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■ 12月31日 【18年のハイライト】

年末年始は道路もすいてて快適
 仕事で書く週報やら月報やらは苦痛でしょうがないが、自分のことなら楽しく書けるのである。ということで18年の個人的出来事ベスト10をあげてみよう。

●番外「鈴鹿8耐」
 今年の8耐、台風直撃だったけど無事観戦できた。2輪はダイナミクスがあっていいなぁ。

●第10位「一括ゼロ円で手に入れたiPhone8」
 総務省通達によりめっきりとつまらなくなったMNPを駆使した一括ゼロ円作戦であるが、3月に偶然通りかかったケーズデンキで一括ゼロ円+auウォレットによるキャッシュバックなんておいしい契約ができた。久しぶりである。でもiPhone8、でかくて片手フリックがやりにくいね。

●第9位「講演会で広がる業界仲間」
 昨年末から1か月後までで計4回、社外で「講演」なんてものをやってしまった。話した内容はあまりアカデミックなものではないのであるが、どうも内容に共感してくれる業界重鎮が多かった。なので日本のある技術をもっと拡大するためという名目で、たくさんの友人ができた。「志」が高い人たちとの一緒に仕込みするのはすごく楽しいのである。

●第8位「レッドスペシャル仲間拡大」
 クイーン系BBSでちょっとレッドスペシャルの質問をしたら、管理人さんを通じて超コアな同世代のかたから個人的にメールが来た。レッドスペシャルに愛を感じるし、業界レスぺ仲間にも交友範囲があるこの人達を夜な夜な濃いメールを続けている。趣味のつながりはいいねぇ。

●第7位「社外に広がる飲み仲間」
 とあるつながりから、とあるグループの飲み会に誘われて、ほぼ毎月八王子で飲んでいる。市役所や病院、主婦、若い娘、ウエブデザイナー、今ニュースになりまくっている某氏をよく知る人などなど、このバラエティーの多さはネタの多さにもつながり、毎回楽しい飲み会である。社外活動ってとってもいいね。

●第6位「テイラーギター導入」
 アコギでちゃんとしたものを買おうと思ったら「マーチン」となるのかもしれないが、このマーチンを追い抜いているのでは?と思われるのがテイラー(Taylor)である。革新的なネックジョイントシステム、なりの良いボディーで一気にトップの座に踊り出た。そのテイラー、今年だけで勢いついて2本も買ってしまった。実は革新的ネックジョイントシステムで実験してみたく、もう1本傷傷でもいいので安いものを買ってみようかと思っている。

●第5位「趣味の部屋滞在時間拡大」
 2階の自分の部屋、通称「趣味の館」にいる時間が多くなった。機材が多くなったが環境構築能力を駆使して何とか部屋としての体裁を整えている。LCOSのハイコントラストのHDプロジェクターで見る映画やライブは最高である。以下のようにオーディオシステムも一新、PC環境も導入、そして新ギターアンプ2台も導入した。一日いてもいいのだけど・・・

●第4位「オーディオシステム一新」
 趣味の部屋のAVアンプがどうも片CHがおかしい。おお、おかしいなら新しいの買う理由付けができるじゃん、と今時の先祖返りしたブラックフェイスでスクエアバリバリのオンキョーTXシリーズを買った。ネットワーク環境がめちゃくちゃ充実したアンプで一気に好きになった。この勢いでリビングもこれと同じアンプを購入、そしてSPも新調した。いい音で音楽が聴けるとなんだかうれしい・・・

●第3位「娘と3泊4日関西旅行」
 2泊3日の予定が急きょ1日追加されて、3泊4日の関西旅行ができた。今時お父さんと旅行に行く娘なんて非常にまれであるらしい。けいおんのモデル学校、京都、伊丹空港、神戸、瀬戸大橋、大阪、奈良、谷瀬の大橋と楽しい時間を過ごせた。こんな事もうないかもね。

●第2位「ボヘミアンラプソディー」
 予想を裏切っているらしいクイーンのというかフレディーの伝記っぽい映画「ボヘミアンラプソディー」で今「クイーン」が社会現象になっている。映画としてはよくできているが、初期をリアルタイムで共有した世代のマニアたちは、時系列の不整合に苦しんでいる。当然私もその一人。さらにフレディーの人生にフォーカスしすぎている。まあ映画だからストーリー性がないとね、ということでここは許す。なのでライブやレコーディング風景、レッドスペシャル作成にフォーカスした第2段をぜひとも作ってほしいね。

●第1位「2か月の妻なし生活」
 かみさんが手術・リハビリで2か月家を離脱した。娘と二人暮らしでいろいろ大変だった。これでかみさんの大変さが良く分かった。大事にしよう!

 ということで、来年もまたPaddock-Clubをよろしくです。
















■ 12月30日 【久しぶりにピアノ】

快晴の年末なのに家でやることだらけってのは・・・
 ボヘミアンラプソディーがやたらヒットしているらしい。周りの人に聞いても「ほとんどの」人が見ていたりする。それも二度三度と見ているのである。これはすごいね。

 っていうことで、久しぶりにピアノを弾いてみた。あまりにやりたいことがおおくて楽器は「アコギ」に絞ったのだけど、やっぱりピアノもいい。ピアノは高校の部活の部屋に置いてあって、クイーンを見よう見まねで弾き始めたら面白くて病みつきになった。近所のお姉さんが結婚してピアノがいらないというので格安で譲ってもらったりした。なのでクイーンはちょっと弾けたりする。

 アコギはアコギ、ピアノはピアノの良さがある。やっぱりクイーンはピアノだね。
















■ 12月29日 【冬休み突入】

店はいかにも年末っぽかった
 知らない間にアマゾンにリードされてしまって、その気がなかったのにアマゾンプライムに入ってしまった。その気がない・・・と書くと、その気がないけど自分の意志で入ったようにも読み取れるが、それは違って知らないうちに入会させられていた(たぶんどこかでNOといわないといけなかったのだろう、アマゾンきわどすぎ)。プライムにそれほどメリットを感じてないので、すぐ解約しようと思ったがまあ1か月試してみようと思っている。

 いろいろなサービスがあるがそのあたりは特に良さを感じないのであるが、さすがに配送が早いのはすごい。12月には毎週3回くらいアマゾンから配送されるくらいあれこれポチッた。それがあっという間に到着。これはやっぱり魅力だね。だけどウイークデーに配送されても結局週末まで待たなきゃいけないので、そういう意味では「ロジスティックの無駄つかい」なのかもしれない。

 さて日本人としては年末は「大掃除」と決まっている。「私は普通にキチンと掃除しているからわざわざ年末に掃除する必要ないもんね」という人も多いだろう。しかし「年末」に掃除をすることで「年末」を感じられるのはいい。窓なんてきれいになると、意味もなくカーテン開けてきれいな窓を感じて「にやり」とする自分がいる。

 大掃除というわけではないが、偶然今になって手を付けてしまったリビングAV大改造は、いまは「配線はネットワークとハードディスクをつなぐ」ことが主でRCAピンやS端子なんて過去の遺物を思わないわけにはいかない。しかしこれらのケーブルに代わって、USBケーブル、ACアダプタ、LANケーブル(無線もいいがやっぱりつなげられるならLAN)あたりが必要で結局「行って来い」なのである。この辺の整理に今までの5ポートHUBから8ポートHUBに変更した。

 2F趣味の館も今年は例年以上に楽器やアンプ、F1グッズ類などが増えておさまりがつかない。プラモは先日やっと整理できたが、楽器はねぇ。さらに「2FにもPCあると便利だよね」とかみさん分からないようにつぶやき、中古小型PCと24インチモニタ、VESAアームなどを買い足した。何とかセッティング終わった。しかしユニバーサル仕様な電源ケーブルの太いこと、これには閉口してしまうね。

 こうやって環境を整えることが一つの趣味といえなくもない私なのであった。
















■ 12月21日 【台湾インプレッション】

3日会社をあけるともうやることだらけで嫌になるね
 初めての蘇州、初めての台湾、そこでは若くてやる気があってちゃんと自分の商品を語れて会社の方向性を示せるCEOがいた。昭和の日本がそうだったように、今のアジアは熱い。正直言って今、自分が毎日を自分の人生を意味もなく削っているように感じて、ちょっとブルーなのであったが、これに今回の出張が大きく拍車をかけたことは間違いない。

 かといっても別に行動を起こすわけではない弱い自分がいる。どうすりゃいいのかい?

 ちなみに初台湾は好印象であった。印象としては香港に近いかな? こりゃぁ日本人が台湾旅行好きなのも何となくわかる。その辺の話はまた今度ということで。
















■ 12月16日 【年末片づけモード】

クイーン月間、39のギター完コピした
 年末である。拠点の年末はマレーシアだった。今年の年末は中国・台湾である。

 しかし前回のタイ同様、22時台のフライトで夜中に到着しホテルに着くのは一体何時なんだよ!って。ホテルに数時間しか滞在しないのもねぇ。

 ところで、趣味の部屋も片づけても物が増えるので、また片づけなくてはならない。先週は大量な模型の整理。でも整理すると作成途中のものばかり、やばいなぁと思う。受注しているものもあったりして(9割完成しているのよ、Sさん)。人生絶対作りきれないと思う。さてどうしようかなぁ。

 今週は楽器を整理した。自作ギタースタンドをもう一基作らないとだめだなぁ。それとアコギは大きいので場所とるなぁ、と再認識だ。もうアコギ買わないと決めたぞ。
















■ 12月6日 【クイーン三昧】

やることだらけで溺れてしまう・・・
 映画館、30年ぶりに行くとなると、もう初めてと同じようなものであり、どうやって行くのか?いろいろと事前調査をしてしまう「心配性」な自分に少しげんなりしたが、今は事前に座席も含めた予約ができるったのに感激だ。しかし今時、飛行機だって新幹線だってネットで座席分かるんだよね。

 そしていざ映画館に入るとなんだか気分が紅葉じゃなくて高揚する(ってことは紅葉ネタがどこかで来るのが推測できる)。まず驚いたのが、映画館じゅうににポップコーン臭が、あちこちの床にはポップコーンのかけらが、そうまるでポップコーン屋敷に来たようだった。しかし匂いは避けることができないってこともあるので、これは勘弁してほしい。座席は一番いい席を予約、当然いい席なのでその周辺に人が固まる。そしてその人たちはみんなポップコーン。こりゃ映画に集中できないかも・・・何って思っていたが、映画が始まると皆ポップコーンを食べるのをピタリとやめた。ふーむ、これは映画鑑賞の暗黙のルールなのかもしれない。

 映画はまた別の機会に書くかもしれないが、フレディーストーリー過ぎて、クイーンを楽しむ輩にはちと残念であった。でも噂によると4時間以上のバージョンもあるとかで、BD発売の時にはぜひと4時間バージョンを発売してほしいね。映画としてストーリーを求めると、やっぱりフレディーの人生ってまさに映画そのものなのかもしれない。そういう意味で、クイーンファン以外にこの映画が受けるのも分かる。クイーンファンだけに向けて作った映画ではないことは、見終わった後に良く分かった。

 さて映画と見終わった週末、何気にネットでクイーンサーフィンをしていたら、なにかでYoutubeに引っかかり、あれよあれよと、見たことのないレア映像の山に埋もれた。クイーン映像は大体見尽くしたかと思ったが、今回の映画でお宝がたいぶ放出されてきているみたいだ。

 そんなクイーン動画でふたつ。一つはAnder May君が弾く、クイーンギターフレーズが上手くて音質がブライアンしているってこと。これに触発され、週末は2階にこもって久しぶりのエレキ三昧になった。ハムに改造したストラトで弾いてみたが、ブライアンサウンドにはフロント(英語圏ではネック)PUが活躍するね。でもこのAnder君、レッドスペシャルの面倒なPU選択/PUフェイズを巧みに操っている。やはり今度の週末は眠っていたレッドスペシャルを呼び起こそう!

 そしてもうひとつ、大好きな「ミリオネラ・ワルツ」を娘と弾こうと思った。娘はジョンが好きであってこのミニオレラ~はジョンが大フィーチャーされているし、ピアノが美しいし。しか~~し、その過程で見つけた「マイ・メランコリー・ブルース」が横入りしてきて、私はハートを奪われた。ピアノとベースを弾いているその兄ちゃんが完コピーなのだ。実はジョン、この曲も結構頑張ってる。かっこいいよこのベースライン。若かれし頃、ロケンローな私はやっぱりハードな曲が好きだった。しかし、今。趣味の部屋のオーディオが一新され、聞くのはピアノやジャズ、ブルースになった。安らげる。安らぎ過ぎて永眠になっちゃうかもしれない。そんな状況であるからして、この曲が非常に弾きたくなった。そして今や楽譜さえもネットにたくさんある時代、コンプリートな「マイ・メランコリー・ブルース楽譜」を入手し、夜部屋の明かりを落としてピアノ上部のスポットのみ、そしてこの曲を弾くと自分が恍惚になっているのが分かるのである。

 そう、今わたしは夜な夜な「恍惚なオヤジ」になっているのだよ。楽器はいいねぇ~
















■ 12月4日 【ボヘミアン・ラプソディー】

12月に入ってしまったなぁ、1年早すぎるなぁ
 30年ぶりに映画を身銭で見た。その前に見たのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』だから、正確に言えば29年前である。今回はかみさんと、前回はかみさんになる前のかみさんと見た。

 さてこの映画、何年も前から計画されていてだいぶ前に予告されていたのだが、レッドスペシャルばかり追いかけていたので全く知らなかった。男はこういうハードモノにどうしても執着してしまういい例であろう。そして今年の10月、たまに見に行くクイーンBBSサイトで「映画のトレーラーがすごい」という話を読み、見たら、その通り「すごい」。こんなのありかよ、と思って、こりゃあ30年ぶりに映画見に行くな、とも思った。

 さて11月に公開され、毎週前週の記録を上回る興行収益更新・・・なんていうニュースを読むにつけ早く行きたかった。しかし「今日行くもんね!」と娘とかみさんが先行して見に行ってしまい、帰ってきたらもうクイーン話漬け状態である。その日は深夜まで娘にクイーンの話をしまくるお父さんと、それを嫌がらずに乗ってくる娘の構図が続いた。ああ、幸せ・・・

 アコギ番長は「オペラ座の夜」の「預言者の歌(っていうよりThe Prophet's Songという方が分かり易い)」を弾くのが好きで、そしてこの曲はそのあとの「ラブ・オブ・マイ・ライフ」につながるのである。そしてこの「ラブ~」もピアノで弾くのが好きなのである。だがギターから急にピアノに移行できない。一人というのは気楽だけど、グループの楽しさを捨てているという意味でつらい。しかしだ、あーだこーだーと言っていたら、お父さんの誕生日に娘が「いつものあれ弾いてよ」という。ドロップDの「The Prophet's Song」を12フレットのハーモニックスで弾き終えたその刹那、つなげて娘が「ラブ・オブ・マイ・ライフ」を弾き始めた。

鳥肌が立った!

 とクイーン我が家になっている毎日、かみさんはもう一度見たいと申す。それとライブエイドの映像を何度も見返している。そして週末、満を持して映画館に向かった。
















■ 11月25日 【スピーカーの品質】

暑がりで寒がりなので嫌な季節に突入
 リビングアンプを今時のハイテクアンプに切り替え、ネットラジオは聞けるわ、Bluetoothがつながるわ、スマホがリモコンになるわ、USBからコンテンツ吸えるわ、サーバーから聞けるわ、もう音楽環境が充実しまくった。やっぱりリビング環境はもっと早く換えるべきであった。

 しかしなにか音にパンチがない。そしてそれはスーパーウーハーが効かないモードの時に判明した。低音が足りない。そして何気にスピーカーのサランネットを外してみた。

「うっ!」

と思わず声を漏らしてしまった先には、破けたウーハーが見えた。よくあるウーハーのウレタン破壊である。このスピーカー、25年くらい前に買ったものでちょっと高いミニコンセットのSPである。この前にも当時よく流行った30㎝ウーハーのビクターSP、結婚して社宅に入るんで大きいSP持っていけなくて今から考えると無駄に立地に秋葉の石丸電機で買ったオンキョーのSPなども、すべて25年くらいでウーハーウレタンが破け使い物にならなくなった。作りが非常にしっかりしていて音もすごく良かったが、ウレタンなんていうどうでもいい素材にやられた悔しさ。なぜもこうどれもこれも壊れるのだろう?

 壊れたものは直すのが自分のなかの方針なのであるが、さすがにウレタン部を直すスキルがない。ということでこの3連休はスピーカー探しである。実は「買うもの」があると密かに燃える!
b   ハードオフを何件か回ったがやはりすぐには大きさに合致するものがないが、10件回る予定の3件目八王子大和田店に入ったら、大量のスピーカーが展示してあった。おお、大和田店やるな。そして見つけたのがパイオニアの小型3ウエイSPである。横幅も今のシステムにぴったりである。

 実はこのスピーカー、い丸購入小型オンキョーSPがウレタン破壊した6年前、やっぱりハードオフで買っていた。小さい割に低音がちゃんと出て驚いた記憶がある。そしてネットの記事を見てもいい評価だったりする。ならそくお買い上げ。でも前に買ったのが6年前なのだが、なんだか3年前くらいにしか思えない事実に驚愕した。やぱい・・・

 さてスピーカーの設置を始めたら、リビングAV環境リフレッシュが始まってしまって結局半日を費やしてしまった。こういう環境構築が楽しいと思える技術系男性諸氏の気持ちは、女性には大体にして分かってもらえないのだけどね。
















■ 11月24日 【今年はもっとアンプの年】

3連休、日曜だと思ったらまだ土曜だったっていう得した気分
 夏にギターアンプとAVアンプを買って、2階趣味の部屋で音楽を聞くのが至高の時間となった。特に静かなスイングなジャズ、ピアノソロ、うまい歌・・・そう、今まであまり聞かなかった「いい音」の音楽がうれしい。勢いに乗じて前から作っておきたかった、機材音質チェック用の曲を集めたCDなども編集した。

 さて我が家のAVは2階が基本であるが、実は下のリビングもホームシアターが整っている。AVアンプはヤマハ製。それなりに重厚感あっていい感じなのであるが(今更440mmアンプでもないだろう・・・というのは置いておく)、やはり夏に買ったオンキョーAVアンプの多機能性に惹かれて、さらに同じアンプを1台追加した。

 一方サイクリングしようとすると、少し離れた「ハードオフ」巡回が散歩的気楽さとしてはちょうど良かったりする。ギターばかり見ていたが、何気にギターアンプに目が行った。VOX AD50VTが12,000円+TAXじゃん。12インチセレッションで、密閉型、アンプモデリング+エフェクター内蔵。まあピュワ系ではないけど、どんな音なんだか?試してみたい。と思案したらそれはもう買う道に乗ったと同じなのだ。今後はメルカリなてものをやってみた。初メルカリ、これ楽じゃん。

 さてこのモデリングアンプ、一応パワー段は真空管である。さらにVOXはパワーレベルコントロールなるものがあり、マスターフルテンでパワーアンプに負荷をかけた状態でボリュームを絞れるのである。いままでこの手のアンプを使ったことがない、興味津々。

 結果から言うと、このアンプでいいじゃん!である。アンプシミュレーターはそれっぽいアンプの音になって面白い。12インチスピーカーはいいね。

 ということで、夏に続いて、秋のAVアンプ、ギターアンプ祭りで、今年はとことん「アンプイヤー」決定!
















■ 11月22日 【今年はアンプの年】

暑いときは寒いの嫌だけど寒くなると暑いのに憧れる
 久しぶりにギターアンプを新調した今年の初夏だった。その前のGuyatone FLIPはもうかれこれ30年以上働いてくれた。さてよくよく考えたら、買う直前までの心境をここに書いておいたと思うが買ったとは書いていなかった。そう「買った」。Black Star 12インチSP、フルチューブアンプである。キズが一つついているが、それ以外は新品同様なきれいさ。なんだか春に買ったTaylorのようだ。

 買ってすぐ2時間ばかり弾いてみたが、特にハムPUを入れた時はその粘っこくて暖かい音に「買ってよかった!」と思った。しかしさすがフルチューブ、熱がすごい。夏は弾くのやめておこう、とおもったのだが、その通り6月に買って一度電源を入れただけ、結局ほぼ半年たった今でも電源を入れたのはその時だけなのであった。

 実は趣味の部屋では次の計画が進んでいた。それはAVアンプの交換。その昔AV機器は皆ブラックだった。私はブラックが大好きだった。しかしいつの間にかゴールドカラーばかりになり、AVもゴールドでそろってしまった。しかしやっぱりブラックが好き。業界でもその揺り戻しはがあるようで、昨今のAVアンプはブラックが主流になっているようだ。で、AVアンプの調査をすると、やはり格好で選んでしまう私であるからにして、スクエア感というか潔い良い感というか、要は昔のケンウッドのようなデザインが好きであって、そこから選ばれるのはオンキョーのTXシリーズになる。

 アンプなんて調べもせず、DTSがデコードできるD級の効率いいのでいいや・・・なんて思っていた。しかし調べてみると、今時はネットワーク機能が充実しまくりで、コンテンツをネットワークに置いている我が家と非常に相性がいい。

 WiFi、Bluetooth、スマホでの操作、コンテンツリストビュー、ラジコやtuneinによるネットラジオ、USBからのコンテンツ入力、DSDやアップルロスレスなどのハイレゾ再生、4KHDMI入力、DTS-Xやドルビーアトモス対応、もう何でもござれである。そう、私は「環境構築番長」であるので、この「何でもできる感」に惹かれてしまうのだ。そして真夏の盛りにゲットした。

 ギター、AVと時を同じくして新調したアンプ、今年はアンプイヤーになったのだった。
















■ 11月20日 【最強カード】

ロシアからレッドスペシャルがらみでメールが来た!
 とあるところでとある講演をしてみた。私なんぞに声をかけてくるくらいだから、相当スピーカーに困っていると思われる。

 当社担当の営業さんがもう一人講演者を選抜しており、そのもう一人がNISMOの偉い人。ワオゥ! 友達になったわけではないが、御挨拶させてもらい、童夢入社からニスモ移動、さらにホンダF1プロジェクトへの参画などなど、昔からの面白い話を聞かせてもらった。かっこいいなぁ、NISMOの空力責任者だもんなぁ。当然講演も聞かせてもらったが、やっぱり当然わくわくするような内容であった。

 そうそうレース関係者の名刺と言えば・・・。2年前ロン(と呼ぶ自分に酔っている)が私のマクラーレンピットインジオラマを見て感激してくれたとき、私は一つ大きなことを忘れてしまった。そう、

ロン(デニス)の名刺をもらうこと

 会社のロビーでロンたちとあれやらやっていたとき、そこに当社の偉い人(CTO)が通りかかった。彼はロンが誰かも知らないし、全く興味もないのであるがやはりCTOなので名刺交換をした。

 その名刺が欲しくて欲しくてたまらなかったのだが、この前タイ出張、山形出張と二人旅が続いたってこともあって、何気に話したら、、、くれた。

 おー、カードゲームなんてのはやらないしルールも知らないが、私の持っているレース関係者のカード(名刺)では最強カードになったぞ。「せいの」で出しても誰にも負けないぞ。
















■ 11月17日 【遠征】

悩みばかりの会社生活は休日でリセットするしかない!
 わけあって休みを取って、富士スピードウェーとヤマハコミュニケーションプラザに行ってきた。

 いつものレースデーとの富士スピードウェーとは違って、平日の富士は閑散としている。でもゲートで写真など撮っているとSUVタクシーなどがきて、降りてきたのが外人カップル。どうやら聖地巡礼で来ているのではないか?と。だって俺だってイギリス行ったらシルバーストーン、ベルギー行ったらスパ、イタリア行ったらモンツァとか行きたいもんね。

 ヤマハは磐田にあったが、ヤマハのあるところはまさに「ヤマハ村」であった。楽器も発動機もドカンドカンとある。そしてその中心にコミュニケーションプラザがある。一応「発動機」側の展示館なので楽器は自動演奏ピアノがあるだけだった。

 この展示館、ネットで見ていたのとは違って、すごかった。ホンダコレクションホールにはかなわないが、でもそこらのなんちゃって展示館なんて足元にも及ばない感じ。やはり一番多いのはバイク。さすがにヤマハはバイクなのがよくわかる。動態保存でその迫力たるやメラメラ感が見えるくらいだ。実際大型バイクに乗って見れるので、初バイクをしてみた。そして感じたこと、レーサータイプのバイクなんて「怖くて」乗れないってこと。

 またトヨタのスポーツタイプのエンジンをヤマハが作っているのはよく知られている事実だけど、LF-Aが展示してあったのは圧巻だった。同行マニア氏はレクサスオーナーでかつ機械系技術者でもあるので、展示エンジンを見ながらあーでもないこーでもないこの素材はこのパーツは・・・とめちゃくちゃ盛り上がった。これで酒飲めそう。

 ヤマハ発動機は産業用ロボットもやっていて、リニアモーターを使ったリニアスライダーとロボットによるでも展示もやっている。

 さらにちょっと忘れていたけど、92年のジョーダンにエンジン供給もしていた。91年の191は軽量コンパクトなHBエンジンと今でもベスト5に入るくらいの美しいボディー/カラーリング、さらにシューマッハのF1デビューマシンであったので、非常に印象が強い。そしてその名声から翌年パワーエンジンであるヤマハV12をゲットしたわけであるが、90年の大活躍で翌年ホンダエンジンをゲットしたティレルと同じ運命で、ダメダメちゃんなマシンに成り下がってしまった。カラーリングもSASOLの青とバークレーの白に変えられて、何となくピリッとしなかった。1/24で発売された長谷川のキットを作ったが、あまり印象がない。

 しかしヤマハに展示されていた192、F1の展示車でよくみられるチャンポン仕様である。192は前年の191の特徴である直線基調のかっこいいフロントウイングを放棄し、曲線基調のウイングになってしまった。この展示車はカラーリングは92年仕様だけど、フロントウイングは91年のものであった。それにリアウイングにもSASOLが書いていない真っ黒ウイングなのも含めて結構残念!
















