシーパラです。そしてちょっと横に目を移すと木のかげから日産のテストコースが見えます。ああサーキットみたい。ああ、燃えます・・・

 ハミルトン君が壮絶なクラッシュしました。連続表彰台はこれで途切れそうで残念です。記録尽くめだったのにね。クラッシュした瞬間に足をバタバタさせていましたが、これは本能的に自分の体に異常が無いこと(足が折れてないとか)を判断するためらしいです。思わずセナの時を思い出してしまいました。



■ 7月20日 【トランスポータ〜その2】

 ◆あら懐かしい。最近ではとんと「TWINCAM」とかっていう言葉が語られなくなりましたが、当時はTWINCAMが大きなセールストークになっていましたね。でもやっぱりカムカバーってかっこいいよね。 (これを書いたのは去年06年の7月4日です。今年と同じように久里浜の研究所で展示会の準備に行くときに書いたのでした)

 さてトランスポータの続きです。トランスポータといえばここで話したトランスポータが棚の一番いい位置に封を切れずに鎮座されています。なぜかって?決まっているでしょ、もったいなくて開けられないんです。なんてったってわたくし、「もったいない番長」ですから・・・。えっ?意味が違う?こりゃまた失礼いたしました。

 そんなレゴトランスポータですが、今回のトランスポータ月間(勝手につけました)でやっとフェラーリのオフィシャルシールを破ることにあいなりました。この儀式で眼がギンギンになったのは何を隠そう、息子なのでした。やつはフェラーリというより、レゴ!が好き、なんですねぇ。ああいう目で見られたら作成は明渡すしかありません。さて1時間程度で完成となりましたが、グッド、グッター、グッテイスト(嘘こけ!ベター、ベストだろ!)的な良さでした。デフォルメがすごく入っているのですが、おいしい形状はしっかり押さえてあって、メカニックがまたレゴ的な可愛さです。侮れないぞ、レゴ!



■ 7月16日 【3連休】


◆季節外れのイチョウでも見てください。
 土曜の大雨でかみさんは大喜びです。だってすぐ近くでやっている「サンリオ倉庫大バーゲン」がガラガラだったようです。娘と二人で出かけ、15000円相当が1500円、1万円相当が1000円っていう福袋を買ってきて、普段は怒り怒られの母子が仲良く戦利品ではしゃいでおりました。お父さんと息子は蚊帳の外です。

 そして日曜、3連休でパソコンばかりだとメタボリックが進行してしまうので、サイクリングしてきました。

 ダイクマで仕事用のスプレーを仕入れ(ソフト99がいいんです!)、ツクモの前で何気に入りたくなり入ったら景品もらって、じゃ何か買わなきゃねと物色していたら、こんなものがありました。2GのUSBメモリは1903円、無線マウスは930円、2GのUSBメモリはソフマップで3480円で買おうか迷っていたのですが、買わなくてよかったぁ・・・。

 そして図書館で久しぶりにCDコーナーに行ったら、目の前に「ジェフベック」の新譜があって、買おうか迷っていただけに、即ゲット。なにやら運をだいぶ使ってしまいました。しかし図書館でこんなにCD借りてきましたけどいいのだろうか?

 そして久しぶりにヨドバシ。もう買うものも無いと思ったのですが「ブツ撮り」用に背景のいい感じの布を買おうと思ったのですが、無くてしょうがないのでトレーシングペーパーを買ってみました。そのへんにあった布はシワシワだし(それが趣きあるという説もある)ね。そして完成品を撮ってます。結構楽しいです。シワシワ布だとこんな風に撮れます



■ 7月14日 【エネルギーもらいました】


◆ハリーポッターを見ていたら、ハリー達が魔法の学校に行くために使う駅が「キングスクロス駅」ってことがわかりました。ちょっと写真撮ってたのを思い出したりして・・・
 今日、は前にヘロヘロになった研修に、他の人が発表するっていうので声をかけられ、オンワードの研修センターまで行ってきました。まあいろいろ言いたいこともあるのですが、それはそれで、今日はちょっと珍しい人と話ができました。

 それは南の方で某政令指定都市(県庁所在地)の市長をされていた方です。エネルギーの塊でイケメンで話が上手な方です。政治の世界のダークな部分、改革した話、これからの教育など、いろいろと話をさせてもらって、いい時間をすごしました。会社に見切りをつけるようなことがあったら、一緒に働いてみたいと思ったのは事実であります。

 この研修はこうやって普通では話すことのできない他社や違う世界の人と話ができるってのが、「とっても 」いいのですね。



■ 7月13日 【通なお姉さん】


◆ツクモが町田に新装開店、メモリースティックプロ128MBが98円、SATAケーブルが2本で199円、なとなく買ってしまいました。
 先週末の技術大会でデモ&説明員を嫌ってほどやった後ですけど、今週末は欧州から現地法人の社長さんが大挙してやってきました。またまた試作品の数々をデモするのです。

 英語だ英語だ・・・とちょびっと気合を入れていましたが、アテンダーの方々が惚れ惚れするような流暢な英語で対応してくれました。やっぱりペラペラしゃべれると楽しいですよねぇ・・・って毎回ここまでは思うんですけど・・・。

 さてそんな話はどうでもよく、自分のパートが終わるとみんなダラダラしちゃいます。そこにやってきたのはちょっと年齢不詳でちょっとイケイケなお姉さん、私の試作品を興味深気に見入ったり、いじったりしています。「どうですか?」と声をかけたことはいうまでもありません。

 このデモ、マイ写真コレクションがいたることろで使われています。その写真を見た海外マーケティングのお友達がお姉さんに混じり、「佐藤さんはこんな写真ばかり撮っているんですよ」とちょうど映っていたレースクイーンを見て仲介してくれるんです。やっぱりみんなレースクイーンがすきなのね。それとは別にカワセミ写真とかが超コントラストプロジェクターのデモにつかっていただけるようでうれしかったり・・・

 さてそのお姉さん、デモで流していた「スキャッター・ブレイン」に反応しています。「あっ、ジェフベックですね〜」って。女の人でジェフベックと語る人なんてはじめて会いました。こうやってマニアックな会話ができるのはとっても楽しいですね。



■ 7月7日 【2枚組CDのケース入れ替え】


◆今レースクイーンの画像を整理してたりすると、昔の画像を見て懐かしさに埋もれている状況になっちゃいます。さて、初めてのGTは家族で観戦したわけですが、当時小学2年の息子にデジカメを渡すと、こんなおいしい視線がゲットできちゃうのですよ。
 わ〜ぉ〜、今日って070707ジャン!

 さて家にCD棚があるのですが、もうパンパン状態になってきました。借りてきてコピーしたCDは薄型ケースに入れているのですが、それでももう入らない状態です(最近はMP3に吸い出して終わり)。そこで手を入れたのが「2枚組み」CDです。

 CDを買い始めたのは84年くらいからで、当時は2枚組みCDはでかいケースに入っていました。そのケースは4枚組みまで対応できるものですが、最近はそれに6枚入れちゃうタイプも出てきてます。ピアノ300ってのがそうでした。

 そしてむか〜しは月に10枚はCD買っていた時期もあり、その分厚いケースの2枚組みがたくさんあるのです。その2枚組みのケースを1枚ケースの幅で2枚入るタイプに変更することにしました。100円ショップで3枚で100円です。これはいい!ちょっと前に弊社のDVDブランクディスクをこの2枚格納ケースで付加価値を高めて売っていたので探したのですが、今はないようです。付加価値にならなかったんですね。残念ですね、水戸の方々。

 このダイエットにより、10数枚のCD置き場が確保されました。なんか「締まった感じが」とってもうれしいです・・・



■ 7月6日 【ちょっと好印象】


◆ということで、本文連動。好印象を持ったロンドン出張から。いかにもロンドンっぽい標識が好きです。
 3日連続立ちっぱなしはさすがに堪えました。ぐったり。でも自分でコンセプト作ってちゃんとCADして、切削して、削って、塗装して、デカール貼って、クリアーかけて(ってプラモデルじゃn)出展したコンセプト提案品をいろいろな人に見てもらえたのはよかったです。でも知ってる人が来ると、「なんだ全く趣味じゃん!」って言われまくったのは内緒です・・・

 そして昨日は「新社長」の視察がありました。時間が押しているらしく私の手前まで来たところで・・・

アテンダー事務員:「社長、時間も押してますのであとは次の・・・」
管理人の心の声:「って、またかよ(準備日に事件あり)、まあいいっか・・・」
 ってなるところを、新研究所長が私をチラッと見てウインクして
D所長:「佐藤君、短縮バージョンでお願いな」
 と、なだかんだ社内で知り合いが増えてくると、結構融通利くようになってやりやすいなぁ・・・と。
管理人:「では、ささっと説明させていただきます」
社長:「あれ? あなたはこれやっているの?」
管理人:「はあ、ロ○○トのほうはいろいろあって・・・」
社長:「それじゃなくて、前に品質問題でよく(ロンドンに)来てたよね」
管理人:「ああ、覚えていらっしゃいましたか。5年も前のことですけど・・・」

 この新社長、「明日行ってくれの海外出張」の基になったロンドン出張時、ヨーロッパの現地法人の社長だったのでした。行くと毎回、挨拶に行くのですが、覚えてくれてたみたいです。ちょっと好印象!さらに忙しいのに、いろいろアドバイスしてくれちゃって、さらにさらに、一度出口に行ったところ、また戻ってきてくれて、そうそう、これこれこうしたほうがいい、って追加アドバイスしてくれちゃって、またまた好印象でした。

 結構やりにくかった旧体制ですが、新体制では少しやりやすいかも・・・と、心の中にほんのり希望の灯火がついたのでした。



■ 7月5日 【疲れて疲れて、たまらんです】


◆さあ、合体直前の飛翔です。
 水曜に準備で終日、今日も説明員で終日、明日も終日、通勤時間2時間以上の三浦半島先の場所でへろへろになっています。もう旅行の距離ですな。

 試作品を3つ出しており本番初日、社員みなさんの真摯な意見が聞けちゃいます。全くいい意見ばかりではありませんが、コンセプトに賛同してくれる人も多く、結構うれしいなぁといった状況です。でも写真が大挙するこのイベント、結構昔一緒に仕事をした人とかであっちゃって、ちょっとした同窓会って感じですね。

 さて、依頼を受けてから何年たつか、もう数えられないくらい放っておかれた某トヨタ車が完成間近になりました。会社の試作品を家で塗装したりしてたんで、ついでで結構進んじゃいました。

 忘れていたドアミラーの塗装完了、クリアーパーツのクリアーレッド、オレンジ、周辺の黒の色塗り完了、ボディーのドア隙間などの墨入れ完了、車内パーツの完了、タイヤ取り付けの完了(取り付け時にやわやわのステアリングロッドが折れちゃって要修正)、超小物パーツの塗装完了、ダッシュボードのパーツ塗り完了。残るは窓の黒塗りと、ごく細シルバーラインのメタルック細切り貼りだけとなりました。



■ 6月30日 【結局42km】


◆会社の窓から見える富士山、我が家からだと丹沢に邪魔されて頭のちょびっとしか見えないのですけどくらしい・・・
今は土曜日の午後5時過ぎ、ちょっとすがすがしい気持ちでキンキンに冷えたビールを飲んて、ほろ酔い加減でいい気持ちになって書いてます。

 さて娘が「どっかいこうよぉ〜」とうるさいので、「よし、どっか行こう、でもチャリだぞ」と約束して出発したのは11時40分なのでした。

 多摩丘陵の南端にいちする我が家は丘陵の尾根沿いにはしる遊歩道に近く、何かあるとここをサイクリングするわけです。さてその尾根緑道を西へ向かうのですが、新緑がきれいであって、車が通らない広い道はいたって快適な道であります。そして緑道が終わり下り道を行くと、そこは「多摩美大」があります。このエリアは法政大学やら中央大学やら(淵野辺は青山大学)広い敷地で「キャンパス」っていうのがちゃんとあるいい大学なのです。

 そして野猿街道を西へ向かい16号に出るとそこからは御殿峠まで上り坂があるのですが、まあ親子で励ましあいながらゆっくり上ります。御殿峠までがんばるとそこからはもう延々と下りっていう、いたって快適なサイクリングになります。でもこの下り坂を逆からきて上ろうなんて、絶対に思いません。

 そして片倉駅先の交差点を右折して横浜線の踏み切り手前を左に曲がると、住宅地の狭い道を抜けられます。ここは入社当時、八王子のセキドに店頭応援として研修に励んだときに見つけた抜け道です。ずんずん進み八王子駅の東側をくぐり、浅川の橋を渡り、目指すハードオフに到着です。ここについたとたん「あっ、ここなんだ!」と娘が感激の言葉は発しました。知らない道を走ってきて知っている場所(遠く)に出たときはやっぱりうれしいでしょう。

 まあここまで来れただけで十分なのですが、「どう疲れた?」との問いに「まだまだへっちゃら」と答えるもんだから、さらに奥地を目指すことに決定! 来た道を戻り浅川沿いを西へ向かうのですが、浅川は20号から微妙に北にずれているのを思い出し、20号に戻ろうを川を離れ20号と並行して走る住宅地の道を抜けたのですが、やっぱり住宅地は楽しいのです。めちゃくちゃ古い家があったり、昔ながらの豆腐屋さんがあったり、すんごい豪邸があったり・・・

 やっぱり甲州街道から離れている感じがしたので、左左と道を選び、出たのは西八王子でした。おお、やばかったなぁ。そしてマックで遅い昼にしましたが、なんだか運動していると食欲が無いのです。うん、いいぞこのパターンは。

 しばらくすると町田街道のスタート地点に出ました。娘はたいそう感激しています。「この道をまっすぐ行くと家のすぐそばに行くんだぞ」というのにピンと来ない模様です。高尾駅で記念写真を撮り、怪しい雲行きを横目に高尾山参道に着いたのは2時半です。こういうところのお土産やで買い物をすることはほとんどありませんが、「ペナント」を売っているところを見つけたときは感動しました。まだあるんですねぇ。子供の頃、部屋にペナントが派ってありましたよ・・・

 さて町田街道のスタート地点からずーっと町田街道を通って帰るのですが、高尾まで来た理由がこれなのです。どこを通るにしても一山越えないといけないのです。でも高尾から越えるのが、一番楽そうでした。16号だと延々に上る感じだし、堀の内経由だと2回山越えが必要です。で、バッチグーでした。ちょっときつめの坂だったのでそこだけ、ちょっと降りてチャリ引いて、あとは下りと平地。使えますこのルート。

 そしていつもの通り、帰ってきて地図ソフトで走行ルートをおさらいです。しめて42km。よしよし、エネルギーもだいぶ消費したことでしょう(でもキンキンビールを飲みすぎてチャラかも・・・)



■ 6月29日 【4年半ぶりに手を入れたところは・・・】


◆さてフランスグランプリです。スーパーアグリにはちょっと注目しちゃいます。90年代、中嶋の浪花節的発言は好まれ、亜久里のアグレッシブな発言に抵抗感を感じる人が多かったです。でも私はそういう発言好きでした。とうことで2000年の鈴鹿GTでまだドライバーをしていた頃の写真です。
 つい数週間前、社内のプロジェクトがあって、リーダーの某さんが立ち上げで飲むので参加するべしと命が下りました。まあ飲み会は近くに誰が座るかで、話の盛り上がりが大きく左右されるもの。私の斜め前の某氏はセナと握手してサインももらったっていうんで、めちゃ盛り上がりました。

 もう一人、隣に座った某女史は「今度デジタル一眼を買うんですけど・・・」ということで、やっぱりデジカメ番長の真価が遺憾なく発揮されたのはいうまでもありません。ニシ(@横浜ベイスターズ)の写真が撮りたくて撮りたくてしょうがないらしく、おお女の子としては志が高くてよいよい、となりました。

 さらに経営企画室なんていう仰々しい名前の某さんはリーダーとともに毎週ライブを楽しんでいるつわもので、ここではふか〜い音楽談義で花が咲きました。

 ということでお三方にPaddock-clubの紹介をした翌日、半分お世辞でしょうけど、「すごい!」といってもらえて管理人としてはホクホクです。そして某女史からレースクイーンに突込みがあったのですが、さすがにもう4年以上も手を入れていないレースクイーンのページですから、見てもらうのはいいのですが、稚拙なページ構成にちょっと恥ずかしさも感じちゃいました。

 といったトリガがあると俄然張り切っちゃう私なので、レースクイーンに手を入れ始めています。ご堪能下しませ。



■ 6月27日 【GW最終日の仕事】


◆4月1日、野島公園某宅でのバーベキューのとき、家のすぐ前の運河で採ったアサリです。結構うじゃうじゃ採れました。。
(書いたのは5月前半のGW直後でした・・・)

 2年前GWに2階の「俺の部屋」を片付けて、やっといい状態になったのですが、2階ってめったに足を踏み入れないエリアであって、2年もたつとまた同じようにすさんで来ちゃってました。我が家の2階は3部屋+サービスルーム(2畳)なのですが、サービスルームは製作前プラモデルのストックヤードでパンパンです。そして8畳の部屋が「俺の部屋」という契約になっています。

 その「俺の部屋」はまずAVシアタールームとして活躍しています。ウォークインクローゼット内に仕込んだ、フロント投射型プロジェクター、90インチのスクリーン、行き場所に困った単コンオーディオ群などで結構いい環境でAVを堪能できています。でも大画面テレビを買っちゃってから、下のリビングで映画を見ちゃうことが多くて、稼働率は激減してるんですけどね。

 また「俺の部屋」には行き場所に困った2本目のF1タイヤ(93年からの15インチリアタイヤ)もオブジェとして置かれているのです。誰か見に来てください。

 さてGW最後の日、一日を掛けてやらなければならないことは
 ●たまった製品箱の整理
 ●音楽スタジオ整備
なのでした。

 昨年末からいろいろなものを買いあさあり、その箱が1階の廊下に並べられています。私のポリシーとして箱は何があるから分からないので取っておく、なのです。オリンパスデジカメ、ギターエフェクター、NASHDD,リンクシアター、フィッシュアイレンズ、ニコン18-200VRレンズ、ニコンD40、HDDレコーダーなどなど。そして先日買ったニコンデジカメS500でそろそろ買い物一段落の宣言を出せるほどになったので、片付けモードに入ることになったわけです。でも一度片付けはじめると、とことん突っ走っちゃう私ですから、屋根裏がめちゃくちゃきれいになったことは言うまでもありません。ここまではじめると、廊下の棚、押入れなども次々と手が入り、あっという間に夕方になっちゃいます。

 夕方からはこの日のハイライト、音楽スタジオ整備に入ります。子供たちがクイーン好きになった事で、今までほこりをかぶっていたサイレントドラムや、エレクトリック・ピアノ、シンセなどのキーボードなどを復活させる必要が出来てきました。DX7は内蔵リチウム電池は死んでいますが、開腹して新しい電池に換装です。2年前の大片付けの時にもキーボード群の大移動をしましたが、配線を全くせず、音が出ないままなのでした。それも全部配線しなおし、かつMIDIも接続しなおしです。ついでにサイレントドラムとキーボード群の場所を入れ替えてリフレッシュ、これで完璧です。置くところがなかったラック(エフェクター、音源、ミキサーなど)もいい場所が出来て上手く鎮座できました。そして大学の時に中古屋で買ったベースもちょっときれいに拭いたりして、スタジオっぽくなってきましたよぉ。後は練習あるのみですね。でも誰がどの楽器を弾くのだろうか?



