■■■ SaySaySay / 日々の出来事 ■■■

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■ 12月31日 【大晦日】

毎日晴天ってすごいぞ
 なんだかんだ言って大晦日、定例の「笑ってはいけない」を見る直前である。

 仕事の区切りもついたし(うそです)、年賀状もクリスマス前には書き終えたし(今年は手書き+スキャンからワコムタブレット直書きに変更で大苦戦)、模型は大作を作れたし(でも数年間から依頼されてるのさえまだ終わってないけど)、テレビにも出演したし、GTのページをだいぶ更新できたし、1か月かかった歯医者も年末で完了し、すっきりした状態で年を越せるのである。

 今年は体がだいぶだぶついた。来年からは鍛えるぞ!というと嘘っぽくなってしまうので、年末から鍛えることを誓い、今日は城山湖まで自転車でサイクリング、そしてそのまま城山湖一周エクセサイズに励んだ。城山湖一周は思ったよりきついのである。何がきついかといえば、アップダウンの繰り返しで、その階段がまた急すぎる。怖いくらいに急である。高尾山なんてその辺の散歩と同じくらいと思わせるものがある。

 さらに好天気が続いているので、横浜ベイブリッジや、新宿副都心、さらにその先のスカイツリーまでばっちり見えてしまう。そしてそんな一周はipodで音楽なんて聞きながら歩いてはいけない。自然の音森の音鳥のさえずりを聞きながら歩くのがいい。いろいろなことを考えながら歩くのだ。音楽を聴くと考えながら歩きにくいんだよね。

 そして誓った。毎週城山湖一周のエクセサイズをしよう。そうすると昔のようなスリムが体系が戻ってくるだろう。スリムになると心まで軽くなった感じがする。よし来年の誓いだな。

 ということで、今年はsaysaysayもムラがありまくったが来年はぜひとも定期的に更新することを誓って、今年のキーボードをおこう。
















■ 12月16日 【学習しない俺】

一気に極寒
 やばいやばいと思いつつ、まあいいっか大丈夫!って思って何かやっていると、やばい事態に陥ってしまうことがある。

その1
 PCラック上のプリンタの上に精密巨大ダイカスト模型カーを飾っておいて、プリンタを使うときに危なそうだなぁ・・・と思いつつ少し横に不安定に置いておいたらやっぱり落下させて大泣きした。

その2
 お気に入りのポスターを飾るべく額サイズに合わせ切り出した時、ロングな金属定規を安易に押さえいて、指切らないように、指切らないようにと思っていたけど、ざっくり指切って大泣きした。

その3
 マクラーレン模型大量生産していた夏の暑い時期、今までのハンドピース2本体制じゃ全然効率悪くて一気にハンドピース5本体制で塗装をしていた。今までの2本体制は重量物のコンプレッサーにハンガーがついているので、まず倒れない。しかし急いでいたので、重い新投入コンプレッサーは床に、そこから剛性のあるエアホースを伸ばし軽めのハンドピースハンガーを倒れそうだなぁ、と思いながら使っていたらやっぱり倒れた。濃いホワイトサーフェーサーを入れていたが床に散乱した。オーマイゴー!

その4
 そしてそれをなんとか始末したその刹那(本当に刹那)、今度はニードルを抜いてクリーニング予定のハンドピースが落下した。ニードルを抜いていたことが問題なのではなく、ニードルを抜いてピースの清掃をしていたので、吹き出し口の繊細なパーツ(ニードルホルダー)がクニャリと曲がって泣いた。

 やっぱり危ないと思ったら危ないということが体感できたけど、またやっちゃう自分を容易に想像できてしまうのが悲しいね。
















■ 12月10日 【飛行機で疲れた】

日本は寒い
 昔はロンドンまで12時間以上のフライトもまあそれなりにこなせたが、今回はシンガポールまで行き8時間、帰り6.5時間、なんだかもう体が痛くてたまらない。年とったね>俺。これからは4時間くらいでいける出張にしてほしいと思うが、そんなの通るわけもなく、ひたすら体を鍛えるしかない。

 昨夜の空港到着が22時前。荷物がなかなか出てこないし、出てきたら引手が伸びなくなっていて、途方に暮れた。人に言わせると「航空会社のカウンターに行けば新しいのに換えてくれるよ!」なのだが、それも面倒だし、手で運べば何とかなるし。しかし遅い時間だと京急もあまり本数ないし、横浜方面が超本数少ないし、乗り換えばかりだし、もうへとへと。忘年会シーズンなので酔っ払いが多くてもう嫌になった。そしたら横浜線も置き石だか何かで止まっているし、家に着いたらもう倒れこんだ。もういや。

 しかしインドネシアの工場よりマレーシアの工場首脳のほうが前向きで、これからのターゲットはマレーシア工場にすると誓った。でも能力や行動が疑問視されている旧経営者に任命された暴君本社経営層氏はそうは思わないんだなぁ、たぶん。まあ私より若い暴君経営者であるから、残り時間的に私がギブアップするかもしれない。まあできるところまやってみましょ。そうすべては「やってみましょ!」の精神である。

 さてマレーシアジョホールからシンガポールに戻り、ちょっと時間があったんでマリーナベイに行ってみようということになった。中国でもそうだったがやはりその国を感じるには地下鉄に乗るのが良い。しかし30分ほどで着くと思われたマリーナベイは地下鉄の乗り換えが多すぎて、結局1時間弱もかかってしまい、地下鉄の出口から例のホテルを遠めに撮影しただけの「タッチアンドゴー」状態だった。でもこういうのがいい思い出になるんだよなぁ〜



















■ 12月7日 【インドネシアで書けなかったのでマレーシアから】

17年ぶりのインドネシアだ
 インドネシアに3泊したのに、なんとなくWIFI接続が不安定だったり、飲んでたり、眠すぎたりで、結局インドネシア通信を書けなかった。今回は現地からのリアルレポートできるように準備していったのに・・・

 インドネシアはできれば行きたくないと思っていたが、行ってみたら昔とはだいぶ印象が違って「いいかも」となった。ラインのお姉さんたちがまた一生懸命で胸を打つ。ベビメタもそうだが、若い子が一生懸命なのを見るとどうも感極まるのはおっさんになった証拠かもしれない。それにいろいろとチェックをしているときに、お姉さんたちとちょっと目が合う。するとお互いににっこり、これがたまらん。うん、やっぱこの発言はおっさんくさい。

 インドネシアのホテルは、ジャカルタだともう渋滞がひどすぎて会社にたどり着けないので、ジャカルタから25qくらい東に行ったところだった。日系のホテルで、ほとんど日本語が通じてしまい、かつ宿泊者の99.9%は日本人という、ここはどこだ?と間違えてしまうものであった。でも「挨拶」をキチンとするということを徹底しているというか、たぶんマーケティングの結果、挨拶をホテルの最重要ポイントと据えているっぽい。でもやっぱりこれが気持ちいいんだな。

 ジャカルタからシンガポールについたら、海に船が大量に浮かんでて面白かったので今日の1枚としておこう。

 さて今はマレーシアジョホールのホテルから。さっきまで散策に出ていて、途中でスコールで戻れなかった。でも面白い。

 でも困ったことが一つ。できて1年のきれいなホテルであるが、隣の部屋からの声が結構筒抜け。まあ正確には声ではなく「あえき声」である。部屋に入った瞬間に隣からこれじゃあ、ちょっとこの先思いやられるぞ、って。
















■ 12月3日 【柳の下】

やっぱりカツオは出発前日の夜に準備スタート
 Xファイルが始まった。Xfiles 2016なんていうたいそうベタな題名である。Xファイルで海外ドラマに目覚め、どのストーリーでも見た瞬間に言い当てられる私であるからして、久しぶりのモルダーとスカリーに期待しないわけにはいかない・・・という流れになるのが普通なのであるが、なんだか一方で本当に期待していいの?という自分がいる。

 なぜかといえば、やっぱり過去の栄光を再び・・・と思ったが栄光は過去にしまっておいたほうが良かったね!というのが大半だからである。一流プレイヤーが引退後に再度復帰したり、解散したビックネームがバンドが再結成したり、そういう事例は列挙にいとまがない。

 さてそんな複雑な思いで見たXファイル。どちらかといえば過去の栄光が通じなかった・・・と言えそうな第1話だった。なんだか「一生懸命」さが伝わってしまい「痛い」。前からのつながりというか、登場人物もそうだが一生懸命つなげているという感じ。なんとなく2001年宇宙の旅の期待を込めて2010年宇宙の旅を見たときの、なんというか残念感というか、あまりにも「解」を求めすぎた感じ。ああ何と言っていいかわからないけど、結局昔の空気が感じられなかった。

 さてXファイル終了後のモルダーは「カリフォルニケーション」でかなりハチャメチャな役を演じて結構面白かった。しかしスカリーがやっていた「警視ステラギブソン」とかはどうも面白くなくて1話の途中で見るのやめてしまった。さてXファイル2016はこれから面白くなっていくのだろうか? 「2016」なんてつけるところが気に入らないんだけど・・・

 さてSuperGTのページは長らく「開店休業」状態であったが、この休みでちょっと巻を入れてみた。まあそいういう要望があるとちょっとその気になっちゃう私であるからねぇ。

 技術では日本が一番と思っていたがアジアに出て見ると”まずやってみよう”が普通になされていて、やってみた人はそれだけ経験が積めて賢くなっている。。これじゃあ今の時代負けるのは目に見えている。日本は”それやってどれくらい儲かるの?”とか”失敗したら降格だよね”とか”事業計画はきっちりつくってあるの?”とかから入るから・・・」

 私もアジアマインドであるからして、「まずやってみよう」推進派である。やってみなきゃ分からないこと、やってみて得られるもの、失敗して得られるもの、やってみからか次に進めるもの、それこそ「やれ」ばやっただけ何かが得られる。

 しかしこれをいきなり「どっか〜ん」とやりたがる困ったチャンな偉い人が多いのが気になる。どっかーんとやるだけのリソースがないのに「想い」だけでどっかんーんとやってしまう。やはり「やってみよう」はリトルベッツの考え方とセットが良い。リトルベッツ・・・いい本だからみんな読むべし。小難しく語られるリーンスタートアップより、シンプルでいいと思うぞ。
















■ 11月19日 【3イベントで興奮】

仕事以外では充実している日々
 もてぎに行った。SuperGT最終戦である。今回は地震で中止になった第3戦オートポリスの代替えとして、初めての土日両決勝、いわゆるダブルヘッダーなのであった。

 直前まで時間調整ができなくて、行くことが決まっても宿なんか当然どこも取れない。しかし案外「車中泊」が好きなので、結構わくわくであった。土曜日サーキットから宿まで行って、また翌日サーキットに戻るのって案外面倒なのである。特にもてぎは宇都宮か水戸にいくルートが混んじゃうってこともあるし。

 朝3時半に出発して圏央道/東北道と濃霧の中緊張してドライブ、北関東道は朝もやが街を包んで幻想的であった。レースに行くときは早朝行動が多いのでこういうシーンに出くわすのだが、止まって写真を撮るよりも、やっぱり早くサーキットに着きたい気持ちが優先してしまうのだ。

 さてサーキット、関係者用の部屋が極端に少ないもてぎであり、結局今回でチーム解散のドラゴに居を構えた。今回はずーっと昔に買ってあった(忘れてた)ルマンのプラモデルにサインをもらうのも目的である。高橋国光(くにさん)と岡田さんである。クニさんは本当にいいおじいちゃんで、いつもニコニコ一緒に写真に写るときも「グー」みたいに親指立てて、みんなに好かれるのがよくわかる。しかし関係者は「おじいちゃんどこいっちゃった?」なんて徘徊老人みたいに冗談っぽい言っていたが・・・。岡田さんはF4やシビックレースの解説で忙しいみたいだけど、やっと捕まえたらちょっとゆっくり話そうよ、と時間をとってくれた。GTAの若いお姉ちゃんに「ほれこれ見なよ、俺はすごかったんだぞ」と相手にされないようにもみえたが、なかなかいいキャラを出してくれた。

 マクラーレンの安川さんと飲んだ。安川さんといえばレイトンハウスで有名なのであるが、マクラーレンに移ったのは91年ですって。もう25年もマクラーレンの人だったんだ。当HPを始めたきっかけは99年のマクラーレンパドッククラブ潜入であるが、その時のロックタイトさんパーティーでも安川さんがスピーチしているのである。飲み会ではF1会の面白話をたくさん聞けてもうホクホクだった。すごくいい人であるぞ。

 テレビに出た。某番組の某企画で超古い某製品を直すっていうやつである。しかし番組の組み立てってのもいろいろ面白い。改修風景を事細かく撮影され、1日に計7時間、それを数日行うのだが、ほとんどのシーンは使われない。さらにスタジオで芸能人と一緒に編集されたビデオをみるのだが、放送ではまたそれも変更されていた。初めての経験は面白すぎたので、この辺りはまた別で語ってみたいと思う。

 今回はMバーさんに「更新ないですねぇ」と叱咤激励をいただきました。そういうのが励みになるのですよ!ありがとう。
















■ 10月29日 【やっと終わった】

秋空はどこに行った?
 やっと終わった・・・と書いたのだが、実は自分の中ではまだ終わっていなかった。それはジオラマページを作っていないからである。

 10/2の納品日、午前中ぎりぎりまで作業をしていて、いつもの写真を撮る時間が20分くらい、もう考えずに撮るだけ撮った。そんな写真を編集してやっと「ピットインタイヤ交換ジオラマ 1992年 Mclaren MP4/7」をアップした。ぜひともご覧くださいませ。

 ちなみに話は変わるけど今テレビ取材を受けてて、もしかしたら放送されるかも・・・

 そのあたりはまた後日ということで
















■ 10月13日 【日本人の嫌な習慣】

秋空はどこに行った?
 例えば何かのフォーラムに行ったとき、「では会場から質問など・・・」というのが必ずある。また何かのパーティーというかイベントというかの受付後会場に入ることがある。

 日本のフォーラムではまず手をあげる人がいない。質問する人がいない。初めに会場に入るのに躊躇している人ばっかり。

 こういうのが嫌いである。さらに「沈黙」も苦手である。なので私は手をあげて質問するし、誰も入らない会場に最初に入る。するとそれに引きずられてどんどんひとがはいってくるし質問する人が出てくる。

 中国に言って広東フェアーに行ったときに何かわかった感じがした。日本人は「とりあえず」行くのである。目的とか特にあるわけではないので、真剣みというか凄みというかオーラがない。一方こういう取引をする、絶対する、自分の会社で安くいいものを見つけ販売したい・・・などといった目的があると、おのずと見る目が変わる。かかわり方が真剣になる。

 まあ自分も含めて自戒の意味で言うのだが、もっと真剣勝負しなければならないな・・・である。疲れるけどその対価で給料をもらっている以上、それをやるのは当たり前である。  なんでこんなこと書いたんだろうなぁ?
