■ 11月2日 【ドゥービー】

母娘で伊勢に3泊4日ドライブ旅行中
 最近はもっぱらアコギな人になっているが、何を弾くか?というとスタンダードや有名な曲をアコギ1本勝負用にアレンジした曲なのであった。

 しかしスタンダードなロックでもアコギがフィーチャーされているものはたくさんある。イエスのThe Clapは有名であり難しいが何とか制覇。ZEPのThe Rain Songは家にジミーペイジが来たんじゃないか?と思えるくらいになった。この前はロッドスチュワートのYou are in my heart、このイントロも好きなんだよね。

 そして今までは楽譜を頼りにコピーしていたのだが、レインソングあたりからはネット上の楽譜というかギター譜を利用している。昔昔中学の頃に買ったギタリスト別教則レコードが、「楽譜」じゃなくて、6弦に音符長さ情報のないフレット情報だけ書いた「簡易ギター譜」があったが、ネットのはこのギター譜で、このファジーな簡易ギター譜なら版権OKなのかもしれない。

 さらにこのギター譜よりも今は「Youtube」がすごい。ご丁寧にビデオ教則になっている。好きなアーティストのアコギ曲が少なくなってきているが、先週ドゥービーブラザースのListen to the musicを習ってみた。ビデオ先生が完璧に教えてくれる。この曲ほとんどストロークなので、フィンガーピッキングに萌えている私にはちょっと違う感じもするが、前から何となく弾いていて、でもちゃんとコピーしていなくてイントロのところに違和感があった。それがビデオ先生は9フレットバーで5-4-3弦だけを使っていた。確かにこれで引いてみると、目の前にトムジョンストンが現れた。いい・・・

 勢いに乗って、Black waterもビデオ先生に習ってみた。なんだかアドレナリンがドバっと出た。目の前にぱっとシモンズが現れた。誰かバイオリン弾ける人いない?って感じになる。レインソングみたいに変則チューニングでなく、1/6弦のみドロップDすればいいので楽チンで復帰も楽チン。

 勢いがついて、一番弾きたかった「Slat Key Soquel Rag」にいってみたいが、これってギター2本で弾かないと意味ないのだ。だれか一緒に弾きませんか? 
















■ 10月27日 【英語で歌う】

先週とあるイベントが終わり肩の荷が下りた
 今のマイブームというか鍛錬、それは

「英語で歌えること」

 である。邦楽より洋楽好きなので、鼻歌は洋楽である。なのでカラオケとなると結構困る。だって知っていて歌える日本の曲が無いから。私がカラオケで歌う日本の曲はもう「沢田研二」しかない。

 実はは今から10~15年くらい前に英語の歌詞を憶える「マイブーム」があった。ビリージョエル、イーグルス、クイーン、などを何曲か暗唱できるくらいに覚えた。そして干支が一周回ったいま、また英語歌詞で歌えるマイブームがやってきた。

 英語の歌詞で歌えるとなんだか楽しい。今まで「音」で覚えていてふにゃふにゃ言っていたところがちゃんと言葉になる楽しさ、歌詞が「内容」で覚えられるという新鮮味。むかい社内の陰の実力者女史に「男の人って歌詞が楽器なんですよねぇ~」と言われて、その通り!をひざを打った。女の人は歌詞の内容を理解するそうだ。

 歌詞を覚えるのってちょっとした時間が使える。通勤、会社の廊下、つまらない会議、散歩、寝るまでの間、風呂、そういつでもどこでも短時間デモ覚えられる環境がある。今は歌詞を印刷した紙がいつもポケットに入っている。そしてこれは頭の体操にもなっているんじゃないか?とも思う。なんかいいとこづくめだぞ。

 一応自分ではクイーンの「オペラ座の夜」をコンプリートしようと思っている。しかしフレディーの曲は歌いにくい。単語を詰め込み過ぎているので、単語の後半が音になっていない感じの曲がたくさんあるのだ。マイケルのスリラーも覚え中。フレディーに比較して単語をスムーズにしっかり発音できる感じ。しかしあの息をのむような「フッ!」とか「ダッ!」とか、これをコピーすると途端にマイケルの出来上がりになるのが面白いね。あと、最後のナレーション、これは声に出してみるとなんだか「気持ちいい」。皆さんもやってみると面白いぞ。
















■ 10月14日 【レスぺ大盛り上がり】

さすがに半袖を着なかった土曜日
 某クイーン大好きな人とネットで知り合いになり、話しているうちにこりゃめちゃくちゃすごい知識を持っている人とわかり、毎日メールのやり取りが続いている。ということでレッドスペシャルの解析に気合が入りまくって、土日はほとんどの時間をPC前でフォトショップや3DCADやらと格闘している。

 うれしいことに参考にする画像が多いのだが、逆に多すぎて困っているという事実もある。それは画像を重ねても微妙にシェイプが合わなくて、何を信じたらいいのだ?状態であるから。

 悶々としてしまったので、いまさらながらラ・ラ・ランドなんてものをホームシアターしてしまった。う~ん、いいじゃないか。カットなしで撮り続ける役者たちの演技力。特にオープニングなんてすごすぎ。どれだけ練習したんだろう?と思わずにはいられない。それと劇中の音楽がいい。ジャズはいいね。

 この手の映画に触発されて続いてマンマミーアも見てしまった。アバの曲って歌詞を字幕付きで見てみると結構簡単な英語だったのね。

 そして土曜日は八王子の定例飲み会。社外の人で、日産の結構偉い人でポルシェ2台とアルファ持っている人家族、ウエブデザイナー、八王子市役所、病院等々、とバラエティーに富んでいて楽しいのである。なんだかいろいろと交友範囲が広がってきてうれしいぞ!

 さてレスぺ解析続けようっと。
















■ 10月7日 【変わること】

あっという間に終わる休みの1日
 100年ぶりと言われているクルマの変革。日本がお得意としていた内燃機関技術が過去のものになりかけている。今取っているインターン君は「将来は車のエンジンを作りたいです」っているけど大丈夫か?まあ若いときは将来ではなく今を見がちであるのは否めない。自分もそうだった、今華やかなところに惹かれてしまうから。

 さて100年ぶりほどではないが、大きな変革が本物の変革になるかも知れないのが「カメラ業界」である。ニコンのミラーレス「Z」発表の舌の根も乾かないうちに、今度はキヤノンが「EOS R」を発表した。このほぼ同時ってのは面白い。特許も同じようなアイデアがほんの数日の差で出願されることがよくあるし、昔を見ればVHSとベータ、VHS-Cと8mmなんかも同じ時期に同じような新フォーマットが発表されたりした。

 ソニーのミラーレス一眼が売れているらしいから、両社は焦っていたと思う。一眼カメラの生命線であるマウントを変えてまで来たわけだ。されこれから従来型一眼デジカメと、ミラーレス一眼、どうなっていくのか楽しみである。

 しかし慣れ親しんだものを変えるのは、人間やっぱり慎重になってしまう。その一つにシャッター音がある。ミラー開閉の音に萌える輩は多いと思う。私もその一人。特にニコンはメカメカしい音がして萌え萌えである。しかしフィルムカメラじゃなくなって「巻き上げ音」が無くなり、今度はミラー開閉音も無くなるとなると、シャッター膜移動の軽い音だけになるのか?これはさびしい。とはいえ、すでにキヤノンの一眼は「パコン」っていう、いかにも情けないシャッター音しかしない。すでにシャッター音を楽しむという人種は絶滅危惧種かもしれない。

 ということをあれこれ考えるのもたのしいのである。
















■ 10月6日 【久しぶりに買ったもの】

F1じゃんF1、だけど全然盛り上がらないじゃん
 母艦PCに内蔵しているデータ用3THDDが「お腹いっぱい」状態になった。要はRAWなどの写真を残しておくとあっという間に容量を食いつぶしていくのである。しばらくは5Tの外付けHDDを活用していたがやはり内蔵HDDということで、6TのHDDを2台買ってみた。これでしばらくは安泰だろう。

 しかし我が家はHDDがそこらじゅうに散らばっていて、そこらじゅうでピカピカ光っている。2TのHDDは8台、3Tが10台、5Tが1台、6Tが今回ので2台である。6Tは2Tの3台分であり、本当は2Tを抹殺したいところであるが、AV機器やルーター、NASNEなどはいまだにFAT32しかつながらないのであって、そのために2Tが捨てられない。フォーマットアプリとかで2T以上のHDDを強制的にFAT32にフォーマットすればよいのだが、なんだかうまくいかないのであきらめた。

 HDDはいつまでも容量増の進化が止まらない。記録媒体の分子レベル限界が近づいていると言われているが、あれこれ技術を駆使して進化している。しかし開発という意味で、単に「数値スペック」をあげていくことが成果につながる領域は正直うらやましい。なぜかと言えば目標が決まっているから。つまり右肩上がりにすればいいだけ(方法論としては難しい技術だとは思う)。それに対して何か新しいことを始めようと思うと途端に進みが悪くなる。新しいことは誰も分からない。だから「やってみる」しかないのである。

 日本は「やらせない」文化な国だと常々思っているが・・・
















■ 9月30日 【ホームシアターの季節】

台風どうなることやら?
 涼しくなってホームシアターがグーな季節になった。夏はエアコン入れても冷えるまで時間がかかりすぎておのずと遠のいてしまっている。利用するのは「サウナ」として汗かきダイエットするときだけであった。

 10年以上前のAVアンプをこの頃のハイテクアンプにリプレイスしたのだが、これがまた面白すぎる。ネットワークやらDLNAやらラジコやら、もう限りなくソースを受け入れてくれちゃったりして、一日いても飽きない部屋になった。

 今日は去年買ってちょっとだけ見た「TOTO 35thアニバーサリーライブ」を見てみた。前にもインプレッション書いたかもしれないけど、このライブ良すぎる。一番好きな2枚目「ハイドラ」からのチョイスが多い。そしれスティーブ・ルカサーのソロもレコード(当時の表現)のままで、変なソロ弾かれるより盛り上がるのである。デビッド・ペイチのピアノがもう味があって、ロックってこんなにピアノ合うんだと。ジェフ・ポーカロ後任のサイモン・フィリップスは80年のジェフ・ベックライブで生見して興奮したドラマーだが、これもいい。

 TOTOの場合、ボーカルをとっかえひっかえしていてあまり思い入れはないのだが、やはりオリジナルの「ボビー・キンボール」のハイトーンは好きだった。しかし今回のライブはジョセフ・ウイリアムズである。TOTOⅣ以降はあまり真剣に聞いていなかったが、このジョセフはいい。ハイトーンと歌のうまさが光っている。

 ライブは好きな曲とまあまあの曲が半分半分くらいであるが、好きな曲はもうとっても好きな曲といっていい。特に99からホワイト・シスターへのつながりがなんだか鳥肌ものだった。

 クイーンのライブも好きだが、やはり音楽的完成度としてはTOTOにかなわないね。こんなに完璧なライブ、あまりないよね。

 秋の雨、外に出られないときはもう「ホームシアター」に決まりである。買ってもまともに見ていないBDが結構あって、この秋はホームシアター三昧だ!
















■ 9月26日 【新しい散歩エリア】

涼しくなったけど駅まで歩くと大汗で恥ずかしい・・・
 散歩も毎回同じ道ではつまらないのであれこれ趣向を凝らしているが、所詮家を起点にするとどうしたって行けるところが限られる。なので最近は車である程度のところまで行ってから散歩・・・というスタイルが多くなった。

 前の休みは「多摩ニュータウン散歩」であった。以前トライした往路/横山の道~帰路/多摩ニュータウンで、多摩ニュータウンの面白さにはまったこともある。3時間弱の散歩だと多摩ニュータウンの広さがちょうどいいってこともある。そして今回2回目の多摩ニュータウンでその面白さにはまった。

 公園が多くて気持ちが安らぐ。トイレの心配がない。整備されてきれいな街・歩道がいい。歩道優先で考えられている(幹線道路は大体にして一段下がっているが道路を越えるのに下ることなく橋でそのまま行けるのが最高にいい)。碁盤の目のような区画ではなく迷路のような道が「征服意欲」を刺激する。

 とまあこんな具合なので、しばらく多摩ニュータウン攻略に明け暮れることだろう。
















■ 9月24日 【タイ備忘録】

散歩にいいシーズンになったなぁ
 突貫タイ出張はタイの二つの工場を突貫で訪問打ち合わせするものであった。過去2度のタイはいずれも工場とは関係のない出張であったので、今回が初タイ工場なのである。

 出張報告をここでするわけにもいかないので、タイで見たタイらしいことをサラサラと備忘録として書いておこう。

●ピックアップトラックが多い
 半分の車はピックアップトラックという感じであった。理由を聞いたら税金が安いらしい。

●女性の眉がみな太い
 理由を聞いたら、みな眉下がタトゥーで色付けしているらしい。なのでみな同じ顔に見える。

●タトゥーが多い
 あちこちにタトゥーしている。

●野犬だらけ

●おかまとおなべが多い
 別に隠すことないし、見れば何となくわかる。すらっとしてきれいすぎるのはおかまさん。

●行きも帰りも飛行機3列シートは私一人で独占

でもいつ行ってもタイで挨拶されるのはいい感じであるぞ。
















■ 9月18日 【久しぶりにタイ】

涼しくなったけど駅まで歩くと大汗で恥ずかしい・・・
 急遽タイに行くことになった。前に行ったのは開発品のデモで行った2004年末だから、なんと14年ぶりである。

 今回は0:55発という、なんとも中途半場かつ寝不足必至なスケジュールだ。たぶん飛行機ではまともに寝られないので、初日夜は多分あっという間にダウンするだろう。そうでなくても最近は夜すぐに眠くなってしまうし・・・

 前回のタイは12月半ばから1週間の予定であった。しかしあまりにもデモが評判よく、巨大モール社長氏から1週間延長要請が出て、都合2週間の滞在となった。結局日本に戻ったのは大みそかの夜、さらに大雪が降ってバスは走らず電車を乗り継ぎ最寄駅までやっとたどり着いたのであった。

 実はこのときタイでは珍しい地震があった。バンコクではちょっと揺れた程度であったがそれは「スマトラ島沖巨大地震」なのであった。当然日本にはすさまじい津波の映像などが放送されている。しかし当時はSNSでさくっと家に連絡・・・なんて手段があるわけではなく結局出張延長の連絡だけしてそのままであった。

 その頃家や実家や親せき(なぜ親戚が俺の出張を知っていたのか?は今も謎)では「○○(私の名前が入ります)から連絡無いってことはもしかしてオフで行った海でおぼれたのではないか?」と大騒ぎだったらしい。そんなに騒ぐなら会社に連絡すればいいのに・・・・と思うが、それを口には出さないのが大人である。

 で、大みそか大雪の中やっと家までたどり着いたら、開口一番「なんで連絡しなかったのか?」とえらく怒られた。なかなか厳しい家族である。
















■ 9月14日 【ドラムに萌える】

秋の長雨シーズン突入!
 近くの山を切り裂いて作った幹線道路は山を切り裂いただけあって、周りは山だらけであって家がない。ということでここで練習しているドラマーがいるのである。大体にして車で横を通るときに「おっ、やってるじゃん」となるのだが、今週は散歩ですぐ横を歩いた。

 そして「めちゃくちゃ上手い!」ってことが良く分かった。ドラムもまともに叩けないが資金だけはあって、ヤマハのサイレントドラムや、ローランドのV-Drums、さらにもう1セットV-Drumsなんてものを仕入れて、「ドラマーになりたい」のだけど下手くそでうまくなれない自分は、大量のタムやシンバルで癒している。

 しかしこのドラマーさん(年のところ30代後半?)シンプルなセットだけどそれを感じさせない。シンプルってのは多分ヤマハの「コンパクトドラムス」だと思う。イエローでまさにけいおんで律っちゃんが叩いていたのと同じ。こんなシンプルすぎるのでいいのか?とKISSピーター・クリスの壁のようなタム列世代には思われるのであるが、いやはやなんとも。これで十分じゃん・・・と思わせるほど素敵なドラムをたたいていた。つまるところ、タムの多さなんて関係ないということがよくわかった。今度はゆっくり聞いてみたいものだ。
















■ 9月9日 【レクサス】

夜のドライブ、いいかんじ
 佐藤さんを萌えさせます・・・」ってことで、土曜の夜、納車後のそのままやってきた友人が乗っていたのはなんとレクサス。まあ中古なのであるが、腐ってもレクサス。萌えた。

 何が萌えるかって、そりゃあエンジン排気量でしょ。ってことで5リッターV8なんて、おいおいF1以上じゃんってなエンジンがすごい。経験してみないといいも悪いもわからない・・・っていうことで5リッターとは恐れ入りました。

 保土ヶ谷バイパス走ってみなとみらい周辺流して、湾岸で東京行って東名で戻ってきたが、それでも5リッターで燃費10k/h以上ってのが驚きである。さすがトヨタ。ドア開閉の音も、エンジンかけたときの音も五感にしみいる。久しぶりに車に萌えた。

 ということで、トヨタの中古サイトGAZOOを眺めて脳内シミュレーションしているぞ。
















■ 9月6日 【自作熱ふたたび】

夜はだいぶ涼しくなってよかよか
 しばらく稼働していなかったパーソナルNC(モデラ)が復活した。制御用PCが立ち上がらなくなって新PCに取り換えたけど、なかなか必要アプリやデバイスがインストールできなかった。最近感じるのは、この手の説明は知っているひとがその「ノリ」で書いているので、知らない人は情報が少なすぎて進めない、ってこと。日本人の文章力が落ちているのかもしれない。これは会社でも感じていることだ。やばいぞ。

 さてモデラ稼働は二つの理由がある。一つはいきなり2本も買ってしまったテイラー(アコギ)のロッドカバーを銘木で作りたかったこと。そしてもう一つは、ZO-3内蔵エフェクターに新しい回路を作ったので、その実験である。

 そして復活した電気小僧モードは、やっぱりオシロで確認しながら回路を自分のものとして体得したい・・・という高尚な理由を心に秘めていたのであるが、保有のアナログオシロはでかくて重くて使い勝手が最悪と、高尚な思いを打ち砕くの十分な劣環境なのであった。劣環境だとだんだんやらなくなる・・・のは嫌なので環境フェチモードに変身しオシロを探した。探したと言っても、出張に行く途中の電車の中である。

 最初は3万くらいの中華製デジタルオシロを考えていた。しかしアマゾンの売れ筋を見てみると、なんだか末恐ろしい値段のオシロがあった、3700円。「試し」に買ってみることができる値段である。そして試してみた。速攻で送られてきたオシロは想像していた以上に小さい。しかしエフェクター作りに使うための各部位の信号を見るには十分である。さらにテーブルにドーンとギターを電源と回路を広げていると、このオシロの小ささがうれしいのである。

 恐るべし中華製品!
















■ 9月4日 【家庭内作業分担】

この台風すごすぎ
昔撮りためたフィルムのスキャンのために、SCSIのフィルムスキャナ、USBのフィルムスキャナ、そしてフィルムスキャンのできるフラットベッドスキャナなどを購入する散財番長であった。

 こういうスキャナーを購入しても結局「富士フィルムCD書き込みサービス」なんてのと知ってから、フィルムスキャンは業者に任せていた。しかしこのフィルムスキャンサービス、解像度が低かったり、微妙に高かったりってんでフィルム150本くらいスキャンして中止状態である。

 その代わりというわけではないが、エプソンのフィルムスキャンできるフラットベッドスキャナーを購入し、ちまちま残りのフィルムをスキャンしていた。フィルム1本で約1時間くらいの作業だが、意外に手間もかかりこれも押し入れ機器になっていた。

 しかし必要に迫られればいつでも稼働できる!ということが大事な「環境フェチ」である私であり、その「環境」がこの週末に必要に迫られた。まあ押し入れではないが、扉のあるモノ入れにしまっておいた。さて久しぶりに取り出したスキャナー、さて使い方どうだったかなぁ?などと鼻歌交じりに袋から取り出してふたを開いたその刹那・・・

「ギャァーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」と叫び

「ダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメ」とYUIメタルMOAメタルなんて比較にならないくらいダメを連呼し

血圧が一気に低下し体の力が抜けもう倒れる寸前まで行った出来事が勃発した。それは

「ムカデ」

 スキャナーの中にでかいムカデが挟まって絶命していた。こんなことがあってよいのか?ムカデよ、いくら死んでもらっても構わないが、自分で入ったここで死んでくれるな。お前バカじゃないのか?