■ 6月24日 【おおお、恥ずかしいけどうれしいぞ】


◆休出したときにあまりにも天気がいいので、空の写真を撮りました。空が大きく見えるって人生幸せになれますねぇ。そういう大自然の中に住みたいなぁ〜
 さて土曜日、またもや4時おきで4時半には現地到着、でも子カワセミはいなかった。ああ、やっぱりいわれている通り、子カワセミは巣立ちしてから数日しか親と行動をともにしないのね。

 まあバックが黒っていう自分で気に入った図柄の写真を撮れたからいいか、って。普段とまっているところを上から狙っていたら、「水面に映っているシルエットも面白いかも」っていうのを撮れたからいいか、って。

 で、ちょびっと電話なんかしてたら、1本の枝に2羽がとまった。急い電話を切るけどフレームの両端ぎりぎりでうまく入らない・・・な〜んて思っていたらいきなりこんなことしちゃって! いいのかいいいのかい、こんな朝から。もうシャッター押しっぱなし、だけどバッファーフルで途中でちょびっと息ついてしまったのだ。おしい! ああ、これでまた1ヶ月半くらいで子カワセミに会えるんだなぁと、しみじみした瞬間であった。

 さてすることをしちゃうとさっぱりした彼らは、もういつものいたってのんびりした羽づくろいなんてしちゃってるぞ。そんなところを所在なさげに撮っていたら、あれれれ・・・また2羽が1本の枝に! その瞬間にまたまた・・・。シルエットでご覧ください

 ここにフラッシュアニメで置いておきます。フラッシュプレイヤーがインストールしてあれば見れますけど、無ければ、カワセミコーナーでアップするまで待っててください。



■ 6月23日 【カワセミウイークの始まり】


◆またもやマクロです。いつもは根っこから抜けないで嫌なやつのひとつ「スギナ」も絵になってくれますなあぁ。
 久々に4時半に起きれた先週の日曜日、近くの池は飽きたっていうのがあるんで、ちょっと足を伸ばして緑地までいってみた・・・が、いない。決断はすばやく、次のポイントへゴーだった。

 最近あまり新ポイント発掘をしてなかったりするもんで、まあ家から一番近いところへいってみた。とりあえずいるにはいるんですよ。だけどもうアングルとして面白いのが撮れなくなっているってことで、当然ながら気合は入りませんな。でもこの日は鳥好きのおじさんとか、地元の写真クラブへ熱心な勧誘をしてくれるおじさんとか、珍しく人と話をしながらの鳥見なのである。

 でもカワセミの出はあまりよくなく、まあ腹も減ったからそろそろ帰ろうか?と思ったときにその出来事は起こったのだ。その光景に思わず心拍数が2倍に跳ね上がり、アドレナリンが大量に分泌された。それは・・・4羽同時滑空だった。つまり目の前の成鳥夫婦の子供が生まれてたのね。どうも金曜あたりに巣立ったらしい。でも子供は遠く絵になりにくいところにとまりっ放しだ。

 「あっ、両親が子供のところにきた!」とカメラを向けるが、望遠実践投入したD40はAFがトロイのだった。親鳥はすぐに飛んでいっちゃうので、こんなピンボケ写真しか残らない。あああ・・・。で、1枚だけAFが合焦して撮れたのがこれ。証拠写真レベルだけどね。親が盛んにえさ(ザリガニ)を捕ってきてくれるんだな。う〜ん、リアルな子育てに感動だ。

 これも給餌だけど左下の子1羽の視線がなんともいえませんな。「僕にも(”あたし”かも)くれないのぉ?」って感じ。しかし子にザリガニはでかすぎるようで、さっき口移ししたザリガニを10分以上も飲み込めないのにも、生々しさを感じるのだな。だってこの時期のザリガニは結構成長していてこんなにでかいんだもんね。でも運良くシルエットで給餌が撮れたりした。シルエット好きの俺としてはえらくうれしいぞ。でもやっぱりD40のAFは弱かったりで、いいシーンもピントが迷うのだ。やっぱり信頼のD2Hしかないかな。

 まあ9時を過ぎた頃から動きが鈍くなってきたので、帰ろうか・・・と思っていた矢先、親カワセミが2羽だけで近づいてきた。おお、メス(左側)はお土産をもらっているようだ。と、その瞬間、思わず「あっ!」と叫んでしまった。相変わらずピントが来なかったけど、これで子育ては終わりで、私たちはまたラブラブモードに入りますよん。って事のようだ。すごい繁殖力だなぁ。

 聞くところによると、カワセミの子育ては驚くほど短いらしく、数日もすると子供を縄張り争いの対象にするらしく、いなくなっちゃうらしい。ちょっと忙しく会社を休めないのに地団駄を踏んだ。そして次の土曜日を待つことになるのだった。



■ 6月16日 【日本の将来はホントに暗い (ーー;)】


◆雨しずくもマクロで撮ればレンズですな!
 娘の授業参観に行ってきた。ぜんぜん話を聞いていない子供が多すぎ。先生も注意すらしない。授業参観だからなのか?いつもか? しかし横にいた父兄(おばさん3人組)には参った。はじめから終わりまでずーっと大きい声で話し続けているのだ。あれじゃぁ、子供に示しがつかないね。そんな親の子供がやはりというか、授業中話を聞いていない子供だった。あの親にしてこの子供ありっていうのは、当たっているね(これはアップし忘れです!)



■ 6月10日 【違いがわかる男】


◆11年前、うしろ姿も若々しい・・・
 小学生の頃親父の写真現像に付き合い、中学でミノルタSR-7と200mm/F2.8をもらい受け、高校でスポーツを撮りまくり女子バスケの専属カメラマンになり、その後しばらく冬眠。そして長男が生まれたときに一眼レフと買ってあわせてF1用に400mm買って、でもまた冬眠。再びカメラに熱が出るのは99年のF1がトリガになったのでした。

 同様に、中学でご多分に漏れずロックにのめりこみ、高校でフュージョンだぜとなり、大学からは下降線で、最近は楽器家の倉庫状態でありましたが、今年元旦のドライブで娘がクイーンファンがトリガで、お父さんも親父ロッカーに変身してしまいました。

 この前買ったセミアコを弾き始め、この週末は「やっぱりセミアコはコンプレッサー効かせないとね〜」と大昔に買ったBOSSのコンプレッサーをガサゴソを取り出しました。この前買ったZOOMのマルチデジタルエフェクターを使ってもいいのですが、やはりアナログで決めるのが、昭和の男ってもんです。コンプレッサーとチューブアンプの組み合わせ・・・最高で涙が出てきます。弾いていて「超超超」気持ちいい〜

 その昔グレコのレスポールを買ってずーっと使っていて、それからストラトを買って、でもどちらも歪ませ過ぎてギターの音なんてあまりわからなかったわけです。しかしセミアコ買って、コンプレッサーのゲインを少し上げて、チューブアンプのナチュラルディストーションを効かせると、ハムバックのPUの音はちゃんとハムバックっぽく聞こえるわけです。やっぱりアナログいいぞ! そして久しぶりにストラトに持ちかえると、やっぱりストラトの音がします。おお、いいぞいいぞ。ダイエットすると下が敏感になって(普段は濃い味で舌が麻痺しているっぽい)素材の味がよくわかるのに似てますねぇ。

 ということで、近くのハードオフ本店(社長のいる古淵エリア)にこの前までずーっとあった、ジャンクコーナーのレスポール(定価10万)2万円が気になって、買う気満々で出かけたら売れちゃってました。そしてヤフーオークション見てたら、まさにそのギターが売りに出てました(特徴的な改造とシールなので分かっちゃうのだ)。こうやって小銭を稼ぐ人がいるもんだなぁ・・と思ったのでした。でもまだ4000円なんで終了時に2万円を越えるかどうかウオッチですな!



■ 6月9日 【すごいぞ!フリーソフト】


◆雨が降ったんで庭の葉っぱのしずくを撮っていたら、はちが巣を作っているところに出くわしました。何で黄色なんでしょ?
 ここでも泣きを入れている通り、誤ってパーテーションを切りなおしてしまった画像専用ハードディスク、4月からずーっとレスキューの方法を模索していました。まずベクターのユーティリティー > ディスク・ファイル復活のところで、いくつかのアプリを試しました。そして悟ったのが以下の二つ。

●復活系アプリは有償のものがほとんど(アップしてあるのはお試し版)
●それもHDDをスキャンするだけで何10時間もかかってしまう

まあ時間がかかってもいいのですけど、1万円払わなくてできるものは無いのか?と、たまに思い出しては、ネットでうろうろと検索していました。そして昨日見つけたのが「test_disk」なる海外のフリーソフトです。いきなりDOSで立ち上がって、ちょっとやりにくかったりもしましたが、なんのなんの、DOSって使いやすいじゃんと思わせるできのよさ。英語も簡単なので問題ありませんでした。

 で、復活完了!ばんざ〜い! それに数時間で全部レスキューできちゃいました。世界に目を向けられるようになるといいことがたくさんありますねぇ〜。英語の訓練にもなるしね。



■ 6月8日 【さっぱりした日】


◆日本丸に乗ってみました。もう綱だらけって感じで、それがどうつながっているか?もう理解の範囲を超えてます。中も結構面白いものがありました。
 e-learningなるインターネットでの学習をやってました。第1弾として「MOT」なるものを受講しましたが、これは楽勝。しかし第2弾の「会計と財務」は苦しみました。なんてったって、縁がない分野ですからねぇ。

 昨年の12月から受講して半年間でレポートまで全部提出して「完了」させなければなりません。そして誰もがそうであろう・・・出だしは好調、でも中だるみ、後1ヶ月ということころでプチダッシュ、でもまたプチ中だるみ、そして1週間を切ってラストスパート・・・という決してほめられた形ではないスケジュールでだったわけです。そして昨日やっとレポートを提出して終了となりました。

 これって毎日やっていれば2ヶ月くらいで楽勝で終わるんですけどね。やっぱ追い込まれないとやらない癖は直らないなぁ〜と再認識したしだいです。

 このe-learningは各章の終わりに4問の4択テストがあり、一番最後にでかいテストがあります。でも各章のテストはもうお遊びみたいなもので、全く役に立ちません。役に立ったのは最後のでかいテスト(レポート)なのです。これは自分で考えるし調べるしってなるので、それがよかったわけです。自分では「自分で考えることが大事だ」なんていってますが、勢いはどんどん鈍るもので、いいカンフル剤になった事は紛れもない事実でありました。



■ 6月3日 【ヒトヒトヒト】


◆92年は2コーナーで見てました。このティレル前年の020と全く同じですね。色が違うだけ。プラモ作ってると細部までよく理解できるんですよ〜 でも今のグニャグニャで整流版の塊のマシンから見るとえらくシンプルな面で構成されてますなぁ。それにタイヤが太くてよし!
 ちょっと会社に持っていかなきゃならない重いものがあったので、土曜に車でGO。ついでに常時入電の作業部屋でNCで試作品をがりがり削って、誰もいないから大きな音で例のものとは違った試作品で音をガンガン鳴らして「おお、この筐体で結構いい音してんジャン」と悦に入って、普段はあけられない窓開けて高いところからの絶景?撮って、結構休日の会社を楽しんだりしちゃいました。

 夕方からは家族と合流して中華街しちゃいました。ちょうど開港何周年だかの影響かどうだか知りませんけど、相変わらずヒトヒトヒトでした。でもあれだけお店があるとどうやって店を決めたらいいかなんてさっぱりわかりません。わたしってそういう時きめられませ〜ん。

 そしてカメラ2台レンズ3本、それに三脚を背負って「絶対光が流れる夜景撮ってやる」と意気込んでたんですが、日が長くなったきょうび、こらえ性の無い私のことですから「いいや、かえろ!」って。重い荷物しょって歩き回ったのはなんだったんだろう?って天気のよい土曜日でした。でも日曜の新聞見たらあの後「花火がガンガン上がった」って記事を見て、せっかく三脚持ってたのにぃ〜と地団太踏んだのは内緒ですよ。



■ 6月2日 【前橋から】


◆94年、セナの訃報には絶句なのでした。ちょうど秋田にいたので深夜の放送が見れず翌日ラジオで聞いた時には思わず事故りそうなほど放心状態でした。秋田から帰りがてら夜の青山ホンダによるとMP4/7がもう献花で埋まってました。でもこのMP4/7はリアウイングがでかい仕様ですね。ヘルメットはロータスキャメルの時のですね。
 勝手に「前橋のスパイもとい情報源」と任命しているH君からメールが来ました。「佐藤さんのHPにリンク貼ちゃいました!」と。おお、リンクを張ってもらうなんて何年振りでしょ?近くの池でカワセミ談義をしたナベカさん以来です。

 詳しくはここを参照いただくと、私の印象が記されています。ああ、なんかこそばがゆいかんじ。ロードスターの改造とか車内オーディオの自作とかアクアとか、もう行動派のH君なのでたまに見てやってください。熱い志を持つやつです。こういう志が熱いひとが会社を復活に導くのでしょう。かんばってね。



■ 5月26日 【テレビを見てて偶然にびっくりした】


◆タイのシーフードは美味いのです。こんな巨大ロブスターの刺身なんて日本で食べたらいくらすることか・・・
 娘の運動会でバタバタしている土曜の朝、何気にテレビを見ていたら「totoが当たったら・・・」ってな感じの、豪邸紹介番組をやっていた。興味は無いけど、やることも無いのでボーっと見ていたら・・・

 「南仏プロバンス風」っていう家を紹介していた。愛知県一宮からなのだが、「○○さんは全国に6店舗ある模型店の社長さんです」とあった。そして出たテロップが「TamTam」なのである。ああ、TamTam、俺がいっぱい諭吉さんを提供したお店である。こんな社長だったんだ。でも相模原店には社長作っていう、驚きの戦艦が飾ってあるのだが、この人が作ったんだ・・・。でも家の中は模型の「も」の字も無かったぞ。うちの勝ち!

 さて次に紹介されたのは西宮の山の山腹にある豪邸、これも何気にボーっと見ていたが、リビングを写したときに叫んでしまった。
「あっ、ブライアンギターだ!」
そうである、ブライアンの有名なレッドスペシャルが2台も置いてある、さらにブライアンのトレードマークである「VOX/AC30」も3台並べて、まさにブライアント同じ並べ方だ。おまけでサイレントドラムも置いてあった。レッドスペシャルの2台だが、一瞬しか写らない中でもマニアの俺は解析した。1台はバーンズがブライアンメイギターズのものだ。これを買うって事はあまりマニアではない。お金持ちのマニアなら個人クラフトマンが作っている80万くらいなやつを買うべきだろう。もう一台はギルドだ。これはまあ高いね。

 偶然朝のバタバタしている時に、興味のあるリッチマンを二人も見てしまって、なにやらいいことがあるんじゃいか?と密かに期待している運動会前のひと時であった。



■ 5月23日 【胸痛む】


◆2年前の5月22日にドバイに旅立ってから、海外脱出と縁遠くなりました。ドバイ記も忘れないうちに書いておきたいんだよねぇ〜。ということで、ドバイのディーラーショー後の「ガラパーティー」に来た踊り子さんを激写。おひねりたくさん入ってますねぇ〜
 さてセミアコを買ったら「やっぱりROOM335でしょぅ〜」と、至って短絡的な発想で、夜な夜なカールトンしているわけです。コンプ入れてちょっと歪ませるくらいが大人のギター弾きなのです。ピッキングやボリュームコントロールで歪みをコントロールできるのは、結構快感です。

 話題は変わって・・・昨日体に違和感を感じました。右の胸〜おっぱいあたり〜が痛いんです。結構痛い。太めになってからおっぱいにも肉が付いてそれなりに立派なのですが、そうなると「えっ?乳がんって男にもあるのか?」とちょっと深刻に悩みました。でもこんなんで病院・・・なんてなんかヘンテコだし・・・

 そして家に帰って寝る前のセミアコちゃんを抱えたら・・・「あっ、これだ!」と痛みの理由が判明しました。ギブソン系の角ばったエッジがちょうどギターを座って抱えた時に右胸に当たるんです。そういえば昔レスポールを使ってた時も、この痛さがイヤでストラトに宗派変えしたのを思い出しました。ストラトは体に当たるところのカットラインが非常に美しくかつ考えられているんですよ。



■ 5月19日 【子供達のクイーン好きがもたらしたもの】


◆復活した20年選手の19インチラックマウントの音源、エフェクター、ミキサー、MIDIパッチベイです。でもエフェクターなんて今やハードオフで2000円で売ってたりするんです・・・
 娘のクイーン熱が長男に伝染してにわか佐藤バンドを楽しんでいるこの頃ですが、お父さんに逆伝染しちゃって音楽熱がまたまた復活してきてます。後で書きますが、2階の「俺の部屋」は音楽スタジオ状態に整備、いい感じになってます。また初ヤフーオークションでクイーンの楽譜を競り落とし、味を占めて今度はギターを物色しています。当然ブライアンのオリジナルギター(レッド・スペシャル)のコピー物を狙っているのですが、なかなかリーズナブルな価格では出ていません。つわものたちは自分達で作っちゃうみたいですけど、まだまだその決意まではいたっておりません。

 そんな今日、長男の中学体育祭が雨で順延になり、なんとなくスタンバッていた気持ちが切れて、所在なさげにハードオフめぐりなんてしちゃいました。去年の2月5日2月12日はアコースティックにはまりましたが、今度は前から欲しかったセミアコを狙っておりました。やっぱり年をとると渋めのギターに惹かれます。

 そしたらあるもんですね。エピフォンのセミアコが結構リーズナブルな価格で出ています。これは私に買ってくれっていっているようなものです。純正のハードケース(エピフォンマークつき)も付いて、ピカピカ状態付属品もすべて付いていて(シールドまで付いているんですね)ペグはグローバー、ネックはメイプルの5ピース、ヘッドインレイも凝った模様でもうその場でカードを出しておりました。でも帰ってからヤフーオークションや、デジマート(楽器販売サイト)を見てみると、きわめてお買い得だったようです。このまま横流ししても数万円儲かりそうな感じ。まあ弾くかどうかは定かではありませんが、満足感は極めて高いものでした。

 あと残るのは、「レッド・スペシャル」だけだ!



■ 5月18日 【バッファローに愛想をつかす】


◆財布を拾いました。お礼に来た持ち主の方がお土産に持ってきてくれました。でも私って甘い物食べないんで、家族に食されました。Mary'sって美味いんですかねぇ?
 結構「次回に続く」的に話を引っ張っちゃうネタが多い私です。1年前くらいから引っ張っているものもあってここの済みでしこりになって残っています。今回はそんな中でも今年の2月25日に書いたネタの続きです。

 サポートセンタのちょっとイメージを悪くするような対応から1週間たった土曜のお昼、場所は町田の石橋楽器でウインドショッピングに明け暮れている最中にお尻がブルブル震えました。そうです、普段からめったに使わない携帯が震えています。番号を見ると知らない番号です。怪しいとは思いましたが取りました。

「もしもし?」
「あっ、佐藤さんでいらっしゃいますか?私バッファローサポートセンタの○○と申します。前回質問いただいた件でお電話いたしました」
(まあここまでは合格!)
「私どもではご指摘のような現象を確認できませんで・・・・かくかくしかじか・・・」
「あのぉ〜、ソニーのリモコンで試してみたんでしょうか?」
「あっ、それはやっていなくて・・・かくかくしかじか・・・」
つまり、前回のお姉ちゃんの時からなんら進歩がなく、結局何もやっていないってことでした。バッファローとしては、他者のリモコンで電源が入ろうが関係ない・・・というスタンスのようです。言葉は丁寧ですが、内容は最悪であって、こっちも抑えて抑えて丁寧な対応をしていましたが、これ以上続けていると爆発しそうなので、

「はい、もういいです!」といって電話を切りました。バッファローさん、もうあなたのところの製品を買うこともないでしょう。いい勉強させてもらいました。  さてあまりにも腹が立ったんで、いろいろ調べていたら2chで「リンクシアターがソニーのリモコンで電源入っちゃう」って言う書き込みを見つけました。その方は「あきらめる」って言ってましたね。

 そしてそんなことも忘れかけた5月の初旬、PC watchを見たいてたら、「リンクシアターがファームアップデート」という記事が目に留まりました。新機能追加でH.264(BaseProfile)の再生対応、サーチスピードの3段階化というのがあるのですが、それよりも何よりも不具合対応(これがまた項目多い!)に「ソニーリモコンで誤動作する件、とあるじゃないですか。ファームアップデートをすると戻らないので気をつけて!とあるのですが、家のやつは勝手にファームアップされていました?これっていいの?