■ 10月10日 【閑話休題〜散歩復活】

秋の青空でてこい!
 この2か月間、散歩する時間もなく家で模型作成に没頭していた。ってこともあって、土日の散歩はおあずけであった。

 散歩をしないとどうなるか。太って足の筋肉がなくなった。やばい、ということで早速土日散歩が復活である。土日月と各日3時間の散歩は弱った体には結構こたえる。しかしやっぱり散歩は気持ちいいね。

 歩いてちょっとわかったこと。右足のかかとをつく瞬間に左の背筋が働いていた。逆に左のかかとをつく瞬間は右の背筋が硬くなっていた。つまり歩くってのは足の筋肉だけじゃなく、背筋にもよいのだな。ちゅーことは腰痛にもよいのではないか。

 散歩以外にも、夏休み依頼ほっぽらかしにしていた、ジャングル庭の草むしりや芝刈りも重い仕事である。でもすっかりきれいになった庭を見るのはいいもんだ。

 ということで、すっきりしない3連休があっという間に終わったのだった。
















■ 10月8日 【ジオラマ作成TIPS】

秋空はどこに行った?
 ピットクルーのフィギュアの手足のパテ接続が固まってくると、次は塗装である。前回のフェラーリタイヤ交換のピットクルーで失敗したのは、セミグロスブラックで塗ったのが案外グロスっぽくて、皮パンツのようになってしまったことである。今回は作戦的に二つ考えていて、グロスで塗ってもデカールがグロスチックになるので、一番最後にフラットクリアーを全身に吹いてトーンを整える方法。もう一つはやはり肌色、パンツ、シューズ、ウエア、個々を全部最初からフラットで仕上げる方法。本当は後者のように各色にフラットベースを混ぜて艶消し化するのが色的にいいのだけど・・・

 でも前者を取った。やはりシャツにスポンサーマークをデカールで貼ると艶具合が変わってしまうのと、筆塗りだと艶が一定しないことが理由である。今回はこの作戦で全体をフラットトーンでそろえられたのが良かった。質感がすごくよくなった。

 今回のタミヤピットクルーキットの場合、91年あたりのマクラーレン、ティレル、フェラーリのチームメカニックシャツデカールがついている。マクラーレンの場合、それをそのまま使えるのであるが、やはりデカールが黄ばんでいる。さらに当然ながら胸のMarlboro、背中のMarlboroマークはない。なので全部アルプスプリンタに任せた。しかしこういうCAD系(ベクターデータ)はイラストレーターの真骨頂である。今回いろいろなマークを作ったが、これでイラストレーターのOJTになりすごくスキルアップできたのは良かった。

 さて背中のMarlboroマーク、実は左手を上に上げたポーズとかだと、シャツも変形する、そしてMarlboroマークも変形するのだ。それを見越して、変形させたMarlboroマークも作った。これもイラストレーターが大活躍だ。

 ヘッドホンから無線機に伸びるコードはカールコードである。これはフェラーリジオラマの時に手法を確立していた。それでは公開。1mmの真鍮線に0.28mmのエナメル線を巻いて伸ばすだけ。今回は明るい色のエナメル線だったので、黒塗装を入れた。作業しているとちょっとはがれてきちゃうのであるが、まあしょうがない。

 タイヤは走行後の荒れたところは限りなく荒らす。ブリスター出まくりな感じは必須である。今回はこれを過激にやったのでそれっぽくなった。スケールモデルはオーバー気味にやらないとメリハリがつかないと学んだ。

 そう、何かをやらないと学ぶこともできない。会社の研修や学校の授業、つまり「座学」は脳みそを動かさない。つまり自分で考えない。自分で考えなければ何も得られない。日本もほんの少しだけ「考えさせる」授業が始まりつつあるようだが、欧米は明らかに先行している。会社では自分で考えない人が激増している。つまり破滅への道を着実に歩んでいるのだ。「ノリ」だけであれやるこれやると決めている一部の暴君経営陣にはついていけないね。

 と、夜書くとこういう展開になってしまうのは何とかならないかねぇ・・・
















■ 10月6日 【閑話休題〜ロンデニスとハグした話】

いい気候だ!1年で一番いい季節!
 ロンデニスとハグした。肩を組み合った。

 今回の模型群の提供は最初はただの記念行事の一環であったが、9月半ばに「絶対秘密だよ、ロンデニスが来るから絶対遅らせられないよ」と耳打ちされた。なに?ロンデニス??

 そして納品も完了して充実感に浸っていたある日、もう帰ろうかな?と思った刹那電話が鳴った。「今からロビーに来れますか?」と。ピンと来た。行くぜ。

 そこにはロンデニスがいた。もうマブダチだから「ロン」と呼ぼう。ロンはニコニコしながら握手を求めてきた。私は自然とハグした。ロンとハグ! 

 ロンはとっても気を使ってくれる人だった。記念撮影になったときも、模型群の前に並んでいたら、やっぱ模型は前にしなくちゃと、わざわざ自分から重い展示台を動かしてくれる。どこかの小役人のような当社経営人が「もうお前は一緒に写ったから記念撮影は入るな」というようなことを小声で言うのだが、ロンは「お前も一緒に写ろうぜ」と手招きをする。そして首からかけたIDカードを外してくれて「これはかっこ悪いから外そうぜ」と。小役人は多分嫉妬しているね。でもロンは小役人の本質を見抜いていると思う。それより実力を見せた私を評価してくれた・・・と勝手に思っている。

 これがロンが一流な明かしだ。大きいように見えて実は小役人の集合な会社のお偉いさんとは全く違う。実は森脇さん(F1解説よくやっているオジサン)もそうだった。GTで森脇さんが監督をやっているとき、連れて行ってもらって一緒に写真撮ろうとしたら「こっちは逆光だから、こっちで・・・こういう向きがいいね」と気を使ってくれるのだ。ああ、そういう気配り大好き。

 今回の模型群も「個人の手作業=一品料理」である。そういうスキルをきちんと評価してくれる人たち。そういう人たちと仕事をしたいと常々思う。「私がやると真価を発揮できる仕事」をさせてもらえなく、誰でもできる仕事を囚人のようにさせられる毎日。

 ロンをはじめ安川さんなどのマクラーレン首脳と話しているときに、ロビーを横切る偉い人たちがいたが、話が稚拙すぎる。こういう人がこの会社の首脳と思われるのが非常に心苦しい。

 やはり企業という隠れ蓑ではなく、自分の力で仕事をするようにしたいね。それと仕事は「人のとの信頼関係」だと思う。他部署に人要請をすると、「こういうこと」と仕事の内容で頼んで・・・とよく言われるが、これは違うと思う。この人じゃないとダメという信頼関係で仕事をしたい。そういうのはまさに華僑のやり方だ。日本は日本のいいところをどんどん捨てて、欧米の悪いところをどんどん吸収してきたのだと思う。でもシリコンバレーにしても結局人のつながりなんだけど。

 なんだか夜書くとこういうふうになってしまうんだよなぁ。明日の朝読み返すと恥ずかしかったりするんだよなぁ。でも勢いでアップしちゃうもんね。

 ちなみにロンとの写真は一応肖像権やコンプライアンスも考慮し泣く泣く非掲載にします(酒飲んで酔っ払い状態で書いていても一応抑制効いてますよ)。
















■ 10月5日 【ジオラマはMP4/7に】

このジオラマ展示の前でロンデニスとハグしてしまった!マジです!
 ロックタイトさんに99年のパドッククラブに入れてもらったとき、あまりにも異次元の経験だったので「今度マクラーレンのガレージジオラマ作って渡しますね」なんて調子のよいことを言って、馬に乗せられたマシンの下に寝転がってマシン下部を整備しているメカニックを3体くらいは作ってあった。それも17年前、当然との後には何も続かず約束は忘れてもらうことにした。そしてフェラーリピットインジオラマ自体はもっと前である。

 ジオラマは見ごたえがありありでもう一度作りたいと思っていたが、あの大変さをもう一度やれる時間も気力もないと決めてかかっていた。しかし自分のためでなく「それを見たい人がいる・・・」というモチベーションが時間と気力を捻出した。人間ってそういう生き物である。つまりやろうと思えば何でもできるのである。

 しかしジオラマ作成工数は半端じゃない。7月から・・・とか書いていたが、作り始めの写真を見たらタイムスタンプは6月15日だった。この日、2階の趣味の部屋の模型ストックヤードから「タミヤピットクルー」を3箱出してきた。フィギュアをゼロからフルスクラッチする気力もスキルもないので、ありものを利用する。しかしこのピットクルーはすごく使えるのに、絶版である。再販したら20箱くらいは買っておくぞ。

 そして若いころに作ってディスプレイしてあったマシンをを取り出し、A3のカッティングシートに乗せてみた。バランス的にはこれくらいがよさそうだ。フェラーリは450mmx300mmで作ったし。そこに腕や脚はほとんど切り離されてそれがテープでつながれ、まさにゾンビのようなピットクルーを仮置きしてみる。しかし丸鋸をリューターにつけたら切り刻みがらくらく!





 次にネットでタイヤ交換シーンの画像を集めまくって、ポーズの研究をする。さらにタイヤはずしの人と、ニュータイヤ取付けの人がタイヤのどちら側にいるか?も調べた(が、明確には分からなかった)。

 また今回のジオラマの見どころのひとつに、マクラーレンが開発したフロントエアジャッキアップシステムを作りこむことにした。実はマクラーレンのジオラマを作っている人がネットにお一人いる。その方はフロントジャッキが簡易パイプ(キット付属)で、ちょっと嘘なのである。でもこれがどういう構造なのか?が全く分からない。これもネットで調べまくって、昔のビデオを見まくって、何となくこんな感じ?というのを3DCAD化、部品はNCで削り出した。便利だぞNC。

 さらにタイヤ交換クルーだけではつまらないので、今回はさらに「セナのヘルメット拭き」を再現することにした。最初の改造では左手をインダクションポッドの上に置くようにしたが、やはり左手はヘルメットの上じゃないと変・・・と自分にイエローフラッグを出した。

 フロントジャッキマンもドライバーシールド掃除の人も、フロントジャッキやジャッキアップされた状態で乗っているドライバーがいないと、パテで作りこんでいる腕とか手をどこに持って行ってよいのか分からないのがきつかった。エポキシパテも完全硬化までは3日以上かかってしまい、その前に動かすとばっちり決めた手や足の角度が狂ってしまう。



 さて今回の作成で発見した新技。手首や指の角度を変えようと思うと、今までは手首で切ってパテでつないでいた。しかし試しに今回熱風集中治具を作ってドライヤーをあててみたら、あら意外に軟化するじゃない!と。しかしあまり熱しすぎると指が溶けて短くなってしまうのでほどほどに。これは足のつま先を曲げるのにも結構有効に使えた。こういう新技を見つけるとなんだかすごくうれしいぞ。



















■ 10月4日 【まずはMP4/6】

今週末からは模型以外をガンガンやるぞ
 今回の元計画はMP4/4から4/8まで、セナが乗ったマクラーレンを制覇することであったが、8月後半あたりから時間との勝負となってきて泣く泣くそれを断念、当社と縁のある以下の3モデル、91年のMP4/6と92年MP4/7、そして93年のMP4/8をベースにした作品に集中することとした。しかしただマシンを作って展示しただけじゃ全然面白くないのは明白で、やはり私なりのひねりが欲しい。ということで・・・

 MP4/6は部品分解モデル、MP4/7はタイヤ交換ジオラマ、MP4/8は自作デカールでのセナフィギュアと1/2ヘルメットのMarlboro化と決めた。

 さてこう書くと後は作るだけじゃん・・・と思われるのも当然であるが、ここに至るまでには並々ならぬ「準備」が必要なのである。今思えばこの準備が全工数の半分くらいを占めていた。

 さてまずはMP4/6のパーツ分解モデルである。ベースとなるフジミのキットはMP4/6はタミヤ1/12のコピーと言われ、1/20でここまで分割するか?というくらいの部品点数である。それにただ単にスケールダウンしただけ(それはそれでいい感じだが)、つまりあまりにも細すぎて開封した時点で折れているパーツなどが多数あった。これをベースに「完全部品分割」モデルにしてみた。

 この分解パーツモデルは以前ベネトンB192でトライしたのであるが、タミヤモデルは可能な限り一体パーツ化をしているので分解部品も結構スカスカであった。今回のものはキット自体がパーツ数が多いにも加え、エンジンとギアボックスをはじめ、アンダーパネルやモノコック、ウイングなどなど、パーツをして別であると思われるものはどんどん切り刻んだ。さらに「クローズアップヒストリー マクラーレンMP4/6」なんて写真集を持っているってこともあって、あれこれ細部に手を入れるための環境が整いまくっている。特にエンジン出力側、ギアボックス入力側などいろいろと作りこんでみた。またアンダーパネルも遮熱シートを再現するのにモデラー定番の「メタルック」が入手できないので、アルミホイル+スプレーのりで代用してみたり、ブレーキディスクも分解したり、あれこれ手を加えている。

 モデルやパーツはやることが決まっているので、黙々と作りこんでいけばいいのだが、「自分で決める」ことを求められる「ベース台のサイズ」などが最後まで決めきれなかった。いつでもそうだが、「自分で決める」ということはすごくエネルギーを使うことなのである。なので追い込まれるまで後回しなんてことになってしまうのだ。部品を何となく並べてみて、今回はサイズを切のいいA3とし、作品置きベースとなる木枠もさくっと作ってさくっとニスを塗って即完成。われながら追い込まれるとこんなに仕事早くできちゃったりして、ちょっとびっくりだ。

 ちなみにMarlboroレッドの塗装関連はこれだけでいろいろ書けてしまうので次回のネタにしてみよう。
















■ 10月3日 【終わった・・・】

これほど模型しかやらない人生って初経験
 長かった、めちゃくちゃ長かった。集中した、めちゃくちゃ集中した。ついた、めちゃくちゃスキルが付いた。しなかった、他のことは何もしなかった。

 ということで、6月から始めた始めたマクラーレン模型群が完成、日曜に納品してきたわけである。エントランスショールームに置かれた模型は、その他のただの展示とはなく異質でまぎれもなく作ったモノ感がでており、我ながらいい出来である。

 6月に、何気にそろったMP4/4から4/8までのマクラーレン+セナの6車を一気に作ってみる自主計画を立てた。前に作ったモデルはマールボロレッドをデカールで仕上げてたり、まだスキルがないころの作品でよれよれだったりで、どこかでリニューアルしたいと思っていた。しかし一方で、10年もたつと模型特にデカールの黄ばみで見るも無残になることが分かっているので、無駄になるものを作るのも嫌だなぁと思っていた。つまり悶々としていた。

 そんなときさる筋からマクラーレンの模型を作ってほしいとの依頼が舞い込んできたのであった。何度も書いているが、目標を与えられるとひたすら頑張ってしまう典型的日本人気質である私であるからに、二つ返事で「やります!」と答えた。それが7月のことであった。

 そして7月も8月も土日はほぼ模型に費やされたわけであるがが、その頃はまだ余裕があって作りかけのルパンカリオストロの城ジオラマや、RUSHで感化されたフェラーリ312T2やマクラーレンM23、これまた作りかけのWPGバイク群、F1フェラーリなどなど、50個以降はあると思われる作りかけのモデルにちょっと手を入れたりしてた。さらにアマゾンの魔力にはまってしまい、久々にプラモをポチポチしまくり、するとアマゾンは私の指向を分析してこれもどうだあれもどうだ・・・と財布に攻撃を仕掛けてくるのであった。で、また在庫がたまってしまった。

 さらに環境フェチであるからして、塗装環境を整備した。今までハンドピース2本でやりくりしていたが、コンプレッサーをハイパワー化したのと合わせ、ハンドピースを大量導入。結局ハンドピースは6本となり、同時にいろいろな色を平行塗装できてすこぶる効率のよい生産体制を構築できた。ただし以前のコンプレッサーから3倍くらいハイパワーなコンプレッサーにしたので、水を吹く確率が劇的に増えたのはその後の塗装工程に大きな影を残すのであった。

 と、模型作成下処理や展示の仮置きをしたりしながら進めていたが、9月に入って「このままのペースだと納期が守れない!」と真剣に焦り始めた。ということでできるところはかみさんに下請けを出した。納期が終わったらすごい外食をおごらなければならない、という契約で釣ったのである。
















■ 9月20日 【東京ドーム行った】

模型作成で徹夜の連続、だって・・・私ったらカツオだもん
 まともなコンサートなんていくのは何年ぶりだろう。最後に行ったお金出したコンサートはジェフベック武道館であり、とっても昔のことであった。さらに東京ドームに入ったこと自体初めてなのであ〜る。

 そして今日はBABYMETALライブイン東京ドーム〜ワールドツアーファイルなるの2日目である。前日に行ったベビメタラ―の情報によると、昨日今日で1枚目・2枚目の全曲をダブりなく演奏するとのことで、否応なしに期待が高まるのであった。

 しかしこの台風による大雨には参った。5万5千人がずぶぬれである。しかし参らないこともあって、なんと待ち時間なくすんなり入場でき、すんなり入場できた分時間がたんまり余って、娘と2時間世間話に明け暮れた。

 東京ドーム、最初の「米粒くらいしか見えないから、どうせ同じ空間を共有したくらいの体験だな」と思っていたのと違い、観覧席は意外と近いし音もワンワン回るほど悪くもなかった。そして結構楽しめた。カワセミ用の双眼鏡を持っていったのだが、これが意外にも活躍してくれた。メディアコンテンツだと自分の好きなアングルは見れないが、双眼鏡だと表情も見えるしずーっとMOA-METALを追っかけられる。

 でも残念なことに、小神こと神バンドの超絶ギタリスト「藤岡氏」がいなかった。彼のフレーズは単なる速弾きだけでないのがいいのになぁ。KARATEもCMIYCもいいねも4も効けなかったのは残念。しかしエンディングは盛り上がった。3人が放射状に伸びるステージにやってきてファンをあおるのだが、3人のツアーファイナルができた安心感からくる笑顔がいいのだ。しぐさもいい。さらにMOA-METALが本当にペンギン歩きするのを見てその可愛さにドッキューンであった。

 そして最後の最後、Su-METALがステージ上でこけた。大事に至らずテレを隠すのがまたかわいい。

 正味80分弱のステージであったが、十分の堪能出来てまた行きたくなったぞ。お金ためよーっと。
















■ 9月3日 【ヤバっ】

今年の8月は我が家ではめずらしくエアコン稼働まくりだった
 って言ったって、ベビメタの曲ではなく8月には2件しか更新できなかったことである。過去最低。

 それは模型作成に明け暮れているからである。しかし久しぶりに超集中して、テクを駆使し、テクがどんどんついていき、なんだか模型道が一段上がった気がする。と言って模型にガンガン集中しているに読めるだろうが、実は模型作成環境構築にも時間がかかっているのである。どうも環境構築フェチであるからして、きれいに整っていることにエネルギーが費やされてしまっている。こればかりはもう性格だからどうしようもないね。

 しかしこの週末、もてぎで解されたWTCCもオファーされちゃったりしていた。本当は行きたくてしょうがないのである。あの団子状態を撮ってみたいなぁ、と。でも行くとすると土曜の5時に家を出て、日曜の21時に帰宅という、まったく土日がつぶれてしまうことになる。断らざるを得ないね。

 さてそれとは別にニュースがあったりする。そう何10年ぶりにコンサートなんてものに行ってくる。さらに初東京ドーム。日本人っていうのに、アリーナ席ってわけでもないのにチケット1万円近くするのね。娘と二人分で2万円。さて何のコンサートでしょう?
