 その出来事はちょうどお昼、それからかみさんの帰ってくる夕方までスキャナーは縁側に鎮座していた。かみさんが帰ってくるなり、生まれたばかりの子ウサギのように、小さくネコナデ(ウサギなで)声で、少ないけどありったけの語彙を駆使して、お願いした。

 ここで我が家の分業体制を紹介しておこう。かみさんはイモムシ系が何より嫌いである。めちゃくちゃ小さなイモムシも「ギャー!」と言って怖がる。俺にとっちゃぁイモムシなんであんなノロノロ屁でもない。しかしかみさんはあのゴキにひるまない。ああ、文字を書くだけで手に鳥肌が立つじゃんか。なので「ゴキ」とフルネームでは書かない俺である。だってゴキって向かってくるじゃん、飛んでくるじゃん、動き早いじゃん。

 つまりだ、我が家ではかみさんと俺で害虫の担当分けが明確なのである。しかしムカデはまだどちらにも分類されてない。もしかしてかみさんにとっての「イモムシ系」だったらどうしよう。ドキドキしていたら、さくっと片づけてくれて、スキャナーもきれいに拭き拭きしてくれた。

 彼女と結婚して心底よかったと思えた瞬間であった(こんなんかい!)
















■ 8月30日 【恵州ふたたび】

朝通勤電車が事故で止まって、一駅戻って会社まで歩いたらもう死にそうに汗かいた。ここまでして会社来る意味あるか?
 夏休み明け、また恵州に行ってきた。一度行ったルートは「もう俺、目をつぶっていても行けるもんね」と何か勘違いしている自分がいる。でも香港空港はこの数年に何度も言っていることもあって、どこに何があるかすぐ分かるくらいにはなった。

 さて恵州、言いたいことは山ほどあるがそれは仕事を結びついちゃうので自粛。

 夜な夜な、昼昼も毎度円卓豪華中華料理。中華料理は大好きであるが、さすがにこうも中華が続くと箸がなかなか伸びないのであった。なんと贅沢な悩み!

 毎度のホテル周辺朝散歩であるが、最終日の朝は比較的時間もあったので出発・・・と行きたいが、今の恵州は6時をすぎないと明るくならない。4時半に準備完了していても外が暗いんじゃねぇとスマホいじりしかなかった。ちなみに恵州のこのホテル、ホテルWiFiでLINEやらGoogleやらなんでもござれ状態であった。特別待遇か?

 その朝散歩、ホテルの目の前の「四湖」を周回した。街中であるが観光地でもあるので、なかなか楽しい。湖の中に中洲がありそこに橋が通っているがそこが通れる橋なのか?が良く分からないので、戻りの時間との関係で慎重に進んだ。  驚いたのは、四個のほとりにある学校。この学校に送る親がもう大型超高級のメルセデスやBMW、アウディーなど日本でもこういう場所ってあまりないよね的に、送迎渋滞高級車展示場になっていた。総中級家庭の日本とは大きく違う。さてこの超高級車、みなドアハンドルに水色のリボンが結んである。これは何を意味するのか?ググっても分からないのってそうそうないけど、すごくローカルな流行なのかもしれない。

 四湖散歩、結構良かった。そして中国の人が散歩好きで太極拳好きで健康ダンス好きなのも分かった(深センの公園もまさにそうだった)。そして集合の時間にはまだ少し余裕があったので、少し遠回りな帰路をチョイスした。公園を抜け四湖から脱し、通りの小道にローカルな朝市を発見しちょっと面白半分見ていたら、顔に鳥がおしっこをかけたのか?と思った。いや雨だ、でもポチッって一滴だけじゃん・・・と思ったのが0.512秒。そのあとの0.256秒でバケツをひっくり返したかと思う雨が降っていた。立ち上がりが急すぎる。

 バスで香港から恵州に移動するとき、線を越えた瞬間に・・・という感じで、土砂降りになった。OFF⇒ONの切り替わりがステップ関数である。これは実際何が起こったのか?を理解するのに一瞬時間を要する。これが四湖散歩の最後で自ら体験することになるとは。トホホである。

 幸い通り沿いのショップの軒下を忍者のようにスルスルと移動し、ホテルまで200mのところまでは来れた。しかし最後の200mはどうにもこうにも雨を避けるものがない。やむ気配は全くなく、意を決して豪雨の中ホテルまで走った。結果、ずぶ濡れという言葉がまさにぴったりなくらいのずぶ濡れになり、それまでの軒下忍者が何も意味をなさ無かったと悟った。

 帰りのバス、ズボン、靴下、シューズはずぶ濡れのものを履かなければならず、かつ強烈に冷房の効いたバスで体調を崩した。

 中国散歩では傘は必需品ですぞ!
















■ 8月16日 【ヘトヘト】

猛暑もおさまったのか?
 夏休み、どこに行くでもなく断捨離というか土日になかなかできない家の整理に明け暮れている。かみさんは病み上がりなのであまり戦力にならず、かといって娘はドイツ2週間のバカンスで古城の写真ばかり送ってくる現状で、結局お父さんが一人で頑張る現実が展開されている。

 しかし何かあると「よし、この機会にダイエットだ!」と心に誓うのが私の常であるのだが、家の片づけ終わってないしなぁ、暑いしなぁ、雨降りそうだしなぁ、なぁなぁなぁ・・・と引きこもりになっているのであった。まあたまりにたまったPaddock-Club写真整理や更新に明け暮れたというものある。

 そして「だめだ!人生なまけちゃだめだ!」と天の声が聞こえてきた今日、久しぶりに長距離散歩に出かけた。今回は地元では尾根幹(尾根幹線道路)と呼ばれている多摩ニュータウンの縁を走る道路の横に、ここが東京なのか?と間違えること必至な山道が続いている「横山の道」を選んだ。ここは我が家からほど近いショッピングモールであるグリーンウォーク近くから始まる。少し一般道に出たりもするが、そのほとんどを山道を歩くという、いかにも町田八王子多摩といった都会を装っているが結構田舎を満喫できる散歩である。

 10時に出発し、ゴールに着いたのが12:30。われながら早いペースで飛ばした。しかし帰りは同じ道を通るのもなんなんで、これぞ「多摩ニュータウン」という、諏訪→永山→貝取→豊ヶ丘→落合→鶴牧を縦走した。これだけ団地の中を歩いた人は日本広しとはいえ私だけだと思う(ほんとか?)。

 しかし団地の中にあるミニミニ商店街。集落ごとにこのミニミニ商店街があるのだが、これがほとんどシャッターが降りているのだ。お盆休みということもあるかもしれない。でもちょっとのぞいたサンクスはサンクスではなく、店の中に棚が二つくらいでスカスカ、何を買えばいいの?という状態。昭和の代名詞である多摩ニュータウンもこんな感じになっているのにショックを受けたのだった。

 さて結局5時間に及ぶ散歩で、25kmを歩き、正直後半はくたくたで超へたった。このところ体を動かしていないとうすうす感じていたが、このへたりようにショックを受けたのであった。よし、休みは歩くぞ~
















■ 8月10日 【データは生きているのか?】

毎日こんなに暑い年ってあったかい?
 さてメモリーのデータはいかに?と引っ張った割には、問題なくレスキューできた。でも一度水没したメモリ、内部の腐食が始まるような気もするし、新しい128Gのカードを買ってしまおう。それよりも面倒なのは、データを取り込んでいたとき「容量の余裕がない」というアラートが出て、よくよく調べてみるとHDDの画像フォルダがパンパンだった。PC母艦のHDDの容量を増やすか外付けHDDに移行するか?いずれにしても面倒だなぁ。

 さて台風直撃の鈴鹿8耐、みなさんに「大変だったでしょう」と言われるが、台風直撃は土曜の深夜というか日曜の早朝というか、要はホテルで寝ているときだった。ホテルは風で地震のように揺れるし、飲み屋は早く閉まるって言われるし、スマホは警報でビービ―うるさいし、明け方ホテル部屋備付の電話が間違い電話されるし、それなりに大変だった。

 で、朝が比較的ゆっくりだったこともあって、久しぶりに朝散歩したら、ホテルと出た途端シャワーのような雨。津駅前ホテルだったが、テレビの災害情報でやっていた通り、駅前ロータリーの屋根がはがれおちていて、テレビクルーが取材に来ていた。

 雨が小降りになる時を見計らって駅そばの大きな公園に行ってみたが、そこではなんと・・・松の大木が根本からぽっきりと折れていた。通路をふさぐわ、電灯線を引っ張っているわでなかなかスリリングだった。

 でもレースでは3度ほどシャワーのような雨がドカンと短時間降っただけで、まあ風は強いが昨年よりは非常に過ごしやすい日曜であった。

 さて無事取り込めた画像、夜な夜な整理しているが、今年は昨年より当たりな写真が多い。やはり今年導入した新兵器の威力だろうなぁ。やはり機材は新しい方がいいね。
















■ 8月1日 【笑えない話】

もうすぐ夏休み、そのまま休み続けたい気持ち
 「ギャー――!」と叫んでしまった。

 鈴鹿8耐、土曜のAMは雨だったのでD600に70-200mm。撮っていて何か変だな?と思っていたら、実はx1.4のテレコン持ってくるの忘れていた。なんか写りが小さいなぁ、と思ったのはこのせいだった。しかしそれに気が付いたのは家に帰ってきて機材の片づけをしていた月曜夜のこと。テレコン探し回ってもないので、いつものしまっておく所を見たら鎮座していた。そこまで気が付かなかったということに、自分に呆れて自分にものも言えない。そして土曜の午前セッションは64GのSDカード1枚で足りた。

 午後は天候も回復したので車に戻りカメラチェンジ、D500を稼働させた。やはりAFの食いつきが良い。メモリは128GのSDカード。このカードは結局日曜決勝の夕方まで使えてx1.3クロップRAWで約1万枚の撮影であった。

 日曜夕刻に128Gが満タンになったので、64Gに差し替えで少しだけ撮影。こんな風に3枚のメモリーカードが使われた。

 さて月曜夜、早速画像を取り込むべく深夜帰宅で散乱している荷物からカードをレスキューしたが、どうもメインの128Gが見当たらない。あれ?現地で荷物積み込むときに暗がりに落としたか?と顔が蒼くなった。でもやっぱりあれこれ探しても見つからない。顔が紫になった。

 何気にリビングに目を移すと、帰ってきてすぐに出しておいた洗濯物が取り込まれており、その中に常時着用していたカメラマンベストがあった。これポケットが多くて使い勝手は最高なのである。でも洗濯の時には全部ポケットからは出したし、かみさんは必ずポケットを調べるし・・・なのだが一応、手に取ってポケットをまさぐった。

「ん?小さな固形物?」

と嫌な空気が流れた。大中小極小とさまざまあるポケットのうち、極小ポケットの中にそれはあった。一応プラケースに入れられた128GのSDカード。ちょっとだけ水滴っぽいものもついている。

 写真を撮りに行って、その写真が無いなんてことはあり得ないというか、あってはならない。でもその現実が一歩一歩近づいてきている予感がバリバリである。  さあ、1万枚の写真はどうなったのか?
















■ 7月30日 【出先台風】

久々にエアコン無しの夜を過ごした
 去年に続いて鈴鹿8耐に行ってきた。今年は前売り駐車券で南コースをチョイスした。南コース、実は遠く見えるが実はコースに近くてなかなか良いのである。グランドスタンド中心で考えるとちょっと遠いが、写真を撮るために全コースをなめると思うと、コースすぐ横でコースの中心部分にすぐアクセスできるのはベリーグーだ。

 しかし先週半ばから「雨予想」が出たり消えたりしていて、しかも近くなってくると「台風がかすめる」といわれ、さらに前日には「台風直撃」という、まさに人間耐久試験も兼ねたレースになりそうであった。でも雨レースは嫌いじゃない。水煙が舞うちょっとドラスティックな写真が撮れそうである。なので以前から買い揃えた雨グッズの出番である。

 しかし今回分かったこと。実践で試すといろいろ分かる。写真を撮るなら人間の防水(ポンチョとか)はいらないなと。暑いし、蒸れるし、雨やんだら邪魔だし・・・なるなら濡れて雨あがったら勝手に乾くというスタイルがいいね。カメラの雨対策は使うレンズや一脚やフードやアイカップやバッテリーグリップ有無で条件が変わりそう。でも今回何となく勘所がつかめたので、ちょっと試作をしてみようと思う。

 写真はまだ見ていない。撮ってすぐにカメラのLCDで見るとよく見えるけど、家に帰ってPC大画面で見ると「ガクッ・・・」ってのが多いのであまり期待はしないようにしている。が、新兵器D500のAF特性はやっぱりよさげで期待しないわけにはいかないね。

 さあこれからみるぞ!(今PC取り込み中)・・・・って事件発生、真っ青状態!
















■ 7月26日 【大阪おみやげ】

体がお茶しか受け付けない・・・
 大阪に行った。とある技術の「講演」なんぞやってきた。でも水曜じゃなくて金曜なら、そのまま鈴鹿入りだったり、伊丹の夜を満喫できたりしたんだが・・・

 もう一人の講演者がだれだか知らないまま乗り込んだのだが、スタンバイしていたら「あれ?」という人が入ってきた。とある技術に満を持して参入した超大企業の該当商品の日本責任者だった。昨年の横浜での講演の際、紹介されてファンになってしまった若者である。

 この人なんてったって話がうまい。講演プログラム上この人の前でよかったと、マジで思う。しかし偉ぶることがない。演目が終わった後、会場で1時間以上「とある技術」をどう日本で活用するか?を熱く語り合ってしまった。その余波は新大阪駅まで続き、エキナカたこ焼き屋でもその続きがなされ、握手して別れるという、何となく映画のような展開であった。やりまっせ!

 さて関西に来ると確実に家族に期待されるのが「赤福」なのは、例の関西父娘旅行記をご覧の方ならよく知った事実であろう。しかし時は19時半、新大阪駅のどこの売店にも赤福がない。そう売り切れなのである。平日に売り切れてしまう商品っていったい・・・。こんなものを作ってみたい。でも改札中の端っこの一件に数個残っていた赤福をゲット出来たのは良かった。娘は「おまえ舐めているんじゃないだろうな?」というくらいにきれいに食べるもんだから、そんなに好きなら・・・となるのであった。

 そしてもう一つ。555の豚まんだ。これも人が行列状態だ。なんだか関西は食に関してはすごいね!
















■ 7月24日 【お宝をどうするか?】

これだけエアコンが稼働するのは我が家では初めて
 同僚にミニベロをあげた。晩婚だけど仲の良い夫婦っぽく、休日に一緒に川をサイクリングしたいらしい。いいじゃん。

 家まで取りに来てくれたが、何やらお土産なんて持ってきてくれた。気を使わなくてもいいのに・・・。でももらったものは「気を使ってくれてありがとう!」と言わないわけにはいかなかった。それは

 ベビメタ公式ファンクラブバスタオル

 おお、すごくうれしい。うれしいけどこれ使っていいものなのか? もう毎回そうなのだが、こういう「お宝」はすごく欲しいのだが、じゃあ自分で使うか?というと、なかなかふんぎれない。そういうグッズが我が家にはごまんとある。

 意を決して使い始めたF1グッズなどもあるが、まだまだ意を決しきれないものも多いのだ。

 そういうお宝が詰まったのが「趣味の部屋」である。当初は結構さっぱりした部屋で、広い空間で部屋もリッチな反響でジャズっぽいのを聴くと、もううっとりしたものだった。しかし今やあれこれ「もの」だらけである。レース関係のお宝とギター/楽器である。クローゼットの中は模型屋状態だし。ギターはもう収集つかない。何本あるか数えてみたらびっくり、

76本もあった。

 まあ5本くらいはもうどうでもいい状態で、切り刻まれるための実験台という位置づけであるが、切り刻めないものも70本。まあ考えないことにするのが一番いいね。もう一部屋あるといいんだけどねぇ。

 趣味の部屋はシアタールームでもあり、100インチスクリーンにコントラストが超高いプロジェクターで、まるで映画館のように視聴ができる。なので「2階で見ようと」とBDを借りてくるたびにかみさんに言うのだが「だってあの部屋はモノが多すぎて落ち着けないよ」と切り返される。

 そんな趣味の部屋の模型在庫を見たい方、レース関連レアグッズを見たい方、いろいろなギターやベースを弾き比べたい方、セッションをしたい方、ホームシアターを体験したい方は連絡待ってます・・・
















■ 7月22日 【体調悪し】

体がお茶しか受け付けない・・・
 飲み会だった。しかしなぜか悪酔いした。記憶がなくなるなんて今までなかったが、飲み会の途中から記憶がない。でもなぜか家まで帰れたようだ。でもうっすら残る記憶では、駅から千鳥足になってて、どっか途中でコケタ。しかも足をひねったっぽく、足首が痛くてしょうがない。

 朝起きてあまりにもムカムカ気持ち悪いので、体の毒素を抜くべく久しぶりに3時間ウォーキングした。実は毎週のウォーキングはこの1年ばかりやっていないのだった。しかし木々に囲まれた尾根緑道は最近の熱波をものともせず、木漏れ日と爽やかな風でほとんど汗をかかない。でも汗をかかせないのか、もしかしたら食中毒なのか・・・結局3時間のウォーキングをしたにもかかわらず、ムカムカは収まらない。

 この年になって体も無理が聞かなくなっていることを自覚しなきゃ・・・と気づかされた週末であった。
















■ 7月17日 【久々のカメラマン】

暑いからか体がだるい・・・
 後輩からヘルプが来た。

 「佐藤さん、佐藤さん! 息子が高校で最後のサッカー大会なんですが、私カメラフィルムしかないのでまともに撮れません。撮ってもらえませんか?」

 と「頼られたら嫌と言えない江戸っ子でぃ」と多摩っ子の私が応えた。で3連休の2日間、三浦半島まで旅してきた。死ぬほど暑かった・・・

 スポーツと言えば、10年ほど前に大先輩のラグビーを撮影して以来である。当時と機材も変わっていたし、どれが有効かも分からないので、初日はフル装備。当然背中にしょえる範囲を越えているので、ゴロゴロカートに3本の望遠レンズとカメラ3台と一脚2本を詰め込んで家を出た。娘が免許を取ると「駅まで送ってくれる」というありがたいサービスを享受でき、15kgほどの機材の重さを意識しないですんだ。

 さて京急の支線は驚くほど田舎であった。要は昭和のオッサンが頭の中に想像する「田舎」である。もう森だらけ、空は青い、海は近く、三拍子そろった田舎だ。でも嫌いじゃない。というか逆に言えば好きである。こういう田舎に住みたい。田舎とはいえ都会にすぐであって、ぜんぜん不便じゃない。理想だね。

 本題の高校生のサッカーは、思ったより迫力満点で見てて撮ってて楽しいものであった。新しく仕込んだD500のAF力が結構良くて、捨てた写真が少ないのは結構驚きだった。秒10コマなんて使わないね、なんて思っていたけどこれがなかなかいいね。そして2日目には「ISOオート」にチャレンジ。Pオート、絞り優先オート、シャッター優先オートが一般的であるが、ISO感度が上がってISO10000くらいまで普通に使えちゃうとなると、マニュアルで絞りとシャッターを決めて露出はISO値可変なんていう、今までには信じられないような使い方が出来ちゃうのである。これは素晴らしい!

 しかし一点だけ解決できない問題があった。露出補正である。暗い背景な場合と、明るい地面が半分くらい入った場合とでは、露出補正を変えたい。しかしこれがアダプティブにできない。マルチパターン測光で撮らない方がよかったのかも。

 まだまだ修行が足りないのであるな。
















■ 7月13日 【ごめんね、日経ビジネス】

仕事のストレスは98% が人関連
 日経ビジネスオンラインがダークパターンであると断言した前SAYであるが、即日「佐藤さん、実は下にホームに戻るボタン」があるんですよ。と指摘をいただいた。あれ!こんなボタンがある・・・と、日経には少し謝らなくてはいけないね。なんて素直な俺なんだろう・・・

 しかし先入観とは怖いもので、視野を160度から30度くらいに狭めてしまうね(何事にも数値で記載しろという会社方針でこうしてみました)。しかしページトップに戻るボタンがダークパターンであることは100%間違いない。日経とて広告収入が欲しいというのは100%理解でき、それでいい記事が書いてもらえるのなら納得度は95%である。

 さて昨夜は懐かしい人と帰りが一緒になって時速5kmで歩きながら「佐藤さん、スマホどうしてます?」と話を振られた。私が60dB程度の音圧で「実はですね、今年の春は久しぶりに一括ゼロ円でおいしい契約できたんですよ」というと、某氏は「ええええっ・・・、そうなんですか、私の指南してもらったiPhone6はもうそろそろ限界なんですよ」と70dB位の音圧でかえされた。私を必要としている人がまだいるのなら、世の中の役に立ってやろうとひそかに誓ったのだった。
















■ 7月10日 【ダークパターン】

気持ちのいい人、一生懸命な人と仕事をしているときの気持ち良さったらサイコ―、だけどその逆も大あり
 ダークパターンっていうWEB上でのいやらしい誘導の仕方があるらしい。言葉は知っていなくてもそういうページ構成は良く感じていた。

 何かを解約しようと思うと、解約ができるようになるまで気が狂うくらいにWEBページを隅から隅まで探さなくてはならない。そのサイト運営者/社が嫌なことにはどうしてもたどり着けないようにしてある。つまり針の一点を探し当てないとたどり着けないのである。特に携帯キャリアはひどい。

 別のダークパターンは「誘導」である。毎日利用している「日経ビジネスオンライン」でもそれがある。ページを読み終わったときにホームに戻るアイコンが無い。私ならそこにホームに戻れるようにリンクを貼っておく。しかしそれがない。なので、ページトップに戻りそこからホームリンクボタンで戻るのだが、問題はページトップに戻る操作だ。

 ページトップに戻るボタンが表示されているのはちょっとした親切心かもしれない。ところがそのボタンは広告サイトリンク画像の上に位置することが多い、というかページ最後まで読むと必然的にそうなる。で、この小さなボタンを少しでもずれて押すと、見たくもない広告ページにジャンプしてしまう。5回に1回くらいは押し間違えで広告サイトに飛んでしまうね。まあ無料で読める記事だから文句は言えないかも。

 何気にダークパターンなサイトが多いのは問題だと思う。そういうサイトは信用しないことにしよう。っていうか、ほとんどの企業サイトはダークパターンだったりするけどね。
















■ 7月8日 【父娘二人暮らしは順調】

明日は嫌なことがあるの分かっているんで会社に行きたくない心境
 大学病院は長く入院させてはくれず、1か月で転院となった。今後は中規模の病院。大学病院の設備とは雲泥の差である。大学病院は受付や診断もシステマチックになっていて(昨年の例の腕の病気で北里行ったときもそうだった)、支払いもカードだが、中規模な病院は昔ながらの感じである。昼はもう患者さんでごった返している。

 さてまだまだ続く父娘二人暮らし。我が家は毎週土曜に食料出しに行くのであるが、肉の種類がこれほどあるとは知らなかった。豚肉は豚肉くらいしか分かっていなかったわけだが、いろいろな部位の肉があるんだなぁと。そこで適当に取った肉が美味かった。あとあと気が付いたのだが、それはかみさんの好みの部位ではないので、いままで口にすることが無かったようだ。

 ということで、「生活力」が急カーブでついているのが感じられてよい。これで離婚されても困らないだろう。

 と書いたのは1か月前。長らく入院生活をしていたかみさんがやっと退院できた。当日の夜すぐさま近所の仲間で女子会(私は婦人会と呼んでいる)で豪飲みを計画したのだが、娘が「ふざけんな、退院した日くらいは家族で夕食だ!」という一蹴でおじゃんになった。

 しかし病院ではそろそろ退院で家生活できるね・・・という風であったが、やはり家に帰ってくるといろいろ動かなければならないことがあって、ちょっと体調悪化気味のようだ。今まで父娘でやってこれたからしばらくその通りにやる! と言っても「主婦プライド」が許さないらしい。厄介な生き物である。
