 なんだか釈然としない思いで悶々としている週末の夜でした。

 そうそう、リンクステーション(DLNA対応)はヨドバシで事情を相談したら「それはちょっと変ですねぇ」と交換してくれました。さすがヨドバシ。でも相変わらずシーク音が続いています。常時です。でも劇的にシーク音は小さくなりました。HDDが変わったんですねぇ。で、背中側のネットワークチームに聞いてみたら、IOのDLNA対応NASは必要なときしかシークしないし、スケジュール電源ON/OFF出来るし、USBでつないだHDDも電源連動してくれるとの事です。やっぱIOだよなぁ〜と、心に決めました。



■ 5月13日 【魚がやってきた】


◆毎週末、2階の「俺の部屋」の整備を進めますが、久しぶりに出会った、昔勝ったエフェクターです。ああ、前はこういうの使っていたんだなぁ・・・としみじみしちゃいました。オークションとかでは結構高値で取引されているみたい!
 いつも「早朝海散歩」をやる予定なのですが、毎回何らかの理由で挫折してます。今週末は絶対行くと心に誓って準備万端だったりするのですが、朝起きると一緒に行くはずだった娘が調子悪かったりで、やっぱり断念な結果に終わりました。

 実は金曜の夜に会社で目の前に座る某先輩に「明日は朝早く江ノ島行きますよぉ〜。釣りの成果見せてくださいな」っていう話をしていたのでした。その先輩氏は毎週船釣りなのです。朝も4時前に家を出て、2時過ぎに陸に戻ってくるのです。こういう、自分とは全く違う趣味を持つ人の話っていうのは、とっても面白いんですねぇ。

 そして土曜の午後、2階の楽器部屋を整理しているとき、息子が電話を持ってきました。
「会社の人から電話だよ」
「もしもし?」
「ああ、佐藤さん、今日いなかったの? 海に人がいっぱいいるからどこかにいるかと思ったよ。魚送りますよ!キンメ4匹、一匹は刺身用にさばいておきますね。あとシマガツオも入れておきますよ。照り焼きがいいですよ!」
「えっ?いいんですか? うれしいなぁ〜。ありがとうございま〜す。今からとりに行きましょうか?」
「ああ、いつも宅配便で送っているから送りますよ!」

あああ、なんかすごくうれしい。

 さて翌日曜日、やってきました宅急便。あけてみると赤い大きな魚が大きな眼でこちらを見つめています。さらにフラッシュを使ってみるとちゃんと金目に光ります。夜はぷりぷりした刺身、おいしいキンメの煮付け、シマガツオの照り焼きを食して満足な週末を送りました。やっぱり魚はうまいなぁ〜 (*^。^*)



■ 5月12日 【三脚がやってきた】


◆早朝散歩は太陽が低いので写真にしたときに斜光でいい感じになるのです。こんな具合に影で遊ぶこともできます。これは娘のお気に入りの「目」です・・・
 前にちょびっと前フリをしておきましたが、マンフロットの三脚買いました。巨砲レンズを買ってからも、10年以上前に買ったスリックでがんばってきたのですが、ちょっと思うことがあって三脚2台体制を敷く事にしました。

 さてスリックについていた自由雲台ですが、やはりバックラッシュというか、ガタが大きく、500mm+テレコンではさすがに厳しい、ってのが、話の発端です。その対策でマンフロットのビデオ雲台503を買ったのは記憶に新しいところです。

 さて全く問題ないどころか、滑らかな動きに心まで滑らかになっちゃった503(後ろがスリック+503)ですが、カメラの取り付けは専用のクイックシューなのです。つまり503をつけている限りクイックシューをレンズ(カメラ)につけておかないと取り付かないわけです。これは困った。そういえば前に花火を撮りに行くために三脚を持ちだしたのですが、現地でカメラを取り付け時になって「あっ、だめだ!付かない!」ってなったことがありましたっけ・・・  てなことで、イタリア製にちょっと引かれて、カーボン三脚とそれほど重さが違わないのにちょっと引かれて、クイックレバーアクションで足の伸縮が出来るのにちょっと引かれて、雲台503と同じメーカなのにちょっと引かれて、雲台が載る台座の面積が広いのにちょっと引かれて、その「引かれた」のが5つたまって1になって(つまり各動機は20%の割合って事ですな)「ポチッ」につながりました。

 でもまだ実践投入してないんですよ。今年になってカワセミ撮りに行ったの1度だけなんですぅ〜



■ 5月11日 【全く同じ生活】


◆これも散歩でのショット。厚木の相模大橋のすぐそば、ちょっとここだけ昭和中期が残った感じのエリアがありました。電柱だってほれこの通り、40代の人は懐かしいでしょ!
 5月になって会社の健保で催されている「歩け歩け運動」の一環で、毎日「万歩計」をつけいています。歩数だけを毎日記録するのですが、結構イベントと歩数がリンクしていて面白いものがあります。

 さて今日、昨日、おととい、歩数を記録してびっくりしてしまいました。

・今日:8956歩
・昨日:8865歩
・一昨日8855歩

おいおい、昨日と一昨日って一日に歩いた歩数が10歩、今日と比べても100歩も違わないの? これってすごくない?(若者系イントネーションで発音ください) 



■ 5月8日 【ソフトで化けるデジカメ画】


◆散歩に行った時、厚木への入り口にあった橋です。水道管を通す橋らしいですが立派な橋ですねぇ。機関車でも走らせたいぞ!
 朝会社の入り口で「だめだよぉ〜、ぜんぜん更新できてないじゃん!」と会社の先輩に叱咤され、今日は絶対何か書かなきゃいけないと心に誓って帰ってきて、速攻でPCの前に座りました。

 ネタはたくさんあるんですよ。では今日はカメラネタで行きましょう。

 さて安くて小さくて軽くても写りは絶品のD40、どこにでもつれてっちゃえるかわいいやつなのです。このGWもカメラを持ち出すときはいつでもこいつが一緒でした。そしてもう一台持ち出すときはD2H、この差がなんといえないくらいの面白さをかもし出してくれます。しかしD2Hのカチッとしたいかにも剛性感があるシャッターはいいですねぇ。でもうるさいけど・・・

 そのD40に使うSDカードは9990円の8GバイトSDHCカードです。容量がありまくりなので、JpegがいいといううわさのD40であっても、RAW+JPGで撮る事にしています。まあレースにでも行かなければ十分です。でもその優秀といわれているjpegですが、いまいちピリッとしません。色味もD100のような深みが無いのです。期待が大きかった分ちょっと肩透かしを食らった感じ・・・

 D40はjpegカメラにしようと誓っていたのですが、ちびっとRAW現像してみました。そしたら「ぶったまげ」ました。すごくいいじゃん、って。いろいろいわれていたCaptureNXですが、私としてはまったく問題なし、それに「色収差補正」がすごすぎ。最近広角使いが増えたって事もあるのですが、補正をON(デフォルト)にすると、一気にすっきりした絵が出てきます。さらに赤っぽかった画面がちゃんとしまった感じに・・・。ああ、こんなことなら早くから現像しておけばよかった・・・。ということで夜な夜な現像に明け暮れている今日この頃です。



■ 4月30日 【朝散歩三昧】


◆イギリスではあまりおいしい食事にありつけませんでしたけど、ちょっと近くにパスタ屋さんがあって、そこは絶品でした。なので一人でも、ボスと出張したときもそこに入り浸ってましたとさ。ああ、もう一度食したい・・・
 さあゴールデンウイークへの突入なのであります。待ちに待ったのであります。なので普段できないようなことをするのがよいのです。じゃあそれは何かとたずねたら、「夜更かし」と「早朝スーパー散歩」ということになったのです。

 ということで、GW1日目の深夜、徹夜をしちゃって朝4時に準備を始め、4時半に家を出発しました。長男は起きられなくて挫折、娘と二人での散歩であります。われらには密かな計画がありました。それは「相模川制覇」であります。調べてみると相模川は上流から以下のような橋が架かっています。

津久井湖(源流)−小倉橋−6.5km−高田橋−4.2km−昭和橋−5.5km−座架依橋−2.6km−新相模大橋(R246)−2.7km−相模大橋−4.7km−戸沢橋−3.6km−神川橋−2.5km−湘南銀河大橋−3.1km−馬大橋−1.8km−太平洋

先週は上記昭和橋から座架依橋までの片道5.5km(寄り道したり橋を渡ったりすると10%くらいは増える)を制覇したので今回はその上流を攻めることにしました。

 昭和橋に着いたのは朝の5時前、前夜の雨は上がっていますが日が昇る前って事もあって、めちゃくちゃ寒いのです。息は白いし川からは湯気が温泉のようにあがってます。そして高田橋まで着いたときにはうれしい出迎えがありました。まさに4/29から相模川こいのぼり祭りが開催されていました。陽がちょうど上り始めた頃、昼になると芋を洗うような人出になりますが、こいのぼりほぼ独占状態なのです。なんだかうれしい! さらに 空には雲のひとかけらも無いのがまたまたうれいいところです。

 そして高田橋と小倉橋の中間地点に橋ではないのですが、川に降りられる場所があり、そこでとりあえずUターンをすることにしました。このあたりは昔の地主さん的な家が多く、庭が広く草木がすごく、朝からしっかりと焼き魚のにおいがもれてきます。なんだかそんな古い生活習慣がとってもうれしい気持ちにさせてくれます。

 結局29日は往復12km/3時間の散歩となりました。

 そして今日、朝の3時まで起きてましたがやはり体に悪いだろうという自己管理の下1時間だけ仮眠して出発です。今回は先週の折り返し点「座架依橋」から下流を攻めることにしました。次なる橋はR246なのですが、ここまではウォーキングロードはまったく整備されていなく、でこぼこ道を歩くことになりました。でも頭の上をカワセミがビューっと飛んでったりして、それはそれは楽しいものでした。

 R246を越えると景観は一変、公園やら芝生やらが整備されておりひたすら歩きやすくなりました。さらにとっても面白い遊具のある公園を発見、娘は喜び勇んで遊び始めました。私も釣られてロング滑り台とかやっちゃったら二人ではまりました。夜露でぬれていて、ズボンも洋服もビシャビシャにぬれました。

 結局今日は相模大橋までの片道7.4km、トータル12.6kmを制覇しちゃいました。去年の山の中散歩を越え朝散歩の最長記録を更新です。でもさすがに疲れた〜



■ 4月25日 【また新しいページ作っちゃいました!】


◆さ・か・な・・・うまそう・・・じゅるっ!
 前橋のH君、ひょんなことから開発品を知り、学生時代にかかわってたってこともあって「見てみたい」って連絡があったのが3年前、「じゃあこっちの部署に転勤させちゃおっか」と相談したのですが、やっぱりジモティーってのもあって横浜に引っ張るのは自粛しました。

 そのH君、今となっては前橋地区の私のとっての情報源となっております。いろいろなところに知っている人がいると助かるのだなぁ・・・。そしてHクンにカワセミやカメラをけしかけていたら、いまやカメラ沼へ足を突っ込んでしまったようです。

 そのH君から「佐藤さん、レンズのデータベース公開してくださいよ〜」って言われたらやらないわけにはいきません。せっかくだからFLASHの練習を兼ねていつもとは違うスタイルでやってみました。レンズ沼への入り口レンズ撮影サンプルをご覧くださいませ。

 

■ 4月22日 【ひさびさの朝散歩】


◆イギリスではあまりおいしい食事にありつけませんでしたけど、ちょっと近くにパスタ屋さんがあって、そこは絶品でした。なので一人でも、ボスと出張したときもそこに入り浸ってましたとさ。ああ、もう一度食したい・・・
 去年の秋に散々朝散歩で持ち上がっていた父娘でしたが、金曜が飲み会だったり、なんとなく天気場悪そうだったり、土曜の午前中になにやら用事があったりでぱったりと行かなくなってしまっていたのでした。まあ「冬は寒くて朝起きたくない」っていう想いが先行していたことは内緒です。

 さて暖かくなってきたこの頃、メタボリック対策に久々にレッツゴー。近場を歩くのはもう飽きたってのもあって、とりあえず車で目的地に行きそこからスタートすることにしました。今回は相模川沿いに橋と橋の間をチョイスです。場所は昭和橋と座架依橋に決定。現地に6時前には到着です。

 さて雨が降りそうな低く流れる雲を横目に快調に歩を進めます。朝ってめちゃくちゃ気持ちいいです。特に新緑が目にしみるのです。延々と続く芝桜のきれいなショッキングピンクを横目に1時間で片側を制覇しました。そして逆サイドに渡ってさらに1時間、合計で2時間強のウォーキングです。家に帰ってきて地図ソフトで調べたら、10kmの道のりでした。前回の14kmには及びませんが、ちょうどいいくらいの距離ですね。

 しかし川岸っていうのは生きているがごとくその姿を変えるのがよくわかりました。増水と干ばつで1年いかないとまったく姿が変わっています。でも自然が変えちゃうのはOKですが、ちょっといただけないのが「オフロード」でがんがん川原を走って自然の形をすっかり変えちゃう人たちです。カワセミがよく見れたところも、今や大きなタイヤでガンガン走り回られちゃって、泣けちゃうくらいの変貌で驚きというか、絶句でしたね。もうあそこに行くことも無いでしょう・・・

■管理人へ 


■ 4月21日 【今度のは?】


◆最近は微妙に「雲フェチ」になりつつあります。曇って同じ形が二つと無く、自然が作る芸術だと感じてます。な〜んてなんかかっこいい台詞だよね! ちなみにこれはカナダの雲です。
 さて14台目の子供はコンパクトデジカメで初の「ニコン」なのでした。選択の経緯はここに書いておきます。

 これが先週のジョーシンの顛末なのですが、取り寄せ品をゲットしてみると、箱がなんだかくたびれている、箱の取り出しベロ部がちょっと破れている、カメラ本体のレンズカバーが汚い、LCDが全白に点灯でバッテリー抜くまで操作を受け付けなかった。っていう感じでちょっと怪しいのです。もう一回ハングしたら店に持っていこっと!

 ところでこのカメラバッテリー、700mAhはあるのですが、めちゃくちゃ薄くて小さいです。マイクロドライブとほぼ同じ厚さでしかも小さいときてます。こちゃあバッテリーもたないわけだなぁ。

 しかし「もうコンパクトデジカメは買わないだろう」なんて何度言ったことか・・・。もう言わないぞ!だってあと2台増えないと収まり悪いんだもん???



■ 4月20日 【なんだかなぁ?と思ったこと】


◆ライオンのメスはでかい猫だね。
 駅まで歩いている。でも都民だけど使う駅は神奈川県だ。そして今相模原市は市議会選真っ只中で、連日駅前は候補者が多数集まって、さらに候補者の応援団も大挙してきている。そして駅の階段を上るまでが、デパートの開店よろしく、声かけられまくりであまりいい気持ちになれない。

 そんな候補者たちなのであるが、毎回腑に落ちないのが、「名前を連呼するだけ!」の活動ってことだ。本当に誰もが「○○です。○○をよろしくお願いします。」しか言わない。そんな人に入れるか?って思うのだが・・・。なんで「こんなことを考えていて、こういう風にしていくつもり」っていうのが短い言葉でいえないのだろう? 選挙民っていうのは完全になめられているね、と思った久しぶりに天気のいい朝だった。



■ 4月16日 【「影」におびえる・・・】


◆春といえば桜と並び「菜の花」もいいです。一面の黄色い世界が素敵です。
 人間ドックの日に夕方までかかりながら「ヘリカルCTスキャン」なる仰々しい名前の付いた検査を受けた私、先週はその結果を聞く日がありました。まあ年休も捨てるほどあまっているので休んじゃいました。9時半からの予約なので、8時ちょっと前に家を出て、チャリで颯爽に相模大野までサイクリングです。陽気もよく、始めはシャツだけだとちょっと寒いかな?といった状況でしたが、すぐに爽快な気分になったのでした。チャリが気持ちいい季節になりました。サイクリング好きとしてはうれしいですね。そして予約時間5分前にクリニックに付きましたが(人間ドックと併設)、驚いたのは人間ドックのがらがらさ。同級生にはきいていましたが、ゴーストタウンのように人がぽつぽつとしかいません。ああ、やっぱり4月がいいなぁ、と強く悟りました。

 さて、再検査を通告された時はそれほど真剣に思っていなかったのですが、チャリをこぎ始めてから、「影」に対する恐怖が増大して来ちゃいました。ガンだったらどうしよう?やっぱり模型でスプレーしすぎで溶剤の吸引が悪かったのかなぁ?大量の模型在庫はどうしようかなぁ?入院するとゲロやせしちゃうかなぁ?手術って痛いのかなぁ?もし死んじゃったら、死んだ連絡がいかない人たちって結構いるんだろうなぁ?Paddock-clubは更新無いままずーっと放置されるのかなぁ? 等々・・・

 受付後5分で呼ばれ、35くらいのイケメン先生に開口一番「あっ、全く問題ありませんね」と言われ、「はい、もう終わりよ!」という無言の言葉を感じながら「何かきいておきたいことありますか?」との言葉に、「何で影が見えたんでしょうか?」と、あまりにも短い結果に対してその場の空気を繕っている自分がいました。そんな甲斐があって、30秒くらい影が見えた説明をしてもらい、結局合計2分で終了です。CTスキャンは4800円かかったのですが(前に支払い済み)、今回は370円でした。そして時計を見ると9時45分、当然町田の店群も開いていなく、そそくさと家路に着いたわけです。

 まあ、何も無くてよかったのですが、2年前の「胃潰瘍痕跡のため胃カメラ飲んだ」のと、今回の再検査と、まあ疑わしきは検査、ってのはいいんですが、ちょっとねぇ・・・って感じです。そして家に着いたらまだ10時過ぎじゃあありませんか。なんだか誰もいない家でちょっと所在なさげに、PCのHDDレスキューとか、溜まったビデオとか見てました。時間がないって言ってながら、時間の使い方が下手な自分がいました。



■ 4月15日 【悪魔と天使】


◆桜が散って畑が点描画になってました。
 休みは娘を外に出るのが最近の日課になっております。息子はもう一緒に行動することがするなくなりました。

 さて前の日の爽快なサイクリングに味を占め「よし今日は久しぶりに早朝散歩だ!」と、心に決めて土曜の夜を迎えたわけですが、23時から「ビリー・ジョエル」の東京ドームコンサートを見ちゃって1時になってしまいました。5時には出発するとなると起きるのは4時半で、今から寝ると起きられないっていう予想がつくわけです。なので、あれやこれやとやり始めたのです。でも4時ちょっと前にちょっとゴロッとしたらアウトでした。

 なので予定を変えて町田までサイクリングとなりました。そして途中、道の大きな財布が落ちています。おお、これは結構マジな財布だぞ、ということでとりあえず拾い上げました。何かすご〜く分厚い、札がたくさん見えます。悪魔が「おいおい、デジカメの足しになるぞ!」とささやけば、天使が「人の金とっちゃたら一生後悔するよ」とそれほどの対決ではないですが、悪魔が一瞬見えたのは事実でした。

 町田について結構ちゃんとした交番に届けると、20分くらい足止めをくらい、あれやこれやと調べるのにつき合わされました。まあ交番でゆっくりできる機会なんてめったに無いので、いろいろ付き合いました。でも町田のJR下の交番はひっきりなしに人がやってきます。カードをなくした人、道を知りたい人、右翼ちゃん、でも圧倒的に多いのが「道をたづねる人」なのです。でも交番のおまわりちゃんはあまり詳しくない模様。どうせジモティーではないのでしょう。私の方が詳しいのです。で、おまわりちゃんも???という状態のときに新設にも教えてあげました。娘は「お父さん、おまわりさんになったほうがいいよ・・・」って。

 さて家に帰ってきて、久々に2階のAVシアター兼音楽スタジオにこもりました。なぜかって?娘がクイーンに狂っており、ロジャーに超はまっていて、ほこりをかぶっている「サイレンとドラム」を叩きたい(ロジャーになりたい)ってのがあるからなんです。しかしお父さんが30分でめげたドラムですが、10分もやっていたらちゃんと兆手両足が独立して動くようになってました。すごいぞ、子供! それにバスドラを

@♪・・・♪・・・
A♪・・・♪♪・・
B♪・・・・♪・・
くらいのパターンで踏みこなしてました。そしてお父さんはチューブアンプの心地よい歪に気持ちよくクイーンを弾き、なんかすご〜く楽しい時間をすごしました。音楽、いいぞ!(やっぱりデジタルエフェクターでシミュレートした音より断然いいぞ)



■ 4月14日 【いい季節にいい買い物】


◆引き続き掲載不可です〜。実はこの事件をきっかけにOS再インストールまでやちゃってます。いろいろたいへんじゃ!
 起きたら昨夜の雨も上がっていていい天気じゃぁございませんか。まだ露の残る庭に出て、マクロレンズを取り出してちょっと「朝露」を撮ってみました。普段はなかなか抜けなくて嫌われものの「スギナ」ですが、絵にはなるんです。でも庭に出てびっくり、もう雑草天国じゃあございませんか。じゃぁやっちゃいますか、ということで、雑草抜きに気合を入れた土曜の朝なのでした。

 さて近くのカインズホームで買い物があったのでありますが、あそこは超混み混みなのでその元凶であるコストコが開店する前、つまりカインズの開店(9時)にあわせて出撃なのであります。でもいい天気だなぁ。家に帰ってきてそのいい天気に負けて、娘を連れてサイクリングがてら、ヤマダ電気の新規開店店舗(八王子別所)へ行ってみることになったのであります。一山越えるのですが、まあダイエットのためなら苦じゃないし、爽快な新緑の中を走るのも気持ちよいのであります。

 車が3kmくらい並んじゃうのを想像していたのですが、いたって快調な流れてちょっと拍子抜けです。でも店内は大混雑なのです。ちょっと調査したいのはデジカメです。オリンパスが壊れてからコンパクトデジカメの無い状態が続いておりちょっと不便でありました。ヤマダは開店セールといってますが、それほど安いわけではありません。39800円のポイント28%。じゃ、近くのケーズ電気に入ってみましょう。すごく近いから対抗ですごいことになっているかも?