■ 8月15日 【夏休みだけど】

普段できない24時間ぶっ通し模型作成なんてしてみたり・・・
 灼熱の富士スピードウェーに行った。あまりにも灼熱でフラフラになった。でもうちのチームの私より若いのを連れて行ったが、堪能してくれたようだった。だって初めて行ったのにVIPラウンジだもんね。

 しかしその富士、仕事とプライベート半々であったのだが、プライベートでは200-500mmのお気に入りレンズにx1.4のテレコンをつけて撮影してみた。富士ってそういうレンズ使わないと面白く撮れないんだよね。しかし撮っていてなんかしゃっきりしない。AFが追従しない。ファインダーで見ていてもピントが合っていない感じ。家に帰ってみてみたらほぼダメだった。そしてよくよく調べたら、200-500にテレコンつけるとF8になって、F8だと中央7点しかフォーカス効かないらしい。こりゃあピンボケ増産も仕方ないかな。

 夏休みだ。模型作成に明け暮れて昼夜逆転した生活も結構楽しい。学生のようだ。しかしちょっと手を出した庭改造が、ちょっとじゃ済まなくなって、もう体がバキバキになるまで庭で10リッターの汗を出しながら頑張っている。なんか夏休みっていうのに、休めないのは性格だね。
















■ 8月2日 【さわやか長野】

梅雨明けたらなんだかゲリラ豪富ばっかり
 長野の工場(長野県にある工場)に行ってきた。今回は道中電車である。

 八王子7:29発のスーパーあずさ1号に乗るため、7:10に着いてしまうのは、やはり小心者のあらわれである。これは長男に引き継がれた。

 さて駅では盛んに「本日の自由席は140%の乗車率です。指定席エリアにもお客様が入ります。」と言っている。さすがに夏休みの長野方面、みなさんバカンスかねぇ? しかし仙台まで1時間半なのに、上諏訪まで1時間45分っていうのは、早さに慣れ過ぎている今のご時世、ちょっと遅すぎじゃない?と思うのだが、もともと急ぐことが好きなわけじゃないのに、なんだか「早い=正義」みたいなのに毒されている自分がいた。よくない。

 さて上諏訪から乗り換えた飯田線、これまた驚くほどローカルで単線だったりするので駅で10分待ちますとか平気であったりする。でも無人駅であってもポケストップがあったりするので、のんびり旅を楽しめた。

 前週にもこの長野の工場に行ったのだが、その時はソースかつ丼を食した。おおこれがソースかつ丼か、次に来たらもう一つのグルメであるロー麺だなあと言っていた。が、相当早い時間に入った店でロー麺がなく、やっぱりソースかつ丼を注文した。しかし出てきた料理は普通のとんかつ定食の体であった。みんな「?」を醸し出しており、店員さんに「これソースかつ丼?」とつぶやいてい見たら「これがソースかつ丼」と言われたりして、なんだか名産を食そうという盛り上がった空気が一気にしぼんだ。

 しかしちょー偉い人はグリーン車が予約されていたりして、何気に自由席だった私は同席しないで済んで、結構にんまりである。
















■ 8月1日 【いろいろ行く】

今のながら見は「勇者ヨシヒコ」である
 週末の模型地獄で他に何もできない状況が続いている。その模型、F1マシンの場合は大体以下のように進む。

 @切り離し
 Aゲートとパーティングラインのペーパー処理
 B押し出しピンパテ埋め&ペーパー処理
 Cパーツ接着と境界面処理
 D仮組み&修正
 E塗装用下地処理
 Fサーフェーサー下地塗装
 Gペーパー処理
 H本塗装(マスキング含む)
 I小物塗り
 Jデカール貼り付け
 Kクリアー塗装
 L研ぎ出し
 M組立て

 こう書くとわりかし簡単なように見えるが、なんのなんの、行間の細々した作業にかかる時間が大半なのである。接着やパテは固まって表面処理ができるまで何日かかかるし、複雑な形状になるとマスキングに何時間もかかったり、塗装やデカール貼りの後の乾燥時間が案外バカにならない。

 さらにオールドマクラーレンは「蛍光レッド」が曲者だ。どの色が正解ってのがなかなかない。リアル度とコストパフォーマンスからグンゼの蛍光レッドを使っているが、この蛍光レッド色がなかなか乗らないので、濃いめにして吹きたくなるのだが、そうすると乾いてから完全にひび割れする。塗装が収縮する感じで、これで何度泣いたことか。つまり薄〜く何度も何度も時間を掛けなくてはならない。さらに蛍光レッドの上に張るデカールはなぜかめちゃくちゃ透けてしまう。蛍光レッドは紫外線に弱くすぐに退色してしまう、等々。

 しかし、形になってくるにつけ、うきうき度もそれにつられてあがってくる。やっぱりモノつくるのはいいねぇ。
















■ 7月25日 【はやりのものは経験してみる】

梅雨が明けないなぁ
 菅生は1か月前、1年前に比べてめちゃくちゃ過ごしやすいというか、少し肌寒いくらいでほとんど汗をかかないで済んだ。これはいい。

 柳田マー君とMTGしたりしたら、マー君優勝しちゃったじゃないか。俺のご利益があったとしか思えない(うそ)。しかしマー君はいいやつだなぁ、いつ会ってもいいやつオーラがたくさん出ているのである。

 さて今回の菅生、パドックエリアでちょっとしたブームになっていたのはやっぱり「ポケモンGO」である。私も入れてみたが何となく使い方が分からん。ホテルでインストールしたら、ホテルの部屋にモンスターがいるではないか。でもどうやって捕獲したらいいか分からん。中継スタッフの人たちもポケモンGOに夢中であった。

 結局金・土の菅生滞在で、日曜は家に戻った。当然ポケモンを探しに家の周りを徘徊したのだ。驚くことに家の周辺のちょっとした名石や猫の額ほどの公園には結構な確率でポケストップがある。ここでモンスターボールをゲットするのも案外楽しい。しかし誰かが地道に場所の決定とその写真撮影をしたんだろうなぁ?と思うと、このアプリ、結構工数かかっているんじゃないの?と思えるのであった。
















■ 7月21日 【いろいろ行く】

明日も雨かなぁ・・・
 伊那に行った。いいところだった。昼に何を食べるか?と聞くと、ローメンかソースカツ丼んということでソースカツ丼発祥の店に行った。もはや民家と区別がつかない場所にひっそりとあったその店は、定休日ではないにもかかわらず、休みだった。くぅ〜!

 しょうがないので街に降りていく途中にあった店に入った。ソースカツ丼う〜ん、ただソースにひたひたつけただけなのね。でも案外ボリュームあって、食べるのが大変なのであった。しかし伊那はいい街だ。のんびりしていて緑豊かで1か月ほど住んでみたい・・・なんて思っていたら、来週も偉い暴君と来る羽目になった。行きたくない・・・

 明日は菅生。仕事でいくのであって、かつ当社に信頼を置いてもらう方々と一緒に仕事をするのであるが、上司に認めてもらえない仕事であるからして、休みをとってプライベートでいくことにした。なんだかわけのわからん会社である。普通こんな重要な仕事プライベート行くか?なら個人で会社作って受注したほうがよっぽどいいぞ。

 ということで、とあることの調査で写真を撮らなければいけないのであるが、肝心の標準域のレンズが壊れた。万能レンズである18-200mmの手振れ補正がおかしくなって、軽くばらしてくみ上げてみたら「レンズエラー」だとかでまったく通信しなくなった。なら新しいレンズ買う理由あるじゃん。

 で、今日いつもよりちょっと早くあがって、ヨドバシに行ってきた。心に決めていたレンズは案外小さかった。軽くていいということも言えるし、迫力無いともいえる。しかし質感は結構よくてちょっとびっくり。しかしもっとびっくりしたのは「ニコンマウントは在庫切れです。7/21に入荷します。」なって書いてあるではないか。さらにヨドバシ.comに比べて値段が高い。しかしレジでお兄さんに聞いたら「入荷してますよ、価格もPOSでは下がってますよ」ということで、サクッとかってサクッと返ってきた。




 これで毎年カメラ関連で何かを買い続ける記録は持続中である(去年は旧暦って考えてセーフにしているけど)。
















■ 7月18日 【忙しい日々】

やっぱりちょっと間が開きすぎた
 最低の更新頻度になっている。こりゃまずい。

 とはいっても、週末は毎日16時間は模型製作に充てられていて散歩すらままならない。納期があるのでダラダラやらなくていいという反面、他のことが全く手につかないという状況に陥るのだ。

 ジオラマはほとんどの腕と足、脚を切り離しているので、そのパテ補修にめちゃくちゃ時間がかかる。ポーズの研究に昔の写真を穴の開くほど見る。90年代のマクラーレンは斬新的なフロントジャッキアップシステムで、これがいまいち構造をつかみきれない。フィギュアの艶消し塗装を艶消しでダイレクトに塗るか、全部塗った後まとめて艶消しクリアーを吹くか、マールボロレッドは洋服だと蛍光色なのか違うんのか?、壊れたPC代替えのWindows7以前の32bit機じゃないとアルプスプリンタ動かないのでこれをどうするか?

 一方マシンのほうはといえば、相変わらずフジミのわけわからない設計に爆発寸前である。設計もダメだけど、造形もダメ、もダメダメすぎる。こう見るとF1好きじゃない人が設計しているんだろうなぁと思わないわけにはいかない。タミヤだって、リアウイングを全一体化なんてわけわかんないことするから、逆に塗り分けがめちゃくちゃ難しくなって、結局翼短板を切り離さざるを得ないなんていう、本末転倒なことになったりするのである。

 さてそういう模型地獄の合間で鈴鹿に行ってきた。新しい鈴鹿は以前と全く違っていて、なんだかさっぱりしすぎていた。ホームストレートをくぐるトンネルもどこから入ればいいのか?わからなかったりで右往左往した。最終コーナーとダンロップ間のトンネルはパドックエリアでは扉にかぎが掛かっていて抜けられなかったり、移動にめちゃくちゃ時間がかかった。

 とは言いながら、4セッション計8時間もあるため、以前は行かなかった西コースも行き止まりまで制覇した。つまり鈴鹿の写真撮れるところはほぼ制覇した。これでどんなレースがあっても勘所が働くぞ。しかし西コースは改修が入ったグランドスタンドとは違って、昔のままののんびりした設備なんてもんじゃないところが気に入った。ヘアピンはマシンがすごく近いし、ヘアピンからスプーンに向かうところはすぐ横をマシンが抜けていく、そしてヘアピンはもうその辺の草むらって感じだ。

 1日目はなんとか雨を回避、しかし2日目の特に午前は台風並みの大雨でマシンはほとんど走らず、でもほとんど人がいないスタンドにポツンと写真を撮っている私がいた。こういう時に走るといっぱい写真撮ってもらえていいのにねぇ。

 ということで、鈴鹿は菅生より近いし、第2東名は景色がほとんど変わらなくてつまらないけど走りやすい道だし、案外これからも行ってみようかなぁ、と思うのであった。
















■ 7月7日 【連戦】

なんだか雨の鈴鹿になりそう・・・
 11か月前、初菅生がやたらいい感じだった。それは岡山国際サーキットにも共通する「古い施設」ってのに起因している。つまり写真が撮りやすい、コースに近いといった「いいこと」が多いからである。もう最先端の富士スピードウェーのひどいことといったら・・・

 「今度菅生に行くよ、仙台観光でもする?」と聞いたら「その日は○○大学のオープンキャンパスに行くことにしてるんだけど」と言われ、その3時間後に「○○(娘の名前が入ります)が行きたいって。ずんだ餅、ずんだシェイク、ずんだサイダー、もうずんだ三昧したい〜」と久しぶりの旅行モードとなって、仙台のホテルを取った。エクストラベットは当然我が家で一番力が弱いお父さんとアサインされた。夜は仙台の厚牛タンをほおばりまくると、その厚い牛タンのせいで財布は薄くなった。

 八王子バイパスが無料化され、滝山海道のバイパスができて、圏央道が東北道とつながり、圏央道のコスト高が解消され、俄然東北に行きやすくなった。朝4時前に出発して仙台駅到着が8時過ぎ。ジャスト400kmを4時間強で行けちゃう。仙台は近くなった。こりゃ毎年菅生決まりだな。

 初日の菅生は快晴であった。事前にネットで菅生のいい写真を何枚か見て、撮影イメージをつけておいた。真っ青な空をバックにした写真が撮りたい。この快晴はまさにチャンスである。翌日は曇りですこーし雨が降る天気であった。実はこの曇りは結構好きだ。快晴だと光と影のコントラストが付きすぎてどぎつい写真になる。曇りの日は光がマシン全体にまんべんなく回る感じでいい。インターネットでも、霧がかったコースにテールランプがぼんやり写る幻想的な写真があった。ということで、初日快晴、二日目曇りってのもあながち悪くないのである。

 Bパドックの駐車場に停めると、続々と関係者が降りてくる。コバライネン夫妻や由良卓也が私のクルマをサンドイッチした。でも昔ほどミーハー度が高くないのでふーんと言って眺めるだけの自分が、なんか関係者に近くなったようで、ちょっとうれしいぞ。

 ・・・と6/18-19の菅生記を書いていたが、なんだかあまりにも時間が無くてアップできなかった。で、撮ったものの整理が全くできていない1万枚以上の写真をそのままにして、またもや公式テストに行くわけである。金曜休んで10年ぶりの鈴鹿へGO!
