■ 7月4日 【やっぱりソフトバンク】

なんだかずーっと体がだるい、会社で毎日とあることの超ストレスが原因かなぁ?
 ソフトバンク契約の変更のためにコールセンターに電話した。

 どこのキャリアでもそうだが、とことんコールセンターにたどり着かないようなサイトデザインになっているのは悪意を感じないわけにはいかない。携帯キャリアの中でもやはりソフトバンクはは一番ダークな印象を受けてしまうのである。

 さて散々待たされた挙句電話口に出た女性がまた困ったチャンなのであった。まず声が小さい。これはコールセンター要員としては致命的である。次に「スーハースーハー」とう息が盛大にマイクに入っているため、非常に耳障り。あなた今までジョギングしていていたの?という感じ。

 まあそこまでは我慢もできるが、我慢できないのが、何か質問するとすぐ「ちょっとお待ちください、確認してきます」と言って、5分くらい放置されることである。とにかく質問にすぐ答えられたことは皆無で、すべて確認しに行っている。多分新人なのだろうけど、普通新人にはベテランがついているべきで、それができていないというか、放置しているソフトバンクはちょっと情けなさすぎ。

 買収もいいけど、足元をもっと固めないとね、孫さん。ああ、携帯キャリア運営にはもう興味失っているんでしたね・・・
















■ 7月3日 【今一番旬なドローン】

いきなり暑すぎ、昔はエアコン使わなくても生活できたのだが・・・
 ちょっと知人が買ってホヤホヤのドローンを見せてくれた。前に深センで買ったドローンはコントロールに難がありちょっと箱に入ったきりになっている。ドローンには興味はあるのだが、ちゃんとしたドローンはやっぱり10万弱くらいするし、そんなの買っちゃった日には、また「買ったはいいが使わない機材入り」するような気がして手が伸びなかった。

 しかしモノを見る、現物を確認する、実際触る・・・なんてことをすると物欲魂の抑制が効かなくなるのを知人は良く知っている。読まれている通りの行動に出てしまう自分が情けないのであるが、抑制が効かず「ポチ」った。

 そしてすぐさま届いたドローンは「TELLO」である。ネットで叩くと「最強のトイドローン」なんていう記事がたくさん出てくるTELLOはDJIが技術サポートしたドローンらしい。ボディー下面にセンサーを搭載していることで、地上との距離を計測しそれが驚異の安定性につながっているようだ。そして実際そうだった。

 設定を終え、「飛べ!」ボタンを押すと、すっと上昇し地上1mくらいのところで超安定したホバリングを見せてくれた。回転、上下、左右前後移動コマンドで期待を動かすが、常時WiFiで通信しており、リアルタイムのカメラがが見れる。

 動画はブロックノイズっぽくて使い物にはならないが静止画は十分である。惜しまれるのはカメラを下向きにはできないこと。カメラは画面を見て動かすときの着座位置ビューの建付けなので動かせないのも分かるが、高いところから真下を見下ろすのはやってみたいよねぇ。

 機体は80gだし、我が家は結構自然豊かなところでもあるの規制範囲外がすぐそばにたくさんある。今は家の中どこでもドローンが探索できるように訓練中だ。リビングから2階に飛んで行って「趣味の部屋」を見てくるなんて、結構楽しいぞ。
















■ 6月30日 【本を読もう】

2か月の生活に終止符・・・
 最近人の資料に手を入れることが多いのだが、感じるのは「言いたいことだけ書いてて、相手に何かを伝えたりしてもらうことを考えていない資料ばっかり」ということ。

 全体感を見ていないので局所論に徹していて、何のための資料なの?目的はなんなの?というのが分からない。ストーリー感が無いので、唐突で理解しにくい。昔は(という言葉はあまり使いたくないが)、きちんとモノを書け伝えられる人がたくさんいた。出来るひとがたくさん辞めて、そういう人から学べる機会も減り、伝える教えることがなくなり、成長の機会がなくなったのだろうか? でも多分それは事実だね。

 それに、最近本を読まない人が増えている感じがする。いい文章は起承転結がしっかしりていて、かつ全体感が分かるように書かれているので、読んですぐ理解できる。やっぱり「読む」ことでそういうスキルがついていくのだろうなぁ・・・
















■ 6月29日 【最近のマイトレンド】

半年前からわかっていた講演資料にまだ手を付けていない。あと1か月切ったのに・・・
 中学からは洋楽大好きになって、何気な鼻歌は洋楽になっていった。しかし「音」で聞く歌詞ではやはり「ちゃんと」歌えない。これがもうなん10年もストレスだった。そこで何曲かは歌詞をおぼえた。そして歌詞を憶えた局は、もう車の中でもカラオケでも気持ち良く歌えるのである。そしてもう一つ、「ああこんなこと言っていたんだ」と分かると歌にも曲にも気持ちが入る。

 そして今回ターゲットをクイーンのオペラ座の夜とした。最も好きな10アルバムに確実に入るこのアルバムであるが、ボヘミアン・ラプソディーの半分くらいしか歌えていなかった。それをデス・オン・トゥー・レッグスから憶え始めている。この1曲目、レコード会社に搾取されまくったフレディーが怒っている曲である。確かにマイナー調で激しい感じがする。しかし歌詞を見ると、ああ、こんなに怒っているのね、言い過ぎじゃないの? すごい言葉使っているね・・・というのが分かってすごく面白い。

 いままで知らなかった新しいクイーンが分かる感じ。いいねぇ~

 もう一つ、シンガーによって歌詞の粒度が違うのが面白い。ビリージョエルは非常に歌いやすい。単語に対してのメロディーがシンプルなのだ。一方フレディーはもうビリーの2倍くらいの歌詞を埋め込んでいる感じ。この歌詞どうやったら歌えるの?と思うことしきりである。でもなんども繰り返し聞いて、単語の切れ目や発音の微妙さが体得できると、なぜかこのハイスピード歌詞が病み付きになってくる。

 こういうのを中学の時にやっていれば、今頃英語バリバリに話せたかもしれない・・・ね。今からでも遅くいないかな?

 ちなみに会社の行き帰りや電車のなかで私の口がもぐもく動いていたら、サイレントモードで歌っているものと思っておくれ。
















■ 6月28日 【キッチンAV】

自由生活で貧相な食事でやせるかと思ったら、好きなだけ食べて太った
 キッチンにタブレットを設置して小型SPをつなぎ、サーバーにためた動画をみるのが家族に大評判である。行き場のなかったソニタブがやっと生きた感じ。しかしこのソニタブ、WiFiが弱い感じで、結構接続が切れる。さらに内部のLCDフィルムがはがれてきてて(これって中古のソニタブや未使用のもう一台のソニタブもみんなそうなっている)そろそろリプレースかなぁ?と思っていた。

 10インチ程度のタブレットで動画が見れるWiFiモデルで安いの・・・ということでArrows TABに狙いを定めた。しかしヤフオクでもハードオフでも思ったほど安くない。うーむ。

 そんなこんなで久しぶりにいろいろ買いたいものがあったんでハードオフとめぐっていたら、iPadが5000円だった。初代iPadである。今回の機器に求める要求仕様は10インチ前後、WiFiあり(無しなんてないと思うけど)、ネットワークまで見られるファイラーが動くこと(AndroidはESファイルエクスプローラーで決まり)である。実はiPadからはサンバもどきのファイラーがないのかと思っていたら、実はあった。ベタな名前な「ファイルエクスプローラー」である。試してみたらバッチグー。サーバーの動画も完璧に見れた。ならばiPad5000円で買っちゃう?

 しかしここで焦ってはいけない。初代iPadはOSのバージョンが5までしかならないらしい。我が家で保有のiPadが第2世代、OSバージョンは9である。さて該当アプリを調べたら、OSバージョンは9以上とのこと。ということは5000円の初代iPadを買ってはいけないといことだ。くぅ~

 しかしハードオフでは初代iPadをよく見る。やっぱりiPadは当時よく売れた。つまり弾が多い。ならばヤフオクならもっとあるのでは?と調べたら、あるわあるわ。iPad2が5000円以下で落札できるじゃん。少しでも安いものなんていう面倒なことはせず、5000円以下なら即落札だ。送料が1000円弱だったのだが、購入先は実は家のすぐそばであった。手渡し可能なんて書いてある。でも落札して初めて分かった相手の住所なので、もう払込み完了である。まあいいっか。

 送られてきたiPadは傷もなく保護シートも気泡ありありだが貼ってあり、特に問題ナッシングである。さてキッチンのAV環境更新して、また「そういう領域だけ」尊敬されようっと。
















■ 6月27日 【四半世紀ぶりに更新したもの】

やっぱギターは弦を張り替えた直後の音が一番!
 楽しい買い物・・・をするためには、「買う理由」を自分の中で構築しなければならない。自分に対しても負い目があるんだな、多分。

 我が家のメインギターアンプはかれこれ30年ほど前に買った、GuyatoneのFLIP300である。いわゆるプリチューブで何の不自由もなく利用していた。ノーマルとドライブの切り替えが背面についているのが唯一面倒なところである。でもノーマルCHのゲインをあげてもクリンチくらいにはなり、それにエフェクターをかませるとグーなので、ほぼノーマルCHのアンプとしていた。

 これが最近いやな歪っぽい音になり、SPエッジウレタンが破けたか!セレッションのくせして・・・と疑ったが、全然問題がなくさすがセレッションと、いきなりブランド信仰者になった。しかしネットで調べてみると、真空管が30年もっているのが不思議なくらいとの書き込みがある。そうか確かに真空管を変えなきゃいけないかも。ネットで見るともっともポピュラーなAX17管は2000円もせずに買えそうで、2本買っても4000円しない。なら買おう・・・と思ったけど、誘惑があった。

 実はマーシャルのスタックアンプって、鳴らしたことはないけど自分の中に「こう鳴る」という思い込みがある。それは6弦ミュートで軽くピックを当てると、「グンっ」というか「ガツン」というか空気が押し出されたような音圧感が感じられるのでは?というものである。これが何が要因でそうなるのか? スタックアンプは大体にして、密閉型のスピーカーユニットである。これなのか?それとも12インチSPの威力か?それとも両方か?

 それを確かめるために12インチ×2のスピーカーユニットを探したら、なんとプレイテックがすごく安くてすごく評判がいい。但し重いしでかいし、というのがネックなので「ポチ」するタイミングを思案していた。しかし男たるもの決めたらスパッといかなければならなかった。数日迷ってじゃあポチるか、と押す気満々で購入ページに行ったら、長年発売していたにもかかわらず販売終了?になっていた。つまり「買えない!」。むむむむ・・・

 そんな頭の中がギターアンプでいっぱいな時、目に留まったのが「BLACKSTAR」のアンプだ。フルチューブでなかなか評判がよい。マーシャルをやめた技術者が立ち上げったってのもいい。アンプヘッドのみのモノを探したが、なかなかいいのがない。こういう時には焦らないことが肝心だ(だけどそうならないのが俺なのである)。

 しかしこのところ「物欲番長」として面目躍如な、買いたいものがあれこれ出てきた。ならばハードオフを回ってみよう。我が家から自転車で回れるハードオフは10店舗。そのなかでも一番近いハードオフに、そのアンプがあった。BLACKSTAR HT Studio 20。12インチセレッションでフルチューブ。今までのGuyatoneより一回り大きい。さらに新品同様なきれいさ。でも大人たるものそこですぐ買ってはいけない。1週間待ってそれでも欲しかったら買えばよい。

 そして翌週、物欲が維持でき無事に我が家に向かい入れることができた。もうアコギ弾きになることを決めていたが、久しぶりに弾いたハム改造ストラトが最高に粘っこくていい音を出してくれた。なんかまたエレキ弾きに戻ってもいいかも・・・
















■ 6月25日 【他人を考えない人たち】

汗の季節、駅まで歩くと大汗だ
 明日は長岡行くけど、この前長岡行ったときに新幹線での出来事。「あーあ、今日はダメだ!」と思った。それは近くの人のパソコンキーボード。

 タイピングしている人は気が付かないのかもしれないが、このキータッチ音が結構うるさい。今回は私が3列席の窓側、パソコン作業中のビジネスマン&ウーマンが通路逆側で2台体制で攻撃を仕掛けてくる。「俺は仕事しているんだから・・・」という変なプライドと甘えがあることは否めない。

 でもこう感じている人が多いと思われ、新幹線の座席背面に「パソコンのキーボードの音には注意してください」みたいな文章があった。やっぱり苦情が多いのだろう。さらにネットをちょっとググってみたら、あれま出るわ出るわ、新幹線内キーボード音はネタの宝庫って感じである。

 1-0でいいダメと決めるステレオタイプじゃなくて、真ん中もあっていいよね。キーボードは優しくたたく配慮があればいいし(今回の人は、親の仇のごとく強烈タイピングだった)、メーカーも静音キーボードを開発すればいい。これだけいろいろ言われているから、ビジネスモデルには需要あるよね。

 でもやっぱり機械音みたいなのは、人間には「雑音」と聞こえるのかもしれないね。
















■ 6月24日 【侮りがたいメーカー】

やっぱりはんだごてを握ると楽しいぞ
 冷蔵庫がおかしくなった。一番下の冷凍庫の引き出しが開かない。力技で引っ張り開けると「ガラガラガラ!」と大きな音がして、氷の塊が床に散らばる。ついこの前までは床が濡れたりしていたのだが、休息に壊れ始めている。氷も最初はこぶし大であったが、今や冷凍庫トレイの下裏が全体的に凍っており、毎日A3サイズの氷がはがれおちる。しかしこんなに大量の水がどこから出ているのか?が全く不思議なところ。エアコンと同じなので結構空気中の水分が圧縮されて水になっていると思うと自然の不思議を感じてしまう。

 さてこんなことを長々と書くつもりはなかったが、面白い我が家の事実を一つ。家電製品はその昔は三菱や東芝だった。しかしいろいろな生活家電が壊れて、新しく買うのがどれもパナソニックになっている。別にパナソニックが好きなわけではないが、かみさんの選択肢を満足させるとパナソニックになってしまう。

 IHクッキングヒーター、電子レンジ、冷蔵庫、みんなパナソニックに変わってしまった。

 今回の冷蔵庫、決め手は冷凍庫が広いことである。店員さんに聞くと必ずいうのが、「パナソニックはコンプレッサーモーターが上についているが、他はみんな下なんです。だから下側のトレイが小さくなってしまうんですね。でも私みたいな(女性の説明員さん)は一番上の奥には手が届かないから、そこが狭くなっているパナは都合がいいんです。」とな。確かに!

 そういえばクッキングヒーターを買うときも、パナのやつだけ載せるエリアが丸く光りどこに置いておいたらよいか分かるんだね。これも特許らしく他のメーカーが使えないと業者の人が言っていた(テキトーかもしれないけど)。

 パナソニック、侮りがたし!
















■ 6月23日 【父娘二人暮らしの始まり】

梅雨が続くけど暑くないのはいいね
(これは1か月半前に書いた話である)

 今週の大きなイベント。かみさんの調子が悪く手術入院となった。2か月も家を離れるってんで、我が家は大変である。でも意外に娘がよくやってくれて、かみさんがいるときとは違う人間ではないか?と。

 で、何が大変かって・・・一番は「ポチ」ったあとの荷物の受け取りである。以前のように手軽にポチれなくなった。

 でも逆になんだか家がきれいだ。人がいる時間が短いから散らからないし、食べたらすぐ食器洗って、お風呂出たらすぐ風呂掃除してっていう生活ができるんだ・・・と自分にびっくりである。洗濯はしたことないから娘の担当、アイロンは日曜にまとめて私が、食器洗いは毎回私、トイレも私が(座りおしっこにしたら劇的に汚れなくなった)、等々。

 食事は面白い。私が好きでもかみさんが好きじゃないものってあまり食卓に上らないのだが、娘と一緒に買い物に行って「おお、これいいじゃん。サバの味噌煮が大好きなんだけど、お母さんが好きじゃないからつくってくれなくてねぇ」と久しぶりにサバの味噌煮を食べた。ウマウマウマウマ! 娘は何でも「クックパッド見れば何でも作れるじゃん」とあれこれ新作を食べさせてくれる。これはいいぞ。

 さて手術の件。すべてが初めての経験である(実はかみさんは若いころに手術受けているがまだ結婚前)。前日に先生から手術の説明を受ける。なかなか丁寧な説明で良く分かる、いいね。そして当日手術室への移動。付添はここまで、という場所で何か不思議な感覚にとらわれる。

 手術が始まるともう付添者はやることがない。病室階の待合室で待つのだが、いろいろな患者さんがやってきて電話だったり面会者だったりと話すのが勝手に聞こえてくる。

 80過ぎのおばあさんに手術慣れした義理の妹があれこれ能書きを垂れるシーン。その能書きおばあさんは一人喋りまくっててお見舞いというより独演会だった。そしてその入院おばあさんと(多分)同じ町内会の役員オジサン。町内会の会合で出すお菓子とか、町内会を退会する人が多いとか、どこのだれを入会させてたとか、お菓子はいくらまでとか、まあおばあさんを休ませてあげなよ・・・と思わないわけにはいかない。

 そして6時間後、無事手術が終わって先生の話を聞く。そしてたくさんの機械につながれまくったかみさんを見ると、優しくしてあげなければなぁ・・・と思うのであった。手術したところから出ている「血」を常時ためていて、それが1リットル以上あって、気絶しそうになる。看護師さん曰く「大体にして男性は血に弱いですね」と。その通り。そしてその血を自分に戻すんだそうだ。すごいぞ。

 後日縫った後を見せてもらったら、マジ気絶しそうになった・・・
















■ 6月22日 【物欲炸裂】

雨が降ると家にこもる理由ができて趣味がはかどるぞ
 なんだか久しぶりに買い物づいている。断捨離と口では言いながら、一向にして断捨離できず(屋根裏に全部取ってあった段ボール箱はだいぶ捨てたぞ)、趣味の部屋からリビングにギターがあふれ出してきているこの頃、かみさんが「いい大人なんだから、ちゃんと高いギター買ったら」という一言でダムが決壊した。

 先の関西旅行のために買ったけど使わなかった「D500」を皮切りに、ヤマハのアコギAC1M、念願かなってテイラーの114ce、yairiのアコギ、BLACKSTARのギターアンプ、テイラーのGS mini、iPad、Huaweiのタブレット、大評判中のトイドローン(TELLO)を立て続けに買ってみた。面白いところだとiPodの中身をソリッドメモリに変えた。いまは128M2枚入れているけど、4枚入れれば500GBのiPodだ!

 新しい買い物はいつもドキドキする。買ってよかったのか、失敗だったのか?ふたを開けるまで分からないこのドキドキ感。しかし幸いにもこれらの買い物は大正解であった。D500だけはその特徴である「高感度」を使いこなせていない。8耐の夜シーンと伊丹空港の夜を撮りに行くかな・・・

 しかしアコギだけはたくさん買ってはいけないと思い始めている。だってでかいので置くところが無い。こりゃあかみさん帰ってきたら絶対文句言われそうだなぁ・・・

 ついでにインフラも更新だ。冷蔵庫も壊れておニュー、玄関のモニターフォンもワイヤレス子機付きに(だって2階だと全然聞こえないからね)、レーザープリンタも新調した。

 さあこれで何をやるにしても環境は整ったぞ。あとはやるだけ・・・
















■ 6月21日 【父娘関西珍道中 パート17~最終話】

雨の通勤は嫌だけど人生初めて車で送り迎えしてもらったぞ!
 さて最終日の午後、この後計画しているのは「谷瀬のつり橋」と「伊勢神宮」だ。

 谷瀬のつり橋は、何度も言っている30年前の一人旅で見つけたつり橋である。どういう経緯で見つけたのかは今となっては定かではない。しかしずーっともう一度行って見たいと思っていた。娘に言ったらぜひいってみたいという。それなら行こうとなったが、唯一懸念されるのが、導入山の中に入っていくと、ひたすら細いくねくね道を走らなきゃいけなく、緊張した運転を強いられることである。

 ちょっとした渋滞とちょっとした高速道路の「無料区間」で楽をした後に、五条から山道にはいる。しかし快適なドライブだ。あれあれ?という間に、なんと翌日開通の高速道路ライクな超いい道(一部開通)になって、緊張を強いられる細い道はほんの少しだけ・・・という状況だった。やはり30年はだてに長くはない。

 奈良を出て2時間半のドライブで谷瀬のつり橋に到着。おおお、とやはり感動な景観である。谷瀬のつり橋は30年前当時は日本一長いつり橋であった。300mで高さ50m強。がっちりした吊り橋ではなく結構揺れるし下が丸見え。もともと観光用ではなく生活用としてつくられたそうな。






 そしてやっぱり怖い。この揺れは怖すぎる。絶叫マシン好きの人は絶対行ってほしい。そこいらの絶叫マシンなんてかわいいものだ。








 さて次の伊勢神宮に向かうため、30分強楽しんだつり橋を後にするとき、あまーく考えていたのが白日の下にさらされた。

 「間に合わない」

 伊勢神宮は18時まで。今は15時15分。1時間半くらいで行けると踏んでいたが、よくよく地図を見てGoogleに指南してもらうと160㎞あって3時間半。オーマイゴー。なんてこった。ダメじゃん。関西の地形が全く理解できていないのである。またこよう!と言って帰路につくことにした。

 さて帰り。なんだか「京奈和自動車道」なんて素敵な高速道路が開通したばかりであった。なんとGoogleにも載っていない。さらにもっと素敵なのが、「無料区間」っていう、今はやりのちゃんとつながっていないから今は無料にしといてやるよ、的な状態であり、なんか高架の眺め良い道で郡山まで戻れるっていう素晴らしいドライブ(一部一般道併用)。さらにだ、ちょっとだけ有料になるが、名阪国道なんていうなんでお金取らないんですか?的な高速一般道を70km以上も走れた。後日地元の人に聞いたところ、ネズミ取りのメッカだそうだ。

 谷瀬のつり橋からの帰りは順調で、名阪国道から一気に鈴鹿サーキットに行くときの定番である「東名阪」に合流する、ナイスな高速ドライブとなるはずだった。しかし東名阪と合流する亀山から渋滞である。確かに土曜の夕刻、渋滞の時間だ。

 渋滞が何よりも嫌いなお父さんの気持ちをよく知っている娘は、かみさんのナビ力の何10倍ものナビ力を発揮して、一般道(国道1号)に誘導し、さらに東名阪を絡めるように裏道を誘導し、渋滞している鈴鹿インターも回避し、渋滞が終わった四日市インターから無事に乗れた? ?というのは、あまりにも近道を優先するGoogleさんなので、四日市ICへの最短ルートとして田んぼのあぜ道みたいなところに誘導された。娘も「ちょっと怪しいけど・・・」と言っていたが、行ってしまえ!と言ったらハマった。田んぼのあぜ道から左折しておもちゃみたいな踏切を越えるのだが、あまりにも狭すぎてかつ真っ暗で曲がりきれない。何度か切り替えしをすれば行けるかもしないので、ちょっとチャレンジしたら・・・

「カンカンカン」

といいだしやがった。汗が出る。もう後ろが見えない、ボディーをこするとか言ってられず、あわててバックだ。幸いにも脱輪も傷もつけずに戻ることができた。良かった。もう急がば回れで、行けるかどうか分からないあぜ道を行ったら抜けられた。よかった。

 そして最後のミッションである「赤福購入」。私は絶対に食べられない赤福であるが、家族は赤福が大好きなのだ。なので関西に出張すると絶対「赤福購入」のミッションが与えられる。まあ赤福なんてその辺のサービスエリアでいくらでも買えるから楽チンである。

 まずすぐにあったSAでトイレも兼ねて突入したが「あれ売り切れ?」赤福って売り切れるんだ。では次のSAに行こう。あれ?ここも売り切れ? さらに次のSA・・・ええええ?ここも売り切れ? やばい。やばすぎる。家で赤福のことだけ考えているかみさんに何言われるかわからない。どうすればいいんだ・・・。と結構焦ったが関西圏を外れる最後のSAである刈谷でやっと見つけた。後々調べたらこれ以降は売ってないみたい。

 ということで、急きょ4日に増えた関西旅行、無事完了である。ああ、楽しかった!
