 そのケーズ電気、デジカメ売り場には店員さんがもみ手をして何人も待ってるじゃあないですか。こりゃあ期待できるね、と思ったら28900円くらいが精一杯みたいです。それじゃあ面白くない、別に今すぐ無くてもいいので、もうちょっとサイクリングを楽しもうと、相模原地区まで足を伸ばしました。

 行き先は橋本に近いジョーシン、なぜかって?配達された広告に「新規店対抗、店長決済でがんばります」ってあったんですよ。まあそれほど期待して無かったですけどね。さてジョーシン、ケーズ以上にガラガラでありました。これは悲惨です。プライスもやる気が無いような数字です。まあだめもとで、その辺を通りかかった店員さんに聞いてみました。

「あのぉ〜、これってここに書いてある値段なんですか?(36800円+15%ポイント)
「はい〜、そうなります〜」
「あ〜、そうですかぁ〜・・・・・・・実はヤマダとケーズに寄って来たんですよぇ。向こうはもっと安かったですよ。27800円以下くらいじゃないとねぇ」
「はぁ・・・、お客さんせっかくあちらから来てもらったんだから、情報も教えてもらえたし、いいですよ、26800円で。その変わりポイントは無しになっちゃいますけど」
「えぇ?いいんですか?じゃ決めちゃいますよ」
「ああ、お客さん、今この色が在庫切れなんですよ。取り寄せます、すいません」
「いいですよ、どうせすぐ使うってことじゃないですから」
「メモリとかはどうしますか?」
「ああ、腐るほどあるのでいりません」
「5年保障はどうされます?売価の5%で・・・」
「う〜ん、5%っていうは1000円ちょっとですかぁ、壊れますかねぇ?」
「あっ、いいですよ。特別にポイント5%つけることにして、そこから5年保障分を充当しますね」
「何から何まですいません・・・。店員さんは・・・○○さんですか、これからひいきにさせてもらいますね。」
「ありがとうございます!」
と、後から名詞を渡されたのですが、店長さんでした。さすが「店長決済」が早かった。やっぱり責任者と話すのが一番早いです。



■ 4月11日 【歯を大切に!】


◆まだ画像ファイルが取り出せず掲載不可なので〜す
 水を飲むと強烈に奥歯がしみるようになった。40を過ぎるといろいろがたが出てくるのだ。そして歯医者を予約したのだが、火曜は急遽出張でいけなかったため、今日、速攻帰りを敢行して行ってきた。しかしフレックスが無くなってから不便でしょうがない。5時46分に8階のフロアをダッシュで出て駅にまで小走りしたけど、目の前で電車のドアが閉まった。もう汗だくだった。

 でも結局京浜東北の遅れがあって、横浜線も遅れてて前の電車に乗れても同じだったのだ。歯医者の受け付けは18時までなので(18時半くらいでもいいといわれたが)、どうしても早く行かなければならないのだ。しかし遅れた電車は各駅で大混雑しており、遅れがどんどん増えていく。ああ、開いているかなぁ?そして結局20分遅れの18時50分に駆け込んだ歯医者さんであったが、まだOKだった。よかったぁ〜

 この歯医者さんは10年ほど前からお世話になっているところで、心から「先生」とか「ありがとうございます」といいたくなる先生なのだ。やっぱり人と接する時はそういう風に思われるように振舞いたいと思うのだな。

 そして「佐藤さん、あなたの歯は完璧ですよ。綺麗だし固いし、何の問題もないですよ。でもねぇ、問題はこれです(歯茎を突っついて)。歯槽膿漏の初期段階ですよ。佐藤さんねぇ、前に来たのは、え〜と、平成12年ですねぇ。もう7年も前か。歯石がすごいんですよ。これが歯茎を悪くするんです。いくら歯が良くても土台がゆるくなるともうだめなんですよ。ちょっと歯茎に針を刺しますからね」

 とすべての歯の横を針で刺し深さを測った。痛かった・・・が、痛いのだけど心地よいのはなぜたろう?なんか歯がリフレッシュされているような気持ちになれているからだと思うな。

 「佐藤さん、問題ないですね。歯石を取れば歯茎は元のようにしっかり締まってきますよ。この手の症状はですねぇ、歯がいい人ほど起きるんですよ。歯が悪い人はよく病院に来ますから、そのとき歯石も一緒に取っちゃうんです。歯がいい人はめったに歯医者には来ないですからね。」

 そして歯石を取ってもらったのだが、もうゴリゴリっていうのが十分感じられるのだった。それほどたまっていたのだなぁ。そしてとりあえず下の前歯だけやってもらったのだが、終わって口をゆすぐと失神しそうなほど血が出てきた。口から血を吐くってこういう事なのだな、というのを味わった瞬間だった。

 みなさん、歯は大切にしましょう!



■ 4月8日 【こんなもの買っちゃいました】


◆引き続き掲載不可です〜。今NASのバックアップからデータをロードしなおしていますが、めまいがするほど転送が遅いです。
 我が家の近くに桜の名所があるのは、ここをご覧の皆様は良くご存知の通り。今日は天気もよく、都知事選に行くのに超遠回りをして、桜を楽しんできました。でも連れて行った娘は「何かを食すること」がちょっとした目的になってて、ダイエットに疲れているのもあってちょっぴり贅沢してみました。「あ〜プリン体が多いんだろうなぁ」と思いながらレバの焼き鳥をほおばってたりね・・・

 でもそれを消費する行動として、町田にチャリで行ってきました。最近は来るまで行くことが多かったのですが、やっぱりカロリー消費生活を実践しなければなりません。そしてヨドバシで体重計と血圧計を買ったのです。ああ、こういうのって縁がないと思ってたのですけどねぇ。でもそのコーナーにいる人を見ると「ああ、こういう人の仲間になったんだ」と現実を認識させてくれちゃいます。そしてレジに並んでも後ろの人が、「体重計と血圧計」を見ていると思うと、ちょびっと恥ずかしかったり・・・。

 風呂上りも自分のたるんだ腹を見たくないし、現実逃避している自分がいるんですけど、こういう見たくないものを見ることがダイエットへのモチベーションになるんだなぁ、と感じている次第です。来年はランボー、ロッキー、T2、ヨン様、新庄のようなマッチョになっちゃうことを目標にしていますがどうなることやら・・



■ 4月7日 【大泣】


◆画像ファイルが取り出せず掲載不可なので〜す
 RAWばかり使っていたら母艦内のHDDがきつくなってきた。今は250G/250G/160G/120Gの4台が入っている。さてこの120Gを320Gにするべくヨドバシでシーゲート320Gシリアルを購入。早速PCへ取り付ける。久しぶりのPC開腹でごちゃごちゃになった裏のコードやらほこりやらを丹念に吸引する。そして取り付け完了。

 あれ?認識してないじゃん。なんで? と1分悩んだらシリアル用の変換電源コードが行き先なさげに浮いているのを発見した。そうそう、焦りは禁物なのである。そして認識が完了したあとが悲劇の始まりなのであった。前は250Gの1台のみがシリアルであって残りはパラレル、なので3台のパラレルをつなぐためにATA133ボードが入っていた。今回はパラレルの1台をシリアルに変えるわけであって、すべてマザー上のコネクタだけですんでしまうのだ。これが原因だったようだ。

 そして結論を言ってしまうと、超大事なディスクが読めなくなった。画像関係を一手に引き受けているHDDが 「未割り当て」から逃れられなくなった。まあ大半はバックアップをとってあるので問題ないのであるが、先週末の旅行と↓のバーベキューが消えた。1ヶ月ほど前に時間をかけてやっておいた写真の整理もパーになった。「バックアップとっておこうおこう」と思っていた矢先の出来事で、後悔の念が心に深く突き刺さっている。

 NAS(宅内ネットワークにぶら下げたハードディスク)、持ち運び可能なUSBHDD、母艦内のHDDなどのファイル・フォルダの整理とバックアップ体制の早急な見直しが必要だ。そして天気の良い日に、こんなことに12時間も費やしている自分に呆れるやら情けないやらの週末なのであった。

 ということで、Sやん向けのMK2仕上げが出来ない状態だ。Sやん、もう少し待っててね。



■ 4月1日 【バーベキュー再び】

◆最近雲を撮るのが楽しくなってます。金曜日に出かけた野辺山電波望遠鏡観測所で見かけた雲です。  今日は野島でバーベキュー、マクラーレンのピットシャツを着て子供二人を引き連れていざGO。公園横の河口でわんさかアサリが捕れてジョリグー。

 相変わらず社外の方もたくさん来て、楽しいひと時を過ごしました。C社のカムコーダー責任者の方と開発長の方には、こちらの例の赤いアレを見せて拍手喝采です。だって開発長の方ってばメカ屋さんなのでよ。なので目がルンルン状態だったのでありました。

 それとこの前NHKの「プロフェッショナル」に取り上げられたシリコンバレーN社社長さんとデジカメ談義に花が咲き、これまた楽しい時間を過ごさせてもらいました。お供されていたマーケティング関係の方は、アップル立ち上げ時からのスティイーブ・ジョブスさんのお気に入りらしく、気難しいジョブスさん相手の依頼が良く来るとのこと。つながるなぁ・・・

 そして昔の企画屋さんとはこれまた昔の音楽談義に花が咲き、もうディープな話で超盛り上がりです。音楽といえば、弊社青山レコーディングスタジオ長の方もいらっしゃってて、アーティストさんの素顔とか聞かせてもらいました。

 さて家に帰るとこれが待っててくれました。ポチっとやったけど結構時間かかりましたねぇ。この開封する瞬間ってのが楽しいんですよねぇ〜



■ 3月28日 【がーん】

◆あああ、もうおいしいものをたらふく食べることが出来ないのかぁ? 死んじゃう・・・  今日は人間ドックです。健康のためにチャリでGOなのです。

 5月の陽気と快晴の天気に「なんでこんな日に人間ドック行かなきゃいかのじゃ!」とちょっぴり悔しい思いがもくもくしてきました。そして到着は「8時45分までに受付をお済ませください」の5分前でありました。でもそこで見たものは・・・ごった返しているフロアなのでありました。病院のシステムとか不得手な私は受け付けの前で人が空くのを待っていたら「そこの発券機を押して待っていてください」と言われちゃいました。受付なんてすぐ済むと思っていたのですが、今ディスプレイに表示されているのは39番、で私は61番。何かの間違いだと思ったりしましたが、ちゃんと22人が目の前を横切ってくれました。

 さて待っていて気がついたのは、「あれ?見たことあるぞ」っていう人がいました。身長・体重を計ってくれているおばさんです。IDカードの名前を見てみると苗字は変わってますが、名前はかすかに覚えてました。中学のクラスメートでした(多分)。でも年とったなぁ・・・(俺もだけどね)

 さて健康診断で嫌なことがふたつあります。そのひとつが「採血」です。まず、血管が見つからないので右手⇒左手⇒右手⇒グー握り⇒左手⇒右手っていうパターンが毎度であります。前回も「今日一番血管がわからない」と言われちゃったし、今回は細い針使いますのでちょっと時間がかかります、でした。皮膚脂肪の影響だと思うのですが、一応「血管が細いんですね。」とフォローしてもらったり・・・

 次の嫌なことはやっぱりバリウムですね。焦って飲もうとするとちょびっとこぼれちゃったりするんですよ。ああ、恥ずかしい・・・。

 あと「肺活量」、ぜんぜんダメダメチャンらしいです。前回も今回も「もう一回計ってみましょうか」って言われちゃうほどだめみたいです。まあ水中に潜って生活するわけでないのでいいっか・・・。

 そして午前の診療が終わり、次にお医者さんと結果に関しての問答があるわけです。15時半にやっと呼ばれ、そのときは残り二人っていう状態でした。そして呼ばれて言われたのは「佐藤さんは問題点のデパートだねぇ・・」でした。2年前とは大違い、やばいです。すべては肥満が原因のようで、何とかしなければなりません。「じゃあちょっと待っててね、また呼びますから」と、誰もいないロビーにぽつんと残り、数分後さっきの先生と違うところから呼ばれました。

 そして呼ばれたのは、前出のクラスメートです。あああ、彼女に俺のすべてを知られてしまった・・・という、まったくバツの悪い話です。そして散々注意されちゃいました。ちなみに帰ってきて中学のアルバム見たら、彼女は中3の時のクラスメートでしたねぇ。さらに来週の高校時代の教育実習生と飲むために高校のアルバムを引っ張り出しましたが、すごい「俺」でした。やせてるし長髪だし今の自分とは似ても似つかない・・・いい時代でした。

 そして食生活、運動と生活改善が必要なのですが、そんなこと言ってるそばから、飲み会やらバーベキューやら連チャンなのですよ・・・



■ 3月25日 【ピリッとしたデジカメが無い】

◆フェラーリのオフィシャルグッズにはプラモからディアゴスチーニまで「オフィシャルホログラムシール」が貼られています。これって箱に貼ってあるのですが捨てるのは超忍びない。のでiPodの背中に貼ってみました。これはカレンダーのダンボール箱に貼ってあったやつです。ただそれだけです・・・  じじ様に頼まれて、最近電化製品やカメラ関係で買いたいものがなくなって、とんと足が遠のいているヨドバシに行ってきました。壊れたオリンパス機の代替えになるべくコンパクトデジカメを物色しました。基本的に単3電池大好き派なのですが、単3電池モデルはいかにも入門機って感じで、分厚くて質感悪くて買う気を起こさせないのです。

 そんな時目に止まったのが「ニコンのS500」。かっちょいいです。キヤノンのデザインに正面切って挑んでいる感じで。質感高いです。薄いし小さいし・・・。で決算セールで3000円引いてます。ポイント20%です。あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

 でも踏みとどまりました。大人です。だってリチウムイオンバッテリーが薄すぎます。撮影枚数が180枚なんてちょっとねぇ。でも3月決算!店の中はヘルパーの嵐って感じですごいことになっていました。手を振り回したらヘルパー3人にはぶつかります。

 さて今週はいろいろと行事が詰まってます。水曜は人間ドック、木曜は夜日経の講演会、金曜は久しぶりの計画休暇、日曜はまたまた夜桜バーベキュー、翌月曜が26年ぶりにあう息子へ名前をもらった人との飲会。楽しみだなぁ。



■ 3月23日 【どうでもいい実況です】

◆正直、自分で画像切り出して「じゅる」っと唾が出てきましたよ。  会社の帰りに秋葉原に行った。部品やめぐりもいまいち乗りが悪いのは別にこれといって欲しいものがないっていう、真にやばい状況が原因なのである。まあ帰ろう。そしてここからの口に出さない頭の中だけの声をお聞かせし様。

 「帰りどうしようかなぁ?なんだかちょっと飲みたい気分だなぁ。アキバには転職したAが再就職しているけど、あいつの連絡先分からないからなぁ。それとも八王子経由で八王子のMさんとかKさんとか誘ってみようかなぁ・・・。嗚呼どうしよう。」

 「あれ?気がついたら京浜東北ホームへのエスカレータ乗ってるじゃん。まあいいっか。おっ、電車来たぞ。うへぇ〜”蒲田行き”じゃん。つかえねぇーなぁ。どうしようかなぁ。まあ座れそうだから乗ってみっか。あれ?あの人次の電車待ってるのね。」

 「”神田ぁ、神田ぁ〜お乗換えの方は・・・”どうしようかなぁ?まだ中央線に乗れるよなぁ。ああ、迷う。でも中央線乗るならアキバから総武線でお茶の水に行ったほうが短距離だったんだよなぁ。ああ、迷う」

 「”東京ぅ〜、東京ぅ〜お乗換えの方は・・・”どうしようかなぁ?ココで決めなきゃなぁ。どうせこの電車蒲田止まりだしなぁ。(横をみる)おお、東海道線あと3分じゃん。乗り換えてみっか。(京浜東北の階段を下りて左が中央線、右が東海道)とりあえず中央線の次の電車の時間でも見てみるか・・・(と左に5m歩く)なんだよ、ちょっと遠いじゃん。見に行ってたら東海道逃しそうだなぁ。よし東海道だ!(Uターンする)ああ、人の波が押し寄せてるぅ〜みんなごめんね急にUターンしちゃって、本当にごめんね。で、ちょっと通してね。ごめんね。ああ、大変だった。東海道結構空いてるジャン。ラッキー」

 「(東海道のホームから中央線ホームが見えた)なんだよ、中央線たくさん止まってるジャン。始発だから座れたかもなぁ。でも中央線って通勤快速とかじゃないと、途中でいっぱい止まるんだよね。あれって結構つらいんだよなぁ。まあもう東海道乗っちゃたんだから細かいこというのや〜めよっと。」

 「あっ、京浜東北のホームが見えるぞ。ああああ、次の電車大船行きジャン。もう来てるジャン。なんだよ、ちょっと待ては良かったんだ。くやしいなぁ。でももう後戻りできないんだよ。だから賭けるんだ。東海道は駅飛ばせるもんね。勝負しちゃうもんね。ああ、京浜東北出ちゃったよ・・・」

 「(東海道も1分後に出発)やっと動いたなぁ。あああ新橋に止まるんだった。大船行きも止まってるぞ、いいぞいいぞ。その調子。あああ、でもあっちのほうが速く出発ジャン。悔しいなぁ。こっちのピットストップは長いなぁ、長すぎるぞ。給油が多すぎるのか、タイヤ交換に手間取っているのか? まだでないのかぁ?」

 「おお、やっと動いた。でも敵はだいぶ前に出ちゃったからなぁ。でも的は浜松町/田町と止まるんだよな。タンク満タンだから一気に追い抜いちゃうもんね。へっへ〜。おお、田町で追い抜いたぜぇ。やったぁ!  ・・・品川かぁ。東海道のホームってやけに京浜東北と離れているのね。ずーっと向こうジャン。あれ?もう追いついてきたの?速すぎるんじゃないの?もしかしたらもともと乗っていた”蒲田行き”かも?どこかで追い抜いちゃったのかも?でも40を過ぎてとたんに悪くなってきた眼を駆使してみれば、やっぱり1本あとの”大船”行きジャン。

 「でも品川出発はこっちのほうが早いのよ。へっへぇ〜。ココからは川崎まで飛ばすぜぇ〜。でも問題は蒲田行きの前を走っている京浜東北に追いつくかどうかがポイントだなぁ。飛ばしてちょうだいね〜東海道ちゃん。おお、速いぞ速いぞ。でもなかなか蒲田行きの前のに追いつかんなぁ。あああ、どうしよう。蒲田ジャン。また追いつかないよ。」

 「ああ、いたぁ!でももうすぐ多摩川ジャン。だめかも、どうだろう? おお、多摩川の上で追い抜いたぞ、と思ったら東海道ちゃん減速しちゃったよ。並走じゃん、これじゃだめジャン。あれ?東海道明らかにブレーキング始めたぞ。このブレーキング早すぎ。京浜東北はまだブレーキングしてないよぉ。ブレーキ性能高いのかなぁ?なんだよ、結局ホームに入ったのは京浜東北が先ジャン。降りても乗り換え出来ないジャン(階段が必要だから)。ならば、横浜まで行くぞ。」