■ 7月1日 【初上海】

ちょっと間が開きすぎた
 これは今から一か月前の出来事である。

 久しぶりの中国だった広州に行ってからまだ3週間であるのだが、今は上海の地にいる。この10年間ほどは海外に行くこともなく、パスポートはきれいなままのただの高級身分証明書になっていたのであったが、まあ人生そんなもんである。だいぶ前の怒涛の欧州・北米出張だって、それまで出張なんてアジアが精いっぱいだよなぁ〜なんて思っていた時に、なぜか潮目が変わってああなったのだから。つまり潮目なんて簡単に変わるってことである。

 さて今回の出張はリアル業務であり、あまり写真も撮っておらず、面白いところに行ったわけでもないので、前回のような物量で書くことはできないが、まあちょっとした「ネタ」はあったのでその辺をサクッと書いてみよう。

 平日の羽田行き、前回と違って通勤電車でカートはつらい。しかしつらくないのは空港である。ああ、空いてる。前回手荷物検査でがっつり並んだのが何だったのか?という楽ちん状態。ということで、電子チェックインと合わせ、10分で出国完了。時間が余りすぎた。しかし同行のメンバーがいつまでたっても来ない。焦っていたら搭乗ちょっと前に余裕で現れた。「佐藤さん、新しく作ったコーポ―レートカードはゴールドだったりするんで、VISAのラウンジが使えましたよ。」。オーマイゴー、そんなの・・・と思ったが、まあ別に?と涼しい顔を装っている自分がいた・・・

 子供のように飛行機は窓際が大好きである。会社の旅行部だとあまり融通が利かなったってこともあって、窓際指定をしても翼のど真ん中だった。オーマイゴー。まったく地上が見えない。だけど、離陸から着陸までほぼ曇り状態だったのでまあよかったのかもしれない。途中並行して飛んでいた飛行機が面白かった。

 上海は近い。東京から九州を過ぎるとあとは海をちょっとわたってそこは上海。あっという間についてしまう。機内食は前回の広州よりだいぶチープだったが、同じANAなのに何が違うのだろう? あっという間についた上海虹橋空港であるが、入国もあっという間に終了である。なんだか世界が狭いような気がしてきた。さてこの虹橋空港、空港前が大工事中で、そこまではシャトルバスで行かなければならないのだ。そしてシャトルバスを降りたとき、同行メンバーがつぶやいた。

「佐藤さん、○○さんっぽい人が乗ってましたよ。○○さん知ってますか?」

 ○○さんはよく知っている。真面目で面倒見が良くて人間的に大好きな偉い人だったが、やはりそういう人は今この会社では生き残るのに厳しい現実がある。つまり辞めていた。そして指をさす方を見たらまさに○○さんじゃないか。おお、懐かし〜と声をかけた。向こうも驚いた。でも長々話している時間がなく、名刺をもらってその場を分かれた。日系の某企業で上海事業所のGMをやっているようだ。この会社転職市場ではブラック企業とされていると聞くが、○○さんいわく、「元いた会社がもっとブラックだったんで、全然気になりませんね。みんなのベクトルが合っていていい会社ですよ!」と。むむむむむ・・・と唸ったことは言うまでもない。

 さて空港から工場へは高速道路でガーっと行くが、高速を降りると広州で見た中国より自分の中で思っていた中国がそこにあった。どちらかといえばシンセンに近い感じだ。工場は私が見た中では、最高の管理がされている工場だった。社長は日本にいるときから知っている人で話しやすい人であり、いろいろ内情を聞いた。大変だったみたいだなぁ。世界中で最も厳しい基準で作らている工場であると感じた。見れてよかった。

 続てとあるプロジェクトのキックオフ。やはりメールなんかでやっているより断然話が進む。さらに私のパートには皆さんが絶大な関心を寄せてくれ、モチベーションが上がりまくった。知っていたけどやっぱり実際に見て触ってと肌で感じたことは、あっという間に理解できるようだ。メールや資料じゃ絶対だめで、やはり現地で人と話して、実物を見せること。これしかない。

 さていい感じで終わったキックオフであるが、実は裏の目的もあった。現場からは大変信頼されている偉い△△さんのお別れ会の場でもあった。なのでちょっとリッチな感じのレストランで大宴会が催された。

 この大宴会、現地主要ローカルスタッフも参加したのだが、そのほとんどは女性である。それも驚くほどのゴッド姉ちゃんなのである。酒豪、からみ、飲勝負、近年これほどパワフルな女性は見たことない。しっちゃかめっちゃかであるが、実は仕事ではすごい資格を取ってたりして、ああ、本当のスーパー姉さんだなぁ、と思った。嵐大好きで二宮が好きで日本語結構うまいなんてすごすぎ。小さなカップでいろんな人と紹興酒勝負しまくっているのをみると、中身がウーロン茶じゃないのか?と間違ってしまうのである。

 さて今回の上海ホテルと工場、やっぱりラインはほんのちょっとつながったが、グーグルは全滅であった。グーグル以外もつながらないサイトばっかり。やはり中国の規制は厳しいのであった。
















■ 6月16日 【インメルマンターン】

梅雨ですなぁ
 ヒコーキの離発着をみて「アーなるほどね」と思ったこと。それは横風の影響を鑑みて、機種を正面ではなく風が吹いてくる方向に傾けることである。まあベクトルの合力と思えばいい。でも私はこれを体感している。体感できたことは「地となり肉となる」ので、インターネットで見た知識や本で読んだ知識の何10倍も自分のものになっている。で機長でもない私がなぜそれを体感したと言えるか。それは

「コンバットフライトシミュレーター」

 である。今を去ること20年前、時代はWindows95の頃、職場のPCギーク間で流行ったのがこれである。フォースフィードバックのジョイスティックも買って、イギリスの空を飛びまくった。インメルマンターンなんて言葉を知っているのも、このアプリのおかげである。関係ない話ではあるが、このころ買いまくったフォースフィードバック系のコントローラー、COMポート接続なのであるが、簡単に改造してUSBにならないかと思う。まあドライバもないからダメかな・・・
















■ 6月8日 【伊丹の友人】

初夏のからっとした日は最高だね
 伊丹で会った面白い関西人Kさん。神宮球場に来るってんで飲みましょうとなった。

 新宿で飲み屋なんてどこがいいか分からないので、一緒に仕事をしているアクティブな同僚に聞いてみた。すると「”海峡”がいいですよ」という。ジャンボから揚げでちょっと有名な居酒屋らしい。たしかにダイエットという文字を忘れさせる魅惑の「からあげ」・・・ならそこに行こう。

 新宿駅南口で待ち合わせた関西人Kさん、一度しか会っていなかったけどすぐわかって、話すと声のトーンがあの時のままで、南口の雑踏がいきなり伊丹千里川土手に変わった。つまり音による脳内環境リンクが働いたのであった。

 関西人Kさんは神宮でエネルギーをだいぶ消費したのと、そのエネルギー補給もしてきたらしい。ということで、「あっさしたものがいいです」とのことだが、私はあっさりじゃすまないっていうか、頭の中はもう超ジャンボから揚げになっているってこともあって、まああっさりしたものを注文すればいいじゃんと、自分にいいように言い聞かせ、計画通り海峡に突入した。まあ普通の居酒屋であった。珍しいのは、普通はメニューを取りに来る異国人と言えばほとんどが中国の人なのであるが、ココはなんとなく欧米系の片言の女性であった。なんか新鮮。

 話し始めると、あれこれそれどれ・・・ネタはいくらでも続くがごとしで、あっという間に時間が過ぎていった。社外の人は話題が自分にとって新鮮で面白いなぁ、とつくづく思うのであった。
















■ 6月5日 【ヤングレディー】

久々にガーデニングに力入れてみたら、体がバキバキになった
 最近若い女性と接することが何となく多い。

 会社の新しく取り組んでいる仕事、まあ兼務という玉虫色状態だけど結構ハードな課題であって、かつ一人モクモクとこなさなくてはならなくて、でもこんなのできんのか?という超絶難しいものだったりして、軽く引き受けたはいいがちょっと後悔し始めている。

 しかしそのプロジェクトチームはまとまりが良いというか、この会社では珍しく運営がいい。ということで居心地は悪くないというか、本業じゃないので居心地を感じられるほど座ってないけど。でも結構頻繁に飲み会があったりして、そこに女性が多かったりして、その中でも関西のお姉さんがまたすごかったりして、やはり関西人大好き! なんてったって、エロ耐性が高いというか、逆にどんどん振ってくる。こちらがドギマギ困ってしまうほどである。

 飲み会では盛り上げ番長を拝命している、わけじゃないけど、なんとなく役割分担として隊長になっている。飲み会は楽しくなくちゃ意味がない、のであって、楽しくするためにはおとなしくて奥手な自分を捨てなければならない。これも人生の試練である。

 ちょっと変わって。近所の家族ぐるみの付き合いをしている地主さん。そこのお姉ちゃんは息子と同級生であり、小さいころはよく遊んだ。そのお姉ちゃんがとある件でで短期間実家に帰ってきていて、朝駅まで送ってもらっている。お母さんはゴット母さんであり、もうすごいエネルギーの塊のような人で、かつ面白いおばちゃんである。雨が降ると「○○さん(私の名前が入ります)、車で一緒にどうぞ!」と娘さんの駅まで行くついでに乗せていってくれるのである。お姉ちゃんはもはやレディーであって、声が声優のようにかわゆくて電車で話していると周りのおっさんがの耳がブラックデビルよろしく、20倍くらい大きくなっているのであった。
















■ 6月2日 【auの最後っ屁】

初夏のからっとした日は最高だね
 カードの請求で思わず「うぉっ、なんだこれ?」と叫んでしまった。なんとauから6万円も請求された。大体光ネット回線も含め2万円ちょっとだったのに・・・

 息子や娘がゲームで課金しまくったのか(息子は前科持ち)、はたまた実は大量に解約した回線が更新月じゃなかったのか? はたまた契約満了最終月のよくわからない仕組みに堕ちたのか? 

 調べてみたら最後の「よくわからない仕組みに堕ちた」のであった。ではなぜ今まではよかったのか?何10回線もやりくりしてきたが、こんなことはなかった。そして驚愕の事実が分かった。

 契約するときに月額料金を安くするためにいろいろとついてきたインセンティブ、これが更新月には利かなくなっているっていうことであった。つまり更新月は25月目であり、インセンティブは大体にして2年=24か月間だけおいしいのである。つまり更新月はインセンティブ分をごっそり払わなくてはならない。

 ではなぜ今までこんなことはなかったのか? 理由は二つだ。一つはフルフルネット契約の回線は大体にして、MNPにおける魔力に負けて契約満了を待たずして9800円(税抜きI)払ってMNPしてしまっていたという事実。もう一つは、それ以外の回線は契約してすぐに寝かし用回線として最低維持料金契約に変更してしまっているってことである。ちなみ契約時にはオプションで2年無料だったけどほとんど使っていなかったテザリングも25か月目は500円請求されている。

 ということで、キャリアの最後っ屁という言葉は知っていたが、自分がそうなるとは晴天の霹靂であった(使い方あっているか?)
















■ 5月31日 【悪徳電話勧誘】

日経ビジネスオンラインのソニーOBのインタビューが面白すぎ!
突然電話がかかってきた。

「so-net代理店ですが、nuro光に変えられます。今すぐにできますのでいいですか?」みたいにまくし立てられた。一体なんのこっちゃ?

 どうやら「今の回線をnuro光に切り替えてよ、お得よ」と言っているらしい。毎度のことながら我が家がauひかりってことも知っている。どこでうちを知ったんですか?と聞いても、お客様の地域がエリアに入ったのでそこの電話をかけています・・・という。それは答えじゃないよね。so-netから顧客情報が故意に漏れてるね。

 さて突然「今すぐ変えましょう」と言われても、はい変えましょうなんて誰が言うんだろう。少しでもそうですねいいですね、なんていった日には勝手にプロバイダを変えられてしまいそう。あぶない、非常に危ないぞ。

 そしてそのプランが安いんだかわからないし、工事費無料とか言っても大体そうだし(無料と言いつつ3年契約したらチャラになりますの「実質」を無料というのは、ギルティー!である。よくわからないので、調べます、と言って切った。調べてみるとそうも安くないので、断ろうと思った。しかし翌週かかってきた電話では、auスマートバリューの分も全部補てんしますという。本当か? 我が家の3回線分残り17か月分の補てんだと8万だぜ。本当かい・・・

 そして3度目の電話。一応価格調査もしてスマートバリューが補てんされるのならまあいいか、Nuro自体はそれほど評判悪くないしと思って、契約してもいいと思っていた。しかしやっぱり怪しい。で、どこの代理店か?と聞いてもはっきり言わない。何度も確認したらやっと「レゴリス」と名乗った。速攻で調べたらなんか評判悪い。そして契約を急がせている。が、スマートバリューの補てんとか8万くらいになるけど、きちんと書面になっていないと契約なんてできないから・・・というと、なんだか席を離れて誰かに確認しに行っている。つまり成り行き任せなところがあるのである。

 結果、上限5万円まででした、といとも簡単に前回の発言を撤回である。口約束だけで契約していたら痛い目に合っていた。で、どの口がそんなことを言うって発言が飛び出た。「スマートバリューがダメなら、ソフトバンクに変えてもらえば、もっと引けます・・・」みたいな、まったくもって何言ってんの!である。

 多少Nuro光が良いかもしれないが、こんなあやういところを話を続けるなんて、人生捨てたも同然だ。最初の一言からして、もう契約するよね、「うん」と言えばもう切り替えられるから・・・みたいな契約のしかた、心が痛まないのかねぇ。

 やっぱり今の世の中、「おいしいことには必ず裏がある」のである。その裏をちゃんを理解し総合的に判断できるか、ちゃんとエビデンスをとっておけるか?などなど、自分で判断できないことには手を出しちゃだめだね。

 でもおじいちゃんとかは引っかかっちゃうんだろうなぁ・・・
















■ 5月29日 【中国広州事情〜生活編】

auもso-netも付き合いきれん!
●イオン・ユニクロは高級品
 ホテルの隣がイオンだった。別にイオンなんてそんなに利用しないだろうなぁ、と思ったが、実際イオンには大活躍してもらった。それにイオンがまさに日本のイオンそのものだったのに驚いた。価格も日本とそれほど変わらない。閉店間際であっても日本のイオンのどの時間帯よりも人が多いということだ。これだけ見ればイオンが中国出店を加速するのも納得できる。イオンで売っているものは中国製であっても品質の担保がされている、って考えられているからだろうな。制服は日本と同じ、回転直後は店員さんがみんな並んでいて(多分)いらっしゃいませと言う、レジの若い人たちも礼儀ただしく、なんだかこっちもうれしくなった。ただし定員さんは日本の5倍はいる感じ。

●LINEとGoogleが使えたホテル
 中国はLINEとGoogleは使えないと行く前に言われた。ネットで調べてもそうであった。しかしホテルのWiFiは両方ともつながったぞ。でも中国はLINEと同じようなアプリでWeChatってのが恐ろしく普及しているようだ。ちなみに私も入れてみた。誰かWeChatで友達にならない?

●それっぽい光景
 中国では3輪自転車に大量の荷物を載せているとか、アメリカ人が日本人はみんな羽織/袴でちょんまげを結っているというくらいの「思い込み」があったが、広州ではそんな光景は全く見なかった。が、シンセンでは結構想像の中国が見れた。やはり広州は大都市で、泊まったところもその中心だったからかなぁ。




●どこでも電話をするし音を出す
 スマホについているサイレント機能ってのは日本人のためについていると実感させられる。商談していても電車の中でも音が鳴り放題。車内でも平気で電話するし、その声がまたでかくてで怒っているようにも聞こえる。まあ日本的静かなほうが好きであるが、ここは中国。中国はそれが普通なのである。それをもっていい悪いを押し付ける気は毛頭ない。それにそういう環境にいると、全然気にならなくなるのね。逆に日本に戻ってきて乗った電車があまりにも静かすぎてちょっと違和感があったりした・・・

●高層ビルだらけ
 広州はどこを見ても高層ビル、それもかっけー(我が家の流行言葉だが、時代に何年遅れているのかっていう話はなしにしてね)感じのビルが多い。数えたわけじゃないが、ランドマークタワークラスのビルが100棟以上はありそうだ。

●カメラは両極端
 写真を撮っている人はスマホか一眼かしかいない。私みたいにコンデジっていうのはもうありえないって感じ。確かにスマホの画質は良くなっているけど、ここまで進んでいるとは。デジタル一眼はやっぱりニコンへの信頼が高いみたい。街でもデジ眼見かけるとニコンばっかりだった。

●自動小銃
 街中や展示会場で金庫?などを運んでいるとき、そばには必ず自動小銃を構えた公僕がいる。引き金いつでも引ける状態である。歩いていて転んでその反動で引き金引いちゃったら、確実に死人が出そうで怖かった。

●修理のレベルが違う
 コアすぎる秋葉原みたいな、電脳エリアのさらにディープなところに侵入してみた。そのフロアはデジカメややビデオカメラの修理をして、修理費品や部品を販売していた。ラジオ会館みたいな感じで暗く狭いところで一生懸命セットをバラシ半田ごてを握っているのはたくましすぎる。ある店では何100というFPCが並べられ、このモデルのこの部位みたいな記述がある。それに白レンズを露店で平気に分解しているのを見たが、これを見たら中国での中古レンズは絶対買わない・・・となるわなぁ。
















■ 5月28日 【中国広州事情〜鉄道編】

上海に行ってきた
●地下鉄で席を譲る
 地下鉄に乗っていてびっくりしたこと。少しでも年配の人が乗ってくると若者はすぐに席を立つ。さくっと立つ。40代くらいの人にも席を譲ろうとする。これにはびっくり。確かに地下鉄のドア上液晶モニタには「席を譲ろう」みたいなビデオが流れているのだが、これは明らかに中国の勝ちである。