■ 6月15日 【父娘関西珍道中 パート16】

物欲番長炸裂している2018年!
 大仏殿を見終わって次なるターゲットは

●興福寺である。

 なぜ娘が興福寺に行きたいと言っているのか?は特に聞かなかったが、あまり期待もせずに入った興福寺は結構良かった。興福寺は良く聞く「藤原鎌足」が病気になってその回復を祈願した奥さんが作った寺らしい。何が良かったかって言えば、やはり国宝館である。よく見る「千手観音菩薩」や「阿修羅像」「金剛力士」「梵天」などなど、等身大の像が目の前で詳細に見れるのである。さらに近くで見れるから、羽織っているものや、着ている鎧、サンダルのような履物、全くデフォルメされていない顔、動物の頭を利用した被り物、鳥と人のハイブリッド、なんとなく困っているように見えるその目、1000年以上前のものが今まさに目の前に存在するその不思議な感覚だ。今書いていてもまた見たくなってきたぞ。

 五重の塔が有名みたいだけど、最近はこういう絵になる建物よりも、むしろ「像が好き」ってかんじだな。




 南円堂。あまり感動はない。ただし、南円堂横のご朱印窓口は大混雑だった。御朱印も丁寧に書くとそれなりに時間がかかるから、あっという間に行列になっちゃうんだよね。






 欧米の人にも大人気な鹿ちゃん。この人たちが奈良公園に行ったら狂喜乱舞になるのだろうか?




 さて、興福寺を見終わり、時間は12時前。ここで娘が「まだ買えてない肉まんを買いに行く」という。昔好きだったアイドルが「大阪の551の豚まんは最高!」と言っていたのが頭に残っていたらしい。大阪の御堂筋では店を見つけられず、京都では行列がすごくてあきらめた。今を逃すと買えない・・・ちゅーことで、娘は近鉄でいく駅を戻り豚まんを買いに、お父さんは前日食べたうどんが忘れられず再度うどん屋に。

 車の中でお腹いっぱいにも関わらず食べた豚まんは激ウマだった。






















■ 6月7日 【父娘関西珍道中 パート15】

あと少し、次のネタがたくさん待っている
 仏像が一つのジャンルだとしたらもう一つのジャンルが「鬼や仁王」っていう怖い顔系だと思う。この怖い顔系は生物学的にはこんな顔ではないと思うが、気持ちを大きくデフォルメしたものであると思う。そして着ているものも仏像系のシンプルな「けさ」とは違い、中国系鎧といういでたちである。仏像さんには心を見透かされるような「静的」なものを感じるが、仁王系はまとっているものに興味がいってしまう。本当にこういうものを来ていたようなリアルさがある。実はこの後に行く「興福寺」の宝物館にはこの手の像がたくさんあり、じっくり観察してしまった。昔の自分には考えられないことである。




 像は木が材料である。しかし工作機械もない時代、手彫りでここまでできることに驚きを禁じ得ない。今の時代の人がすごい!とは決して言えないよね。




 なんと右側の剛腕系君は手に「塔」を載せているではないか?




 さて普通の人は大仏殿内を1周するだろう。しかし大仏の後ろで私は「モデラー」の血が騒いだ。こんな完成度の高い模型を見せられた日には、これから自分が模型を作るモチベーションが亡くなってしまうぞ。




 これ実物じゃないよ、模型だよ。




 模型の中に大仏がいるじゃん。これすごすぎ。




 入口付近には御朱印帳記載窓口がある。東大寺ってなんとなく力強い感じがするが、文字もその通り、力の入ったいい字だった。




 大仏殿を出るとさすがに人も増えてきた。やっぱり観光地は早いうちに入るのがいいね。




 しかし観光客は大仏殿よりもむしろ「鹿」の方がお気に入りみたい。その観光客も見た感じほとんどが中国からである。そして中国の方々は「赤」のコートを着ている人がやけに多い。赤・金・8が中国のお気に入りだからかねぇ?






 鹿さん、切った角がかゆいのか、決闘モードなのか、角を付き合わせ「カツカツ」やっている。でも意外に凛々しい顔でちょっと見直したぞ。






 本当に大人気だねぇ。




 南大門っていえば、やっぱりこれだよね。





















■ 5月31日 【父娘関西珍道中 パート14】

いつでも好きな時にポチができないつらさ・・・
 快適でアットホームで絶対また来たいね、というホテルを後にして、早朝散歩から数時間というのにまた東大寺に突撃した。娘は中学の修学旅行で来ているので行かなくてもいい空気を醸し出していたが、お父さんが見たいのである。9時前に大仏殿に着いたときには早朝とは違ってそれなりの観光客がいた。そして気が付いた。

「あっ、今日は土曜日じゃん」

 そう、ウイークデーを散々堪能しまくったのだが、今日は土曜日、観光客は多いだろう。でもその観光客はアジアの人だったりするので土日関係ないかも? 




 そして本丸、大仏殿。ああ、青空に映える大仏殿、無性に心が高鳴る大仏殿、とうとう31年ぶりに大仏殿。






 木造建築最大な大仏殿(今は建材の進化でもっと大きなものがあるらしいが)、1000年前に建築されたのだが何度かの焼失で現在のものは300年くらい前の建造らしい。でもこんなにおおきなものを作る技術、すごいねすごいね!




 そして人生3度目、いよいよ大仏とご対面だ。やはりその存在感に圧倒される。そしてその大きさと眼力から「自分が手の上で踊らされている小物感」を感じないわけにはいかない。嘘も見栄もなんにもなく、自分の「素」が見られている感じ。年をとるとスピリチャルなことが結構受け入れられたりするのであった。

 またよくよく見ると、大仏の背後に小大仏がいるんだ。




 中指が少し前に出ているのも何かの理由があるっぽい。さくっとググると、手のひらを前に向けてあげておくのは「恐れないでよい」と悟りの境地に導くためのしぐさとあるが、では中指がなぜ?というのには明確な解釈が無い。平面的でなく躍動感があっていいから・・・みたいに書いてあるところもあるが、確かにそうは思える。でも仏像とか見ていつも思う疑問。これは実在した人を手本にしたのか、それとも架空のものなのか?細い目と長く垂れた耳はデフォルメ感を感じるが、手はまさにリアル。




 これも知らなかったが、大仏の傍らには「蝶」もいたんだ。この蝶も実は架空の蝶らしい。蝶は昆虫なので6本足なのであるがこの蝶、8本足であるから。




 大仏のスケール感を写真でうまく表現できないのがもどかしい。




 それにしてもこういう木造建築って「設計図」はあったのだろうか?それともすごい頭のいい人が自分の頭の中に設計図があったのか?




 姫路城の階段も急だったけど、大仏殿の階段ははしごに近いぞ。天井アクセス用なのかそれとも屋根アクセス用なのか?




 大大仏の左には中大仏がいた。こちらは金箔仕様。手は大大仏とは違って左あげ。




 こちらは右側にいる中大仏。大大仏と同じで右手あげ。つまり左右の中大仏はシンメトリーになっている。なかなか興味深いぞ。




















■ 5月17日 【父娘関西珍道中 パート13】

主夫がいたについてきた、やればできるじゃん>俺
 奈良に戻るのは近鉄である。ホテルは近鉄そばなので車に戻って荷物を取り出しチェックインする。今回の旅行では3泊したわけであるが、実はこのホテルが一番安かった。しかしこのホテルが一番グッドだった。ゆる~いチェックイン、広々したツインルーム、温度調節型のカラン、翌日ネタであるがおいしい朝食100円パン、正直また来たくなるようなホテルであった。近鉄奈良駅から徒歩1分である。

 さて夕食はどうしようか。神戸の餃子屋、大阪のお好み焼き、じゃあ奈良はなんなんだ?と考えても奈良でこれを食べるべし・・・ってのが思いつかない。あれこれ遠くまで歩きたくないし、ホテルのある商店街を1分歩いたちょっと小さく怪しげな「ビストロ中華」って店に入ってみた。なかなか良かった。こういう飛び込みで店に入るのは賭けであるが、当たったときは正直うれしいものがある。

 いよいよ最終日。

 地方に泊まったら朝散歩であるが、今回の旅行では寝過ごしたり雨だったりで実現できていなかった。しかし奈良ではすぐそばに「奈良公園・東大寺」があるってんで、さらに朝は快晴って予報もあって、久しぶりに一人早朝散歩に出かけた。前日からの寒波で氷が張るほどの寒さであったが、その凛とした空気は嫌いじゃない。

 歩くとすぐに興福寺になる。ここは娘が行きたいと言っていたので、この後行くことになる。




 そう奈良といえば鹿である。公園の片隅に鹿を発見。う~ん、かわいい。




 バスの駐車場にも鹿。しかしこのあと、鹿はこんなもんじゃないことが判明するのであった。




 ●そして奈良といえば大仏

 大仏に会いに行くためには「南大門」である。こんな木造建築が何100年も前に平気に作らることに驚きを隠せない。






 南大門や東大寺付近はまだ6時台ってこともあって人もまばらである。なんとなく1000年の歴史のある東大寺を独占しているようでうれしいぞ。




 当然東大寺大仏殿はまだ拝観時間前なので入れないが。門の隙間から観光客皆無の大仏殿が写せるってのも結構ポイント高いと思う。






 さて東大寺鏡池をには鹿の痕跡がしっかり(ダジャレではありません)残っている。




 これはチョコボールではない。食べられないぞ。




 そしてベンチを見ると、「あああ、凍っているじゃないか!」と驚いた。3月も半ばを過ぎたというのに、こんなしっかりした氷をみてちょっと驚いた。




 奈良公園の東側は若草山などの山がそびえている。なので日の出が遅い。そんなこんなしていたら、大仏殿に日が差してきた。今日は天気が良くなりそうだ。






 朝や夕方は斜光になって、写真を撮るのに一番いい時間帯なのだ。




 ホテルに戻る道すがら、こういう漆喰壁は趣あるね。




















■ 5月12日 【父娘関西珍道中 パート12】

父娘二人暮らし推進中
  ●さて奈良といえば法隆寺

 クルマはもう24Hパーキングに入れっぱなしなので、法隆寺駅なんてのがあるくらいだから電車で行ってみればよい。でも近鉄奈良駅からJR奈良駅までがまた遠い、さらに途中「御朱印帳持ってきた?」「あっ忘れた」なんてやり取りがあって結構な距離を歩いたが、われら父娘は歩きにはめっぽう強い。普通の女性はすぐ音を上げると思うが、すたすた歩く歩く。娘ながら感心する。

 旅に出てローカルな電車にのんびり乗るということほど「リッチ」と感じることはない。郡山や大和小泉なんていう味のある駅名の次に目指すべき「法隆寺」があった。しかし法隆寺駅、目の前に法隆寺があるわけではなく、2k弱歩かなくてはなない。まあ歩くのはいいが、どうせなら味のあるところを歩きたいところだが、普通の幹線道路であって、味も素っ気もあったものではなかった。ちょっと残念。

 以前紀伊半島を一人でドライブしたとき法隆寺にも行ったのだが、その時から31年たった法隆寺は全く変わっていなかった。

 しかし歴史に圧倒的に疎い私は、法隆寺はそれが「古いお寺」以外の知識を持ち合わせないくらいのヘタレである。毎回勉強してから奈良京都を見るといいよなぁ、と思いつつそれができないのだ。ということで今調べたところによると、法隆寺は聖徳太子が建てたらしい。まずは大講堂と五重の塔が法隆寺のアイコンである。






さらにヘタレはセットで入れる「宝物館」でも発揮された。歴史的に貴重な国宝を見てもそれを理解できない。でも昔と違うのはそこに書いてある解説ボードを読むようになったことだろう。そして仏像をじっくりみる根気も身につけた。この後のなら散策でも仏像をじっくり見ることが多かった。そして仏像と対面するとなぜか自分の浅はかさやを見透かされているような気持になる。つまり嘘を見破られ自分の本当の姿がさらしだされる感じ。それだけ仏像に眼力があるように思われる。

 夢殿は聖徳太子を供養するための堂らしい。八角形の形もその意味を持つらしく、何やらそういう理由を知りたくなっている自分がいる。まことに俺らしくない。




 思ったよりさくっと拝観し終わり、法隆寺付近の味のある民家沿いを歩いていると、やはりマンホールが地域色満点でよい。




 さらに絶対1日の売り上げ500円いかないよなぁ、というようなタバコやに懐かしい人形を見つけた。娘に行っても絶対分からないそれは「ジャンボマックス!」である。我ら世代が子供のころに絶対見ていたの「8時だよ全員集合」に出てきたキャラクター。その巨大なマックスが自在に歩き回るところには、みな驚きを感じたと思う。




 さて法隆寺後にした我らの次の行き先は「京都」である。あれ?京都は初日に行ったんじゃ?と思われるかもしれないが、娘が母親に京都のお土産を買いたいとのことで、一路JRで京都に向かった。この電車移動はこの時ちょうど持たされていた「テレワーク用iPhone」が活躍した。休暇に仕事をするマインドは全く持ち合わせていないが、メールがたまりまくるのだけは勘弁してほしい。なので処理できるメールだけは処理しておくのにいい時間であった。

 京都に着いたのは夕方、本当はこのまま嵐山に行って「お土産や通り」で何か物色するのが良いのだが、この時間はもう閉まっているだろう。で、駅前京都タワービルに入ったら1Fがお土産やっぽくなっていた。彼女は京都で「箸」欲しかった。私など箸なんてその辺の100均でよしなのだが、いい箸が欲しいらしい。ちょうど前週にオープンしたばかりの箸ショップ、しかし彼女は決められない子ちゃんであって、箸を選ぶのに1時間以上かかっていた。付き合ってくれた店の人も大変だっただろうね。




 選び終わったころはもうとっぷり日が暮れていた。




 しかし母親の欲しがっていた物品が見つからない。ネットで調べたら駅ビルに京都風小物土産やがあると判明したが場所がさっぱりわからない。発砲歩き回ってやっと見つけたが所望のものはなかった。意外にないのね「竹細工の風車・・・」




 ちなみに関西はみな右側によると思っていたが、京都は東京と同じく左寄りなのであったぞ。


















■ 5月10日 【父娘関西珍道中 パート11】

ちょっと主夫になっている!
 さて旅も後半戦、なのであるが朝起きると雨ザーザー。旅で雨になるとやはり心がしぼむ。なので出発の準備もノロノロだし、どこに行くかも決めきれない。一応夜は奈良泊なので最終的には奈良に行くが、その過程が決まらない。いつまで経っても決まらないのもなんなんで、とりあえずもう一度伊丹空港に行ってみることにした。実はちょっとした穴場を教えてもらっていて、それを見せたかったというのもある。千里南から20分ほどで伊丹空港に到着。そのポイントとは、

「機長に手を振ったら機長が手を振って返してくれるポイント」

である。前回の伊丹で知り合ったKさんが教えてくれた。娘は海外旅行マニアになってから「外人の機長は全員かっこいい」なんて、100年前から言われ続けてきたようなことを言う。その「機長が自分に手を振ってくれるなんて、すご~~い」と叫び、わくわくしている。ちょっと雨だったので車で待機し、でかい飛行機が出てきたらおもむろに車から出て、ちょっと高い台に上って二人で手を振った。そして機長が手を振りかえしてくれる

「はずだった」

はずだった、というのは「振りかえしてくれない」という意味ではない。「振りかえしてくれているのが見えなかった」という意味である。その瞬間お父さんはあることを思い出した。それは伊丹のKさんが言った言葉、「佐藤さん、機長は絶対手を振りかえしてくれるんで、そこをばっちり撮影してくださいね、”望遠で”」。そう、コックピットは翼の向こうで遠いのである。望遠じゃないと見れないのである。つまり生では見れないのである。それをすっかり忘れていて、肉眼で見れるものと勘違いし、娘を雨の中引っ張りまわした私は、ちょっとバツが悪かった。当時のパイロットさんが手を振っていたのはこちら(望遠+トリミング)。




 しかし雨が降る伊丹空港を見ていて、実は「おおこれ撮りたい」とカメラ魂がむくむくと起きた。それは着陸時の「巨大水しぶき」である。雨なら雨のいいところがあるのだ。でもそれは一人で来たときのおあずけにしよう。さて気を取り直し、ここまで来たのならと、空港最北部の駐車場ありの公園に行ってみた。幼稚園児たちがカメラマンの前でわざとらしいポーズをとらされていたぞ。




 伊丹空港周辺で無料駐車場はここだけ、心置きなく車を停められる。本当はここから土手を歩いて、着陸する飛行機を真正面から捕えられるポイントまで数分歩くのが良いのだが、雨だし、すごく寒いのでやめた。公園には幼稚園の団体が来ていた。

 さてこの公園ではやはり特別見るものもなかったので、雨のドライブで奈良に向かう。阪奈道路なる道路は日光いろは坂もびっくりって感じで、通行方向によって道路が全く別のルートになってて、くねくねカーブがすごいし、頂上を越えると高速道路並みの一般道だった。晴れていたら抜群の景観だっただろうと思う。そしてこの阪奈道路に乗ったらあっという間に奈良についた。時間は昼過ぎ、ホテルは近鉄奈良駅のすぐそばで奈良公園が目と鼻の先にあるナイスなロケーションだ。そして初めてまともな昼食にありつけた。そしてこのうどん屋、結構当たりでまた来たいと思わせるところであった。こういう食事処に出会うと嬉しいね。
















■ 5月7日 【父娘関西珍道中 パート10】

アップしていると思っていたらアップできていなかった
 さて帰りも中国道をひたすら走り、ちょっと期待してた伊丹空港もパスして、そのままホテルにチェックイン。しかし南千里のホテル周辺は全然つまらないのと、ホテルが駅すぐそばなのと、やっぱり大阪は見ないとね、という3つの矢が同じ方向を向いたってことで、「大阪はキタとミナミがありまして、キタは東京でいえば銀座、ミナミは渋谷なんですわ」と昔に聞いた記憶を呼び出して、まずはミナミに向かおう。

 大阪はどうも勘所が働かない。地理的位置関係が良く分からない。のだが、良く分かったのはどこにでもおいしそうな店だらけっていうことである。どこに入っても満足できそう。繁華街じゃなくても、その辺の駅横でもどこでもおいしそう。で、降り立った

●大阪なんば駅

 降り立ったところのすぐそばにアーケードがあって、どうもここがメインストリートっぽい。しかし人が半端じゃない。もう21時過ぎっていうのに、あふれんばかりの人がいる。どこからわいてくるんだ、この人。しかし少し観察すると半分は中国からじゃないか?というくらい中国語が飛び交っている。見たいのはグリコと橋とカニ道楽とポンポコ人形だ。




 グリコは「絵」っていうイメージなのだがLEDなのね。っていうか、すごーく古いコナンの映画をかみさんたちが見ていたら、それもLEDグリコだった。実はもうだいぶ前にLEDになったのね。




 大阪と言ったらこれでしょう、というかに道楽。驚いたことにちゃんとカニを食べているみたい。だって店の外までカニの匂いがプンプンするのだ。ちょっと離れてもプンプンしてて、いやおうなしに食欲を誘うのである。




 勝手に「ポンポコ人形」と命名したが、娘はなんとか!と正式名称を知っていた。でも覚える気がないものはこの年になると、すぐメモリ消去モードになる。まあググればすぐわかるのだけど・・・




 娘が大阪に求めているのは「お好み焼き」である。私も一度大阪で食べたお好み焼きが美味だったので、お好み焼き屋探しを敢行。しかし分かったのは、お好み焼き屋は案外少ない!である。裏通りにまで探索の手を伸ばしたが、逆に裏はクラブやらキャバレーやら怪しげなオーラがバンバン出ているエリアなのであった。まだ10代の女の子をこんなところに連れてきていいのか?と思うようなところである。しかし娘を連れていることで「客引き」に会うことは一度もなかった。確かにオヤジと若い娘という組み合わせはお客さんとして釣れに釣れない組み合わせだろう。

 昼食が失敗したこともあり、早くお好み焼きが食べたくてしょうがない。あれこれ横丁を探し放浪していたら、何やら外国人向けっぽいちょっとこぎれいなお好み焼き屋があった。ちょっと高そうであったがもうお腹は空いているし喉はカラカラだし、選択の余地がないのでGO。

 カウンターに座ると目の前に広大な鉄板が広がっている。そして店員お兄さんとの会話 ①「何にしましょうか?」②「何がお勧めですか?」③「やっぱり一番高いこれですかね」④「じゃあそれにしようかなぁ・・・」というやり取りがあったのだが、東京人はウイットにかけることが白日のモノにさらされたのが③である。多分大阪では④と応えてはいけなくて、何やら気の利いた言葉を返すのが大阪人。ということで店のお兄さんは少しあわてて、いやいやそんなんじゃなくていいですので・・・とフォローを入れていた。ああ、つまらない東京人になってしまった。もうう少し大阪精神を見習わなくては。

 おいしく食したお好み焼きや間違えて頼んだ焼きそばや、食べたりないので頼んだたこ焼きに大満足して店を出た。そしたらそこは「法善寺横丁」なのであった。気が付かなかったよ・・・




 さてホテルについたら雨になっていた。翌日の予報も雨、さて明日はどうしよう?
