 「加速も京浜東北が勝ってるのね。でも結局”蒲田行き”の1本前に乗り換えられなかったってことは、アキバで1本あとの大船行きに座って帰ってきたほうが良かったってことジャン。何やってんだろ、俺。横浜でだって、上りの京浜東北待たなきゃいけないし、東神奈川でも待つんだし・・・。」

 「横浜かぁ、乗り換えるか。ああ、もう上りの京浜東北来ちゃったジャン、このタイミングだと乗り換えられないなぁ。まあしょうがないっか。(上りのホームについて)おおおおお、次は横浜線直通ジャン。最後のいい事あったなぁ。(ドアが開いて)あああ、階段の側だから降りる人多いじゃん。あああ、席空いてるジャン。座れるじゃん。最後にいいことあったなぁ・・・」

 と、くだらない話にお付き合いいただきありがとうございました。



■ 3月21日 【クイーン三昧】

◆昨夜なんとなくぼんやりしながら、街を眺めながら歩いていたら、やけに電線が目立つことが分かりました。当たり前だと思ってみていると気がつきませんけど、この空中をはう「線」はなんだか異常な感じに見えるんですけど・・・皆さんも近くを見てみてくださいな。  ここにきてクイーン熱がぶり返しているのは皆さんご存知の通り。週なかびで休みの今日もクイーンづいておりました。

 まず朝から宅配便がやってきました。Amazonから送られてきたのは・・・これなのでした。最近やたら「ポチッ」が楽しくて、それに安いんですよね。この2枚ぐみのDVDだって2500円しないんですよ。これには一度も聞いたことが無い「手をとりあって」のライブシーンがあるのです。それに評判が悪かった「Hot Space」ツアーなのですが、ちょうどグループとして油が乗っている時期なのです。

 さて娘を連れてブックオフへゴーなのですが、目的はこの前見つけて買わなかったクイーンスコア譜をゲットすることです。日経ビジネスオンラインでも評判のコラムである、ブックオフ社長女史の中に出てくる問題店だった「京王堀之内店」へゴー。でも楽譜ありませんでした。この楽譜完コピーで、今まで見た楽譜の中で一番正確なコピーがされていたのでした。ああ、やっぱり中古モノは見つけた時に買っておかなきゃいかんですね。

 そして帰ってきてから、この前ポチッとやって買ったDVD「クイーン・グレイティスト・カラオケ・ヒッツ」をちょっと細工しました。某フリーソフトでトラックごとにリッピング、音声トラックを分離して、WAVファイルに落とします。各曲のタイトルが表示されている頭部分の無音部分をカットして、MP3化を実施します。その後レベル調整後を行い補正値をファイルのある場所に書き込んで、さらにMP3のタグ情報を書き込んで終了。明日から1ヶ月はこの曲を聴きつづけること間違いなしです。ボーカルが無いのと、ミックスダウンが新しくなっているのとで、今まで聞こえなかった音やフレーズが聞こえてくるのが楽しみ〜〜


■ 3月20日 【多分メタボリックってなりそう】

◆毛ガニじゃ毛ガニじゃ〜  会社の決まりで1年に1回は健康診断を受けなくてはならないのですが、面倒なのも事実であって、注射が嫌いなのも事実であって、さらに毎年太ってるんで体重を知りたくないのも事実なのであります。一昨年度に初めて人間ドックを受けたのですが、昨年度は急遽3月にビックカメラに出陣していたこともあって、結局受診しませんでした。そして今年度、もう期末です。バックレようと思っていたのですが、庶務さんから「ああ、佐藤さん忘れていたんですかぁ、お仕事忙しいですもんね、どうします?」って本気で嫌味のかけらもなく言われたもんですらか、残り1週間っていうじきにもかかわらず申し込んでしまいました。

 さて申し込んだのは近くにある「ヘルス・サイエンス・クリニック」。電話した後に「別のところにすればよかった!」と思わせるほどの、ひどい電話対応でした。前に行った時、大混雑って感じだったんで、がんばらなくてもお客さんのほうからやってくるっていう背景があるのでしょう。顧客最優先の民間企業とは全くちがうその投げやりな対応に、怒るのを通り過ぎて驚いちゃいましたね。

 このクリニックでは「レントゲンで胃潰瘍の痕跡がありますねぇ。胃カメラ飲んでおきましょうか」と言われ、忙しい時にベット休みを取って、結構なお金を払って、涙を流しながらカメラを飲んだにもかかわらず、「おっかしいなぁ、綺麗な胃ですねぇ」って言われたりしたひどいところでありました。ココ参照

 じゃ、なんでそこなんだよ!・・・って自分に言ってます。



■ 3月18日 【開幕!】

◆「今日の一枚」って最初はいい企画だと思ったのですが、日に日に乗せる写真に悩むようになりました。結構以前に掲載したりしてるんですよね。さて望遠野郎は花火の時に苦労したのです。全景が写らないじゃん、って。でもこういうのも面白いかなぁ?と。また花火撮りに行きたいなぁ。  万〜〜〜歳、07年F1が開幕しました。ついこの前ブラジルで最終戦で、ブラジルまで行っちゃったつわものさんと飲み会やったような気がしますけど、まあいいっか。

 さて印象をば。
●ライコネンのフェラーリはらしくない
 フェラーリはイタリアンで熱狂のチームなんだけど、まあ分かってたことではありますが、ライコネンは優勝しても表彰台でもあまり騒がないのです。マッサだったらうるさいくらい騒ぎまくるのでしょけど・・・。それに髪型がなんかちょっと???って感じ。前はかっこよかったんだけどねぇ。

●スーパーアグリいいじゃん
 いきなりQ3までいっちゃうなんて、ホンダワークスを蹴散らしちゃうなんてすごいじゃん。相変わらずカラーリングはピリッとしないけど、チームはよかよか状態ですね。スパイカーにやられないようにね。

●スパイカーから外れたマーク
 さすがに死に体の我が会社、いくら調子いいオランダ現方もスポンサーフィー払えなくなったのでしょう。ナーゲルちゃん、がんばってね。

●フェラーリの色変わったか?
 もしかしたらテレビが液晶になったからかもしれませんけど、フェラーリの色がさらにオレンジ系に鳴ったように見えました。フロントもリアも赤くなっちゃったんで、なんかちょっと安っぽくなった感じです。それにヨーロッパで広告打てなくてもまだマールボロがタイトルスポンサーのようで、かっちょ悪いバーマークが大々的にフィーチャーされてます。やだやだ。それとフェラーリってまた疑惑があるようです。アンダートレイの止めファスナーがスプリングのようで、高速で動いちゃうらしい。昨年は空力には何ら影響を及ぼさないマスダンパーが突然禁止されたりしちゃったのにねぇ。

●BMWいいじゃん
 ニックも今年は気合はいりまくっているらしく、マシンもそれなりに早そうで、台風の目になるかな?

●ホンダだめじゃん
 アンダーとオーバーでちゃう運転しにくいマシンのようですね。カラーリングだけの評判じゃ情けないぞ!

●ルノーは影薄し
 まずカラーリングがインパクトないです。それにフィジケラもフラビオに解雇されそうな切れのない走りだしねぇ。トップ3は危ういね。

●ハミルトン元気いい
 初めての黒人F1パイロットであるルイス・ハミルトン。すべてがうれしそうだし、元気いっぱい。ああいうのは見ていていいですね。デビューで表彰台ってジャック(ビルヌーブ)くらいしか憶えてないぞ。

●メルボルンいいねぇ
 ゴール後コースがすぐ開放されるんですねぇ。これっていいなぁ。マシンがさっきまで走っていたまさにそこを歩けるんですよ。私だったらコース上のタイヤかすを拾って持ち帰ること間違いないでしょう。

さて、9月の富士、申し込みが目前ですけどどうしようかなぁ?あの「チケット&ライド」ってシステムがどうも馴染めないんだよなぁ・・・ 


■ 3月17日 【薄謝は1万円】

◆大黒ふ頭に横付けされる車輸送船(多分)です・・・が・・・、やっぱりへん。だってこんな鉄の塊がなぜ浮いていられるの?海面下にどれだけ船底があるかわからないけど、ほとんど無いようにしか見えない。不っ思議だなぁ。  スカパーからアンケートが来て、そのアンケートに答えて数ヶ月後「グループインタビューをやりたいので着てもらえますか?」と電話が来て、土曜なのに、F1開幕なのに、雪がちらちらしていたのに、はるばる銀座まで出かけてきました。

 「インタービューステーション ギンザ」なんていう場所なのですごいかっちょいいところを連想していたのですが、雑居ビルのちょっと疲れたかんじの部屋でした。壁にはマジックミラーが据えてあり、明らかに監視されている感がばりばりです。「30〜40代男性」っていうセグメントと思われる属性で集められたのは、8人のおっちゃんなのでした。「IT自営業」「不動産自営業」「ホンダのデザイナー」等等、自営業って結構いるんですねぇ、って驚きの人たちでした。でも自営業のほうが時間がたくさんあるみたいです。電機業界のサラリーマンみたいな慢性残業っていうのがおかしいのかなぁ、とおもったりです。

 さてテーマは「スカパー”スーパードラマCH”」に関するものでした。正直外国ドラマは大好きですが、そのほとんどはFOXとAXNで見てます。でもスーパードラマCHのほうが老舗なんですって。でもこういうグループインタビューって、個人の個性がもろに出て面白いですね。グループは3つに分かれ、誰が話していても割って入りたい「俺が俺が」グループ、指されるまで話しに参加しない「無口」グループ、そしてその中間グループです。私はですって? 基本的に話したくて話したくてしょうがないんですけど、こらえて人の話を聞くように心がけておりました。まあ会社でも周りにたくさんいますけど、人の話を中断させてまでも自分の話を割り込ませるのはあまり気持ちの良いものではありません。人のふり見て我がふりを直したいものです。

 ちなみにF1の今宮純氏が、この数年、人の話に割り込みまくりで、あまりいい印象がもてなくなりました。川井ちゃんが鋭い話しているのさえぎるの多すぎてねぇ、川井ちゃんの話のほうが断然面白いのにねぇ。

 さて12時半に「薄謝」を受け取り有楽町駅に向かいますが、やはり「電器屋好き」の私は有楽町ビックカメラに行かずにはおれません。そのビックカメラ、大混雑で、期末もありメーカのヘルパーさんも大量に投入されています。テレビ売り場には昨年知り合いになった弊社の常勤ヘルパーさんがいました。そしてムービーコーナーにはこれまた昨年のビック出陣の時の担当セールスさんがいまして、聞くところによると結構大量動員されているらしいです。期末出るからねぇ、数字的にいい感じで締めたいですからねぇ。昨日わが社で最も期待の高い新製品売り出されましたからねぇ。

 【業務連絡】K賀さん、新商品結構すごいことになっているようです。


■ 3月11日 【合掌】

◆今年は驚くほどの暖冬でしたねぇ。雪なんて「えっ?なにそれ?」ってな感じで。振り返って2001年、大雪が何度も降る年でした。北側道路の雪かきで汗が1リットルは出てました(ダイエットに良かったんだけど・・・)。  高名なミュージシャンって言うのはあまり死と直結しなかったのですが、現実を見せてくれたのが、79年の「ジョン・ボーナム」の死でした。ロックこそ人生のすべてっていう時期だったのもあるでしょうけど、ツッペリンっていうバンドがなくなっちゃうのがすごく不思議な感覚でした。それが決定的になったのは「フレディー・マーキュリー」なのは私を良く知る人にとっては良くお分かりのことでしょう。あの時のショックはでかかった・・・

 さて今回も残念な人が・・・。ボストンの「ブラッド・デルプ」が亡くなりました。名ボーカルといえばいろいろいますが、トトオリジナルの「ボビー・キンボール」と、私の中では2大ハイトーンボーカルで好きだったのですよ。

 合掌。。。


■ 3月10日 【大物になるのか?】

◆昔の富士・・・といっても2003年ってつい最近ですが、は結構フレンドリーなのでありました。車検も誰でも見れる場所にモンスターマシンが渋滞状態で並んじゃうんです。コックピットも外回りももう見たいだけ見れちゃうんです。あの頃はよかったなぁ・・・  今日はD40の筆降ろし・・・をしたかったのですが、長男の「合唱祭」などというイベントがあっちゃったりなので、おとなしく中学校へGO。弱弱ちゃんな長男なのですが、珍しく自分でピアノ伴奏を志願したようで、壇上の彼はちょっと誇らしげでありました。

 しかし驚くのはその度胸、ピアノ発表会も含めて「ほとんど緊張しない」そうです。私も社長へのプレゼントかは別に緊張もしませんが、さすがにピアノ発表会(連弾)とかは緊張しまくりでした。手に汗ぐっしょりっていうのが、ホントにあるんだ、というのがよく分かりました。そんでもって今日も・・・見ている方がドキドキなのです。ピアノの発表会は自分が間違えるだけで済みますが、伴奏だと歌っているほうが困っちゃいますからね。でもケロっとしたもんでした。

 と、今は土曜の10時45分、スカパーのフジテレビ721「F1グランプリニュース」を見ていたらおよよ・・・と。今年のフジテレビのF1テーマソングは、最近子供が気に入りまくって音が鳴っていればそのグループって言うくらいの「クイーン」に決まったようです。ブライアンとロジャーがコメント寄せてました。あああ、うれしい!でも「フラッシュ」ってのがちょっと不満な面もありますけど、まあクイーンだから許します。


■ 3月9日 【13人目の兄弟】

◆そろそろ桜が開花しそうです。我が家の近くには桜の名所があるのです。通称「戦車道路」、いまは尾根緑道なんてしゃれた名前に変わっちゃいましたが・・・。だいぶ前、桜の季節に歩いていたら前からなにやら騒がしい一団が・・・、あっという間に目の前に「管さん」が迫ってきて、握手をされて、あっという間に去っていきました。  あああ、また兄弟が増えてしまいました。昨年末にニコン社販に発注したのですが、待つこと2ヵ月半、よくもこんなに待たせてくれましたねぇ。今でも品薄の18-200VRはあっという間に来たのにねぇ。さてD40、ママさんカメラという企画なのは明らかなのですが、それはニコン、画質はD2Xよりもいいんじゃないかといわれるくらいのものです。

 箱から空けた瞬間、発してしまったのは「うわぁ〜ちいせぇ〜」。ほんと小さくて軽いです。D2Hと並べるとうそみたい。硬派の私としては重厚長大路線だったのですが、小さいのもいいですねぇ。これには18-200VR付けっぱなしにしようと思っているのですが、レンズがでかくてバランス悪いです。「レンズが自己主張してかっこいいじゃん」って思っていたのですが、やっぱりバランスっていうのは大事だなぁと悟った次第です。

 まあこれが5万円しないのですから、すごい時代になりました。前に買った富士のS9000なんて全く使わないチャンになってしまいました。S602もあるんだけど・・・


■ 3月7日 【カーモデラーに冬の時代】

◆何気にニュースサイトを見ていたら「今年のレースクイーン大賞」なるものが眼の端に・・・。最近あまり興味の無い分野でしたけどちょっと見たら、なんと良く見たことある人が大賞でした。このごろの「萌え系」から「王道系」に変わったとのことです。で、このひとです〜。  昨日は東京で内閣府主催のフォーラムに行ってきました。国会議員とか来てましたけど、振る舞いがどうも鼻につくのです。話の内容は納得できるのですけど、どうもパフォーマンスって感じがしちゃって。そういう風に思われちゃう政治家っていうのは、それほど悪いイメージの人が多いってことでしょうかねぇ・・・? 

 さて帰りにはついでに有楽町ビックカメラに足をのばしました。だってビックカメラっておもちゃ(=俺にとってのプラモ)が3割引き+ポイント10%なんですから。本館を見終わった後にいそいそと別館おもちゃ売り場の行くのですが、あれ?ココも電気売り場?って。どうも売り場変更ってな具合なのでもう一度本館に戻るのですが、プラモ売り場が無い・・・と思ったら以前の1/10くらいに縮小されてるじゃん。あああ、悲しい車プラモ。

 そうそう、今日仕事で出張報告書書いていて「かつぜつ」という言葉を書こうと思ったら、変換できないし、辞書にも載っていない。あれれ?ということでインターネットで調べてみると「かつぜつ」という漢字が分からなくてインターネットを検索する人が多くて、そのほとんどの人がこのサイトに突き当たる、っていうところに突き当たりました。やっぱりほとんどの辞書に載っていないそうです(広辞苑にもなし)。基本的に放送関係の用語なので、専門用語だからとのことですけど、一般化してますよねぇ。ちなみに「滑舌」でした。


■ 3月4日 【近くでヒットしている話】

◆やっと「ダヴィンチ・コード」を見ました。やっぱり日本人には分かりにくいストーリですね。教会ってのは弟の結婚式で初めて入ったってくらいで、その時に「あっ、パイプオルガン!」と楽器好きの私が撮ったのがこれです。本物かどうかは未確認です。  木曜日に某国営放送のプロジェクトX系の番組が放送されました。毎回プロフェッショナルな人にスポットを当てる番組です。今回は昨年の10月に会社でお会いしたニューコアの創業者渡辺さんが主役です。10月にやってきた時にやたらいい感じの試作品を見せていただき、デジカメ番長としてはそのコンセプトに大共感なのと、デジカメ野郎にとってのちょっとしたヒーローに会ったってのがすげーうれしかったのでした。

 番組では新しいコンセプトの試作品を紹介していましたが、大手メーカに紹介ってところに出てきたのは寒中バーベキューの人なのでした。ああ、なんか良く知っている人がテレビに出ていると変な感じです。ここで会社の偉い人が「いっしょにやっていきましょう!」と言っていましたが、その「ブツ」は私のデスクに置いてあり、かつデモ用コンテンツも我がストックからなのです。あああ、コンテンツプロバイダ&モデラーの腕が生かせる時が来そうです。

 さらに私をデジカメ師匠といってくださる、昔仕事で付き合っていたOさん、久しぶりにメールが送られてきました。放送業界者を親族に持つOさんは、やたら芸能会、野球界に通じているのです。野球なんて私のF1熱以上の力の入れようです。そのOさん、こないだ沖縄キャンプに行ったそうで、3日朝から晩まで初対面の3人で行動したらしいのですが、送られてきた写真を見ると一人が誰もが良く知っているたけし軍団の主要メンバーじゃないですか。夜は夜で選手や評論家諸氏と沖縄料理をつつきながら席を同じにするなんていう、まことにすごい経験をされたとのこと。うらやましい限りです。

 私も前に「違いの分かる男、由良卓也」のチーム忘年会に潜入したのですが、業界君しか知りませんよね。


■ 2月28日 【人付き合いっていいなぁ】

◆ああ、なんだか昔は魚がたくさんいたし、まめなケアもしていたなぁ。と遠くを見る目で思うのでした。結局残っているのはエンゼルちゃん、ドジョウ、ネオンテトラ1匹なのです。エンゼルちゃんが食欲旺盛なのでネオンテトラを導入できません。でも1匹残ったネオンテトラはすご〜く長生きしてますよ。  こんなHPでも1日に20人以上が巡回ルートに設定してくれていて、管理人としては非常にありがたいことなのです。なので、できれば毎日更新したい所ですが、1日は24時間と決まっていて優先順位づけをしなくてはなりません。でもHPを始めてからこれにとられる時間が圧倒的に増えたことは事実であって、PCを買う前の「空いた時間は模型ね」ってのには戻れそうにもありません。

 さて毎度のことながら導入部がなが〜くなっちゃうのですけど、今回はHPで日記を読んでもらっている読者の方からのうれしい贈り物の話です。

 さるお友達から「じゃがポックル」を教えてもらい、そのテイストにぞっこんになっているのはご存知のとおり。そのお友達Jさんが北海道の妹さんの所に行くとお土産がもらえたりして、「う〜ん、とってもうれしいんだけど、毎回こんなに甘えていいのかなぁ?」という思いも錯綜中なのでありまず。でもありがたいものはありがたいんで、私なりにいろいろ恩返しをしちゃえばいいんですね。