●新幹線は虚偽報告
 シンセンに行くため新幹線に乗った。外国人は専用窓口でパスポートを見せないと切符が買えない。さてその新幹線、出発時間の10分前くらいになるとゲートが開き待合室から我先にと中国の人が大移動をする。この「我先に」というのがここ以外のどこでも見られた。地下鉄のドアが開いても降りる人とは関係なく人が乗ってくる。ここは日本の勝ち。さて新幹線、今どれだけスピードが出ているのか?がドア上部のディスプレイに表示されるのだが、どう見ても20〜30km/hくらいは水増しされたスピードが表示されている。こんなところで見栄張ってもしょうがないと思うのだけどねぇ。

●厳重セキュリティー
 空港は当たり前だが、新幹線に乗るときにも手荷物のX線検査が必要である。広州ではなかったが深センでは地下鉄でも手荷物X線検査が行われていた。こういう検査が無くても安全に暮らせる日本はつくづくいい国だと感じてしまう。さらに地下鉄の駅ではどこでも金属探知機で体を探られる。「テロ」は今各国で真剣に考えなきゃいけない恐怖なのかも。

●地下鉄はグー
 まあ新しいってこともあるだろう。地下鉄はまあきれいであるし、ホームには安全ドアが設置されている。切符(実際はトークン)を買うのも楽で、行き先をタップして所定のお金を入れるだけ。最低区間が2元(約40円)、1時間くらい乗る距離で9元(180円)で安い。でも椅子は相変わらずステンレスのつるつる仕様なので、長く乗っているとお尻が痛いし滑るしで大変だ。
















■ 5月22日 【中国広州事情〜モータリゼーション編】

庭仕事、大変だけど楽しいね
●クラクション天国
 何が嫌かって、それはクラクションである。まあこれも慣れてしまうが、まあびっくりである。耳に聞こえる範囲で2秒に一回はどこかでクラクションが聞こえる。ちょとトロトロ走っていたり、ちょっと割り込みされそうになったり、ちょっとしたことですぐクラクションが鳴る。私はクラクションなんて1年に一回鳴らすかどうかだけどねぇ。でも多分喧嘩腰で鳴らすのではないんだろうなぁ、と思う。さらにぎりぎりまで車が接近するのだが、それでも事故が起こらない。なんだか阿吽の呼吸があるように感じる。それと日本は何でもすぐに信号機をつけてしまうが、中国は自己裁量のように見える。信号機つければ車は来ていなくても赤なら止まらなくてはならないが、信号機が無ければ安全ならそこで渡ればよい。日本の「走ればすぐ信号」ってのに嫌気がさしているので、ちょっと中国がうらやましかった。

●タクシーが拾えない
 広州ではタクシーが拾えない。競争である。誰かが留めて運ちゃんと交渉していても、平気でそこに割り込んで交渉する人がいる。たくましすぎてちょっと真似ができないなぁ。

●運ちゃんは大変
 場所から場所への移動はタクシーが多かったが、あるタクシー運ちゃんはアテンダーの方にひたすらマシンガンのごとく話をしていた。後から聞いたら、アップルの自動配車?システムが黒船のようにやってきて給料が半分になってしまったと怒っていた。大変だなぁ、運ちゃん。

●高級車が汚い
 広州は高級車がたくさん走っているっていうか、高級車じゃない車の方が少ないんじゃない?っていうくらい。しかしその高級車だが、ピカピカに磨かれた高級車ったのはほとんど見られない。車は高級だけど、汚れてドロドロである。アテンダーさん曰く、大気が汚くて掃除してもすぐ汚くなる・・・らいしい。本当なら人の方がやられてしまいそう、だが・・・

●中国自転車事情
 中国の自転車は半分以上電チャリっぽい。電チャリの「電」も初めからついているものっていう感じでなく、後付「電」っていうふうに見える。たくましいなぁ。さらに広東フェアーでは電動スケボーのオンパレード。今のトレンドが移動体の電動化って感じがひしひしと伝わった。

















■ 5月20日 【中国広州事情〜食事編】

いいことがあって、やっぱりそれ以上にあほ臭いことがあった
●きれいに食べる
 中華料理であるからして、いくつかの料理が供給されるのであるが、その食べ方が中国の人は「きれい」である。われらの食べた後のお皿はなぜか汚い。この差は何なのだろう?あと食器(お皿・箸など)は必ず「お茶」で洗うのである。16年前もそれでびっくりしたが、衛生的に食器は自分が食べる前に洗うのが常識みたい。洗った後のお茶捨てもちゃんと用意されるんだな、これが。この衛生的に信じられない・・・ってのを向こうの人は「恥ずかしいことですが・・・」と言っていた。

●漢字メニュー
 おいしそうな中華料理店はたくさんある。しかし困るのはそこで見せられるメニューが全部漢字ってこと。つまり写真が無いので判断ができない。麻婆豆腐くらいは何となくわかるのだが、他のメニューは気合一発ダメもとで頼むしかない。まあ「はずれ」は逆に旅のいい思い出である。人間いいことよりも悪いことの方がいい思い出として残るもんね。ちなみにどうにもこうにも選べなくて困っていたら店員さんが「これどうだ!」と壁にある絵を刺した。何気に肉の塊っぽくてよかったが、来たらびっくり。アヒルの頭を真っ二つに割ったものだった。むむむむ・・・とうなった。そしてビールが困った。いくつか行った店でもビールがどれだか分からない。そういう時は私の出番でこれも気合での乗り切るのだ。ビァーと言ったり、プッシューと言ったり、プッハーと言ったり、ビンのシェイプを指でなぞったり。しかしどうしても伝わらない。でも大体にしてそこまでやると店員さんが、これか?これか?を現物を持ってきてくれたりするのである。つまり言葉が話せなくても飯くらいは何とでもなる、と学習した。それにそういうやり取りが面白かったりするし、店員さんも楽しんでいたりもしたけどね。まあビールくらい単語覚えればいいのだが・・・

●朝は外で
 朝食はホテルで食べるでもなく、コンビニで仕入れるわけでもなく、かといって店が開いているわけでもないのどうするか? でも散歩でその辺を歩くと、一コマの小さな店だったり、屋台だったり、という蒸し物系(飲茶)の店がたくさんあることが分かった。これがうまいし安い。さらに分かったのは中国の人は朝ごはんを作らずこういうところに買いに来るってことだ。とある店の4元のチマキがウマウマであった。一緒に売っていた豆乳みたいなのも豆っぽくてお腹にすごく優しい感じでうまかった。でもここでも決して中国語が通じない私であるからして、指でさす。なんか言われても「分からな〜い、ん?」という顔をして、あとは10元を出してお釣りをもらうようにした。最初細かいのなくて100元出したらなんだかあれこれ言われて、同行氏に「多分100元なんて出したらダメなんですよ」と言われた。その通りだった。

●菊茶
 シンセンのとあるホテルで昼食をいただいたとき、お茶を見たら中に虫の小さな羽が浮いていた。あ〜やっぱり中国だなぁ、どうしようかなぁ・・・と思案していて、よくよく見たらどうも虫ではなく、花びらのようだった。そして結構美味い。「これは何というお茶ですか?」と聞いたら「菊茶」というらしい。中国では普通のお茶みたい。
















■ 5月15日 【中国広州事情〜人物編】

ベビメタもプロジェクターのでかいスクリーンで見ると格別!
 すでにご存じのとおり、GWに4日ほど中国に行ってきた。その顛末は久々に更新している「明日行ってこいの海外出張〜中国・広州編」に画像入りで詳しく書いているのでそちらを参照してほしいが、久々の中国、ちょっと感じたことを書いてみよう。まずは人物編から。

●入国審査で「You're welcomeと言われた」
 前にシンセンで入国したときは、パスポートを投げて返された。日本人的思考からするとありえないことであるが、それがあるのが中国と改めて認識した。今回、入国審査が終わったとき「サンクス」と言ったら「You're welcom」と小声で言われた。耳を疑った。役人がこれをいうって、中国少し良くなったなぁ。

●女性が元気  街を歩く人の半分以上は若い女性な感じ。日本は街を歩く人のほとんどはオッサンっていう印象。さらに広東フェアーの各ブース、数量コストなどの交渉も相手は二十歳そこそこの女性である。なんだか娘を相手にしているようだけど、娘がこんなにたくましい姿は想像できない。でもこうやって若いうちからビジネスやっていれば、そりゃぁたくましくなりますわなぁ。日本人は子供を甘やかしすぎかもしれない。

●女性の流行りはアラレちゃん?
 女性が元気なのは上の通りだが、女性の眼鏡率が高い。そして眼鏡は大体にしてジェフポーカロといかアラレちゃんのような大きな眼鏡なのである。日本は小さな眼鏡が流行りだが、やっぱり場所場所で流行は違うんだね。

●ヤンキーがいない
 日本では「こいつは悪だなぁ・・・」と一発でわかるような奴はすぐ見つけられるが、中国では悪っぽいやつがいない。それとは違って異性にべたべたな若者は少し見かける。日本で見ても目を背けるような、エロエロなカップルもいた。中国は公衆の面前でこういうことするのはあり得ない、と思っていたが、やはり現場で見たことを信じろ、だな。

●まじめすぎる日本人
 広東フェアに行った。広州の巨大商談会である。幕張メッセが5個くらいの広さで、このスケールには開いた口がふさがらない。ここでは欧米・アフリカ・中東など各国から来たバイヤーが真剣勝負している。しかし真剣勝負だが暑い広州なのでみんな服装はカジュアルである。この会場の入口で10人くらいの集団がネクタイをして固まっていた。う〜ん、日本人。堅物だなぁ。違和感あるなぁ。たぶん商談なんてしないで見学して帰るのだろう。それに足が棒になるくらい会場を歩いたが、日本人とあったのは0.05%くらい。日本人よ、もっと海外にでよ! ちなみに私も30元で写真撮って、100元でバイヤー登録した。っていうか顔写真付きのID証が無いと会場に入れないのである。このID証はこの後何年も使えるみたい・・・
















■ 5月12日 【伊丹リベンジE】

初夏だねぇ、気持ちいいねぇ
 次に向かうは千里川土手と スカイランドHARADAである。ここはポイントの中でも一番マイナーっぽかった。空港横に長く位置するスカイパーク南端のさらに南に位置するスカイランドHARADAはお墓を挟んですぐ隣同士である。管理しているところが違うだけで、スカイパークの南端延長ととらえていいだろう。しかしなんか人も少なくちょっとさびしい感じである。

 遠くから787がやってきた。いつみても「優雅な翼」だなぁ、と思う。




 ここはヒコーキを横から見られる南端であり、小さいヒコーキはちょうど着地の場所、大きなヒコーキは着地寸前というロケーションだ。着地の瞬間タイヤスモークを狙ってみた。


流し撮りもやってみた。やっぱり流すと躍動感あっていいなぁ。




 そして次はスカイパークの中央部に連れて行ってもらった。さすがにKさん、ポイントを全部回ってくれるという、トリプルAの対応である。でも私もホストさせるとこうなるタイプであり、Kさんの気持ちはなんだかよくわかるぞ。1/80で流したらこれくらいだ。




 そしてときは昼を越えて14時である。飯を食べようということになり、「佐藤さん何がいいですか?」と聞かれ、別に何でもいいんだけどやっぱり関西だからなぁ、関西っぽいものがいいなぁ・・・ということで「お好み焼き」をリクエストした。Kさんはスマホでいくつものお好み焼き屋を調べ車を走らせるのであるが、まあ行くとこ行くとこ閉まっていたり駐車場が無かったりなのである。まえに能登半島に行った時も、14時を過ぎると食事処が休憩時間に入ってしまうのにまいった記憶がある。なのであごだしラーメンに方針転換。食事のあと、最後はやっぱり千里川土手となった。

 なんだかんだ言って、この千里川土手も4度目なのであった。千里川土手に関して言えば、盛りのついた猫 よろしく、ああ楽譜が欲しいと思った瞬間一日かけて何10軒もの店を回りつくして探した学生時代のようである。楽譜やレコードはそうやって増えていったのだった。いまじゃPCの前でマウスをポチっとするだけだもんね。隔世の感があるね。あれ?関係ない?

 この日は終日霞んでいてクリアーなヒコーキを撮るにはちと環境が悪かった。さらに軽く雨も降ってきて、神様は私に試練を与えてくれもうした(日本語へん?)。ということでマジックアワーも条件が悪くい写真が撮れていない。土手上をかすめて飛ぶ写真。絶対一度経験してほしい場所である。70mmでも画角に入りきらないぞ。







 飛び立ったヒコーキを雲と絡めたいが、雲なんてもう「運」次第なのであって、何回も通わないといい雲には出会えないだろう。まあ練習ということ。




 夜のヒコーキ撮影で難しいのが、なんてったって暗いことだ。ISOは限りなく上げてシャッタースピードを稼ぎたいが、それでも1/60とかになってしまう。ヒコーキが止まってくれれば問題ないが、そんなにうまいシーンはそんなにない。タキシング(トロトロ走っている状態をこういうらしい)でもヒコーキは動いている。ならばとヒコーキを追っかけると、今度は滑走路のピカピカがぶれてしまう。つまりどっちつかずっていうわけなのだ。ちなみに下の3枚目は着陸するヒコーキに意を決して追いかけないでシャッターを切った。やっぱりぶれるね。っていうか、かすんだ日は奥の宝塚家々の光点が写らないので、ちょっとつまらない写真になってしまうのである。










 で、この日は新横浜に止まる最終新幹線(21:23新大阪発)まで踏ん張ろうと思っていたが、Kさん「佐藤さん、新大阪まで送っていきますよ」「いや、いいですよ(これだけ読むと外人はYesなんだかNoなんだか判断できないだろうなぁ)」「いいですよ、送りますよ」ということで、最終より1時間半まえの新幹線で帰宅した。なんだか人のつながりっていいねぇ〜と感じた関西遠征第2段であった。

 さて伊丹空港3度目のトライはまた来るのだろうか???
















■ 5月6日 【伊丹リベンジD】

wowowのベビメタウエンブリーライブ、ネットで非難ごうごう
 さて離陸を真正面から見れるポイントは実は離陸直後のエロいお腹も見られるポイントなのである。千里川土手は高度が低すぎてあっという間に着陸してしまうが、離陸はすぐに高度があがるので、結構しっかりとお腹が撮れたりしちゃうぞ。




 離陸ポイントをを後にした我ら、Kさんはじっくり派ではなくポイント移動派なのか私のアテンドに萌えちゃったのかわからないが、私が1日空港周辺を回るという話に、「私の車でいろいろまわりませんか?」となんと泣けるオファーをしてくれた。実はちょっと靴が足に微妙に合わないみたいで、昨夜の夜歩きや朝の散歩で足裏に豆ができかけているようだった。なので空港一周も実はちょっと躊躇していたところであって、「俺たちもう友達だよね、マブダチだよね」的空気を出し、Kさんの車に乗った。

 前回の関西人DNA全開Kさん、今回のアテンダーKさん、まあ私としては特に友達オーラを出したわけではないが、どうも人が好きっていうのもあって、すぐ友達になれる人種のようだ。これは人づきあいが苦手っぽいかみさんと娘にはたいそうすごいうことらしい。別にただ隣にいた人に話しかけただけなんだけど・・・

 車は早い、あっという間に「伊丹スカイパーク北端パーキング」に到着した。そして心に決めた。今日はKさんに体を預けよう。と書くと、「おいおい何エロいこと書いてるんだ」と突っ込む人が必ずいるのであるが、そういう突込みは大歓迎である。

 Kさんは無線を聞きながら、スマホを見ながらこれからどういう機体が離陸するとか、着陸するなどをこと細かく調べている。次にSTAR ALLIANSが来るということで、案外あのシンプルなデザインがお気に入りな機体を撮ることにした。というか、来たものを撮った。しかしこの日の主レンズにする予定の200-500mmの200mm端で撮ってもこんなにでかい。




 ここでわかったこと。でかいヒコーキは離陸の角度が急ってことだ。30度くらいの角度で離陸するような印象であったが、45度は傾いているように見える。これって失速ぎりぎりなんじゃないの?と思える。ああ、書き忘れたけど千里川ポイントで感じたこと。大きいヒコーキは侵入高度が低いってこと。つまり大きくて低いから迫力満点なのである。

 さてKさん、スターアライアンス機を撮ったらすぐ移動である。もうサービス精神が旺盛で「次はあまり知られていないところに行きましょう」という。まあそれほど期待していなかったポイントが実はこの日の一番すごいところであった。一部の人にしか知られていないみたいで、場所を明かすのはちょっと控えておく。何がすごいかって・・・だって

 ヒコーキがやってくる。でかい!