■ 4月25日 【父娘関西珍道中 パート9】

4月からチーム丸ごと移動した親部門、ここおかしい!
 坂出駅到着。2度目の四国。四国でしょ、うどんでしょ、お腹空いているでしょ、なのでお昼は「四国のうどん」脳になっていた。そして駅から出ると

「あれ?バスないじゃん」

 電車で渡ってバスで戻る・・・ってのが最高の観光に思えて27年前をトレースしようと思ったが、バスが無くなっていた。確かに途中のフィッシャーマンズワーフを見て、その消滅事実に薄々感じていたが、こりゃ帰りも電車じゃんと。地方都市の厳しい現実。さらに

「すごく寂れてるじゃん」

 駅前の海側なんて人がいない、シャッターが閉まりっきり、イオン一軒のみだがそのイオンも元気ない、である。さらに駅陸側に移動してみるが、まず店がない。ネットでしきりに食事処を探すが、全部「昼は14時まで」とか「15時まで」で、うどんどころか、何も食べるところがない。地方都市のもっと厳しい現実。

オーマイゴー

 こんな遠くまで来てこれかよ、っていうか、毎回やってしまう食事逃がしに自分に腹がたった。東京みたいに食べたければいつでも食べられる・・・ってのは間違いなのである。お昼は14時までに店に入らないと食べられない、ということを今後我が家の家訓とすると決めた。でもここで検索した坂出の有名うどん屋は12時前に閉店って感じで、結局だめだったんだけど・・・

 ということで何の成果もなく、ただ瀬戸大橋を渡っただけという2時間強は、これからの我が家の笑い話として語り継がれることだろう。まあそういう失敗談こそが面白いんだけどね。

 そして再び本州に戻った父娘は「鷲羽山」を目指した。前回は早朝の鷲羽山山頂を制覇したが、なんとなく時間が押してる感があり(一応考えている予定があるので)、鷲羽山は第2展望台っていう駐車場からすぐのところとした。ああ、軟弱。しかし曇天だと遠くが霞んであまり迫力がないのが惜しかった。




 前に来たときは橋の真下の公園からも見て「すげー」と叫んだのだが今回も見つけた。真下からフィッシュアイで撮るぞ、と意気込んだのだが、なぜか撮っているときもぴりっとしないし撮った写真を見てもぴりっとしない。まあ写真を撮るのが目的の旅ではないから、と言い訳しておこう。





















■ 4月21日 【閑話休題~再び千葉】

なんか暑い!
 娘が免許を取ったのが2月後半。すぐさま千葉教習ドライブを敢行し、行きは冷や冷や帰りはまあまあという、やっぱり若いって物覚え早いよねと言ったのが3月3日。その後怒涛の関西旅行やら久しぶりのau一括ゼロ円でiPhone仕入れやら、非常の濃い3月を過ごした1か月後、4月8日に「千葉リベンジ」を行った。前回は千葉に渡るまではお父さんが運転したが、今回は約300㎞の工程すべて娘が運転である。

 しかし娘の自動車教習というよりも、じつはかみさんの「おいしい海鮮モノ食べたい」がその根底というか、すでに根底とは言えず明らかに「食べたい」なのであった。

 前回の千葉ドライブでは千倉の道の駅にある食事処で海鮮丼を食べたが、帰宅後走ったところをGoogleMapsでトレースするという「過去が大好きな男」のちょっとはたから見るとキモイ行動が今回の発端といえば発端である。房総のちょうど先っぽにあるホントに小さな漁港を「何気に」見ていた。そしてさらに「何気に」店のマークをクリックしたら、なんと評価の数が半端じゃない。安いくて量が多くて満足度超大。その名は「相浜亭」である。

 誰でもカメラなこのご時世、メニューも料理もすべて白日のモノにさらされる。そしてそれがよだれを誘うものであった。

 そして土曜日の5時に出発し館山駅前での定番「ピーナッツクリーム」を買って、相浜亭についたのが9時。開店までにはあと1時間もある。しかし何気に聞いてみたら、9時半頃ならいいよ!と。なんといい加減な。でもそういう四角四面じゃないところがいいね。

 しかし当日はすごい強風で案の定漁に出られなかったらしい。なので「金目の煮つけ」と「海鮮丼」しか選べなかった。金目なんてそうそう食べないが、この大きさで1200円は安いと思う。海鮮丼も980円で厚肉の刺身が盛り放題であった。しかし後から入ってきたヤンキー然とした兄ちゃんたちが煙草をばんばか吸うもんだから、娘は相当頭に来ていたようだ。まあこういうところもいい加減な地方の食堂っぽい。

 さて帰りはまた海岸線ってのも能がないので、外房まで出て、そこから山の中を抜けた。山の中ののんびり道路もこれまたいいね。
















■ 4月19日 【閑話休題~久しぶりにいい番組見た】

会社の医療関連のキャラクターを作った。われながらいい出来。
 書きたくてしょうがないことが一つできた。それはテレ東の番組!

 テレ東は他のキー局ができないような隙をついたいい企画で面白い番組をどんどん出している。「当たる」ことが至上命題で冒険ができないキー局は、長らく続いている番組の延命に一生懸命で、新しいものを生み出す力が無くなってきているように見える。そして多分それは事実だろう。前に大手ロボット会社の社長が言っていたが、彼は「テレ東以外はインタビューを受けない」らしい。キー局は自分たちのいいように修正されてしまい本意が伝わっていないことが何度もあったらしい。俺たち放送してやるんだぜ!なキー局っぽいね。

 さて普通に夜、風呂を出たらかみさんがとある番組を見ていた。タミヤが題材みたいで聞いたら「レコーダーで自動記録」で録れていたらしい。タミヤをフィーチャーした番組は多々あって大体見尽くしていただが、横目でちらちら見ているうちに、完全に引き込まれた。その番組は

「世界!ニッポン行きたい人応援団」

 どうやらタミヤ大好きだけど家庭の事情があってタミヤに入社するのをあきらめたアルゼンチンの人(ディエゴさん)が、日本に来たくてタミヤに来たくてしょうがない夢がかなうという話。今回このディエゴさんがまた素朴で礼儀正しくて、タミヤ愛にあふれているのがすごい。タミヤ建屋に入る前に、建物を20分以上触りまくるとか、買ったプラモデルのビニールを停めているホチキス針を丁寧に外し、それすらとっておいているとか、自社製品にそんなことしてくれたら俺も抱きしめてしまいそう。

 ネットではタミヤが神対応とか書かれているが、それは事実だと思うが、やはりこのディエゴさんのタミヤ愛が嬉しすぎる。こんな人がいること自体、タミヤは幸せな会社だと思う。人を幸せにできる会社、すごくうらやましいね。
















■ 4月16日 【父娘関西珍道中 パート8】

今日は出張なのでちょっとゆっくり、で朝から更新だ
 姫路城の次、全く計画を立てていないとは言っているが、さすがにそんなことはなくいくつかプランは持っていた。その一つが「瀬戸大橋を渡る」である。これも27年前の旅行でやったプランである。そのプランとは、瀬戸大橋の本州側端の「児島駅」から電車で四国到達点の「坂出駅」まで電車で行き、帰りはバスで帰ってくるというパターンである。それが結構面白かった。ついでに鷲羽山にも行ってこよう。そしてそのプランは「人生最も西に行った!」という点で即採用となった。

 時間は12時半、距離は約130㎞、ガソリン入れる時間も合わせ「児島駅発14:05」に乗れるか?その次の14:27は乗れそうだ・・・というスケジュールを念頭に置き中国道を走った。しかし高速は早いけどインターに乗るまで、もしくは降りてからの一般道はやっぱり遅い。なので14:05は無理だった。到着時間は14:12であった。30年前の児島駅は駐車場無料だったが、さすがに30年たつと有料である。

 児島駅、四国への渡る本州側根っこの駅であるが、別に普通の駅であった。この辺りの産業がジーンズデニム生地らしく、駅内にそれがディスプレイされている。ひな祭りはとうに過ぎているけど、まだ出しているのね?というのはあえて無視することにした。






 ホームで「にわか撮り鉄」になったあと電光板に出た27分の電車に「特急」と書いてある。ん?特急なの?特急券いるの? ちょうどその場に車掌さんがいたので聞いてみたら「車内で私が特急券販売しますから」と。フムフム、一駅なのに特急もないよなと思い、「坂出駅までは特急券いくらですか?と聞いたら「ああ、27分は坂出駅には停まりませんね」と。ガーン。なら次は何分なんだ?まさか30分も待つのか?と掲示板を見たら35分だった。良かった・・・



 黄色の特急は何となく味があるけど、快速南風はステンレス車両でどうも味がない。まあよそもんに「味がない」と言われても困るだろうが。





 さて快速南風に乗った。平日の14時台、電車がガラガラなのは当たり前である。瀬戸内がのんびりしているのか、はたまたこの時間がのんびりする時間帯なのか? 3月という春の陽気がそうさせているのか? いずれにしてもホンワカしていることには間違いない。そして電車発車、走り始めると30年前の記憶が一気によみがえってくる。最初は林の中を抜ける感じ、そして一気にどっか~んと海が広がる感じ、でも道路の下に鉄道があるので柱に邪魔されて実はうまく写真が撮れない感じ・・・それら脳の自分でアクセスできない領域の記憶に一気にアクセスできた。人の脳って面白いね。電車の中でも放送していたが、瀬戸大橋は開通30周年らしい。確かに27年前、新しくできた瀬戸大橋わたってみたいよね、でも車往復すると1万円だよね・・・といった記憶がある。






 27年前、帰りのバスが立ち寄った途中の島にある「フィッシャーマンズワーフ」を楽しみにしていたのだが、なんと取り壊されていて、「太陽光発電所」になっていた。確かに流行りそうな予感が全然しなかったんだよね。そして四国エリアに入ると、坂出地区がコンビナートであることが分かった。でかいガスだか重油だかを詰め込めるちょうでかいタンクなんて初めて見たぞ。



 実はこれはガスタンク船らしい。なぜわかったかといえば、通勤時間のお供である「日経ビジネスオンライン」に「日本の中高生がすごすぎ」みたいな記事があった。日本のエネルギー売買を中高生がチームで競い合うイベントがあったらしい。そこでの中高生の振る舞いがプロ顔負けだったらしい。もうダメダメな学生像しかなかったが一気に学生が頼もしく見えてきたのであった。そこで登場したのが、このガス船である。




















■ 4月12日 【父娘関西珍道中 パート7】

そろそろAliexpressいくか
 姫路城は最上階まで登れるのだが、面白いのはフロアを上げるにしたがって明らかに床面積が減っていくことである。外から見た姿を見ればそれは当たり前のことであるが、その当たり前がなぜか面白い。

 しかし外国人が多い。特に中華系外国人は大挙している。その他に面白いのは、明らかにクラブのお姉ちゃんとお客みたいな組み合わせが結構いることだ。このクラブのお姉ちゃんが中国のお姉ちゃんになると、動物園でよく見る光景になる。「ねえぇ、どこか連れて行ってよぉ~(中華訛りで)」「そうかい、なら多摩動物園に行こう」「・・・」ってな感じ。

 さて姫路城は見ても壮観、中だって面白い。これは弓矢鉄砲で相手を攻撃するところ。○△□と「なぜこの形なの?」という疑問は同然である。その場で話好きのオジサンが言っていたけど、縦長□は弓矢用、○と△は鉄砲用らしい。では○と△がなぜあるか?なぜかお寺や神社にいくと○△□の石灯籠みたいなのがあるけど、それに由来しているんじゃないか?と。まあ不思議があったほうが想像する楽しみがあっていいかもね。




 その鉄砲孔も考えられていて四角錐形状になっている。確かに相手方は狭く打ち手側は広い方がいいよね。何事も考えられているものを見るのは気持ちいいね。




 さて城内には各フロアにこんな説明がある。透写光で見やすいし色使いがお役人っぽくなくて好印象だ。




 階段は急である。手すりがないと怖くて登れないし降りられない。昔の侍はこんなのシャカシャカ登っていたんだろうなぁ。




 しゃちほこって龍のように想像上の生き物だって初めて知った。というかこういう文化的なものにはめっぽう疎い自分が嫌になるときがある。




 姫路駅からの大通り。ネットで知り合った姫路の人が言っていた。姫路は前は路面電車とか走っていたけどそれもなくなってさびしくなった。みんな来るのは姫路城だけで、クルマできてそのまま次の観光地に行ってしまう・・・。す・す・すみません、前回も今回もまさにその通りで・す・・・




 多分なぎなたがたくさんかけられていたんだろうなぁ。




さて本丸を見終わると出口までに間に「模型で語る姫路城」みたいなエリアがあった。この手のエリアは結構定番であるし、モデラーの心をこちょこちょくすぐるのは間違いない。この姫路城の骨格模型はなんと「1/20」である。1/20といえば言わずともしれたタミヤが始めたF1のスタンダードスケールである。とうことはこの姫路城模型の前にF1を並べるとスケール合致! 印象としてF1の方が大きすぎる(姫路城の縮尺率がもっと大きい)を思ってしまう。




 こっちもいい。城下町ジオラマである。タモリ倶楽部なんかで取り上げられることの多い、街のジオラマ。自分の家が広かったらこういうの是非やってみたいものだ。




 当時のお城はこんなだった。と言われてもすぐわかるのは西の丸庭に建物があったのね、くらいだ。




 このジオラマで面白いのは、城下町の家々である。すごく整然と並んでいるんだね。一軒一軒分かれているのはくらいの高い武士の家?




 こっちはいわゆる「長屋?」、こういう疑問を通して歴史の勉強がしたくなってくるのである。学生の勉強だとなかなか気合が入らないが、実物を見るとこう思えるってことを学校の授業に生かしてほしい。単なるつめこみ暗記が勉強と思っていないかねぇ?日本の教育・・・




 さて本丸を見終わるとみんな帰路につくわけだが、実は「西の丸」ってのがある。廊下に部屋が敷設されたようなところであるが、ここはあまり人が来ない。つまり「静か」でよい。入口のお姉さんに「人少なくていいですねぇ」と言ったら「そうなんです。本丸に来た人の1/3から1/4くらいしかこちらには来ないんですよ」と。しかし西の丸は思いのほか地形が高い。ということで、その高い地形から本丸を見ると、その城壁と相まって姫路城が一番いいアングルじゃないの?と思えた。姫路城に行く人はぜひ西の丸に行くべし。下は本丸からみた西の丸。




 あまりにも良すぎた姫路城だったので、1時間くらいかなぁ?と思っていたのが2時間半も滞在してしまった。まあのんびり行き先を決めない旅なので、それはそれで問題なし。

 さて次はどこに行こう。あと半日。泊まりは大阪の千里・・・
















■ 4月9日 【父娘関西珍道中 パート6】

通勤はもう半袖(だけどちょっと浮く)
 その姫路城、開城間もなくということもあり、程よく人が少ない。やはり観光地は平日に限る。そして面白いのは、平日にいかにも「サラリーマンが出張で来たぜ」という人が多いこと。週の真ん中水曜であるからして、午後の打ち合わせのため前泊したのか、昨夜打ち合わせが終わって後泊したリッチな会社なのか、どうなのだろう?そして一人で来ていたおじさんサラリーマンはおとなしく「写真撮ってもらえますか?」となる。グループで来ていたオヤジ軍団は単にうるさい連中となる。

 しかし姫路城はチケットを買う前からすでにノックアウトされたが、チケットを買って城壁の中に入ると、また圧倒されるほどの感動が味わえる。昔の人って本当にすごい。今俺にこれを設計せよと言われてもできないぞ。そして当たり前といえばそれまでなのだが、見る場所場所によって顔が変わるというか、10倍楽しめますね!的な姫路城が見える。その一部は以下参照。

まずはお堀をくぐってどっかーンと見えて圧倒されるところ。



次に、やはりその場所から天守閣をアップしたくなる。白過ぎ城って確かに思った。



どこからでも撮りたくなるのが姫路城。どのアングルもいいし、誰が撮っても絵になる。



チケットを買って中に入ると、西側から回り込んでいく。おお城壁が意外にいい感じ、となる。



おお、この感じ。まさに絵になる。と思ったら、横を歩いていたオッチャンが「ここはねぇ、姫路城で一番の撮影ポジションですよ。」と教えてくれた。



お城の中を見終わって出てくるとこんなふうに撮れる。



そして天守閣前の広場から真正面ショットを撮る。



西の丸(百間廊下)からの眺めが一番好きかも。



西の丸は思いのほか人が少ないし。



ということで、さすが姫路城、前半と後半に分けるしかない。では後半をお楽しみに。
















■ 4月8日 【父娘関西珍道中 パート5】

房総半島の先のさびれた漁港の食堂はすごかった
 初日のホテル。何が嫌かって、オッサンとJDが一緒にチェックインするのにどう思われているか?である。親子だよ親子、顔似てるでしょ。そんなの気にする必要ないじゃん、と言う人もいるけどやっぱり気になってしまう。なので不必要な小芝居なんかをしちゃうのだが、それがまた嘘っぽく取られているような気がして、つまり何をやってもダメな感じだ。

 「○○(娘の名前が入ります)、お母さんにメールしておいた方がいいんじゃないの?」「○○、”お父さん”の荷物ちょっと持ってて」「○○、今度家族みんなで来ような」とかとか。う~む、今書き出してみても、どうも怪しいとしか見えない。とすれば、余計な小芝居はしない方がよいかも。

 なにはともあれ、お腹が空いたので三宮の街に繰り出そう。しかし伊丹の駐車場探しでオロオロしたにも関わらず舌の根も乾かないうちに、ココはさぁ、横浜と同じで感じで中華街があってさぁ~などと少し自慢をしながら、元町アーケードや中華街や大丸前を歩いて行った。で、三宮のガード下のなんだか怪しい雰囲気に連れて行きたかったが、ガード下は夜は閉まっているのね。しかし神戸っぽい食べ物は?というと、明らかに「ステーキ」なのであった。もう右を見ても左を見てもステーキ屋なのである。肉の塊って感じじゃなかったので、こじんまりした10カウンターくらいしかない餃子屋に入った。このこじんまり感がなかなかよろしかった。

 珍道中初日、ほとんど寝ていなく娘もだいぶ疲れている様子で、神戸の夜景を見る撮るはもうあきらめてホテルに戻り翌日6時半に目覚ましをかけて就寝した。いつもの早朝散歩する元気もなく朝までぐっすりであった。




 さて珍道中2日目。急遽1日増えたのをどこに費やすか?いろいろ考えた。でも話の中で「私人生で今日一番西に来た」というので、ならさらに西に行こう。神戸から西に行くならやっぱり「姫路城」である。結果から言うと今回の珍道中で娘が一番良かったと言ったのがこの「姫路城」であった。

 チェックアウト道中スタートは8時。くねくね曲がらず男一直線よろしくどこまでもまっすぐな国道2号を西へ行く。途中に明石海峡大橋をくぐると「オースゲー」と叫び、西明石駅からまっすぐ2号に行くか、ナビが示すR250号に行くか少し迷ったけど250号に行ったら「オースゲー」ガンガン走れるじゃんと叫んだ。そして

●姫路城に到着!

 確か1991年、かみさんと夏旅行で中国地方一周を1週間でまわったとき、夜トラックに囲まれ怖い思いをして東名名神加古川バイパスと走って最初の目的地である姫路城についたのもちょうど同じくらいの時間であった。当時も姫路城はすごかったが、平成の改修後の姫路城もやはりすごい。でも心なしか白すぎないか?と思えた。実は「ZO-3ギターパーツを売ってほしい」とHPを見て連絡してきた人が姫路の人で、その人いわく「改修が終わった直後は”白鷺上”ではなく”白過ぎ城”と呼ばれていたんですよ」と。




確かに・・・
















■ 4月6日 【父娘関西珍道中 パート4】

通勤はもう半袖(だけどちょっと浮く)
 次なる目的地は三十三間堂だ。実はここも駐車場が無料でありかつそれほど混んでもいない。京都の駐車場事情は少なくとも平日は最高である、と言いたい。

 御存じのとおり三十三間堂には約1000体の仏様が並んでいるのだが、実際この景観は圧倒される。数で圧倒するのは我が家のギター在庫と同じだなぁ、とわけわかんない思考につなげる自分がおかしい。そしてこの仏像群は全部違う顔をしているということだが、確かに一か所から見える範囲での顔は違うのは分かる。でも当時金型なんてない時代だからどうやっても同じものは作れないだろう。さて御堂に入ったところでは、じーっと仏像を見ていられるのだが、さすがにほとんど同じ仏像なので、すぐに移動スピードが速くなるのほあしょうがないね。

 御堂の真ん中でお坊さんに御朱印を書いてもらった。まあなんといい字である。こういう字を書けたらなぁ、と思う。思えばやってみる、それがモットーである(けど、まだトライしていない・・・)。




 実はお寺の開場は16時までなのであった。仏像を見終わりその長い社殿庭園を一周し駐車場に戻ったら、残っていた車は我愛車を含め2台だった。ギリギリセーフ。







 さて初日の最後の目的地に移動するべく道を探すが、どうも関西の道に勘所が働かない。ここはもうナビのお世話になるしかない。と言うことで三十三間堂から少し南下したところから高速に乗ったが、やはり行き先の勘所が働かないので緊張しきりである。しかし幸い高速は混んでもいなく、分岐など余裕を持てて1時間弱で次なる目的地

●「伊丹空港」

に到着した。2年前に訪れて周辺を探索しまくり、かつ南千里まで徒歩したつわもの(=俺)としては周囲の景色が懐かしくてしょうがない。当然娘には「俺ココよく知ってるツーだぜ」のごとくふるまった。まあこういうのがいけないのであるが、どうも自慢したくなっちゃうんだよねぇ。昼の2度の伊丹では2度とも車で来ているジモティーの方と友達になった。その友達が「あそこに停めておけば問題ないですよ」という、千里川土手横に行ったのだが、およよよ・・・路駐対策が施されているではないか?どこかに停めて置けるところがないか?と探しても路駐スペースはない。オーマイゴーと、「ツー」が一転して「あせるオッサン」に成り下がった。この天国から地獄感が自分の中でたまらなく情けなかった。しかし運よく近くにコインパーキングができていた。2年前にはなかったぞ、こんなの。24時間停めて600円、おーリーズナブルじゃないか。実は後から調べたが、伊丹に飛行機を見に来る人の「今の」定番駐車場の一つになっていたのであった。

 さて有名な千里川土手に娘を連れて行った。ときはまだ17時。太陽はまだ沈んでいない。飛行機もなかなか飛んでこない。お父さんの過剰なまでに演出した「すごさ」はどこなのよ?という空気が流れた。そんな時、南にかすかな光を発見。これは来るぞ! そして数分後にやってきた787に娘は大感激。御多分に漏れずインスタなどやっている彼女は即座に動画をアップして(インスタって静止画だけじゃなかったんだ・・・)、友人から喝さいを浴びていた模様。その友人が男か女かは聞く勇気がないのはどこのお父さんんも同じだろう。




 今回の伊丹は午後が何となく霞んでいるような気がしたのと、娘が横にいたのとで、あまり真剣に写真を撮る感じではなかった。やはり娘とはいえ自分勝手に自分のペースで進めるのには抵抗がある。それは何を言っているかと言えば、この伊丹夜間撮影のことを少し想定して超高感度なD500を購入し、70-200/F2.8と200-500と三脚なんていう「重量重り三兄弟」を持ってきていた。しかしどうも三脚をセットし、カメラをだしレンズを装着しと言う気持ちにならない。そして10機くらいの着陸を楽しんだ後、まだマジックアワーにもかかわらず伊丹を後にした。しかしそんな気を知ってか知らずか「なんでカメラセットしなかったの?」なんて言われたもんだから、ガクッととなった。

 伊丹空港を18時半に出て向かうこの日の宿へ向かおう。1日早い行程であったが楽天トラベルで残り1部屋をギリギリ予約できたのが

●神戸

であった。でも一般道で行ったら帰宅ラッシュで混みそうだなぁ?と思ったにもかかわらず、1時間で神戸に到着。車の流れがいいのである。信号のつながりがいいというか、なんというか、東京の地元路にくらべ断然快適であった。少しわかりにくいところにあったが、娘のかみさんより断然分かりやすい誘導で問題なくホテル到着だ。
















■ 4月5日 【父娘関西珍道中 パート3】

仕事のウサは買い物で晴らそう
 けいおんの部室は3階にある。何100万回も踏まれただろう木造階段はもうエッジが丸まっている。そこを上っていくのだが、階段の手すりにもけいおんでお馴染みのうさぎやらカメやらがいる。

 廊下が延々と長く続き、


 外を見るとアニメの絵のまま、


そして部屋に入るとまさにけいおんの部室であって、放課後ティータイムであり、


 知っている人ぞ知るフレーズがそこらじゅうにあったりして、


 細かい機材もそのまんまだし、


 最後の教室内ライブもまさにそのまま、



 なんだか不思議な世界に入った感じだった。

 この豊郷小学校跡は実はがらんどうで、ただの「けいおん聖地」と言うわけではない。地元の総合センターのようになっている。教室であった各部屋はシニア部とか○○室とか、地域に根差した活動拠点のようになっている。体育館やホールでは実際に幼稚園のイベントが行われていたりしている。なかなかいいぞ、豊郷街!

 そして車に戻ると、春うららなやわらかい午前の空気で心はもう癒されっぱなしである。ワークライフバランス休暇万歳!