 さて昔同じ職場にいたY君、デジカメ番長と自分で名乗る私の弟子でもあります。彼は子供を被写体にめきめきと腕を上げ、会社の写真コンテストでも入賞するほどの腕前になりました。う〜ん、番長うれしい。さらに立川のBカメラで幽閉されているときも、来てくれて飲みに付き合ってくれたりでうれしい限りでした。そのY君も熱心なPaddock-club読者様で、そうなると「じゃがポックル」は知っていたわけで、北海道出張の折お土産に買ってきてくれました。あああ、うれしいうれしい。サンクスY君。でも同じY口でも我ら組織トップのY口氏とは大違いですね。

 続いてのうれしいことは何気にゲットというかもらえた「フェラーリカレンダー」。ビニールに入っているんですよ。オフィシャルグッズですよ。ホログラムシールですよ。ドイツで印刷ですよ。私のF1好きは社内でも有名?で、いろいろなところから「F1カレンダーもらったからあげるよ」と、ロックタイトのマクラーレンモノ、ケンウッドのマクラーレンモノ、ホンダもの、無限モノと続いてきましたが、ついに今年はゲットできずリビングの一等地がさびしい状態なのでした。Kさんありがとう〜。合わせてドラゴンバージョンのシューキャップもいただいちゃって・・・。今までキャップと言えばマクラーレンのブラックだったのですが、これからは赤で派手に攻めようかなぁ?でもサーキットでは汗かくのでもったいなくてかぶれないぞ。

 そのKさん、実は30000カウントの読者様でした。祝30000カウントで何かあげなくては・・・は


■ 2月25日 【モノがあふれかえっている時代のサービス体制】

◆超暖冬のこの冬なのですが、今日はあまりにも寒いのでちょっと暖かめのコートを出しました。レース関係のブルゾンは結構持っているのですが、今回は久しぶりにマクラーレンすることにしました。99年のロックタイトご招待でもらったものですが、イタリア製なのでした。やるなぁ、ロックタイト。  世の中物があふれ買えています。メーカはモノを売りたくてもどこもかしこも同じようなモノだらけで、なにやら特徴を出そうと必死になります。しかしその必死さが、どうでもいい機能開発や数字スペック競争なんかになっちゃって、さらにユーザーを乖離していっちゃったりするわけです。

 一方サービス体制って言うのは日に日に重要度合いを増していると思います。機械の使い方が難しくなり、かつつなぎ方が複雑になってくると、誰かに頼らざるを得ません。そして私の場合、遂にバッファローに電話してしまったわけです。

 某土曜日にサポートに電話をかけました。普通サポートって相手先払いが多いのですが、バッファローはかける人払い、ココでまず印象がマイナス2ポイントです。そして相変わらずつながりにくく、待つこと15分やっとつながった時には「もうどうでもいいや」と思っちゃいました。これが作戦なら「恐るべしバッファロー」です。

 質問内容はふたつ
●DLNA対応NASハードディスク(リンクステーション)が24時間カリカリとシークし続ける、おかしいのでは? ●DLNAクライアント(リンクシアター)がソニーレコーダーのリモコンで反応してしまう

さて、電話応対の女性はあまりにも話が通じません。もう少しまともな対応してくれよ、って泣けてきちゃうます。「リンクステーションとエアステーション(バッファロー製無線アクセスポイント/ルーター)をつないでみましたが、カリカリ言ってますねぇ」おいおい、最初はそうなるだろ、1時間つなげっぱなしで評価できるの?って言いたいくらいだけど、だめそうなので次の質問。  ソニーのリモコンでリンクステーションはON/OFFしちゃうのですが(リモコンモードの1/2/3で全部)、リンクステーションのリモコンでソニーのレコーダーは反応しないのですね。明らかにリンクステーションがメーカーコードを読んでいない! 電話でそのへんの話をしてもぜんぜん埒があきません。「ちょっと聞いてきます」と少し分かる人に聞くようで、5分ほど待たされた後、「ならお客様のリンクステーションとリモコンをお預かりして確認してみてみたいので送ってもらえますか?」?????それも代替え品も無しで送れと言いやがります。もう開いた口がふさがりません。どの口がそんなこといってんだ?と。そんなことが出来るわけもなく(本体を送るのは出来たとしてもリモコン送れるわけ無いじゃん)、「とりあえずそちらで検証してみて、連絡ください」って言って電話を切りました。

 さてネットワーク関係で困ったら、会社の背中側に据わっている、DLNAの大御所に聞いてみるのがよろしいです。ちょうどDLNA対応リンクステーションと同じくリンクシアターが検討用セットとしてあったので、つないでみてくれました。結果、ぜんぜんカリカリ言いません。NASにクライアント側からのアクセスがあったとしても、それがストリーミングの動画であったとしても、一瞬「カリッ」とアクセスするだけです。やっぱりこうだよなぁ、と二人で納得しあって、大御所様が言うには「壊れているんじゃない?」。買ったものが壊れているなんてあまり経験ないのですが、家に帰って念のためネットから遮断してどこにもつながっていない状態・・・でも・・・カリカリカリカリとシーク音がけたたましく鳴っています。

 そしてちょうど1週間後、バッファローから電話がかかってきました・・・(続く)


■ 2月18日 【余計なもの】

◆久々の模型ネタということで。相変わらずの作りかけシリーズです。でも昔のF1はどのチームも個性的でカラーリングが施されてなくてもどのマシンだか分かっちゃうのです。まずリアウイングのアンダーウイングが湾曲しているので、ウイリアムズかベネトンに絞られます。サイドポンツーンの形状でロリーバーンデザインってのが分かって、インダクションポッド後部のデザインで95年のベネトンってのに決まります。ハイノーズの形状でも一発で分かりますねぇ〜  娘がトランペットをやりたがっていえるのは既報のとおりです。そんなこんなで、音楽好きといってもトランペットは全くのノーマークであり、それならば、とネットで調べちゃうのが私なのです。しかし便利な世の中になったもんだ。

 さていろいろ探していると「クロサワ楽器」のサイトでトップの目立つところになにやらフラッシュでよく見るギターがフィーチャーされてます。その名は「レッド・スペシャル」。そうです、私が愛してやまないクイーンのギタリスト、ブライアンが自作したギターの名前です。100年使った暖炉の木から作ったギターってのは有名な話で、彼がハイスクールの時に父親と二人で作ったのですね。そのレッドスペシャル、またまた復刻版でコピーモデルが発売になるようです。30年くらい前にGRECOからBM90とかBM900とかといったモデルでコピーされていました。今回はブライアン自らがBurnsから版権を買い取ってリリースしているようです。それでこの週末はこのレッドスペシャルを調査するのにPCの前に張り付き状態でした。

 調べるとすごいことになっています。日本の2人の工房がすごいクオリティーでフルハンドメイドしています。ああ、こういう工房を見ると今すぐ会社を辞めて、自分で工房作りたくなるのです。あああ、火がついたぞ。まあ工房を持つまで行かなくとも、自分で作っちゃおうかなぁ?とか、作るのはどう考えても時間が無いから「3DCAD」でモデリングだけでもしてみるか・・・とか。F1をモデリングしようかとも思っていましたが、今の複雑な3次元曲線まくりのF1は難しすぎるんで、レッド・スペシャルがいい題材ですねぇ。

 そのレッド・スペシャル、2月10日のネタでも書いたクロサワ楽器町田店に展示してあるとのネタを発見。いても立ってもいられず、雨の中10時開店直後に町田に乗り込んだのでした。おおお、ありました。でも思ったより小さい。これならよいぞ。でもちょっと色が暗い、もっと明るい印象なのですけどぉ〜。11万なので買えないことは無い。でも決定的に違うのはブリッジ形状。これがが全く違うのです。コストダウンで一般的なブリッジを使っているのですね。これでは見て楽しむ時にいつでも「ああ、ココは違うなぁ」と思うこと間違いなし。まだ踏ん切りがついていません。

 レッド・スペシャルには踏ん切りがつきませんでしたが、全くのノーマークで踏ん切りがついちゃったのがこれ。後輩に借りていて思ったより良かったマルチエフェクターの廉価版です。6000円もしないでこんなものが手に入っちゃう世の中。20万円していたビデオが1万円で売られても分かるような気がします(でもビデオは高精度メカが入っているのにねぇ・・・)。

 さらに・・・ここでおじさん店員さんに上手く乗せられてこれが我が家の楽器仲間に加わりました。おじさんったらマウスピースをアルコール洗浄してきて娘に渡し「おお、これなら音出るかも知れませんねぇ〜」といってトランペットを持ち出してきて、やってみたら音がちゃんと出ちゃって、娘はもう目に星型のキラキラを30個くらい浮かべちゃって・・・まあ楽器といえばなんでも好きなお父さんってこともあって、こうなったわけです。家に帰ってきてからずーっと吹いているのを見て、「まあこれだけ気に入ったらいいか」と。でも余計なのは「ブラスバンドをちゃんとやっている中学高校がつながっている学校に行く」なんて、わけのわからない話までしちゃってて、それはちょっと違うんじゃないの?と内心冷や冷やしている日曜午後でした。


■ 2月14日 【横浜に行こう!(その2)】

◆つらつらと画像を眺めていたら「あれ?」と思った。こんな先端まで座席ってあるんだっけ?墜落したら一番最初に痛いじゃん!  港の見える丘公園から一路、海抜1mの山下公園に向かったわが父娘カップルは、海沿いの強風を受けながら「寒いねぇ」を連発していました。さてその山下公園、むか〜しの話ですが、伯母がここで食堂を開いていたのでした。小さい頃の写真がありますが、今から思えばすごいことですねぇ。山下公園ですからねぇ。さてその山下公園と言えばマリンタワーです。ライトアップされていてきれいなのですが、どうも上手く主題を捕らえられません。長モノは難しい。

 夜の山下公園はこれといって撮るもがありません。氷川丸も上手い構図が浮かびません。やっぱり風景は難しい。でも山下公園ですよ。周りはみ〜んなカップルですよ。あああ、そういうワクワクした気持ちってもう何十年も経験していないわけで、とってうらやましくありました。で、どっちに行こう?と思案します。まっすぐ歩くと先にはきらびやかに光るみなとみらいの観覧車、左を見ると負けず劣らずきらびやかな光を発している中華街も。おなかもこなれてきたことだし、中華街に決定! 途中の噴水ではカップル?アベック?(なんていったら古くないのだ?)いい感じのシルエットになっています。このカップルシルエットはよく撮る構図なのです。これはドイツのホテルそばの池で撮ったものです。

 で中華街。いやまぁ、これほど混んでいる中華街は初めてでしたね。もう歩くのが大変。3連休の中日というのもあるでしょうけど、これほど混むんですねぇ。昔は同発や万珍楼よく宴会そんな中華街でお腹からサインが発せられました。「痛い!」 やばいです。公衆トイレなんてものはなさそうだし、かといってお店は勝手に入っていいっていう雰囲気でもないし、どうしよう。と思って歩いていたらなにやらファーストフード中華みたいな店があります。マックの中華版です。おお、ここなら入りやすい。出すもの出す(失礼!)ともう気分爽快。写真を撮るのも余裕です。

 さて夕食、簡単に麺モノと餃子くらいで済ませたい我が父娘は、どの店も大混雑なのに少々あせりを感じます。狭い路地にまで入り込んでリーズナブルな店を探していると、あれ?前を歩いている人、なんとなく見たことあるような?某フォーラムで知りあって毎回3次会まで行っちゃう、某品川S社のDさんっぽいです。確か中華街に住んでいるって言ってました。そしてやっぱりアベック?カップル?なのです。でも似ているけど本人か自信ありません。なのでそういう時はそ知らぬ顔で誰に言っているでもなく「Dさぁ〜ん?」と比較的大きい声で言ってみるのがよろしいです。「ビンゴ!」 ああ、こういうこともあるのですね。ロンドンの駅で偶然研修仲間と会っちゃう八王子転勤のMさんだったり、伊豆の駐車場で彼女といるの見つかっちゃったマレーシア赴任のTさんだったり、北海道の硫黄山で上司と会っちゃうAさんとか、やっぱりそういうのってあるんですねぇ。おもしろいなぁ。

ちなみに
●きらびやかな電飾
●石川町方面からの入り口
●17^200/VRの望遠側で


■ 2月12日 【横浜に行こう!(その1)】

◆タイネタで攻めたかったのですが・・・ 結構似てます。マダムタッソーの蝋人形。  横浜の会社に勤めている割に横浜の観光なんてほとんどしたことのない私、前週は時間の制約もありちょろっと写真を撮っただけでしたが、今回は写真を撮るのを目的にいってみよ〜

 午前中は久々のカワセミ巡りです。いつもの池ではいつまでもザリガニを飲み込めないカワセミを発見、3分もかかってやっと飲み込んでました。ご苦労さん。そして近くの緑地では「いないなぁ?」と思っていたら、実はすぐ近くの木に留まっててびっくり。でものんきなおじさんがカワセミのそばに寄っていって、あえなく飛んでいってしまいました。くっそー。そして野津田公園に行くと遠くから「チィー」と聞こえてきます。ああいいぞ。でもいいポジションではありません。しばらくして根負けして背を向けた瞬間、もう一羽飛んできてつがいになりました。そして最初の池に戻ると幼稚園の女の子が寄ってきました。「何撮ってるの?」全く吉本な女の子です。ズボン・パンツまで脱ぎ出しちゃう始末。お母さんはもう呆れて物も言え無い状態です。

 さて家に帰ってきて、「横浜に行く人〜」というのに手を上げるのはやっぱり娘なのです。娘は「お父さんッ子」なのです。そしていくつかのレンズとD2Hを持ってレッツゴー! 行きの横浜線は順調に座れ、楽チン楽チン。そして降りたのは「石川町」、ひっさしぶり〜の石川町です。昔はよく飲み会とかで来てたんだけどなぁ。まずは元町を歩きます。さすがに3連休、人がごったがえてしています。

 そして向かったのは20年ぶりの「港の見える丘公園」。今のかみさん以外の人と来たのは内緒です。外人墓地の横の急坂を登っていくと、全く変わっていない景色に心は20年前にタイムスリップなのです。若い女の子と手をつないいるしねぇ(小学2年生のね)。

 公園につく頃にはいい感じに日が暮れてました。グラデーションがとっても綺麗なのです。私ってこういう黒がつぶれたコントラスト系の写真が好きなのです。広場もフィッシュアイで撮るといいでしょ。でも夜景ってマルチパターン測光で撮りますが、露出補正が難しいです。ちなみに後のほうは-1.3です。

 港の見える丘公園はもうアベック(これを古い言葉という人がいるが、古い?)のオンパレードです。一人だったら気後れしそうです。(つづく)


■ 2月10日 【ハードオフめぐり】

◆前日の続き・・・。それを見たコンパニオンBちゃんはやめてぇ〜と・・・  週末は広告を見るのが楽しみだったが、さすがに電気屋の広告を見ても買いたいものがなく気合が入らないこの頃なのである。そんな折、「ハードオフ」の「決算につき10%〜50%オフ」にすかさず反応し、土曜の朝からハードオフめぐりを慣行したのであった。

 まずは八王子大和田店、ここは楽器が充実しており、ひそかにビンテージと化している「GrecoのGOモデル」を期待しての入店。GOモデルは無かったがオベーションの12弦があった。非常に欲しい・・・のだが、もうモノを増やす(特に大きいもの)をやめようと心に誓っていることもあり・・・泣く泣くあきらめた。オベーションはビンテージモノと、練習用と、ガットがあるので12弦も揃えたかったのだが・・・。でもここで「やられた事実」が判明した。広告には、あたかもほとんどの商品が割引を実施しているように書いてある。が実際は割引しているのもはとっても少ない、というか、割引してても10%なんていう有様なのである。ましてや50%なんてWindows98なんて古いOSが載っているビンテージPCぐらいであって、誇大広告の指摘をされても文句は言えないのではないか?っていう有様だった。

 まあ八王子まで来たからには「ホビーオフ」も見てみよう。掘り出し物はなかったのだが、心にグサッと刺さるものがあった。田宮1/12ビックスケールシリーズのF1最終モデル、ウイリアムズFW14Bなのである。誰かが完成品を売ったらしいが、まことに素人の仕上がりである。塗装も荒く、デカールもひび割れて、もうぐちゃぐちゃなのであるが、4万何がしかの値がついている。「これで売れちゃうなら俺はすぐさま会社を辞めてモデラーで生計立てるもんね!」って思ったのは当然であるのだが、これが俺のハートに火をつけた。

   「ストリップじゃない、完成品ってのもいいなぁ・・・」

 いままではカウルをはずし、ノーズもはずし、いわゆるストリップモデルとしてメカメカしいところを見せることに生きがいを感じていたが、完成品状態なのも結構いいのである。これならサクッと作れちゃうし、俄然模型に熱が入りそうだ。でも俺ってあれやこれや心移りが激しくていけないなぁ、と自己嫌悪に陥ったのも付け加えておこう。

 さて八王子を後にして、セールを実施中の堀の内店、図師店と回って結局ゲットしたのはこのPCなのであった。怪しいソフトとかLinuxとかをインストールしてみる「実験台」PCにしよう。6300円の50%オフであった。しかし前回の実験用PC(NEC)とは違い非常に分解しやすいのは好感度が高いのだ。WIN95の頃にはじめて買ったPCが富士通であって、「また戻ってきました」状態なのであった。

 さてさらに勢いのついた俺はそのまま町田にGO。楽器屋巡りだ。まずイシバシ楽器にいくとお兄ちゃんがローランドのサイレントドラムを叩いている。このドラム、板パッドではなく本物ライクにちゃんとサイレント皮がはってあるのだ。なので叩き心地がすこぶるよい。我が家の樹脂パッドとは大違いだ。でも価格も大違いで20〜40万なんていう本物よりも高い値付けだったりだ。でもすご〜く欲しくなった。ドラムの才能がないことを瞬時に悟った俺だったのだが、密かに「だめだったのはハードのせいで、実はちゃんとしたのでやれば俺だって・・・」と思っていたり模している。でももう買えないだろうなぁ。さてそのお兄ちゃん、人前で叩くだけあった結構うまい、ドラムだけ叩いていてもつまらないと思っていたが(バンドで合わせないとね)、でも結構いけることに気がついた。今日二つ目の目からうろこだ。

 その楽器屋も2件目のクロサワ楽器にいってみた。実は最後の話はクロサワ楽器のネタではなく、その向かいにある「F1ショップ」のネタであるのだ。このショップに関してはここに書いたが、なんとすでにベニヤで覆われて閉店を迎えていた。あああ、なんということだ。やっぱりF1ショップで食っていくのはつらいんだなぁ、と悟った瞬間であった。


■ 2月9日 【いろいろな人がいると思った瞬間】

◆2年前タイに出張(デモ)に行った時、コンパニオンA姉さんに呼ばれた。「ねぇねぇこれ見てよ!」と。それはもう一人のコンパニオンBがカラオケビデオに出演した時のものだった・・・  会社を後にして疲れた体をひきづりながら乗った横浜線。座れてラッキー状態でおもむろに「浅田次郎」を読み始めました。そして何気に隣のオジサンの読んでいるものが目に入ってきたのですが、なんだかちょっと?マークが付いちゃういました。

 「鳩」の写真がたくさん並んでます。

 すっご〜く興味が出てきてこんな風に(●  )  (●  )眼球の筋肉がつるくらい目玉を横に動かします。そこで見たものは・・・「最低落札価格50万円」と書いてあるページでした。そうです、伝書鳩の雑誌なのです。そのページには海外の有名ブリーダーが育てて、何とか賞受賞とかいいことがたくさん書いてあります。そんな雑誌があること自体驚きでした。でも見かけはちゃんとした雑誌で製本もきれいなもの、世の中、ないものは無いんだと思わせるひと時でした。


■ 2月4日 【筆降ろし】

◆今の設計は3D-CADがないと成立しないのは当然の話なのです。でも3DCADで曲面形状を作るのはセンスが出るところ。複雑な曲面デザインはまだまだハードルが高いので、こんな本を買ってみました。アマゾンで買いましたが、内容が分からず題名だけで買う賭けでしたが大正解の1冊でした。でもアマゾンで買うの楽過ぎ!  ようやく時間が取れたのと天気が良かったのとでみなとみらいにGOです。まあ用事は別なのですが「トキナー10-17フィッシュアイ」を忍ばせておきます。そしてちょっと時間を融通して撮ってみましょう。

 むずかしい!すごく撮影に気を使うレンズです。なぜかって?フィッシュアイを生かす構図っていうのをきちんと考えなくてはならないからです。それに驚くほどの広角なのでうかうかしていると「指」や不要な景色が端に入っちゃってます。よくある「網越し」の撮影もほぼ不可能。網が写っちゃうんです。さらに今まで全く付き合いの無かった「広角」ちゃんですが、うれしいのは手ぶれに対しての気の使い方。超望遠とは違って神経質になる必要がありません。手持ちでサクサク撮れるのがなんかとっても新鮮です。この前絶賛したニコン18-200/VRも持っていきましたが、結局一度も使われることがありませんでした・・・

 以下、画像補正無しのリサイズのみで掲載します。横800ピクセルです〜
●作例1
  一応太陽をばっちり入れてみました。がゴーストが全くでないです。すごいです。パープルフリンジは出ちゃいます。
●作例2
 超広角を買うとまずは撮ってみる構図です。
●作例3
 今度は空が広いところで「雲」を撮ってみたいと強烈に思いました。
●作例4
 このレンズのいいところのひとつに、フィッシュアイ・ズームっていうのがあります。17mm端にするとフィッシュアイの効果が薄れて、普通の広角に見えます。
●作例5
 さて夕暮れはグラデーションが美しいのです。真っ暗になる前の30分ぐらいが勝負のようです。
●作例6
 コスモワールドエリアの横を通りました。なんだか撮りたい気がムラムラしてます。速く動いてくれ〜って。
●作例7
 意識的にスローシャッターにしてみました。1/2秒F8です。VRは無いけど十分です。
●作例8
 逆側からコスモワールドに入り口につきましたが、その頃はもう暗くなっていて、グラデーションの妙は味わえませんでした。暗くなったら三脚で超スローシャッターを楽しむのがよさそうですが、三脚を持つとなると結構面倒かも。

 ということで、このレンズにおおはまりしような予感がバリバリです。でもフィッシュアイって感じのそれを強調したものばかり撮っちゃいそうで、そうなると見ているほうはちょっと飽きてきちゃうかもしれません。バランスが難しいですねぇ。でも夜景には絶対はまりそう・・・。誰か一緒に撮りに行きませんか?