 Kさんが「手を振ってみましょう!」と。両手で手を振った。すると




 と手を振り返してくれるじゃないか。こりゃすごい。さて続々をヒコーキがやってくる。同じJALだけど違う機体なのだ。




 おっ、また振ってくれる。こっちも一生懸命手を振る。両手で振る。すると顔が見えるくらいな位置で手を振ってくれる。




 さらに近くなると、2人とも手を振ってくれる。今は機関士ってのがいないだろうから、操縦士と副操縦士かな。サービス精神旺盛である。これがファンをつかむ心理なのであろう。




 こんなお方でした。左に着座しているのが副操縦士?




 次にANA機がやってきた。




 やっぱり手を振ってくれるぞ。若いなぁ。




 ああ、これだけでこの日の業務終了としてもいいくらいである。よかった!

















■ 4月24日 【またまた閑話休題】

買い物づいてます
 一生続くと思われた246と16号の立体交差、やっと開通した。最後の追い込みがやけに早かったような気がする。ってことで、朝いちばんで走ってみた。う〜ん、快適すぎ。家から保土ヶ谷まで30分でいけちゃうってのはなんだかすごいぞ。で、保土ヶ谷で降りてまた保土ヶ谷から乗ってって、子供みたいに走ってきた。

 長らくダークだった息子が就職してえらくホワイトになった。ということで、娘息子と緑地公園に出かけてバトミントン三昧である。バレーボール部だった息子は娘にバレーも教えてる。なんだか幸せな家族の図である。

 会社同期で、香港で長くバイヤーやってて、アジアンジャンキーで、日野正平(女殺し)と呼ばれて、でも会社辞めちゃって、辞めたら制御がきかなくなって世界中をふらふらしている、入社時の従業員番号1番違いの友人がいる。そいつのFACEBOOKみたら、なんと本当に世界中ふらふらしている。パスポートを見たいもんだ。まあ独身貴族だからなぁ。

 ということで、海外にもう10年以上行っていない私なのだが、ちょっと中国なんぞに行くことになって、ちょっと海外事情が詳しいだろう、従業員番号1番違いな彼に、連絡をとってみた。連絡をとるって言ったって、LINEでさくっと書くだけである。なんとまあ楽な時代になったのだろう。従業員番号1番違いな彼は「今成田に降りたところ」なんていう、なんだかチョーかっこいいメールを返してくれちゃったりする。

 さてメイン回線をイオンMVNOに変えようとしているが、イオンキャンペーンがこれまた作業遅すぎ。4月3日に申し込んでまだ開通していない。おいおい、解約期限はあと1週間だぜ、しっかりしてくれイオンモバイル! しかし3キャリアが解約にしこたま解約料を取ることに慣れてしまって早数年、でもよくよく考えてれこんなのおかしいぜ。と総務省が横やりを入れたわけであるが、それに対応したと見せかけた各キャリア、実はいつでも解約できるコースってのは実は月額料金割高っていう、確実に自分は損しないようにしている。たんまり儲けて、さらにもっと儲けようなんて・・・。われらはMVNOで対抗だぜ!
















■ 4月12日 【伊丹リベンジC】

すごいビルボード全米40位内の快挙!
この日のテーマは「伊丹空港を全部なめる」である。最後のマジックアワーは千里川土手で終了、そのまま最終新幹線で帰宅という計画だ。

 空港周辺の撮影ポイントを調査すると以下の4か所であった。
  ・エアフロントオアシス下河原
  ・伊丹スカイパーク
  ・スカイランドHARADA
  ・千里川土手(南端)

 実はもう一か所、大阪の高層ビル群を背景に「街の中を飛ぶヒコーキ」という写真が撮れるところがある。空港北部山肌に位置するある「五月山展望台」なのであるが、さすがにここに足を伸ばすのはリスキーであるので、関西転勤にでもなったときの楽しみにとっておくことにする。

 さてモノレールの終点である空港中央だが、案外お客さんが多いというか、カウンターでのチェックインが大渋滞なのにはちょっと驚いた。いままでチェックインで渋滞したことなんてないのだが、これはすごい。カウンターの喧騒を尻目に展望台デッキに出てみたが、ここも「萌える」感じが全くしなく次の場所で急ぐことにした。一人行動は誰それの都合を聞くことがない「超お気楽行動」が可能である。その反面話をするのは頭の中にいる自分だけであるので、何かあっても自分の中で感動するだけなのは、ちょっと悲しい感じもする。

 上記のポイントを回ろうと思うと空港を反時計周りに3/4周することになる。ちょっと無謀という気がしないでもなかったが、GoogleMapsで一周のルートで距離を測ったら、なんだ10kmしかないじゃん。いつもの散歩の距離じゃん、横田基地一周よりも短いじゃん、楽勝じゃん。まあ13kgの負荷がなく、足が痛くなければ何の問題もないのである。

 空港を出てフェンスに沿うように反時計回りに歩くと、まあいろいろな家がある。空港のフェンス横や巨大レーダーの横に家があるってのがどうも違和感がある。が、それが伊丹に大きな特徴なのである。

 ちんたら30分ほど歩いてエアフロントオアシス(公園)についた。GoogleMapsやストリートビューを駆使し散々事前調査しておいたのだが、やはり現実にその場に立つとなんか感無量であるのだ。そしていかにも「ここで飛行機見てください」ってオーラを出している狭いデッキがあった。

 実はこの日は前日以上に空気がかすんでいた。ヒコーキの正面・背面から奥行方向を狙うのは「かすみ」に勝てずとても無理そうだ。あーあ、と思って、デッキで写真を撮っている方に話しかけてみた。

「いつもこんなにかすんでいるんですかねぇ?」「いや今日は特別ですよ」

 と話が進んだ。最近毎週伊丹空港に通っているらしい。この方をKさんと呼ぼう。私が東京からやってきて今日は1日伊丹を1周することを伝えた。これから滑走路を北側真正面から捕えられるポイントに行く予定で、ヒコーキ離陸の時後ろに大阪のビル群が見える写真が撮りたい、と話した。

 「ではこっちです」とKさんはそのポイントに連れて行ってくれた。今となってはGoogleMapsがあるので一人でも行けるのであるが、ガイドさんがいると気楽だし、同士のおしゃべりをしながら歩けるのがいい。

 10分くらい歩いて、猪名川土手のまさにここという「ピンポイント」に導かれた。空港エリア外にある誘導灯の位置からしてもここは「ジャスト」な場所であった。実はここにもカメラマンがたくさんいるものと思っていたのだが、誰もいない。なんだか肩すかし食らった感じだ。しかしやはり空気がかすみ過ぎていて思ったような写真にはならなかった。リベンジしなくちゃだわ。




つづく
















■ 4月9日 【閑話休題】

着るものの選択に困る季節だけど、いい季節
 待ちに待った土曜日、早朝より最近娘と燃えているバドミントンに出かける。早朝のドライブを兼ねて五日市の秋川まで行ってみた。八王子バイパスをそのままずんずん進むとサマーランドで、その先もトンネル走るとあっという間に現地到着。なんだかラリーが続くと楽しくてしょうがない。その後秋川沿いを散歩しながら「瀬音の湯」まで行って、足湯独占してきた。あーたのしかった。

 その後、au8回線解約。先月の4回線解約と合わせて12回線を解約だ。総務省のわけわからん指針にキャリアは従うしかないのだが、もうけすぎのキャリアの還元先であった「キャッシュバック」の行き先がなくなった。でキャリアのもうけはさらに激増するのだろう。ならばプランを安くすればいいのだが、安くしたように見せかけて逆に高くしているような状況なのである。携帯契約は摩訶不思議で普通の人はさっぱりわからん!ってところを使ってあくどい商売しているのだ。まあわかっている人はMVNO(格安SIM)に行って自衛しよう。まあ来月も2回線解約しちゃうもんね。今月更新月のドコモの回線だけど、MNPもおいしくなさそうだしどうしようかねぇ?

 息子もお父さんと同じくスヌーピー好きである。で、キャリーバックをスヌーピーにするか大迷いの結果、社会人を優先しコンサバのを選んだ。私のキャリーバックは古いので、2輪タイプ。私は足部が小さくまとまっているので気に入っているのだが、2輪タイプって今はほとんど売ってないのね。小さいスマホ買いたいけど売ってないってのと同じだね。

 Tポイントカード、ベビメタ仕様のを買ってみた。おっさんがこれ出すの恥ずかしい感じもするが、応援するからいいんだもんね。

 さて明日はスパゲティー食べに前橋までドライブである。ちょっと楽しみ。
















■ 4月8日 【伊丹リベンジB】

毎日ベビメタ
 見知らぬ街に泊まったら早朝散歩が何より楽しみであるのはご存じのとおり。今回は千里の街を探索することになり、近くにある万博記念公園をターゲットとした。5時半にホテルを出るなんざぁ、普通の人は絶対やらないね。ときはまだ2月、早朝の街はピリリとヒンヤリした空気であるが、それが逆に気持ちよいし、少し歩けば人間ヒーターとなってホカホカである。人っ気ののない街はなんだか全部自分のもののような気がするし、知らない街は興味の対象でもある。

 山を造成したのがバレバレな地区を抜けると、一戸建てエリアになるが、まあ大阪の一戸建ては豪勢な家が多い。しかし新古住宅地であるエリアを抜けると一転、昭和中期のしとやかな空気を出している「和」エリアが目の前に飛び込んできた。いいぞ、いいぞ、こういうびっくり体験がいいんだ。と、黒く焼いた木の外壁、屋根は瓦、朝の焼き魚の匂いが立ち込めている。早朝なので人もいないので写真をパチリ。なんだか大阪って意外に木造和式古風住宅が多いね、いいね。




 そんなタイムスリップ感バリバリのエリアを抜けたらいきなりどっか〜んとエキスポシティーなる広大なレジャーランドに出た。グーグルさんが教えてくれたが、エキスポシティーは昨年末に開業したばかりの複合施設らしい。驚いたのは、太陽が昇り始めたまだ7時前だというのに地べたの座って開場を待っている人が大勢いたことである。それも全員女性。何かあるのかな?








 実はタイムスリップ感エリアを抜けた時に思わず「うぉっ!」と声が出てしまったことがある。それはこれ。




 「太陽の塔」というより、岡本太郎とか万博という方がピントくる世代である私であるからにして、小学校の頃の昭和大フィーバーが一気に頭を埋め尽くし、こころは小学小僧になっていた。20世紀少年でもこの太陽の塔はストーリーの重要なアイコンであったから、若人でも知っている人多いかもしれない。この太陽の塔、実は「なんだかわけわかんないし一体なんなの?」と岡本太郎を理解することは難しいと長年思っていた。しかし実物を見ると、小難しいことなんて関係なくて、なんだか感動するのである。理由などなく単に感動するのである。これこそ芸術というのかもしれない。

 帰りは違う道を通るが、これまた高級住宅地じゃん・・・みたいなエリアを歩くと、家ウオッチが楽しい。今風の画一的な家が並んでいるんじゃなく、いろいろな意匠や主張のある家は見てるとわくわくする。こういう家を建てたいものである。でも家って、敷地が広くて初めて良さが引き立つものだ。かっこいいと思う家を敷地ぎりぎりのところに建てても、かっこ良くはならないのだよね。

 さて散歩の途中から伊丹空港の飛行機離発着の音が聞こえてくる。調べると7時から離発着ができるらしい。音が聞こえてくるとやきもきして、ホテルに戻るスピードが速くなった。そしてホテルに戻り即準備してさくっと伊丹に向かった。

 昨夜と同じく伊丹空港にいくのは大変だ。この日のテーマは「伊丹空港有名どころポイント制覇」である。南端の千里川土手を目指すこともないので、モノレールで空港中央まで行くことにしよう。千里中央駅なのでまず空港カウンターを起点としよう。からスタートだ。ならばモノレール駅まで歩きそこから伊丹空港に行くことにした(モノレールからの景観は絶景であった!)。

つづく
















■ 4月3日 【伊丹リベンジA】

今日はPC周りの配置替え
 見知らぬ街は楽しい。住宅地を抜けると、由緒ありそうな大豪邸やピュア日本家屋とかあって楽しい。岡町駅の駅前商店街アーケードが何となく関西っぽくていい。食事処はあるにはあるが、時間も押しているってこともあって、スパッと入ってスパッと食べられそうな雰囲気がない店には入りにくい。しょうがないので、ローソンで食料調達だ。ここで間違っても水分補給をしてはいけない。水分はホテルの部屋で「プッシュっ」とビールをごくごく飲み「プッハァー!」を言えるように、お預けとするのである。

 しかし13kgのリュックを背負って歩くのはしんどい。いや、しんどくは感じなかったのだが、徐々にひざや足裏を侵食していたようだ。足に豆ができてきたっぽい。しかしこんなしんどさも、食料をほおばりながら歩く快適さの前にはかすんでしまう。夜なので恥ずかしいことはないし、実際人とはほとんどすれ違わない。景色は見れないが、逆に上がったばっかりのオレンジで大きな「月」が無性にかっこいい。狼男の気持ちがよくわかる。

 東に30分ばかり進むと丘を切り裂いてつくったマンションやらかっちょいい住宅地やらのエリアになった。この頃になると冷凍保存されそうになったのがウソのように、オーブンで焼かれたかのごとく暑くてしょうがない。まずコートを脱いだ。次にフリースを脱いだ。なんだシャツ姿だぞ。この冬のこの夜にこの姿、ちょっと異様である。しかしホテルに着いたたとき、顔から汗がドバドバ出ているのもちょっと異様である。同じ異様なら、気持ちよく歩ける方が良いのでサクサク脱ぐのだ。

 しかし偉い人は突風でコートを脱がせる人が多いが、やはりコートを脱がすのは脱ぎたくなるように暖かくするのが一番いい。昭和時代の成功体験のある偉い人は北風突風こそ最善の方法と思っている人が多いね。

 千里というところは、東京でいえば多摩ニュータウンのような巨大開発エリアっぽい。大阪のベッドタウンなのだろう。このあたりになるとその先の南北線の桃山台駅から家に帰る人と結構すれ違う。この時間に汗かいてシャツで大きなリュックを背負っている私は、違和感ありまくりである。気にしない人は気にしないし、気にする人は気にするのだ。みんなはどっち?

 そんなこんなで1時間強で南千里駅に到着だ。1km=10分というまさにベストペースである。

 前回のホテルは神戸ホテルほど小さくくたびれていなかったのは幸いだ。周辺のお店は閉まっていたので、ホテル内のビールが売っていることを期待した。まあ売っているよね、普通。そしてシャワーの後、プッシュ〜プッハァ〜と至福の時間を過ごした。ではおやすみなさい。

つづく
















■ 4月1日 【伊丹リベンジ@】

4月に入っていきなり寒いぞ
 人生、悪いことは重なり、いいことも重なる。平均してくれればいいのにと思うが、まあそれも人生である。

 ということで、神戸出張の3週間後、今度は大阪出張になった。それも金曜日・・・。こうくれば「リベンジでしょ」とばかり、機材をリュックに詰め込んで、「うっ、背負えない」というくらいの(13kgあった)リュックを気合で背負い、始発に近い新幹線に乗り込んだ。

 仕事を順調にこなし予定通り17時前に業務終了。今までならそそくさと新幹線の乗って「早く家に帰ろっと!」というところを、御堂筋線なんば駅で乗り換え、阪急宝塚線に乗って、目指すは「曽根駅」。伊丹空港千里川土手に行くときの最寄駅に向かうのである。

 しかし心配事があった。空がめちゃくちゃ怪しいのである。真っ黒な雲が向こうに見える。雨雲レーダーでもこっちにやってくる。しかし雨具は持ってない、ちゅーことで、曽根駅前のダイエー(100均もあり)で、折りたたみ傘と使い捨てポンチョとレジャーシートを買った。ここで教訓。やっぱりアウトドア撮影をやるなら雨具を想定しなきゃだめである。

 曽根駅から千里川に向かうのは、まさに住宅地を抜けていくが、その住宅地も東京のそれとはちょっと違う感じがする。これが知らない街を歩く醍醐味である。そして前回の園田駅から行くより断然早く、あっという間に現地に着いた。到着早々一眼を出す余裕がなく、コンデジでとりあえずパチリ。でもここから撮影する絵も意外にいいなぁ・・・と思った。一番近かったり真正面だったりというポイントで撮影したくなりがちであるが、実は意外にいい場所はたくさんあったりするのだなぁ、と。でも現場にいくと、やっぱり一番いいところに陣取りたくなるのだよ。