 さて第2の目的地は京都である。女子は誰もが京都好きである法則は確かに当たっており、娘は京都を楽しみにしている。そして2時間程度で京都の街に入った。京都でどこを見よう?とクルマの中で考える。このその場で決める感がいい。私はもともとしっかり計画を立てていくたちであるが、この行き当たりばったり感は自分にないものと言う意味でちょっと魅力的だ。車中の会話で、娘は今回の関西行きにあたって「御朱印」集めを楽しみにしていることを知った。正月に巫女のバイトを始めてから、その手の寺社仏閣に興味がある模様。私は御朱印などなんだか知らなかったが、ひそかなブームになっていることを後から知った。

 そしてこの御朱印集めを始めるにあたってまずすることは「御朱印帳」を買うことなのだ。ポップなものかわいいものシックなもの渋いもの、いろいろある。今日の京都は三十三間堂と二条城と北野天満宮にしていたので、車中からネットで調べてみると、北野天満宮の御朱印帳が木製で渋いらしい。まだJDがこんなに渋いもの選ぶかい?というくらい渋い御朱印帳をチョイスしたため、距離的には遠い北野天満宮をまず最初のターゲットとすることにした。本当は清水寺も行きたかったのであるが(道沿いだし)いまは改修中らしくちょっと面白みに欠けるのでパスした。

 アップダウンを繰り返し京都の街に入ると、斜めと言う概念がないがごとく碁盤の目の道路になる。そして京都の北西の方角にある北野天満宮に到着するとなんと駐車場は無料であった。娘は早速御朱印を買って何やら書いてもらっている。御朱印記載はどこも300円、しかしこの後、実はお父さんも御朱印を集めたくなるほどの素晴らしい筆さばきを何度も見ることになった。







 続いて二条城。中学のときに行って以来だからかれこれ○○年である。京都奈良なんて学生の時に行ってもあまり感動もなにもあったもんじゃないが、大人になって分別がついてから行くと、その背景や本物の持つ重厚なオーラだとかを感じないわけにはいかない。しかし二条城は寺社仏閣ではないので、スピリチャルな感じはしない。あくまでちょっと前の江戸時代なので、仏像関連の本当にそういう人がいたのか、そういう事実があったのか?と疑がわずに、事実としてあったことを感じられるのである。天井の派手な模様とか、こんな無駄に広い部屋は?とか、今までであれば読むこともなかった説明書きを丁寧に読むのが結構楽しかったりもする。




 二条城の駐車場は1,000円である。とてもきれいな駐車場であるが、平日だからかそれとも京都を車で回るということがイレギュラーなことなのか、ガラガラである。ここで京都の昼食といきたいところなのだが、二条城周辺を歩いても食事処がない。これ以上無駄な時間を費やせないのでこの旅行の最初の食事がコンビニになってしまった。それでも二条城のお堀のベンチで食べるアイスや菓子パンやおにぎりは案外おいしいのであった。

さて次なる目的地は?
















■ 3月30日 【父娘関西珍道中 パート2】

暖かくなって風邪ひいた
 いつでも早朝ドライブは気持ちいい。なんてったって車が少ないし信号で止まることも少ない。つまり快適ってのが理由だが、実はそれ以上に「こころ」が盛り上がっていることがその理由であるだろう。ガソリンを満タンにし相模原愛川から圏央道に乗って真っ暗な東名をひたすら西に向かう。夜が明けてくると娘に運転をバトンタッチし、初高速道路教習となった。

 さてそんなこんなで最初の目的地である「滋賀 豊郷小学校跡地」に8:30前につく予定で、早く着くなら「少し手前の米原駅で新幹線写真撮影も・・・」と考えていた。しかし適当に思っていたことはやっぱり適当・・・ということがすぐに判明し、時間の余裕などないことが白日の下にさらされた。

 彦根インターを降りて豊郷小学校跡までは10k弱とナビに出ていた。しかしこの旅行でこのビルトインナビとグーグルナビとの壮絶な戦いが始まろうとはこの時は夢にも思わなかった。さてビルトインナビは国道に誘導する。確かにそれがいいと思えた。しかしこれも今回の関西旅行で知った事実であるが、

●関西の信号は長い

のである。なので一度赤で止まるとひたすら待つことになる。逆に関西の道路は比較的つながりが良い。なので走っていてテンポが良い。これを彦根ICを降りてまず体感した。また朝の8時台は車も混んでいる。渋滞が何よりも嫌いな私を娘は良く知っており、「こっち行こうよ」と私を裏道に誘導した。実はこれが大正解であった。裏道はいわば彦根城下の旧道であるっぽい。狭い生活道路然としているが、信号もなく味のある街並みを見ながらチョー快適なドライブとなった。うちの両親も東北の城下町出身であるが、城下町の街並みは概して「いい」。彦根でそれを感じられたのは良かった。

 実はこのときグーグルナビはこの旧道をお勧めしてくれていた。最初からグーグルに従っていればもっと早く、もっと快適に走れたのに、とういのは後のフェスティバルである。

 さて「豊郷小学校」と読んでピント来た輩は相当な「通」である。快適な旧道ドライブだったが途中から後ろにBMWがついてきた。それも八王子ナンバー。車のダッシュボードにはアニメのぬいぐるみが置いてある。乗っているのは50代のオッサン一人。怪しい、すこぶる怪しい。でも怪しいといえば、ひげづら50代オッサンと10代JDの組み合わせの方がよっぽど怪しいかもしれない。で、この後ろの車は同じ目的地に向かっていると確信した。そこは

●「けいおん」の聖地




 いまどきのアニメは無から景観を生み出すのではなく、実在する環境をそのまま「絵」にしているっぽい。けいおんの舞台となった高校は、この豊郷小学校跡なのである。けいおんの中でも古い校舎感が出ていたが、実物も「すごく」古い校舎なのであった。そりゃ「跡地」だからそうだろうが、相当古い。床の板張り、階段の板のすり減り方、ドアノブやカメやウサギの金属オブジェのこすられ具合など、もう涙もんだ。実は私の母校(高校)にもとても古い校舎があった。3棟あるうちの真ん中の棟が全木造で、まさにこんな感じだった。部活はそのおんぼろ木造の一室が活動場所であって、まさにけいおんと同じ。







ちょっと涙がほろりと出た。
















■ 3月21日 【父娘関西珍道中 パート1】

テレワーク機材は渡されたが・・・
 世間のトレンドに乗りたくてしょうがない我が社は「ワークライフバランス」なんていう制度ができた。1年内に5連休(じゃなくてもいいのだが連休として)を取得するべし、という制度である。仕事大好きで取っていない人な人もいるようであるが、私は取る。でもやっぱり取りにくくて年度末ギリギリでタイミングになって駆け込みしてしまうのは毎年の恒例である。まあうちのメンバーもみんな3月駆け込み取得であるが・・・

 さて家庭の事情などで前半はダメだったが、木~土曜の3日間は春休みでバイトの隙間がある娘と関西に旅することにしていた。リアルに親子であるがオッサンとJD(女子大生)の旅行はどう見ても「援交旅行」にしか見えないだろう。ホテルのチェックインとか嫌だし、夜飲みに行くのも嫌だった。同期の友人からは「俺の友達がそれをやって警察に何度もとめられた!」と聞くし・・・

 しかし多摩動物園でまったりした火曜日の夜に「明日夜の予定がキャンセルになったよ」と聞かされ、翌日行こうとしていた上野動物園をスパッとやめ、急遽楽天トラベルに向いあったら、神戸ポートアイランドホテルがぎりぎりとれた。やっぱり前日になるとキャンセル穴埋めのためにちょっと安くするみたいでラッキーだった。なので、夜の21時から3泊4日の旅行の準備を急遽はじめ、クルマだから何でも必要だと思ったら持っていけ!と号令をかけ、でもそれは実は自分に言っているのでは?と思うほどの撮影機材を詰め込んでいる自分がいた。だって、伊丹空港千里川土手も計画に入っているんだもんね。

 実はニコンD500を直前に買っており、その超高感度といわれているのを伊丹空港撮影に使ってみたい気持ちがメラメラと燃えていた。なので三脚はもちろんのこと、70-200や200-500も出陣である。さらに奈良京都の寺社仏閣ように広角ズームや出張中の10-20の代わりに久々に出陣する10-17フィッシュアイなど、カメラバッグが重くて持てないほどになった。しかしD500はほとんど触っていない状態で、自分なりの設定もシャッターも切っていない状態なのである。ぶっつけ本番とはこのことだ。

 さてオッサンになっても心は子供のままなのは何度も書いているし、私を知っている人は良くご存じのとおり。旅行の前は寝付けないのである。2時に起きて3時出発予定なので早く寝なければいけないのであるが、荷造りに時間がかかって寝たのは23:30。でも結局寝付いたのは1時過ぎで、1時間くらいしか寝ていない。でも旅行前のアドレナリン全開で眠くないのである。

 そして3時ちょうどに出発! さてどんな旅になるのやら・・・
















■ 3月19日 【雨の歌】

こころの洗濯ができたよ
 The Rain Song・・・知っている人は知っているツェッペリンのアコースティックバラードである。ツェッペリンというとハードロックという印象を持たれるが、意外にもアコースティックないい曲も多い。時を同じくして勢いで買ってしまったツェッペリンのライブBDであるが、見るとやっぱいい。ツェッペリンの世界観が良く分かる。曲や音が特徴的で、聞けば「ツェッペリンね」と分かる。

 そしてマニアの間では「天国への階段」に匹敵すると言われているこのレインソング、今まで何となく弾きたいと思ってもコピーが面倒で放置していた。今回意を決して、たくさんあるアコギの一本の弦を張り替えカリカリな金属音が心地いい状態で、ボトムからDGCGCDという変則なオープンチューニングにして弾いてみた。そしたら家にジミーペイジがやってきたのか?と間違えるほどの良さ。

 もうしばらくは毎日レインソングを弾くこと間違いなしである(これを書いたのは2週間前だけど、マジで毎日弾いている)。

 しかし変則チューニングは6弦の1音下げ(ドロップD)しかやったことがなかったが、というかアコギでフィンガーピッキングする時の半分はドロップDであるが、ツェッペリンのアコギはほとんどがオープンチューニングだったりする。それもあれこれどれそれすごい種類のチューニングを使い分けている。ジミーペイジすげー

 オープンチューニングはいちいちチューニングしなおすのが面倒なので、勢い弾きたい曲専用ギターなんてことになってしまう。まあギターがゴロゴロしている我が家ではちょうどいい使い道である。

 でもアコギって新しい弦張ると、本当に金属の音って感じなのだ。このいい時期は1週間くらいしかないので、今のうちに嫌ってほどレインソング弾きまくるぞ。誰かロバート・プラントになってくれ!
















■ 3月11日 【色気を出さないことがいい】

テレワーク機材は渡されたが・・・
 やりたいことをギンギンなオーラとして出しているとなかなかいい案件に出会わない。しかし無心でどーでもいいけど・・・と挑むと結構当たりだったりする。「金の斧・銀の斧」の昔話は真意をついている。

 ビックカメラ新横浜店なんていうアウェーな店で物欲番長の雪辱戦に勝利した日、エスカレーターで4Fに着いた目の前に全然期待もしない「au iPhone8 月額2000円強でもてます」なんてPOPが視線の隅に留まった。しかしそんなのどうでもいい状況で雪辱戦に挑み、見事勝利を収め気持ちよく帰路に就いたときまたそのPOPが目に留まった。が、ソフトバンクの店員はたんまりいるくせにau店員はみんな契約で忙しそう。ここでビックカメラ新横浜店は貴重な契約を逃がした。

 さて週末は娘の若葉マーク実地教習で、今日は八王子方面に出撃である。なぜかって?ハードオフでギターを見るためである。そしてその帰り、前週に続き「ガラガラなケーズデンキ駐車場」で駐車の練習したあと、昨日のビックカメラの契約はケーズでもやっているのでは?と、ちょっとのぞいた。すると入り口でauキャンペーン張っているではないか。ちょっと期待できるかも。

 そして期待は現実になった。iPhone8新規一括ゼロ円~やったぜ~契約は月額2310円。では家に戻って予約番号をゲットしてくるぜ・・・と。しかしそのまますんなりいってしまうと面白くないと神様が思ったのだろう。やはり即席番長に試練が待っていた。

 フリーテルの予約番号はネットで即ゲットできたが、6月に3年満了(この契約だけ2年じゃなく3年が契約更新なのである)のソフトバンクに電話がつながらない。1時間かけ続けてもらちが明かなかったので、近所のSBショップに行ってみた。がここでも「大変申し訳ありません。予約番号の端末が現在8人待ちでいつになるかわかりません」ん?そんなことがあるのか?予約番号なんてサクッととれるんじゃないの?ほかのキャリアに移動させないためのダークな手法か?と疑ったが、ショップのえらく腰の低いおじさんが「実はお客様がご自身で電話をかけて〇〇〇〇という裏技を行うとつながりやすくなります。」という。裏技教えてくれるなんて実はいい人かもしれない。そして家に戻って裏技を試してみたら、おおつながった。おじさんありがとう。

 そしてケーズに行ったら今度はあまりに喜び勇んでいたので免許を持っていくのを忘れた。おおなんてこった。無免許運転ではないか。今日はそこらじゅうに白バイがいた日曜だったので、安全運転で免許を取りに帰った。

 結局au iPhone8を一括ゼロ円で契約できた。auのお兄さんは「1年後の1000円月額上がりますから、その時に格安SIMに逃げて、またauに戻ってくるのが一番いいですよ、と。そうそう、俺もそう思った。だってauって結構おいしい契約やっていること多いしからね。一括ゼロ円で買えば翌日からSIMロックを外れるらしいし、格安SIMもMNPとして利用できるのが分かったし、今まで捨てていたauウォレットも実はお金と同等に使えることが分かった。そして今回は1端末で2万円のウォレットにチャージされているようだ。結構キャッシュバックに近いね。

 なんだかまた番長復活させてもいいかな?と思った年度末であった。
















■ 3月10日 【デビュー】

物欲番長雪辱戦を制す
 娘が免許を取った。まあ昔は大学生なら即免許取得が当たり前だった世代であるけど、今は免許取らない人も多いみたい。

 免許を取ったらすぐ家の車を運転したいみたいで、会社から帰ってから夜の運転教習をしてやった。死ぬほど怖かった・・・

 さて免許を取って初めての土曜日、かみさんと娘がすでに企画を決めていて、「土曜日は朝5時出発で千葉ドライブをします!」と宣言された。うぉ・・・マジか、あまりにもチャレンジングではないか? と思いながらも土曜の5時に家を出発した。まずは都心はお父さんが運転。海ほたる前からお腹の調子が悪く、海ほたるでトイレダッシュしたけど、トイレが少ない。高速道路のパーキングはこれでもか!っていうくらいトイレがあるけど、海ほたるはちょっと悲しいくらいトイレが少ない。なのでどこも満席である。つらい・・・

 さて木更津で運転を代わった。緊張して体が硬くなる。助手席で景色を見る余裕もない。でもしばらくは道も広いし車もまあまあ少ないので最高の教習であった。が、当然何度も走っている道なので、すぐさまカーブばかりで道も狭くなるのは知っていた。

 娘はまずカーブがこわくてしょうがないみたい。少しでもカーブがあると超減速になる。お父さんは後ろの車に「ごめん」と何度もつぶやいた。でも娘は「初心者なんだからいいんだよっ!」と意に介さない。しかし後ろの車に先行してもらうことは覚えてほしいので、少しでも横に寄せられればそこに止まった。

 でも前を走る遅い車に対する対応がいろいろあって面白い。最初はぴったりつくけどすぐにあきらめて車間をとる車、クラウンは上品なオジサマで決して車間を詰めない(すごく遅いのに・・・)。まあ「初心者マーク」は印籠でもあるから露骨にプレッシャーかける車はいないのは良かった。これがトラウマになって運転しなくなったら困るからなぁ。

 さて無事に館山駅に到着し、駅前の中村屋の「ピーナッツクリーム」を買占め、さあどうしよう?となった。時間はまだ9時前。とりあえず疲れ果てた娘からハンドルを奪い取り、次なる目的である「海鮮丼」を食べに行く。しかし大体11時から・・・と言うところが多く、じゃあ11時までいけるところまで行こうとなり、結局一番海側を走り千倉でおいしい海鮮丼を食した。

 房総の南端を走ると別荘も多く「ああいいなぁいいなぁ」となる。磯大好きなので海の生物がまた楽しい。もうヤドカリ天国な場所は、足音でヤドカリが動きを止めると単なる貝殻に見えるが、ちょっと静かにしているとすぐに大量のヤドカリが動き出す。おもしろい!

 さて帰り。南房総は車も少ないので娘にチェンジ、時間は12時ちょうど。結局そこから家までの6時間、彼女は走り続けた。おお、やるじゃん。なんか朝方のよちよちがウソのように、カーブもそれなりのスピードで、後ろについた車もそれほど迷惑に感じないくらいのスピードですいすい走った。

 若いっていいね。
















■ 3月6日 【電話の暗黒な世界】

やりにくい毎日の仕事生活
 「アナログ戻し」

 もしかしたら携帯番長仲間は知っているかもしれない、Fさん、Mさんあたりに聞いてみたい。というか、多分これを読んだらLINEでコメントが来る。絶対来る。

 我が家の電話はかみさんが地方から出てきて薄給の時代に買ったNTT加入権の番号であった。それを4年前に家族皆や増殖回線をauのスマートバリューでコストダウンするべく、光回線に変更し電話もauひかり電話に変えたのである。

 で、結論から言うと「NTTのアナログ回線から光電話に変更していると、その光回線を別の光回線に変えられないらしい」。確かに、Nuroの場合も電話番号を入力するとはじかれた。ビンゴだ。でネットを調べるとそういうことが書いてある。携帯キャリア変更は一般的になったが、ひかり電話を乗り換えることはまだまだ少ない。一般化していないのだろう。

 光から光に代わる場合の対応は、光電話を一度NTTアナログ回線に戻さないとダメらしい。NTTに工事費払って一瞬なりとも月額の利用料払って・・・って。なんだこれ? いまどきこんなことが必要なのか?

 さらにauひかりの書類を押し入れに奥から引っ張り出してみると「回線休止」なんていう書類が出てきた。回線休止・・・なんてはがき送られていも今まではなんのこっちゃ?と気づかなかった。要はNTTアナログ回線の権利を買った人が、ひかり電話とかに行くとき①解約 ②権利は維持したまま休止と言う扱い という二つの選択肢があるようだ。休止は5年が期限だけど、10年までは権利が維持できるというなんだかわからない説明が書いてある。さらに分からないのはNTT東だと10年間連絡が無ければ無条件で回線解約らしいが、NTT西日本は連絡無くても回線維持し続けてくれるらしい。魔界なNTT!

 ということで、光の契約を変えるのに、もう精魂尽き果てたのでしばらくauひかり維持かな。Nuroのセキュリティーソフト5ライセンス無料利用と、ソフトバンクのおうちネット割に惹かれるんだけどなぁ・・・

おしまい
















■ 3月5日 【よくある「灯台下暗し」】

大胆な娘の行動(カミングスーン)
 もう八方ふさがりだった光契約。とりあえずいったん情報収集に明け暮れることにした。なのでまずは月額450円割引になる下取りを行っておこう。ソフトバンクは下取り条件が一番ゆるくてパネルが割れていても電源が入ればいいということだが、6sは娘が残しておきたがっているし700円くらいじゃ確かに残しておいた方が良い。なので、auアンドロイド端末を渡すことにした。大量に端末ゲットしていた頃のスマホである。MNPでアンドロイドは月額450円と一律きめられている。

 さて家のすぐ近くのソフトバンクショップに行ったら、入り口に「19時過ぎは契約時間外」とあった、まあ情報入手だけでも・・・とお客さんも店員さんもいない店内に入った。関係者用ドアあたりでごそごそ音がしたので、行ってみてのぞいたらお兄さんがが背中からドアを出てくるところだったので声をかけた。

 「うぁわっつ!」

 と大きな声を出したお兄さんは、マジに驚いていた。誰もいないと思っていたのだろう。申し訳ない。しかし尋常じゃない驚き方にちょっと笑いも出てしまった。

 さてもう契約センターが閉まっていると思われるとのことだったが、お兄さん「もしかしたらまだできるかもしれないのでやってみましょう」となかなか好青年ぶりを発揮してくれた。そして好青年は報われなくてはいけない法則の通り、無事に下取りが完了。

 その刹那カウンターの横を見たら「iPhone8 一括17200円×⇒0円」と書いてある。なに?これはどういうことだ?と聞いてみると、17200円は当ショップが負担します・・・って。灯台下暗しであった。やられた。

 がっかりした俺を見たお兄さん「他に何かございますか?」と携帯契約での定番ワードが発せられた。そうだ、それなら光契約ができないのをダメ元で聞いてみよう。天下のso-netカスタマーサポートでも3名が全滅したこの光電話移動の顛末を聞いてみた。まあ分からないだろう。

 しかし好青年お兄ちゃん、「ああもしかしたらアナログ戻ししないとダメっぽいですね。」とな。ん?アナログ戻し?

 番長を返上してかれこれ2年がたつ。もともと光契約は番長業務以外だったので知らなくてもいいのかもしれない。そしてこの「アナログ戻し」ってのは、いまだにこんな悪癖が残っていたのか?と思われるものであった。

最終話に続く
















■ 3月2日 【頼りない以上に頼りないSo-netサポート】

暖かいと心もウキウキミッドナイト
 さて、一括で安いiPhoneを探しに行ったとき、近くのモバワンのお兄ちゃん(これまたいいやつで高感度超大)に、絶対光契約の見直ししたほうがいいですよ、と言われ、前からそう思っていたこともありちょっと気持ちは「光契約見直し」に動いていた。

 そして久しぶりのソフトバンク契約である。ソフトバンク系光に入れば月額1000円(まあ今入っているau光のスマートバリューと同じね)ほど引けるし、損はないので検討してみた。しかし今のso-netアドレスは多方面に展開しているのでこれが無くなるのはちょっときつい。200円で残せるらしいが、それにしてもソフトバンク光は割高である。で、前から気になっていた光回線を検討してみた。それが

Nuro光

である。so-netが運営していることもありアドレス変更はない。月額料金も安い。so-net×auひかりではマカフィーが別料金だけど、nuroはコミコミ。速度も爆速速らしい。一方開通までが放置されることが多いとのコメントも多い。さらに私にはnuroはちょっと嫌な経験があった。数年前、nuroの代理店がウソ方便で乗り換えを言ってくることがあった。つまりブラック代理店である。まず代理店とは言わず、NTTですとか、So-netですという。でも話を聞いていくとどうも怪しい。普通の人は確実にだまされると思う。それが嫌で内容は良かったがnuroには入らなかった。代理店を制御できない(もしくは奨励していた?)なんてダメだぜ。

 しかしどうやらその手の話がだいぶひどかったようで、NuroのHPには悪質な代理店の話が書いてある。そういう認識もしたようなので、入ってもいいかな? なんだかソフトバンクの回線契約していると1000円の通信料値引きも入るし。

 そして決断してネットから申し込むとなんかおかしい。郵便番号と電話番号を入れると「提供エリアの一部」とかとでる。ならばと郵便番号だけ入れて住所を特定すると「契約できます」と出る。なんだOKじゃんと、契約を進めていき「ひかり電話」オプションを進めた瞬間、「この電話番号はいろいろな理由があって契約できません」と出る。アナログのNTT権利をちゃんと買ったやつだし、なんか変。

 で、so-netやNuroやらに散々電話したけど、分からないと。まじ?「分からない」っていうことが分からない。それじゃサポートの意味ないじゃん。最後のサポートお姉さんは「もしかしたらnuroはソフトバンクテレコムの回線を使っているのでそれが問題かもしれません」なんてことを言う。

 暗礁に乗り上げた。でもその答えは意外なところから得たヒントで判明したのだった。

つづく
















■ 3月1日 【驚愕の事実の前哨戦】

今日はなんだ、もうゴールデンウイークか?
 2年前の1月、家族3名分のiPhoneを契約し、息子とかみさんはSIMフリー化して格安SIMへ移行した。娘は受験だなんだかんだで結局2年間のau契約を全うした。ではSIMフリーに・・・と思ったが「やだやだやだ~16Gじゃもうだめ~。それに代えてもらったバッテリーもそれほどもたないぃ~」とは言わなかったが、そういうオーラを出しまくっていて機嫌が悪い。MNPによるインセンティブがほぼ全滅している今どうすればいいか?A4の紙に、表を書いて各プランの4年間の経費をまとめた。こういうまとめは技術者として当たり前であるが、どう見ても文化系にしか見えないかみさんと娘は、それが嫌味にも見えるみたい。おまえら考えすぎ!