■ 2月3日 【趣味が役に立つこともある】

◆ピカデリーサーカスそばのLeicester Squareで似顔絵書きの芸術家が何人かいました。すっげー上手なんですね。日本人も一人いました。こうやって身一つで海外で生活始めちゃうのってめちゃくちゃあこがれちゃいます〜  DLNAっていうのがあるのですが、今我が家ではDLNA構築が盛んなのはご存知の通り。実は会社で背中側に座っているのがわが社のDLNAの総元締めさんです。分からないことがあるとすぐ聞けるのでめちゃいいです。

 そのDLNAグループですが、社内である行事が開かれました。インフラや機器っていうのはあくまで「コンテンツ」を見るための「道具」なのです。つまりコンテンツがないとただの箱になわけで、そのコンテンツを私のデジカメコレクションから提供したわけです。

 見る人に合わせてコンテンツをチョイスできるように、誰が来るのかを事前に調べて用意周到に準備します。そして結果は大評判だったようで充実感がありまくり。誰もが外から買ってきた(勝手に取ってきた)コンテンツだと思ったようです。よしよし! なんだか久々にうれしい気持ち炸裂の瞬間でした。


■ 1月29日 【音楽づいてきたかも】

◆ロンドンアイです。なんてったって「片持ち」なんです。怖いんです。  長男は私が中学の時と比べ、大幅にお子ちゃまっぽいのです。私が中学のことはもうガンガンロックやらバンドやらアマチュア無線やらアキバやらしてたわけですが、まったくその気が見られません。やっぱり親が過保護にあれやこれやとやってあげた弊害があるのは否めないでしょう。よくよく思いなおしてみると、私の親は全くの放置プレーでした。なので自分でやりたいこと考え行動してレビューして、みたいなことは日常茶飯事だったような気がします。振り返って息子にはやっぱり、あれやこれや係わりすぎたようですね。中学に入るときブラスバンドを勧めましたが、結局ダメでした。

 そんな息子ですが、ビリージョエルとクイーンでちょびっと洋楽に目覚めたのはいい兆しです。部屋でクイーンの鼻歌なんて口ずさんでいるのをみると、「ガッツ!」ってなっちゃいます。さらに追い風になるような出来事は土曜の午後にやってきました。

 いつもの「ツタヤ半額セール」でしこたまDVDを借りてきましたが、珍しく日本のDVDが混じっています。その名は「スイング・ガールズ」。私より芸能会を知らない人はいない、と自負できる私なので皆さんはご存知の映画ことかと思います。なんとなく借りたDVDでしたが、これが我が家で大ヒットでした。土日で4回も見ちゃいました。まあ子供が見たがったわけですが、自分も何回見ても面白いのでした。

 あれって全部彼女たちが演奏したらしいですね。すごいもんだ。主役?の友子役上野樹里ってのは女優サンなのですね。全く知りませんでした。方言とか嘘っぽいのですが、でもいい味出してます。そして個人的に影の主役と思われる関口役の彼女が又いい味出しているんです。調べたらNHKの連続テレビ小説にでていたらしいですね(本仮屋ユリカ)。な〜るほど。そして彼女たちの演奏も堂に入ったものでした。ドラムの太っちょちゃんもうまいですねぇ。私なんぞ、30分でドラムを放棄してしまった人から見ると、純粋にすごいです。そうそう、「いいスタイルの音楽先生だなぁ」と思っていた人は、良く行っていた当社の六本木ヒルズ内関連エンタテインメント会社の所属女優さんでした。

 ビックバンドってやっぱりいいですよねぇ。こういうのをいいと感じてきたのは最近ですけどね。昔はロックやフュージョンじゃなきゃ受け入れなかったのですが、やっぱり年をとったってことでしょうかねぇ?(竹の子も美味いと感じるようになってきたし・・・) でもバンドって人数が増えるほどみんなの息が合ったときの「快感」ってのがありますねぇ。でも子供たちもそれを感じたようで、「トランペットやってみたい」とか「トロンボーンやってみたい」っていい始めてます。しめしめ。かくいう私も何か管楽器やってみたくなりました。

 こうやって趣味はどんどん広がるのですが、反対に自分の首がどんどん締まってくるのです・・・


■ 1月28日 【プラマイでどうなっているのか・・・(多分大幅プラス)】

◆最近は何となく写真を撮ってませんねぇ。出不精になった感じ。2月はひとつ、ダイエットも兼ねて撮影に明け暮れましょう。フィッシュアイとマクロでいつもの望遠とは違う世界を堪能できるかな? これは名玉タムロンマクロSP80です。  ネットサーフィンは危険なのであります。

 我が家でクイーンが大流行しているのはご存知かと思いますが、アマゾンのユーザーレビューが良かったんです。「クイーン自ら最新のデジタル処理でミックスダウンしました。聞こえなかった音が聞こえてきます!」とか言われたら聞きたいじゃないですか。その名は

 「クイーン・クレイティスト・カラオケ・ヒッツ」

4700円なのですが、ネットで送料無料で3700円で売ってました。お得です(私って「お得」に弱いのです)。クレイティストヒットのVOL1とVOL2をミックスした選曲です。初期の曲が少ないのがちょっと不満ですねぇ。でハイライトはメインボーカルのON/OFFが出来るところ。OFFにすると「あらら、聞こえる聞こえる。こんな音もあんな音も、こんなコーラスフレーズだったんだ・・・。」とクイーンファン30年で発見する新事実の数々。思わず大騒ぎしちゃいました。それに歌詞が大きな文字で画面下部に出てるのはOFFできません。出来たらうれしい気もするのですが。でも歌詞を覚えられていいかなぁ?

 厚木の旧NRC(日本レコードセンター)から送られてきましたが、なんと空のDVDケースが入っていました。2DVDが入る箱だったので、単なるスペーサーって感じですが謎です。

 でもネットショップってどんどん便利でお得になってきますねぇ〜


■ 1月27日 【やっぱりモノが増えてしまう生活】

◆ロンドンのテムズ川沿いのロンドンアイ(巨大カプセル観覧車)の横でピーピーっといい鳥がさえずっています。でもよく見たらこのおばさんの自作笛でした。何気に3本買って長男長女にあげましたが、今では私の机の中にみんな集まってます・・・。所詮そんなものです。でもよい音するんだよね、これが。  買って無くてもものは増えるものです。

 今週我が家に増えた「モノ」はこれこれであります。

 まずはこの丸いモノはなんでしょう? 「ホワイトバランスセッター」っていうものなのです。レンズメーカはよくキャンペーンやってるのですが、今回買ったトキナのレンズ(まだ筆おろしできてないの・・・泣)はキャンペーン対象商品でありました。もらえるのならもらいましょ、ということで、どれもピリッとしないものなのですが、消去法+市販価格を勘案してこれになりました(ヨドバシで13,4000円もする!)。でも実際にこれを使うシーンってどれほどあるのか疑問ですけどね。ちなみに昨年タムロンのSP90マクロを買ったときは、ミニ三脚がおまけでもらえました。

 さて次なるモノは・・・ 我が家では今クイーンが大やはりです。娘がボヘミアン・ラプソディーが気に入りピアノを覚え、はたまた今は学校でも鼻歌で歌っているそうな。それにつられ息子も「英語の時間にこっそりキラー・クイーン歌ってたよ!」とな。うんうん、いい色に染まってきてます。そのボヘミアン・ラプソディーを聴いていると気になるのが、クイーン風コーラスなのはいうまでもありません。グレイティスト・ヒットVOL1でブライアンが、このボヘミアン・ラプソディーを各トラックごとに聞かせてくれて涙したのは既報の通りですが、なにやら「自分でもやってみたい」熱がむらむらしてきてます。そしてMTRを買う寸前までいっているのですが、MTRがらみでネットサーフィンしていてたら、ギターのマルチエフェクターってすっげ〜進化しているではないですか。アンプシミュレータからすべてのエフェクターまで網羅して1万円しないんですよ。

 そんな話をグループの若者(大学の後輩)にしていたら、「ああ佐藤さん、私それもってますよ。貸しますよ」と決してパワハラで強要したわけでもなく、こういう結末になりました。そして久しぶりにストラトを出してきて弾きまくったわけですが、使って最高に面白いのですがテクが最低になってました。あああ、また鍛えなくてはいけません。

 そして驚くのは「デジタルディレイ」です。5秒ものロングタイムのディレイが出来ちゃいます。むか〜し、ブライアンのライブ一人三重奏をやりたくて、テープエコーの器械を買って、モータの回転数遅くしてやったのと思い出しました。ああ、あの頃はなんであんなに時間があったんだろうか・・・


■ 1月26日 【プラマイでどうなっているのか・・・(多分大幅プラス)】

◆再び92年の第2コーナーから。400mmでこれくらいの大きさです。でも当時は流し撮りなんてあまり気にしてなかったので、止まった写真になってしまいました。もったいな〜い。  支出を抑えることも大事です。

 今回AV関係を一新し放送関係もリフレッシュしたのですが、スカパーはCSデジタル「スカパー110(スカパーbyに名称変更)」に移行することで月額料金がちょっとあがってしまいます。でもなぜスカパーかと言えば、F1が生で見られるから(地上波の騒がしいアイドル路線のものを見たくないってのもある)であってはずすわけにはいきません。

 ここで増えた出費を取り返すのが「プロバイダ」なのであります。今のSo-netはADSL50何Mbps契約なのですが、局から遠い我が家ではそんなパフォーマンスは出ません。それにIPフォンも必要ないので、12Mbpsコースに変更しちゃいました。インターネットは常時接続が重要なのであって、スピードはそれほど必要ありません。モデムレンタル費が不要ってのもあって、月額料金は1500円くらいコストダウンできました。でも契約変更手数料が5500円ほどかかるので、4ヶ月以降で効果がでてきます。

 でもその支出を押さえたのが次なる買い物への序章になってしまったのでした。最近はついつい「ポチッ」と押しちゃうまずい癖がついちゃってます。そして今日ネットサーフィンしていたらこのまえメモリを買った「上海問屋」がすごい値段をつけていました。

SDHC(class2)の8GBが9999円!(信頼のトランセンド製)

なんなんだこの安さは! 4Gとほぼ同じ値段です。ネットの最安値から見てもありえない価格です。後先考えずに「ポチッ」とクリックしたのは言うまでもありません。しかし8Gなんてどうやって満杯にすればいいのでしょうねぇ?D80かD40買わなきゃいけないじゃないですか・・・(でもD40はjpegが使い物になるっていうからRAWは使わなくなりそうだしねぇ〜)


■ 1月23日 【懐かしい人からメールが来てうれしかった話】

◆私が電気小僧に開花したのは小学校5年のときでした。そして6年の時、欲しくて欲しくてたまらなかった日置のテスターを買いました。あの目盛り満載のパネルってそそるのよね〜 そのテスター30年以上経った今も現役なんです。でも買った当初、交流電圧モードにしてACコンセントに恐る恐る差し込んで、きちんと100Vをさした時は感動しました。そして若気の至りで電流モードにしてACコンセントに差し込んだ私を待っていたものは・・・ こういう失敗を繰り返してスキルはついていくのです。失敗したら絶対覚えるもんね!  懐かしい人からメールが入っておりました。私と同じ年で同じ杯を交わし、仕事を離れても信頼しあっていたメーカの方です。

 姉さん女房で夫婦でピアノが上手で仕事もその方の上司(親分)譲りでとっても頼りになる人です。残念なことに私はその業務の担当を外れ、懐かしい方もスリランカの地に赴任してしまい、酒を飲むこともなくなってはや数年。そんな時にメールをもらうって言うのはうれしいものです。

 山口にあるそのメーカさんは、私が行った泊まり出張回数では最高を記録しています。行くと必ず家族的な扱いで、でも仕事は仕事で厳しくチャレンジングな目標に、両社でトライするっていう、いい関係でした。ああ、懐かしい。懐かしい方がスリランカに赴任するときに私が「今度はスリランカのサファリに写真を撮りに行きますよ!」って言ったのが今でも記憶に残ってます。行っちゃおうかなぁ〜

 懐かしい方とは「もう俺たち義兄弟だね」というくらいの仲でした。がんばってねぇ〜!F井さん。99年に現購買部長と出張したとき(例の30φのヤツをやろう!って決めたときね)、翌土曜日に関門海峡渡ったときの写真を貼っておきます。この小高い山に登る側道、先週のことのように覚えてますよ。ちなみにこの写真を撮った翌々日にこのPaddock-clubにつながる出来事が起こったのです・・・


■ 1月21日 【年を感じた瞬間】

◆こんなこともあるんですねぇ。といことで、相変わらず愛着があるセリカ号ネタです。2000年にスーパーの駐車場で並んじゃいました。相手さんはGT-FOURでしたけどね。  正月休の目標が遅れながらも達成されてきてます。

 今日は地デジアンテナ上げにチャレンジです。まず屋根に上がれる場所から物色します。以前に上がっていた場所に脚立を立ててみると、脚立の脚がプラってこともあり、めちゃくちゃ滑ります。物理現象として垂直方向にmgの力がかかりますが、摩擦力の無さをカバーするためになるべく傾けないではしごを立てると、私が昇る時の回転モーメントがかかり後ろに倒れそうになります。しょうがない、以前使っていた実家の脚立をゲットしてきました。これはゴム足なのでグー!

 さて屋根に登っても立てません。昔は立てたんですけどねぇ。なのでスパイダーマンみたいにはって登っていきます。寄せ棟の頂上部にアンテナが立っていますが、そこでの作業は結構スリリングなものがあります。そして以前に登った時に比べ、格段に体が固くなって、重くなって、腹が出てきてるため、機敏な動きが出来ません。こりゃーヤバイです。

 さて下で加工してきたアンテナを取り付けるのですが、ブースターの電源が入りません。テレビ横に置いた給電部からの電源が来ていないと推測されます。仕方ないので予備に持ってきた15mのケーブルに急遽端末加工を施し、庭に投げ下ろしそれでやってみましたがそれでもだめ。しょうがないので一度降りることになったわけです。降りるのは昇るより大変なんですよ。

 まず予備のケーブルを確認してみるとどこかでショートしている模様です。なので過電流保護回路が働いたようです。そして既存の施設ケーブルなのですが・・・ちょっと思い当たることがありました。屋根裏で3分配されているのですが、電流通過型の分配器かだったかどうかが定かではありません。では屋根裏へGO! 狭いロフトからベニヤの板を開けて屋根裏に忍び込みます。ああ、このすぐ上がアンテナなのにねぇ。そして「やっぱり!」でした。リビングに通じているラインが電流通過型のラインではありません。普通はリビングにブースター置くでしょ。家の施工も結構いいかげんでした。リビングラインを電流通過型のラインにつなぎ換えてちゃんとテスターで確認すると、来てます来てます12V。

 昼をはさみ午後、再度屋根に登って地デジの受信を確認しながらの調整でしたが、どうしてもTBSとフジテレビが映りません。あきらめてこれらはアナログで見ることにしました。後1〜2年で多摩中継局が開局するので、その時は全部見れることでしょう。

 あ〜、こういうところで経費を浮かして、物欲に回すのです。みんな私がお金持ちと勘違いしていますが、実は地道な活動で出費を抑えているのです。これでコンパクトデジカメ1台分ぐらい買ってもいいね・・・!

 しかし、前回(8年位前)雪で倒壊したアンテナ工事を頼んだのがノジマでした。今回屋根に上がってみてそのずさんな施工に飽きれて物も言えませんでしたね。見えないと思ってこんな工事をする業者もいるんですねぇ。周りの家を見渡してもきちんと工事されているんですけどね。


■ 1月20日 【お得だとついつい買っちゃうのよね・・・】

◆そうそう、タムタムでこんなものも買ってあったんです。これまたすげー精密でもううっとりしちゃうものなのです。もう模型も完成品を買ったほうがコストパフォーマンス高いんですかねぇ。なんだか複雑な気持ちです。  やっぱり「ポチッ」ってやってしまいました。上海問屋、とりあえず某機種JPEG用に2Gの150倍速SDカード、さらに壊れたオリンパス機の代替として導入するだろうカメラ用にマルチチップタイプの1Gを、それぞれ買ってみました。2Gが3999円、1Gが1999円で6000円強でした。安くなったねぇ、メモリ。でもオリンパス用に買った1GのXDカードはどうしましょうか? 富士もSDとXDのデュアルスロットにするみたいで、オリンパスだけではXD陣営を維持できないでしょうね。

 ところで夕方にやってきた佐川急便のおじさん、代引きで清算なのですが、送料込みの6397円に対し1万400円を払ったわけです。で、おつりを6004円くれるんですねぇ。おじさん、しっかりしてくれ! ってことで2000円返しましたが、なんとも頼りないのをこっちが一生懸命フォローしたくなっちゃうような方でした。「どこで間違えたかわかんなくなっちゃうんですよねぇ〜」と、いつものシステマチックな兄ちゃんと全く違って、アルバイトか委託なんでしょうねぇ。

 がんばれ!おじさん。

 で、さらに地デジ化を推進するべくアンテナとブースターを買ってきました。ブースターはケーズデンキで買いましたが、会計の時に「カードお持ちですか?」と聞かれ、「えっ?ありませんけど・・・ケーズさんってカードあるんでしたっけ?」「ハイこれです。会計の時にカードを提示してもらうと3%引きます!」とな。ケーズはポントカード無しの現金値引きでがんばるまれなメーカだったのですが、やっぱり何か色がつくサービスが必要だったのですね。でも現金値引きがあるっていうのはグッドだぞ。


■ 1月18日 【してやったりです】

◆「ツインリンクもてぎ」に行くと必ず寄るのが「ホンダコレクションホールであります。何てたって、歴史的なマシンが動体保存されている迫力に圧倒されるからであります。やっぱり本物はオーラが出ているのであります。そしてその動体保存を支えるのが「レストアハウス」なのです。ガラス越しにメンテナンス風景が見えるのです。これは多分ティレル020のクラッチ(AP製)ですね。ほしい・・・  久しぶりにお会いした某社営業のI田さん、相変わらずPaddock-clubをご覧いただきありがとうございます。「今朝見た富士スピードウェーのやつ、サーキットにいった感じになれていいですねぇ〜」とのお言葉にはお世辞でもうれしいものがありました。心の中で密かに「ガッツポーズ」をしてしましたよ。でもその後の

 「佐藤さん、ローマにも行ったんですねぇ〜」

にも、更なるガッツポーズでありました。ちょっと狙いにぴったりはまってくれたので・・・。皆さん昨日の「今日の一枚」、分かりましたか? 私は心底「ここで働きたい!」と思ってしまいました。

 ところで休みの目標も休みが終わってからぼちぼち達成されています。昨日のFLASHに引き続き先ほど、メモリカードを購入してみました。ネットで。あまりネットで購入するほうではなかったのですが、安ければ話は別です。それにメモリカードはどこで買っても同じですからね。そして買ったのは「上海問屋」、結構安いです。私のメモリカードの価格スタンダードは「e-trend」なのですが、特に高容量が桁違いに安い。さらに送料も399円、今なら代引き手数料タダ。これで○○○導入の準備は整いましたぞ。でも発注したさる商品がなかなか届かないなぁ?(○の中にはアルファベットと数字が入ります)


■ 1月17日 【今年はFLASH】

◆10年前に行ったローマです?  さてさて、F1日本グランプリも今年は富士スピードウェーで開催されることですし、ここはちょっとがんばって「富士スピードウェーの案内ページをちゃんと作ろう!」というのが、昨年からの課題でした。HTMLを駆使していろいろがんばったのですが、やはり思ったようなデザインになりません。ならば禁断の「FLASH」!