 そして待ちに待ったマジックアワーであるが、この日はどうも空気がかすんでいてしっぽり来ない。




 今回は三脚を持ち込んだがどうもそれを生かしきれていない。相変わらずカメラの挙動を瞬時に理解できなくて、空回り。そんなこんなを数時間してたらあっという間に21時になって、飛行機離発着可能時間が終わってしまった。体は冷え切っていて冷凍保存される寸前であったが、気合を入れた歩行であっという間にホカホカしてきた。人間ってすごいね。




 ではなぜそんなに気合を入れて歩いたかといえば、その日に泊まるホテルに起因するのであった。ホテルは5,000円くらいをめどに探しているのだが、今回見つけたのが「南千里駅」前のホテルである。直前割みたいなプランで、税込4,500円である。一応21時半チェックインとしておいたので、まあ遅れても問題ないのだが、元来小心者な私であるからして、遅れも30分程度で済ませたい!と思っていた。

 千里川ポイントから南千里駅まで。言葉だけ見ると同じ「千里」なので近そうである。しかし実はそうは問屋が卸さないのである(面白いことわざだなぁ)。順当に鉄道で行くのであれば曽根駅から宝塚線で十三駅まで戻り京都線に乗り換え、さらに淡路駅で千里線に乗り換え、南千里駅まで行くことになる。これを地図で見ると、まさに「U字」を越して「長U字」もしくは「試験管ライン」である。それなら歩けばどうだ、と調べると6.7qである。GoogleMapsだと1時間24分とでる。曽根駅まで1.6kmあるから、約5km歩くか電車かの直接対決である。当然歩くのが好きである私は前者を取った。

 では南千里まで歩いてみるとするか。

つづく
















■ 3月30日 【8か月ぶりの富士スピードウェー】

もう3月も終わりだねぇ、早いねぇ
2016年GTもあと少しで開幕である。その開幕直前の26・27日は富士スピードウェーで公式テストが開催された。入場料1000円、駐車場無料っていう破格の条件であるので、カメラを抱えてレッツゴーだ。

 公式テストはいいこと満載である

・人が少ない(撮影ポイントが混まない)
・2日で合計8時間と撮影できる時間が長い
・車に機材満載で行って、あれこれ試すことができる
・パドックを闊歩できる

そして今回はいつもの定番ポイントに加え、普段は混んでて占有できないポイントや、新しい撮影スタイルなどをじっくり試すことができた。

 しかし現地での充実とは違って、初日の行きは大変だった。だって道志の峠が雪で通れなかったからである。道志に入ってすぐに気が付いたのは、山が白くなっていることであった。それは山中湖に近づくにつけどんどん顕著になってきて、峠への上りの途中、とうとう道がシャーベット状になってしまい、クルマもたくさん止まってたり、事故ってたりして現場でだいぶ思案した。

 スイフトをバリバリに決めた兄ちゃんは「チェーンはいて行く」という。86から出てきたのは若い兄ちゃん・・・じゃなくて60代くらいのおばちゃんであった。なんかすごい・・・。この人は戻るという。この先どれだけ道がダメダメだかわからない。富士スピードウェーにいる知人に電話したら、サーキットは問題なく機能しているとのこと。なら大きく迂回して現地を目指そうと、たいぶ戻って都留に抜ける山越えにチャレンジ。事前にレッカー車のオッサンに聞いたらそっちは行けそうとのことだったので。しかし迂回路で時間を取ってしまって、サーキットに着いたのは、コース走行開始2分前の9時58分であった。ぎりぎりセーフ。西ゲートに一番近いダンロップの駐車場に車を入れ、即撮影スタートだ。しかし土曜のサーキットは寒すぎた・・・

 さて翌日曜は天気も回復して暖かい1日であった。しかしサーキット全体に黒い燃えカスが大量に飛来し、どこもかしこも黒い灰だらけになった。なにか・・・そう東富士演習場で野焼きをやっていたのだった。少なくとも10k以上は離れているだろうけど、こんなに飛んでくるものなのね。驚き。

 今年のGTはいろいろとスポンサーの撤退や参入があってマシンのカラーリング変更が多く楽しめた。撤退したペトロナスとエネオス、D-Stationはそれぞれ、auとWAKO'S、フォーラムエンジニアリングがタイトルスポンサーになっていた。2000年頃のauセルモスープラ依頼になるauカラーリングのマシンはちょっといい感じである。300はなんとランボルギーニが早いのだ。真っ白でまだカラーリングされていないので見た目は物足りなのだが・・・。さらにARTAは300クラスをBMWに変更。この鮮やかなARTAオレンジカラーのBMWがかっこい〜

 昼にメディアセンターで休んでいたら、背中のテーブルにやってきた3人がすごかった。星野、中嶋、関谷といった、3ワークスの重鎮監督である。雑誌のインタビューのようだったが、日本のレースを背負ってきた3人だからねぇ。でもテレビで見ている人がすぐ横にいると、なんか不思議な感覚になってしまうぞ。

 毎回レースに来てるけど、機材やバッグや持ち物や撮影場所や撮影方法がばっちり決まったことがない。毎回「今回はそういうのを考えながらいくぜ」と思うのだが、いざ車が走り出すとサンダーバードの音楽が頭の中を駆け巡り、勢い「撮るだけ」になってしまうのである。俺には冷静さが必要とよくわかった。それでも金網だらけの富士スピードウェーでいい撮影ポイントを見つけられた。まあ本レースだと人が多すぎて、その場に陣取れるかは別だけどね・・・
















■ 3月28日 【夜景万歳】

ベビメタ横浜アリーナライブは良かった!
 神戸で火のついた夜景写真。う〜ん、神戸また行きたい。飛行機往復2万円ならホテル2泊で合計3万円で行けるじゃん・・・と火がつくと盛りのついた高校生男子のように燃えてしまう私であるからして、今は「夜の男」を磨くべく精進している。

 でもよくよく考えたら、横浜の夜景ってどうなのよ?となった。灯台下暗しとはこのことで、横浜で練習すればいいじゃん、ということに気が付いた。そうだ、横浜に行こう!

 気が付けばもう13時を回っているのであるが、娘がツタヤに連れていけ、という。かみさんが連れていけと言ったら却下!であるが、娘には弱いのでおとなしく向かった。帰ってきて14時半。即出発である。そして桜木町に着いたのが16時。向かうは横浜港大桟橋である。大桟橋・・・懐かしい。40年ぶりである。そして昔の大桟橋とは全然ちがって、おっしゃれ〜になっていた。

 しかし北西夜景ポイント側には、なんでこんな超でかい鉄の塊が浮いているの?と、飛行機が飛ぶのと同じくらい信じられない超でかいパナマ船が停泊している。これが大きすぎて、撮影ポイントの半分を使えなくしているのであった。なので奥の方へどんどん進むと、ああやっぱりカメラマンだらけである。オジサンオバサン老若男女みんないる。

 私の隣にいたオバサンコンピ、何やら詳しそうもあれこれ話をしているが、実際どうなんだろう?あまり的を得ないような会話であるが、まあ写真人口が確実に広がっていることをあたらめて感じた。ちょっと前はニコン、キヤノンしかなかったカメラであるが、今はミラーレスがすごく多い。一眼タイプ持っているのはオッサンである。

 さてこっちとら初めての横浜三脚気合撮影なのである。はじめての場所であったり三脚利用であったりで、まあ今回は偵察である。画角の勘所がないので70-200/F2.8、タムSP90、シグマ10-20、お散歩ニコン18-200(VRが壊れてるんだけどどうしよう?)を持ってきた。三脚はリュックに入るってことで、ベルポンのポラリエモデル4段である。ほとんどはHDR処理を前提に-2EV/0/+2EVもしくは-1EV/0/+1EVで撮影だ。太陽が沈むとどんどんSSが遅くなってくる。

 撮影を初めてちょっと違和感があった。観覧車(コスモクロック)の電飾がしょぼいぞ。電飾に定休日ってあるのか?でも観覧車は動いているし・・・と派手が売り物の夜景にもかかわらず、一番「派手」を演出してくれるコスモクロックが地味ってのはどうなのよ、と。後で調べて分かったが、年末から電飾のカラーLED化工事が進んでいるらしく、3月末までは地味〜なコスモクロックらしい。遠景撮影は冬が定番であるが、まあしょうがないね。

 日没後が17時10分、その後空がいい色になっているのは長くても1時間である。ここが勝負タイムだ。今回は18時20分まで大桟橋のみなとみらい側、その後逆側に移動した。そして赤レンガを経由して桜木町まで戻ったのだが、「偵察」のはずが、バッテリーがなくなる22時前まで、撮影に明け暮れた。ああ、写真撮るの楽しい!

 さて大体の勘所はつかめたぞ。次は別の場所からだな。

 そして今回分かったこと。
@カメラマンはみんなマジックアワーが終わると帰っていく
A夜はアベックばっかり(アベックというと娘に「何それ」と言われる。今はカップル?)
B横浜なら勝負三脚(でかいタイプ)がいい
C休日よりも平日がいい(休日はランドマークも事務所部分ライトが少ない)
Dカメラの使い方を全部おさらいした(なんとなくわかっていることもちゃんとわからないとダメね)
E新しい現像ソフト(Capture NX-D)の使い方がだいぶわかった
















■ 3月25日 【放送】

明日は富士スピードウェーのプレテストじゃ
 F1開幕であったが、地上波/BSとも無料放送はなし、CSとてパック契約で見れるフジテレビONE/TWOもなし(録画含め)、昨年まで見れた河井ちゃんのF1ニュースもなし。ということで、そろそろF1も見なくていいかなぁ?と踏ん切りをつけさせてくれた。フジテレビもFOMも後で焦っても、もう離れたファンは帰ってこないぞ!

 というF1なのであるが、開幕戦は実はとある手段で生放送を見た。そしてあのアロンソの壮絶クラッシュを見ることなる。よく生きて戻ってこれたね、と思うほどの壮絶さであった。さらにコーナー前の50m標識看板に取り付けてあったカメラに真正面から突っ込んでたりしたもんだから、それはそれは映像チームが喜ぶ超絶映像が撮れちゃったりしていた。でもそれ以外は相変わらず淡々としたレースであり、やっぱりF1を見なくなる人が増えているのが良くわかる。やっぱ、GTの方が断然面白いね。今年はバイクも挑戦するぞ!

 そういう放送業界なのであるが、前から言っているようにもうNetflixだけで十分じゃん・・・と言える日々が続いている。最近ハマっているのが「ビックバンセオリー」。スタジオ撮影ドラマで、良くある後ろで笑い声がかぶせてあるやつだ。元来こういうのはあまり好きではないほうなのであるが、まあ登場人物のキャラが立っていてめちゃくちゃ面白い。好き嫌いが分かれるドラマって気もするが、★5個取っているので相当数の人が気に入っているのだろう。

 他に珍しく日本のドラマも見てみた。のだめ、孤独のグルメ、素敵な選TAXIなどはあっという間に全話見きった。地上波を見ない私であるからして、何となく深夜枠っぽい孤独のグルメや素敵な選TAXIなどは知っている人が少ないと思いきや、「あれ面白かったよ〜」というとたいていの人が、「そうそう、あれ面白いんだよね」と返してくれちゃったりするもんだから、なんか盛り上がってしまうのである。

 そんな楽しいコンテンツ満載なNetflixだけでも見きれないくらいである。ということでいつスカパーを止めてもいいXデーが近づいているようなこの頃である。毎月浮いた3000円でwowow入ってもいいかも・・・
















■ 3月24日 【関西遠征F−本物の関西人】

庭の木に花が咲いていい眺め
 前日の「夜伊丹空港千里川」と違って、昼の千里川土手は何やら味気ない。とはいえ、暗がりに超巨大な機体ではなく、明るさの中の超巨大な機体ってのも別な意味で迫力がありまくるのである。撮影スタイルは、頭上はフィッシュアイで、すぐさま70-200に持ち替えて機体お尻を狙う。が、もうコンマ何妙の世界なのである。改めて分かったのは、カメラを知り尽くしてないとほんの数秒の間に最適なセッティングに変えられないといことだ。特に夜はめちゃくちゃ難しい。




 千里川土手は川の空港側と侵入側の二つの撮影ポイントに分けられる。事前情報で侵入側の方が多少高さがあるので、なんとなくそっちで撮影していた。侵入側はどちらかといえばマイナーが側であり、人も少ないのである。現地について撮影を初めて5分くらいした頃、近くで撮影していた人のキャップに「Senna」という刺繍があるのに気がついた。「ああ、セナ好きの人なんだなぁ、話してみようかなぁ?近くにいるのに話しないのも不自然だしなぁ・・・」と、数秒考え、そく実行に移した。我が家の女性陣に言わせると彼女たちは絶対そんなことできない奥手種だそうで、私のこの能力(別に能力なんてもんじゃないと思う、いたって普通のことだよなぁ)は「すごい!」そうだ。

 「あの、近くの方ですか?」(こんなんでいいのである)

 そしてそこからこの方(Kさん)とは4時間以上話まくって、もう楽しすぎる時間を過ごさせてもらったのだった。Kさんは神戸三宮の硬い企業に勤める方で、家は前の日に乗った電車の途中駅、実家は京都でお母さんが入院しているのである。そしてこの日が退院の予定であり迎えに行ったが、途中で電話したらインフルエンザにかかったので退院できなくなった・・・ので、10年ぶりに伊丹千里川に来たとのことである。土手侵入側というマイナーなポジションで、運命が招いたように出会った不思議。人との出会いは面白いものである。

 Kさん、年齢は私とほとんど同じ、F1大好きで87年の鈴鹿から毎年欠かさずリアル観戦継続中、アマチュア無線もやっていて同じようにコールサインは失効している。ビリージョエルが好きで音楽は70年〜80年代が大好き。車は昔からホンダ党でホンダ大好き人間とのことである。

 そして何よりも楽しませてくれたのが、Kさんが「リアル関西人」ってことである。

 関西人。我々が関西人という言葉で思いつくのは「面白い」「リアクションが派手」「関西弁をしゃべる」「マシンガンのように言葉が出てくる」「おばちゃんはヒョウ柄好き」等々。そしてKさん、まさにこの通りであった。まず何か驚くようなことを私が言うと、毎回体全体を使った派手なリアクションをしてくれる。話の中に絶えず面白いボケを入れてくれる、のである。まさに関西人はエンターテイナーであると思わないわけにはいかないぞ。

 結局夕暮れ前にKさんが帰るまで、ずーっと話続けていた。帰りに空港まで送ってくれると言ってもらったが、さすがにそれは大変なのでお断りした。楽しい時間だった。

 そして初めての伊丹マジックアワーの成果は、前回掲示した写真くらいでまだまだ修行が足りないと自覚した。今回は21時の神戸空港発なので、時間的に余裕を見て18時半には伊丹千里川土手を後にした。この2日間で千里川はとりあえず理解できた。次回はもっといい写真が撮れるように精進しよう。打てば当たるというんじゃなく、限界条件で撮影するために「頭」を使わなくちゃいけないことが良くわかった。

 19時に園田駅、19時半に三宮、キャリーバックをロッカーから出して、20時に空港着。1時間も前に着くのであったが、実は飛行機遅れでさらに30分余計に時間が余った。帰りはお土産も買って荷物まみれになったが、全部機内持ち込みでOKであった。なんだ・・・。そして家そばの駅からは雨ザーザーの中、傘も持たずにずぶ濡れで家まで帰ったのであるが、早くPCで画像見たくて深夜までPCと格闘していた。写真撮る人はこの気持ち、絶対わかってくれると思うね。

 ということで、神戸出張で伊丹空港を楽しむ記はこれにて終了である。
















■ 3月21日 【関西遠征E−鉄っちゃんになる」

F1すごかった、アロンソよく生きて戻ってこれたなぁ・・・
 三宮駅はカオスである。阪急と阪神がよくわからない。前の日に乗ったのがどっちだったのか?梅田行き?難波行き?大阪=梅田?なの?と。「阪」ってのが大阪なんだろうけど、よくよく考えたら、京急と京王とて似てるといえば似ている。まあ、慣れているかどうかだけの違いなのであった。

 結局乗ったのは阪急なのである。前日と違ってお昼の阪急はのんびりしてた。階段を上がりホームについたらそこが先頭車両のすぐ近くだったので、先頭車両に乗車した。当然座れた。

 さて発車して気が付いたこと。阪急電車ってサービスいいじゃんってことである。サービスとは先頭車掌の先頭部分がとっても窓だらけってことである。つまり線路が丸見えで運転席が丸見えで前の景観が丸見えってことである。鉄っちゃんじゃない私だか、そこでかぶりつきたい衝動に襲われた。

 しかし衝動を抑えたのが、先頭車両の運転席を隔てる壁のすぐ横に3人座れる椅子がくっついているってことだ。つまり、かぶりついた場合、そこに座っているお客さんの目の前でかぶりつくことになり、この年のオッサンとしては、ちと、じゃなく、結構、じゃなく、すごく恥ずかしい。しかし、神戸に来るのも最後かもしれないし、ということで最初に急行が泊まる駅で、なとなく降りるそぶりでそのまま「かぶりつきエリア」でかぶりついた。

 ここはすごくいい!