 さてプランは3つ
①SIMフリー機(85,104円)を買って格安SIMに行く(8から6sまで買えるんだねぇ~へぇ)
②18,720円一括でiPhone8を購入し月額4000円程度を維持し2年後の格安SIM
③18,720円一括でiPhone8を購入し、1年後に解約し格安SIMに行く

 4年間の維持費は①は157,104円、②は154,800円(下取りはAndoroidで450円/月の還元含む)、③は134,256円である。ちなみに②とか③は光ネットに変えればさらに月額で1,000程度安くなる。さてどうしよう?

 結局ケーズ電気で②(あとから③になるかも)とした。ソフトバンクのお兄ちゃんがなんだか説明いいし、こっちの言うこともよくわかってくれたんで。ソフトバンク光も少し勧められたが(一応そういう決まりらしい)、こちらがよく知っているのを知ってか、佐藤さんはよくご存じなのでお勧めしません、と。

 ということで最強モンスターである娘はしめしめとiPhone8をゲットしたのであった。

つづく
















■ 2月21日 【いらないもの】

すごくいい講演を聞いた
 とある記事で「成長している若い企業はメールを使わない」と書いてあった。メールだと時差がありすぎて使えないそうだ。SMSが利用されているとのこと。

 たしかに自分を見てみると、個人アドレスに来るメールが大体1日100通。その中で残しておかなければならないメールは日に1通あるかないかである。今までメールでやり取りしていたような内容も、今はLINEで済ましてしまう。やっぱり即時性があると使いやし。中国であればほとんどがWeChatだろう。というか支払いもWeChatによるキャッシュレスだ。

 さて電話。昔高い金を出して電電公社の権利を買って電話を引いたが、その電話番号はほど利用されていない。というか逆に邪魔。娘が来年成人式なのであるが、1年くらい前から毎週末の午後になると多方面から着物勧誘の電話がかかってくる。これの対応が大変。さらにトヨタのディーラーからも「もうお車長いですよね。そろそろ・・・」というのも大変。ということで、我が家はもう家電話に出ない。そう全くでない。たまに出てみようかな?と思って出ると相変わらず嫌な思いをするのでもう出ない。じゃあなんで高い金出して家電話維持してるんだろう?と自分でも不思議に思うのである。

 時代が変われば、やり方も変わる。ちょっとずつ変わるとそれに気が付かないかもしれないが、冷静に考えれば実に効率悪く暮らしているんだなぁ、と思ったのだった。

 ちなみに成人式の着物勧誘の電話は週末だけだが(もしかしたらウイークデーもかかってきているかもしれないけど)、着物DMは毎日3通は来る。はがきだったり封書だったり、A4サイズの分厚い写真集見たいのだったり、捨てる方が大変だぞ。
















■ 2月18日 【つながり】

久しぶりにZO-3組込みエフェクターに燃える
 ミッシェル・カミロのライブを見ていて、ドラムが初期のタイトなドラムのまんまと聞こえた。パワフルだしパンパンに張ったスネア、85年のアルバムのそれはデイブ・ウエックルで、それはもう30年以上前。でもビデオのドラマーは何気に若いしデイブっぽくない。調べた。

 その名は「クリフ・アーモンド」。デイブに負けず劣らずすごいいい、良すぎるぞ。この人何気に活動拠点が日本にあるらしく、矢野顕子や宇多田ヒカルのサポートもやっているらしい。それにもまして、このデイブがクリフを見出してミッシェル・カミロに紹介したらしい。ほほぉ、興味深い。

 こうやってミュージシャンのつながりと調べるのもまた面白い。これは海外ドラマも同じで、あるドラマのレギュラーメンバーが他のドラマのゲストで出たりしている。「おっ」って感じで楽しめるのだ。
















■ 2月17日 【今度はドミニカ人】

娘の路上検定のコース学習中
 金曜日、また4時出発で鶴岡へ遠征したが、金曜の帰りは飛行機が取れなく「いなほ」で帰還。越後湯沢からは中国大ファミリーに周りを囲まれ、ああやっぱりまだマナーはいまいちだなぁと思った。しかし春節の時期はどこに行っても中国人だなぁ。

 帰ってきたら「ミッシェル・カミロ」のライブが録れていた。ミッシェル・カミロ、ドミニカ人の大好きなピアニストである。この自分の名前を課したアルバムはマイフェイバリットアルバムにカウントされている。

 かれこれ30年以上前、FMが音楽情報源だった時代にラジオから流れてきたミッシェルカミロのピアノに心打たれた。やっぱり放送というプッシュ型コンテンツは音楽の幅を広げるのに最適だね、と感じないわけにはいかない。いまは青春真っただ中に聞いた音楽しか聞いてないもんね。新しい音楽って言ったらベビメタくらいだもんね。
















■ 2月15日 【深紫】

明日も鶴岡、羽越本線頑張れよ
 レインボーを見終わって「あー良かった!」と息をついて何気に番組表を見ていたら、おっディープパープルじゃん、となった。なんだかこの前最近のディープパープルをHD画質で見たけど、全然ディープパープルじゃない!と叫んだ後だったりしたので、これもそんなのの一つだな、と思っていた。

 しかし何気に見えた「パーフェクトストレンジャーズライブ」という言葉。おっ、最近じゃないじゃん、30年以上前じゃん、でもレインボーの後じゃんと、なんだかいいのか悪いのか判断がつかない状態だけど、録るだけ録っておいた。そして今見た。

 いいじゃん。

 期待せずに見た割には、期待を裏切ってくれたのだった。リッチーがイアンギランに微笑んでるじゃん。ジョンロードかっけーじゃん。やっぱハードロックにはオルガン(ハモンド)合うじゃん。イアンペイスも昔のままじゃん、いいドラム叩くね。でもイアンギランは最盛期ほどのパワーはないね。楽器で語れるメンバーと違って、シャウト系のボーカルは全盛期が短いのはしょうがないか。

 ということで、何気にオールドロック三昧しているこの頃である。
















■ 2月14日 【虹】

何事も整理が好き
 スカパーのミュージックエアーは有名アーティストヒストリーが1時間番組になっていて、これが結構面白い。そのバンドの知っているようで知らない一面が結構あったりする。この2月はレインボーの77年ミュンヘンライブと合わせて、レインボーヒストリーも放送された。それも2時間番組だ。

 まずミュンヘンライブ。私にとってはレインボーは「Rainbow on Stage」がマイフェイバリットアルバムであるので、それとほとんど同じ時期のライブはまさに涙ものであった。レインボーはまさにリッチーのバンドであるが、それでもロニーとコージーは別格である。ロニーの艶やかで伸びのあるボーカルは誰が聞いてもロニーと分かる声である。私の中の歌の上手いボーカルは、ロニーとジャーニーのスティーブ・ペリーである。

 そしてもう一人忘れてはいけないのはコージー・パウエル。その昔はジェフ・ベックの「ラフ・アンド・レディー」のジャケットではジェフベックとコージーパウエルの見分けがつかなかった。パワードラムである。もう力でドラムをねじ伏せる感じ。

 コージーとロニーとリッチ―が一緒のバンドなんて、なんてリッチなバンドであろうか。でも徐々にアメリカンな商業ロックに傾倒していってからはレインボーも聞かなくなっていった。でもそのレインボーの最もヒットした曲が、メジャーキーでポップなの「シンス・ユー・ビー・ゴーン」ってのも皮肉であるね。私としちゃぁ、キル・ザ・キングとスティル・アイム・サッドなんだけどねぇ・・・  さてバンドの生涯ストーリー番組。この手の番組ではいろいろな評論家やミュージシャン、元メンバーなどがコメンタリーとして出てくるが、その発言は人によってバラバラだ。バンドのライフは大体にして勢いがいい初期の頃、停滞しちゃう中期、そして盛り返した末期・・・なんていう建付けになっていることが多いが、その中期・後期は駄作だ、いや良作だとみんな意見バラバラだったりする。私自身はバンドの生きのいい楽曲は大体初期~中期前半に集中していると思うのだが・・・
















■ 2月10日 【昔聞いた音楽は体の一部になっている】

結局あれもこれもやりたい3連休だったけど・・・
 コンテンツに埋もれる毎日、最近は貪欲にスカパーの音楽チャンネルを見ることもなくなった。が、何気に番組検索してみたら、松原正樹のライブ2本、ビリージョエルの初期ライブ、レインボーの77年絶頂期ライブ、レインボーストーリー、ヴァンヘイレンストーリー、そしてTOTOの35周年ポーランドライブ、あれこれ録りまくってみた。

 いい、いい、いいぞいいぞ。今も心は20代だけど、さらに10歳若くなって、心は10代になった。

 今回はTOTO。なんと35周年のライブですと。もうそんなになるんだ。25周年のアムステルライブも10年くらい前に見たがなんかあまり感じるものがなかった。もう終わったとも思った。でも今回のポーランドライブ、なんかすごい。懐メロって感じで、アレンジやソロがレコーディングに近いのがいい。

 でも初期メンバーからだいぶ変わって、オリジナルはスティーブ・ルカサーとデビット・ペイチだけか・・・と思っていたら、もう一人のキーボードはオリジナルなスティーブ・ポーカロだった。なんだ、スティーブポーカロといえばドクタースランプアラレちゃんみたいな大型眼鏡が特徴だったのに、全然違うじゃん、と。ボーカルもジョセフ・ウイリアムズだったのね。ジョセフウイリアムズってスターウォーズの音楽で有名なジョン・ウイリアムズだってのは先ほど知った。なんだかこのライブでやっていたPamela(結構好きなのこの曲)がやけに決まっていると思ったのも、当の本人だったからなのね。でもジェフ・ポーカロ亡き後にTOTOのドラムを支えたサイモン・フィリップスはTOTO脱退したのね。80年の武道館ジェフベックライブを見たときのドラムが若きサイモンフィリップスだったのが懐かしい・・・。デビット・ペイチはパンパンに膨れた指で弾くピアノがいいんだ。今回もジャージーなピアノフレーズに鳥肌が立った。

 さて何気に気になって、アマゾンで検索したらやっぱりBDが出ていて、放送したよりも聞きたい曲がわんさか入っていた。大好きなHydraは放送したが、BDだとそのあとにSt.George and the Dragonが続いているのね。う~ん、買うか・・・
















■ 2月9日 【ゆらりバスの旅】

3連休、うれし
 生産関連の仕事になってそろそろ1年、国内・国外の工場に行く機会も激増している。しかし困ったチャンなのが山形鶴岡の工場である。

 別に工場が困ったチャンなわけでなく、冬のアクセスが困ったチャンなのだ。大体にしてこの鶴岡に行くときは、朝4時10分に家を出て、6時55分の羽田発の飛行機に乗って、工場には8時半ごろについてしまう。ということで始業からバリバリ仕事が出来ちゃうという、素晴らしい?タイムスケジュールとなる。

 しかし今シーズンはこの飛行機が何度も庄内空港に着陸できなくて羽田に引き返すっていうことがあり、チームのメンバーも何度も無駄な時間を強いられている。ということで、今回は安全策をみて新幹線と在来線で鶴岡入りすることにした。でもこれも6時8分東京初の新幹線で、結局家を出るのは4時10分は変わらず。到着は飛行機より2時間遅い、10時半だ。

 高崎を過ぎ、越後湯沢で超青空と真っ白い雪のコントラストに感激して、浦佐(ああ懐かしいアルプスの聖地)でちょっと雲が出てきて、そしてトンネルを越えた長岡で、景色が全く見えないくらいの猛吹雪だった。でも「スゲー雪だなぁ、スキーやらない俺は感激!」なんてのほほんとしていた。




 さて朝一便新幹線は各停とまで言わないが特急と思えるほどノンストップでもなく、つまり案外いろいろな駅に停車した。そこで驚いたこと。浦佐あたりから明らかに通勤と思われる人が大量にいること。みなさん自由席なのであるが、多分座れない人多そうだ。

 そして新潟について、「さあ次は羽越本線・いなほ1号、日本海の荒海見るんだもんね」と思う暇もなく「いなほにご乗車するお客様、本日いなほは運休となりました・・・」というアナウンスに力が抜けた。いったい俺はどうすればいいんだ・・・と。

 しかし間髪入れず「いなほにご乗車予定のお客様には代行バスによる代替え輸送を調整中です、しばらくお待ちください」とアナウンスされた。んんん、なんか面白くなりそう。

 そして「酒田行」「鶴岡行」「府屋・あつみ温泉行」とプラカードが掲げられ行き先別に違うバスに乗るようである。やるな、JR。いいじゃん。15分くらいプラカード前に待たされたが鶴岡行には5名くらいしか並んでいない。バス独占じゃん、とまたわくわくした。しかし修学旅行の学生よろしく、駅職員さんに連れられてバスに向かったら、「なんだぁ結局バス1台にみんな乗るんじゃん」と。バスは3台スタンバっていたけど、結局いなほに乗る人が少ないので全部マージした感じ。




 さてスキーをやらない私としては雪国が珍しくてしょうがない。幹線道路はびちゃびちゃ雪か濡れ路面なんだろうなと思っていたが大間違い。幹線道路がまず真っ白雪状態。道路横には壁のような雪、こりゃすごい。高速に乗ったら乗ったで真っ白な路面で右車線も左車線も分からない。除雪先導車がノロノロなのでいつまでたっても進まない感じ。しかし高速を降りると国道の除雪が進んでいて結構走れてしまう。山形に入る頃は「俺も楽勝」レベルの雪であった。さすが雪国の除雪インフラ!

 ということで、こういうアクシデントもまた楽しいのであった。
















■ 1月28日 【手足縛られた感じな毎日】

来週は経験したことないような極寒な毎日?
 先週の極寒ウイークでは、給湯器からのお湯ラインが凍結して朝困って、月曜から毎日大量の鼻血でパニックになり(数日はヤクルト半分くらいは優に出たけど、徐々に止める方法が身についた)、週末の社内大イベントのための資料作りで、うちの会社は資料ばかり作らせていつまでたっても手を動かせてもらえずもうクソだなと毒づいて、国内国外の全工場責任者に対してプレゼンするもなかなか意見がまとまらず、でも偉い人はハッピーになってたりして、これでいいんかい・・・と結局この後が大変になるだけだったり、土曜車で買い物に行こうとしたら「クンッ」という情けない音しか聞こえず、そのままカインズに自転車を走らせて超重いバッテリーを買ってきて、「あー、やっぱり弱っているのを感じていて放置していた自分が悪いんだ」とこれは自分を責めた。

 と、いろいろ動きたいのに手足体を縛られてもがいている感じな日々である。明日月曜は長野で打ち合わせだが、朝いちだと電車は無理で、でも雪の可能性がある長野にマイカーで行く自信はないし、結局日曜移動である。行ってきます。
















■ 1月25日 【国内ドラマ】

毎日冷凍倉庫の中を歩いているよう
 昨年末にかみさんが見ていたドラマの第1話を何気に横見していた。1話を見るとその次がどうも気になってしまい、結局全10話見てしまった。今の日本のドラマって10話くらいが標準なのね、知らなかった。そのドラマは「陸王」。

 以下にも池井戸タッチのドラマである。銀行が悪役になる。どんどん追いつめられるけど結局ハッピーエンド。技術が絡んでいる等々。しかしこの「技術」というのがドラマの中で結構軽んじられている。条件を変えて実験して失敗を重ね、最後にやっと成功・・・みたいな。けどなんであれほど重要なパラメーターを最初に振らないの?というと、確実に我が家の女性陣から嫌がられる。技術やの純粋さは時として嫌がられるので皆注意するべし。

 陸王で勢いがついてしまったので、スカパーでタイムリーに再配信された「下町ロケット」も見てしまった。以前に友人にビデオを借りてみたのだが、なんかその時とちょっと違う感じ?あれ?何がちがう?とよくよく調べたら、下町ロケットはWOWOWが作ったのとTBSが作ったのがあるんだ。同じ原作を違う俳優や脚本で見てみるのも案外面白い。三上博の社長と阿部寛の社長、阿部の方が迫力あったね。

 さてこの陸王、劇中で重要な役どころである竹内涼真(茂木選手)はなんと町田の山崎団地出身らしい。相模原出身の有名人はいっぱいいるけど、町田市出身の有名人はあまりいない。これで少しは挽回できるかも。古淵駅利用だそうで、目撃情報がたくさんあがっているぞ。
















■ 1月20日 【引っ越します】

来週は経験したことないような極寒な毎日?
 急に厚木の山方面に引っ越すことになった。じじばばが音頭をとっている。しかし水回りが充実していて、そんじょそこらの温泉を越える素晴らしい、お風呂だったりだ。でも駅からちょっと遠くて通勤がしんどくなりそうだ。

 でもその引っ越し先がまた変わった。厚木のもっと山の方で、延々と坂を上っていく。この距離を駅まで行くには歩きもつらいし、自転車もこの坂でアウトだしどうしよう? しかしさらに新しい家はもっと広くて、庭が限りなくあって、なんだかすごく理想的である。家を見て回ったら、なんと10部屋くらいあって民宿も営むということであった。親父、やるなぁ。

 しかしそこで親父お袋から衝撃の事実が語られた。私は親父の実の子ではなかった。お袋と在日軍人との間にできた子だったのだ。お袋が後生大事に抱えている袋からだしたその父の写真は黒人であり、私がちょっと色黒な理由が分かった。

 そして会社に行ったらなぜか「下駄箱」制度になっていた。私の下駄箱位置がなんか悪いなぁ、と思ってたら翌日にはいい位置に修正されていた。気を使ってくれたのはいいのだが新しい下駄箱の足元は床が斜めになっていて微妙に使いにくい。

 な~んていう夢を見た。夢はなぜそういうストーリーになるのだろうか? 全く取り留めがなくて、整合性が無くて、自分では全く思いもつかないようなことである。でも自分の脳がそういうストーリーを構築しているなんて、なんて不思議なのだろう。

 私のアイデアストックの中の上位にあるのが「夢レコーダー」である。ドラえもん的でもあるが、これができたら楽しいだろうなぁ・・・
















■ 1月12日 【休むぞ】

今年は厳冬か?
 ワークライフバランスという休みの制度がある。有給とは別に5日の休みを取得する制度である。分割して取得するもよし、一度に取得するもよし、である。毎年取ったり取れなかったりなのだが、なんか管理職ばかりひどい仕打ちを受け続けてきたので、もう意を決して取ってやると心に誓った。

 さて取るなら取るで充実したウイークデーを過ごしたい。さて何をしようか? 日本を回る、海外に逃亡する、ひたすら模型を作る、ひたすらZO-3エフェクターを設計して作りまくる、映画を見まくる、山に登りまくる、自転車で走りまくる、ウオーキングしまくる・・・

 しかし大体にしてこういう妄想的計画をしても、「あれ作って」「これまとめて」「いつまでに偉い人に何を出す」「これどうなっているんだ」・・・等々、極めてまとめて休みを取りにくいっていうのが現実であり、結局取得するにしても勢い年度末まで引っ張ってしまうことになる。なので休むにしても一番寒い時期になってしまい、爬虫類よろしく寒いと行動能力が激減する私は、結局家で過ごすことになってしまうのだろう。

 ジジイになってからじゃやりたいことができないよね!
















■ 1月10日 【追悼】

才能ある人が早くなくなると切ない・・・
 知り合いということではないが、勝手によく知っている藤岡幹大さんが亡くなった。享年36才。

 知る人ぞ知るベビメタのバックバンド「神バンド」の超絶ギター弾きである。彼のギターは単に速弾きだけではなく、アーミングやスウィープピッキングやハーモニクスが並外れてかっこよかった。身長が低いので小神様といわれていたが、大神様ほど派手じゃないけど単に早いだけのパッセージよりよっぽど心が躍った。

 東京ドームライブでは、普段荒ぶれない小神様がギターをもう弾きまくったアドリブに、なにか神がかったものを感じた。

 日本の誇るスーパーギタリストだった思う。ご冥福をお祈りいたします。
















■ 1月4日 【鍛えた】

「鍛」に加え「柔」も欲しい
 今年の漢字を「鍛」と決めたからには、少なくとも休み中くらいは初心貫徹しなくては男がすたる!とばかり、サイクリングの翌日に、15km散歩を行った。

 しかし3日は強風で散歩どころではなく、つらい修行であった。しかし一転4日は日なたはポカポカ、グーグルMapsで導いてくれる道は初めての道で、家並み、高級住宅街、畑などが面白すぎ。特に高級住宅地はなにか妄想が膨らんでしまうのだ。こんな家に住みたいなぁ・・・と。

 散歩には音楽を聞くのにはちょうどいい時間である。今日は「歌謡曲」を聞いてみた。しかし昔の歌謡曲って案外いい編曲だったり演奏だったりするのが、今になってわかるのである。いいギター弾いているスタジオミュージシャンいるんだよねぇ・・・
















■ 1月2日 【正月早々・・・】

今年の漢字は「鍛」に決定!
 元旦は実家で新年会だったりするので、新年の始動は2日からなのである。そして大体にして毎年江の島サイクリングというのが好例である。

 しかしいつもの江の島の磯、であるが、昨年の台風がだいぶすごかったらしく、あちこち施設が壊れてたりしている。台風すごいね。軽く突き当りの磯で遊んだ後、江の島山越えするのも恒例行事だ。初めのころはあの急な上り下りに閉口したが、いまでは慣れたもんである。慣れれば何事も「恐るるに足りず」である。

 さて島奥の磯も楽しい。磯で魚類を見ると何時間でも見れてしまう。しかしそんな楽しい時間を一瞬にして黒歴史に変えてしまう事件が起こった。そう

「こけた」

 でも「こけた」なんて生易しいもんじゃない。マンガとかアニメで出てきそうな、きれいに足が滑って前に流れ、そのまま尻から落下した。「コケ」チャンピオンシップがあったら、第1戦:江の島グランプリでは優勝である。磯のぬるぬるには気を付けていたが、一瞬の気の緩みがこの「こっぱずかしい」事件を起こしてしまった。周りには観光客がいて、「あ~やっちまったな、あのおっさん」と見られていたことは間違いない。

 しかし困ったのは、当然水場にしりもちをついたわけで、つまり尻部と脚裏部がびっしょり濡れていることだ。家に帰ってみたら、びっしょりもさることながら非常に泥だらけ風であって、こんな恥ずかしい尻を後ろ歩いている人に見せてしまった嫌悪感で立ち直れていない。

 と、まあ新年で悪いことを出し切ったと思うことにしよう。ああ前向きって素晴らしい・・