 ということで、FALSH関係の本を買いあさり、なにやらにわかwebデザイナー気取りです。構想は以下のようなもの。サーキット全体の絵があって、ここから見るとこんな風に見える。場所をクリックして特定場所に画像が表示されるようにしたものです。さらに、撮影ポイントごとに「こういう写真が撮れるよ」というものも付け足して完成。今はまだファーストステップです。

 そしてそのファーストステップが80%くらい完成しました。こちらでご覧ください。ああ、自己満足の極みだなぁ・・・


■ 1月12日 【レガシーメディア】

◆そうそう、2年前に開発品を持ってタイにデモに行ったときの写真ってぜんぜんアップしてなかったんですね。オープニングの日、開発品を使ってテープカットをやりましたが、タイの大臣まで来ちゃって大騒ぎでした。そして密かに彼の手に開発品を持たせてあげたのです。それが新聞に大々的に・・・・。してやったり!  我が家はレガシーグッズがあふれております。

 技術って言うのは絶えず進化するもので、あるメディアがあっという間に次世代メディアに変わってしまうことが平気で起こります。昨今はそれがさらに進化していますね。レコードを大量に持っていても、カセットテープに時間を正確に測りテープ長ジャストでお気に入りの編集テープを作っても、あっという間にCDやMDに置き換わってしまいます。MDだって実質10年もたないでシリコンオーディオに変わってしまっています。

 さて私もそれぞれにメディアにお金や時間の大きな投資をしたのですが、それがあっという間にお古になってしまってます。ぐやじぃ〜というか、学習してません。さてコンテンツと言うものは結構版権がややしくて、いくらレガシーメディアでリリースされていても、次世代メディアでどうなるかは分からないものです。

 ということで、レーザーディスクです。VHDなんていう、誰も知らないような再生専用映像ディスクももってますが、やっぱりレーザーディスクがいいのです。ディスク表面の虹色に輝く光にうっとりしちゃいます。そのレーザーディスクもたくさん所有していますが、なかなかDVDでリリースされないコンテンツがあります。それをDVDに落とそう、というのが今回のミッションなのです。

 そして引っ越してから一度も開封していなかった「引越しのサカイ」のダンボールを引きずり出し、ガムテープをはがすと・・・「おお〜」って言葉が漏れるくらい懐かしいレーザーディスクコンテンツが顔を出してくれました。時間は一気に15年は巻き戻されたわけです。しかしCD、さらにipodに慣れてしまった昨今、30cmのディスクは笑っちゃうくらい大きいのです。よくもまあ、こんなものを毎回セットしていたものだと感心してしまいますね。画質もDVDに慣れてしまった目から見ると、ノイズだらけで泣いちゃいそうです。まあコンテンツの内容が見たいわけですから多くは望みません。

 でもいいところもあるのです。「ジャケット」というくらいに充実した広さを持つ30cm角のケース。レコードでもそうですが、コレは結構アートです。コレを買って帰ったときにはそれなりの大きな袋を持つことになり、「買ったんだぞ!」という気持ちが嫌がおうにも盛り上がります。

 さて今回引っ張り出したのはクイーンの82年、モントリオールでのライブです。「アイム・イン・ラブ・ウイズ・マイ・カー」っていうロジャーが歌っているシーンが入っているビデオです。なぜこれか?答えは娘にあります。小学2年の彼女は今クイーンとビリー・ジョエルの大ファンなのです。そしてやっぱり「ロジャー」が大好き。お父さんが強制したわけではありませんが、お父さん似の彼女のこと、趣味まで似てきちゃってます。ボヘミアン・ラプソディーを歌い、ピアノを弾き、壮大なコーラスのところで「あっ、コレがロジャーの声だよね」とのたまわるのです。

 いいぞ娘、もっとクイーンファンになってお父さんとコーラスしようぜ!


■ 1月10日 【ヤキが回った俺とすんばらしいヨドバシの関係】

◆麻溝台公園に行くとミニ動物園に行くのです。やぎの髭ってやっぱりあるんですねぇ。  あれ?ヨドバシの袋って緑色に変わったんだ・・・

 1月2日に我が家のDLNAを構築するべく、ヨドバシでNASハードディスクを買った俺。休み期間中に設定を終えたわけだが微妙に設定がうまくいかない。リンクシアターからNASハードディスクが見えるときと見えないときがある。見えないのはPCの電源が入っていないとき。もともとPCの電源を入れないで色々とサーバー上のコンテンツを見たいっていう理由から導入したNAS、上手くいかないDLNAにやきもきしていたのは言うまでも無い。

 さて会社が始まって、背中合わせに座っているDLNAの大家と、ハッカーがかった元同僚にいろいろと質問攻めにしてみた。「DLNA対応のやつ買ったんですよね」と言われ、もう一度自分の買った機種をバッファローのHPで確認してみると、

な・ん・と・・・

 対応して無いじゃん。えっ?いまさら新製品のNASでDLNA対応してない機種なんてあるの?てっきり全対応と思って買っちゃったじゃん。どうしよ〜〜。と途方にくれた。ハッカー氏に相談してみると、バッファローのNASはLinuxで動いており、結構解析されちゃっているらしい。そしてすごいサイトを紹介してくれた。世の中恐ろしい人たちがいるものだ、っていうくらい、バッファローのNASが解析尽くされている。それによるとDLNA対応/非対応もハードは同じっぽく、違うのはファームだけのようだ。ヨドバシで交換してもらえるか?だめならハッカーになっちゃうもんね、って感じでいざヨドバシへ。

 なんと!変えてくれるんですよ。ヨドバシすごすぎ。カードで買ったのを一度取り消し交換だ。あああ、ありがとう、ヨドバシ君。俺の調査不足からこんなことになっちゃって・・・。これからもたくさん利用させてもらいまっせ! でもバッファローもラインナップが複雑すぎるね。一般の人だと絶対分からないだろうなぁ。買ったときは300GB以上の外付けHDDが10%オフだったんだけど、おとといでそのキャンペーンは終わっていた。残念だけどしょうがないな・・・

 そして俺を決定的にヨドバシファンにさせてくれたのは、店員さんのこんな一言があったからだった。「キャンペーン終わっちゃってますけど、10%引かせてもらいますね。」 えっ?えっ?いいの?あまりにも自分勝手だと思って言わなかったのに、ヨドバシさんからそんな子としてくれちゃっていいの?

 というわけで、暗くなりそうなこの1年、明けはそれなりにいい事が多いのでした(これで運使い果たしたなんてことないよねぇ〜?)。


■ 1月8日 【立てた目標の達成評価】

◆久々の麻溝台公園、子供はアスレチックに大喜びなのです。お父さんは早々にベンチでほげーっと。でも18-200mmは寄れてかつ、ほどほどに望遠が効いてもう付けっぱなしのレンズになりそうです。広角ってのも面白いものですねぇ。ベンチから上を撮ってみました。今日の失敗は10-17フィッシュアイを持っていき忘れたことですね。ああ、はやく使ってみたい〜  あああ、年末から1日の出勤を挟んでの10日休み、なんか充実感がなく終わってしまいました。今回はAV/IT セッティング・ホリデーだったのでした。でも目標は高く設定してまして・・・。でも結局以下のとおりの惨敗です。あああ、どうやって時間作ればいいのさ。寝る時間を削るしかないのかなぁ?

 ●年賀状(まだ書いてない!〜こんなの初めて)
 ⇒○:31日未明に滑り込みセーフ
 ●Flashで富士スピードウェーのポイント別写真を作る
 ⇒○:今日手をつけてソフトの使い方は理解でき、あとは写真のセレクトとイラストレータでの仕上げだけ
 ●ルパン「カリオストロの城」のジオラマ完成
 ⇒×:手付かず
 ●1年越しの「マークU」の完成&納品
 ⇒×:手付かず
 ●江ノ島/鎌倉早朝散歩
 ⇒×:行けなかった・・・この3連休にリトライもできなかった
 ●DVD/HDDレーコーダの追加導入
 ⇒◎:使い勝手も性能もグッドです
 ●さる機器向けに4GのSDカード入手
 ⇒×:未購入
 ●地デジ用屋根上UHFアンテナあげ(自分でやっちゃおうかなぁ?)
 ⇒×:頼もうかどうしようか思案中〜屋根から落ちたらタダじゃすまないし・・・
 ●購入PCのセッティング(HDD換装しちゃおうかなぁ?)
 ⇒○:バッチグー!快適快適
 ●NAS構築(Link-stationとMedia-playerの導入でDLNA構築)
 ⇒○:構築済み、これまたどこからでもファイルへのアクセスが出来てよかよか!でもちょっと不具合も・・・
 ●1/43ホワイトメタル作成
 ⇒×:手付かず
 ●1/12ウイリアムズFW14B作成
 ⇒×:手付かず
 ●1/20F1何か手をつける
 ⇒×:手付かず
 ●久々のカワセミ撮影へGO
 ⇒×:手付かず
 ●ピアノの練習
 ⇒×:ちょとだけ触った〜指がなまってた
 ●ギターの練習
 ⇒×:手付かず
 ●某幹部宅での大寒中バーベキュー大会
 ⇒○:遅くまで焚き火を見ていたけど、コレが良かった。火を見るのが落ち着くって人間の持つDNAだと思う

ってな具合であまり計画どおりには行きませんでした。ああ、どうやったらやりたいことが出来るんでしょう?寝る時間削るしかないのかなぁ?


■ 1月6日 【寒中バーベキュー大会】

◆二ので直後のランドマークタワーです。後ろに富士山がしっかり見えるのですね。でもJpegの圧縮あげすぎると、このようにトーンジャンプして汚くなっちゃいます・・・・。  初めて乗る「シーサイドライン」、子供のようにうれしくて、すいているにもかかわらずドア横で外の景色に目がくぎ付け状態でした。終点一駅手前が目的地なので何もわざわざ高くて遠回りなこの路線に乗らなくてもいいのですが、それを押して乗ったからには、恥ずかしかろうとなんだろうと写真を撮るのであります。そして大きなバッグのポケットからデジカメを出しスイッチオン???

 「なんじゃぁこりゃぁ〜〜」(松田優作風にどうぞ)

液晶が割れてます。そういえばバッグのポケットに入れる時に「ちょっと危なそうだからハンカチでくるんでおくか」って気の使いようもまったく意味をなさない結果になってしまったのでありました。あ〜あ・・・。買ってからまだ電池の再充電をしてないくらいでこのありさま。やっぱり落ち込みます。でも悪魔がささやいています。「また新しいの買えるじゃん!」。悪魔に魂を売るのかどうか?楽しみです。

 さて、なぜシーサイドラインかといえば、会社の偉い人からバーベキューの誘いがあり、家が野島公園ということだからですね。でその家は野島公園のまん前という絶好の立地でありました。懐かしい人やら、初めての人やら、いろんな人と話が出来ていい時間を過ごすことが出来ました。キヤノンのカムコーダの責任者やら日経の記者やら、普段話すことの出来ないような人たちも来ていて、ワイワイと楽しいひと時を夜遅くまで過ごしたのでした。夕方になり日経の記者さんが帰る挨拶をトリガにおもむろに、「では披露いたしましょう」と、開発品をかばんから取り出しデモの披露。すると「やんややんや」の喝采を受けたのでした。キヤノンの偉い人も会社外の人もみんな楽しんで「欲しい欲しい」と言ってくれるのです。やっぱりなんとか、がんばって量産しないとなぁと心に誓いました。

 バーベキューも終盤になると料理より寒さが勝り、意味もなく火を燃やしつづけます。しかし火種には事欠かないのです。だって目の前の公園には、松ボックリや松の葉?が大量おちているんですから。松の油(松脂?)が含まれているのでしょう、いい具合に燃えてくれるんですよ。それに燃えている「火の芯」がメラメラと生きてるように見えるんです。ああ、火って人間の深層に訴えるものがありますよね。見ているだけで心が無になる感じです。


■ 1月3日 【底なし沼】

◆99年のCEATEC(まだエレショーって言ってたかも)から。ソニーのブースでは被写体としてガレージでケータハム・スーパーセブンの組み立てシーンを演出していたのでした。こういうセンスっていかにもソニーっぽくて(マニアックという意味で)好きです。こだわりあるヤツがいるのでしょうね。ソニー側から提案したのかプランナーからのアイデアなのかは分かりませんけど・・・。!  実は昨日に気になってたことがありました。気になることをそのまま放っておくと絶対病気になります。なので気になることは早く処理しなくてはなりません。でもそれがリアルな仕事だったりすると、どうも期限のぎりぎりまで手が動かなかったりするのは私の悪いところなのです。

 さて気になることってなんでしょう?別に駅前を歩いていたら可愛いお姉さんからウインクされたわけでもないし、自動販売機のおつりのところに100円玉が残っていたのを横にいた人が気になってそのままにしておいたわけでもありません。さらにいきなり「我がチームの専属カメラマンになってください」とマクラーレンからお願いされたわけでもないし、「佐藤君、君は技術なんかにいるよりもその感性を生かしてパブリシティーの仕事してくれ」って言われたわけでもありません。

 「2・3日限定、交換レンズポイント還元+5%フェア」ってのをやっていただけです。でも私にとってはチャンス到来なのです。

 開店そうそうのヨドバシであってもお客さんが結構闊歩してます。店員さんも接客に忙しそうなのですが、お姉さんが一人手持ち無沙汰にしていました。

 「すいません、この張り紙の”交換レンズポイント還元5%プラス”っていうのですけど、これってどんなレンズが対象なんですか? 一部対象外って書いてありますけど・・・」
 「はい、ニコンの18-200mm(この前ニコン社販で買ったヤツね)とかは対象外なんですけど・・・」
 「あのぅ〜、レンズメーカはどうなんでしょう?」
 「はい、タムロン、シグマもOKですよ」
 「え〜と、トキナーも対象なんですか?」
 「ええ、トキナーも全部対象ですね」
 「ああ、そうですか・・・じゃ、10-17mmのフィッシュアイ、ニコンマウントでください」

ということで、このコンパクトなヤツを望遠野郎がどう使いこなせるか?難しい画角ですからねぇ。そして、とりあえずレンズ沼もこの辺でいったん小休止できそうです。


■ 1月2日 【バッファロー天国】

◆初日の出はいろいろな設定で撮ってみました。基本的に暗い系が好きな私なので思いっきりマイナス補正して撮ってます。東京湾って結構船がたくさん通っているのには驚きでした。  2日は街が動き始める日です。では我らも動き始めましょう、ということで、息子を誘って町田までサイクリングです。しかし新春の町田の街は福袋持った子供が大挙してました。109の売出しみたいですけど、入場制限してたりしてましたねぇ。みんな同じでか袋とかキャスターとかもってって、面白かったですねぇ。

 そして我ら(というか私)の行き先はまずはヨドバシでしょう。年末に行って調査済み。目指すは家庭内DLNA化のためNAS対応HDDとネットワークメディアプレーヤです。迷っていたのは最新機種の1000BASE-Tか、1年前の100BASE-Tモデルかです。どちらも300GB程度ですが、旧機種は23800円、新機種は31800円。我が家のネットワークは無線ルーターが100BASEなのでまあ安いのでいいかなぁ?と。1万円近い差は出費が多いこのごろには結構大きい価格差なのです。バッファローは18%ポイント還元なんてやってるんですが、新年はさらに何かやっているのではないか?と興味津々で店内突入です。

 100BASEは在庫のみのようで気合が入っていません。で1000BASEは・・・ないぞ・・・? 狙っていた320GBがありません。その代わり新年価格ということで通常39800円の400GBモデルが34800円というプライスダウン。迷いますねぇ。迷ったら頭を冷やすために一度売り場を離れるのが流儀です。3FのAVコーナーで光デジタルケーブル買って、ダイソーでファイル仕入れて、ブックオフで買おうと思っていた本・・・が、売れちゃってました。「清水国明があと1時間でやってきます」っていう放送にちょっと反応しましたが時間がなく、ソフマップに行きます。やっぱり高い。でもDLNA対応の東芝HDDレコーダ安売りにはちょっと「ググッ」っと来るものありましたがこらえます。そして息子と二人で昼飯としたのですが、ヤツはガリガリ小食タイプなので「こっちの店がよい」とお父さんのボリューム系から小ぶり美味いもの系に変えられちゃいました。そしてまたヨドバシへ。

 元の売り場に行くもまだ気持ちが決まりません。そうなんです。私って「決められないちゃん」なのです。誰かに背中を押してもらいたいんですねぇ。でも今度はなにやら怪しい張り紙を見つけました。

 「300GB以上の外付けハードディスク、3〜4日限り10%オフ!(ただし特価品は除きます)」

おおお、これってもしかしたら? でも欲しいのはネットワーク対応ハードディスクだから外付けというジャンルに入れてもらえない? それに400GBは「通常価格から5000円値引き特価」って書いてあるからなぁ。とウジウジ思案していても始まりません。ヨドバシの店員さんを捕まえ素直に疑問をぶつけることにしました。

 「すいません、今日は外付けHDDって10%オフなんですか?」
 「ハイ、でも300GB以上なんですけど・・・」
 「あのぉ〜、このネットワークHDDなんですけど、これも対象なんでしょうかぁ?」
 「はい、これも対照ですよ」(おおお、いいじゃんいいじゃん!)
 「バッファローのこれなんですけど、320GBを狙ってきたんですけど無いんですか?」
 「ああ、320Gは売れててメーカの在庫切れなんですよ。なんでメーカから400Gを売って欲しいということで今回特価品にしてます」
 「そうなんですかぁ。でも400Gって特価品なんでやっぱり10%オフできないんですよねぇ〜」
 「う〜〜〜〜ん、ちょっと待っててくださいね(といってレジでなにやら調べている)」
 (戻ってきて)「ああ、これもいいですよ(どうも対象外みたいだけど、10%オフのPOSコード入れると出来ちゃうみたい)」
 「はい、買います
という、なんだか新年そうそう運を使い切っちゃったみたいな出来事がありました。ついでにネットワーク・メディア・プレーヤ(リンクシアター)も買っちゃいました。まあ子供からお年玉もらったんでいいっか!


■ 1月1日 【新年明けましておめでとうございます】

◆初日の出!  2007年になりました。激動の1年になりそうな予感がプンプンします。

 そんなこんなで暗いうちに家を出てどこを目指そう?海?山?娘の要望により海に決定です。ではどこの海?江ノ島?鎌倉?横浜? 車を停めやすいだろう?ということで大黒ふ頭のブリッジ・スカイロードに決定です。久々の海の上からの眺めは絶景でした。そして今日は先日購入した18-200mmの筆降ろし。結果としては「大満足」であり「なんだ、これ一本あれば何でも事足りちゃうじゃん」っていう、いかにも危険なレンズであることがよーく分かりました。気をつけようっと・・・。

 それでは今年もPaddock-clubを宜しくお願いいたします。