 電車でGOの何が面白んだ?と、前々から思っていたが、おもしろそうだ。線路の分岐、線路のアップダウン、駅の通過、これほどクリアな視界で電車運行は見たことがない。はまるな・・・






 園田駅到着12時。途中各停に乗り換えて30分弱である。前日に経験しているからもう慣れたもので、もう誰が見てもここの住民と思ってしまうだろう。しゃべらなければ・・・だけど。今回はこれから6時間以上もトイレなしなところで粘る予定であるからして、駅前のスーパーでトイレに行っておこう。それにしてもカートなしでサクサク歩けるのは最高である。それなりに河原土手もいい感じである。



 そして、目の前にヒコーキが飛んでいくと、ドキドキしてしまうのである。




つづく
















■ 3月17日 【関西遠征D−異人とは】

超まじめに描いた長文が消えた・・・
 異人館。なんかノストラジーな響きである。異人館。なんかメイドがいそうである。異人館。「異人」なんて言葉をつけられたらいやだろうなぁ、異人だよ異人。異星人とあまり変わらないじゃん。なんて考えながら三宮からだらだら坂を上がっていく。

 そして異人館街の端っこあたりから「やっぱり電線がない街はいい」と、最近の持論である「日本全国自転車路側帯と電柱排除”党”」で立候補したら勝てるんじゃない?を改めて感じた。しかしいい感じになるに従ってそこは中国であった。いるのはほとんど中国人である。まあそこらじゅうで言われてるように、奥ゆかしさが全くないというか、うるさすぎる。さすがに路上でおしっこしてる子供はいなかったが、なんだかあまりその空間を楽しむ気にはなれなかった。

 歩いているうちに「北野ガラス館」なるお店?を発見。まあ時間もあるのでちょっと足を踏み入れた。そこはガラス細工のお店であった。、まあそこで作っているのではなく、単なる観光地のショップであった。しかしガラス商品が面白い。お土産に買って帰りたくなる。で、悩んだ挙句買って帰った。なぜ悩む?かといえば、今買うと1日中持ち歩かなければならないからである。隙間がないリュックにうどう入れよう?と。まあ隙間なんて何とかなったけど・・・。

 しかしガラスといえば小樽の北一硝子である。もうかれこれ25年前かなぁ?北海道旅行したとき小樽はまだまだ観光地だった。しかしこの前見た「ダッシュ」で小樽の観光度が激下がりしているらしい。栄枯盛衰と盛者必衰は好きな言葉である。

 ちなみに高校時代、物理大好きだった私は当然のごとく文系科目はヘロヘロであった。そのヘロヘロの中で唯一今でも暗唱できるのがこれである。

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。

若いころに暗記したものって忘れない。これ子供に口を酸っぱく言っても分かってもらえないんだよねぇ。まあ親の言うことをハイハイ聞く子供なんてそうそうそういないし、っていうか自分もそうだったし。

 さて、異人館街は異人館よりも「街」散歩がいい。この付近は雰囲気のいい家がたくさんある。例えば鎌倉の材木座あたりって感じ。でも材木座を全く違うのが、もう完全に山の入口って感じで、急坂ばかりということだ。車で来る人はそこらじゅうで大変な思いをしていた。

 それほど感動もなく異人館街を後にし、どこに行くか所在なさげに歩いていたら、新神戸駅に着いた。「新」神戸。新幹線の駅ってほとんど「新」何チャラなんだね。新大阪、新横浜。さてそろそろいいかな、と三宮駅に戻る途中、ちょっと脇道にそれたら、あららこれは味があるっていう、昭和の香りがバンバンするさびれたアーケードに出くわした。なんか小さい頃ってこういうところばかりだったよなぁ・・・スーパーっていうじゃなくて、小さな店が集まった商店街の小ぶりなアーケードって感じ?懐かしさで心は保育園生になっていた。

つづく
















■ 3月14日 【閑話休題(「がい」は大事)】

期待している人がいると張り合いが出るぞ
 今日久里浜の事業所に行って、ちょっと時間があったので「携帯番長・AV担当」と話をしてきた。そこで言われたこと。

「佐藤さん、最近のsayはなんだか仕事が楽しそうに見えますよ。前のよどんだ感じがないですねぇ(多少言い回しは違うかも・・・)」

 確かに・・・。兼務で仰せつかっている仕事はやり”がい”があるし、チャンジングだし、生き”がい”にもつながる。なによりも自ら設計ができるってのがサイコー。リーダーとか長ってのはもういいや。自分で何か作り出せる人になりたいのである。そしてなぜこうもいい組織かといえば、それはかかわるトップの差であることは明白で、そのいい空気に触れているメンバー全員が前向きであるからである。ああ、こういうの久しぶり!

 もう一つ。じつは関西遠征2回で、2回とも友達ができた。そして今日、大好きなメーカーのマーケティングの方がインタビューにやってきて、あれこれお話しをさせてもらった。しかし最後のほうになると、何となく相手の趣味嗜好が伝わってきて、そして私の趣味嗜好も伝わっていて、そしてビックバンが起こった。

 今度東京に来るときにはぜひとも夜あけておいてね、と固く約束したのであった。

 ああ、最近は一気に世界が広がってきたぞ!
















■ 3月13日 【関西遠征C−神戸を歩く】

土日はあっという間に終わる
 さて、怒涛の飛行に充実感満載でにんまりしながら初めての土地、初めての電車を乗り継いで三宮に戻り、ホテルまでの二駅を歩くか電車か迷ったが、ゴロゴロだったので電車にした。歩いても大したことなかったし、歩くの好きだし今となってみれば歩けばよかったと思う。

 ホテルは5,000円だった。前日のホテルに比べて格段にしょぼいが、まあシャワー浴びて寝るだけなので、文句は言えない。そしてまだ夕食を食べていないので、街へ繰り出した。しかし食べるところが全然ない。歩いているうちにJR神戸駅にたどり着いてしまった。ん?これが神戸と名のつくJRの駅?というくらい、普通の駅だった。ちなみに兵庫って駅も近くにあるけど、普通なんだろうなぁ。

 そして駅そばで見つけたスーパーでビールとチューハイとパンとお菓子を仕入れ、戻るところにあったラーメン屋で腹を満たしホテルに戻った。ホテルでお菓子食べながらビール飲むのはなんか至福の時間だなぁ、と思わずにはいられない。

 さて翌朝。なんとなく早朝散歩って感じでもなかったので、早めにホテルを出て三宮まで歩くことにした。知らない街を歩くのはやっぱり楽しいね。まずはJR神戸駅まで行き、駅を越え、三宮の方面に足を進めたら「元町」商店街というアーケードに出くわした。神戸の元町はちょっと有名らしい。でも横浜にも元町がある。元町って港につく定番の名前なのか?それとも横浜に対抗心を燃やした神戸が同じ名前を付けたのか?はたまたその逆なのか?ググればすぐわかるだろうが、知らないでいることもそれはそれで楽しいのでそのままにしておこう。



 また9時過ぎのアーケードは人もまばらであるが、なんとなく趣がある。というか、自分がそう感じようとしているのが分かる。尾道の駅前アーケードと何となく似ている感じがした。しかしアーケード内のタイル地はゴロゴロにいい共振を与えてくれて、結果、めちゃくちゃうるさいゴロゴロになった。しかし場所によっては歩道を車道の境目がほんとに段差なくつながっているところが多い。これは助かる。っていうか、なんで段差ついているんだろうね?

 アーケード途中に中華街入口ってのがあった。そうそう、神戸にも中華街があるのだ。なんでここまで横浜と同じなんだろう?っていうか、横浜が同じなのかもしれないが。しかし飾られているメニューがそそる。じゅるじゅるしながら元町を後にした。



 そして三宮駅西側に到着。三宮はたくさんの路線が合流するハブ駅であるからして、ガード下がたくさんある。そしてそのガード下がえらく「味」がある。ここによる来たら、どこで飲むか迷っちゃうなぁ・・・と思わずにはいられない。

 さてと、土曜の午前。いきなり1日伊丹空港ってのもないから、ちょっと神戸を歩いてみよう。でもどこを歩こう?と街マップの前で10分思案した。



 よし「異人館エリア」に行こう!

つづく
















■ 3月9日 【関西遠征B−衝撃】

あれ?アップロードされてなかった?
ネクタイ革靴スーツでゴロゴロカートを引いて行ったところ(衝撃の出会い)

 充実した出張であった。やはり外に出て社外の人と話をしないと、人間大きくなれないと改めて思った。

 さて出張メンバーの飛行機の時間を考慮して、17時半に業務終了。駅がすぐなので、17時40分の電車に乗った。当然向かうは伊丹空港の夜でしょ。でもここで悩ましいのが、タイトルにもなっているこのままスーツで行くか、ホテルに一度チェックインして軽装で行くか?である。偶然にも予約したホテルが帰りの路線の真上であった。ホテル近辺駅で降りてチェックインして着替えて機材入れ替えて駅に戻って・・・で45分かなぁ。今のままだと予定では伊丹空港に19時過ぎに着くのだが、ホテルに寄り道すると20時前かあ。飛行機何時まで飛んでいるんだろう? 早く長く伊丹千里川で写真撮りたい、でもスーツネクタイ革靴、かつゴロゴロカート引いてどんな道を歩くんだ? 悩んだ。

 悩んだ。が、優先されるのは一刻も早く千里川に着くことである。そのためにはスーツだって革靴だってゴロゴロカートだって気合で何とでもなる!と「男」ならぬ「漢」になることにした。

 伊丹空港千里川ポイントは宝塚線の「曽根」駅で降りるのが一番近い。駅から現場までは1.7qである。楽勝だ。三宮からハブ駅である十三駅まで行って、宝塚線に乗り換えて4つ目の駅である。しかしよくよく地図を見てみると、十三駅の二つ手前の「園田駅」からも歩けそうだ。但し2.8km。別に1km余分に歩くだけじゃん、楽勝だぜ、と園田駅で降りることにした。慣れない阪急電車で緊張しながら園田駅に到着。時間は18時40分。

 ここからはゴロゴロとうるさい音を奏でながら住宅地を歩いていく。手にはスマホでGoogleMapsで道案内である。しかしゴロゴロは滑らかな路面ならいいのであるが、少しでも悪い路面になると音はでかいは負荷は増えるはでへこたれそうになる。さらにモザイク状のおしゃれなタイル路面もゴロゴロ音を拡大させる。しかし途中から低空で飛ぶ飛行機が見え始めると、頭の中ではサンダーバードの音楽がガンガン流れている。そして橋を渡ると真っ暗な川土手を歩くが怖くないぞ。飛行機が待っている。

 そして40分歩いて現地に到着。す・ご・い!

 飛行機が迫ってくる。すごく低い。ああぁ〜〜〜俺は飛行機に轢かれて死ぬぅ〜〜〜死ぬぅ〜〜〜死ぬぅ〜〜〜とマジで3回叫んだ。金曜の夜ってのもあって、人が少ない。10人もいない感じ。もっと何10人もいるのかと思った。しかし寒いのであるが、気持ちが高ぶっていて、寒さを感じない。人間というのは面白いものだ。19時台でも飛行機がガンガンやってくる。暗いから次に控えている飛行機がたくさんいるのが分かる。

 そして頭上をかすめる迫力ともう一つ、飛行機が通り過ぎてから何やらこの世のものとは思えない「音」が聞こえる。いつも聞こえるわけではない。いくつかの条件が重なると空気の乱気流で音が鳴るのであろうが、まじで不気味な音である。残念ながら録音するのを忘れてしまったが、次回があればぜひとも録音にチャレンジしたい。

 そんなこんなしていてたら、なにか川の対岸でごにょごにょしゃべっている女性?(もしかしたら若い男性?)がいた。何かしゃべっている。どうやら飛行機の情報をしゃべっているようだ。そして後から知ったのだが、この方が名物オバサンらしい。なにやらテレビにも取り上げられたくらいの有名人とのことだ。よくよく聞いてたら、次にくる飛行機が大きいよとか、風に注意とか、スターウォーズ機だから頑張って撮ってねとか、プロペラ機がこっちの滑走路に来るときは少ないので見ものだとか、プロペラ機は夜だと羽根が美しいだとか、その後千里川には何度か行って、毎回いるオバサンに病み付きになりそうだ。

 それにしても飛行場の誘導灯はきれいである。これが上手く撮影できているか?否。現地で見るといけてるように見えたが、家できちんとみたらダメダメであった。でも課題も見えてきた、現場感もつかめた。次回はもっといい写真が撮れるだろう・・・撮れるはず・・・撮れるといいなぁ・・・

 そして20時半に千里川を後にした。一度来た道を戻るのは楽勝である。道中も短く感じる。何にもまして、車道の端がきれいなコンクリート板だったので、ゴロゴロがコロコロサーぐらいに軽減された。そして園田駅に戻ったのは21時ちょうど。帰りは30分の道中であった。一度歩いた道は勘所が働くのか、短く感じる。これくらいで済むなら楽勝だね!

つづく
















■ 2月29日 【関西遠征A−散策】

足が痛い
ネクタイ革靴スーツでゴロゴロカートを引いて行ったところ(ホテルに泊まってやることは)

 さて、神戸までなんて飛行機ならわずか1時間である。あっという間についちゃうのであって、実は北関東あたりに出張するよりもよっぽど近い感じだ。恐るべし飛行機!

 空港からはポートライナーなるいわゆる東京でいうゆりかもめに乗って三宮まで行く。この後神戸を知り尽くすのであるが、三宮は東京でいう新宿かな。っていうかここ以外に大きなところはない!って感じだ。すべてがここ中心って感じ。三宮からなんちゃら線で30分ばかりで目的地へ到着。すごい会社ですごい設備でマジで圧倒された。っていうかこういう会社って本当にあるんだな・・・ネットやテレビで見る世界って実際あるんだな・・・と思った。まあうちの会社じゃ無理だね。

 その夜、実は何もなければひそかに1時間半かけて伊丹空港まで行ってみようと思っていた。が、懇親会やろうということになって、それはそれで楽しい時間を過ごせた。やっぱり初めての人と交流するのはいつでもエキサイティングで楽しい。話のネタには「無駄に趣味が多い」のも役に立つのである。

 私はどこかに泊まると、早朝にホテル周辺を散歩するのが好きだ。知らない街を歩ける機会なんてそうそうない。寝ている場合じゃない。と、朝5時30分にアラームをセットして起きたのだが、いつまでたっても明るくならない。ん?今日はめちゃくちゃ天気悪いのかもしかして日食なのか?と思ったが、実は東京より西な神戸は当然日の出が遅いのである。こういう「小学校の理科」で習うことも、実際に体験すると自分のものとして理解できるぞ。やっぱり体験ってのは大事だ。若者にもっといろいろ体験させたいね。

 結局6時15分に何となく白み始めた空を見てホテルを出た。地図で見ると神戸西側には「そばかすか?」というくらいの無数の池?湖?がある。そこを少しでも見てこようというのが目的となった。時間は2時間、結構時間に追われながら歩くが、ホテルからちょっと歩くと河岸段丘の超下り坂であって、そこは超田舎エリアであった。

 「田舎」という言葉はさげすむ言葉と勘違いしている人が多いが、それは全く違う。「田舎」とはいい日本を体現している場所である。朝は焼き魚のにおいがする。モノを燃やす煙の臭いがいい。我が家も小さいころは家の前でごみを燃してガサを減らしてごみに出していたが、今はダイオキシン問題でダメになった。しかしこの煙の匂いっていいんだよなぁ。田舎に行くとこの匂いをまだまだ嗅げるのである。そして田舎の空は広い。目の前に遮るものがない。空ってこんなに広かったんだ、と感じないわけにはいかない。ああ田舎に住みたい。

 しかしこんな田んぼの中の田舎集落に日の出前に歩いているよそ者ってのは、相当違和感があっただろう。こちらから挨拶してもなかなか応えてもらえない現実に直面した。

 さて一つ目の池に着いたのはちょうど7時、日の出の時間だった。いいね。大きく開けたところに上る朝日。朝日に手を合わせるおばあちゃんの心境がちょっとわかった。さて、一つ目の池は藪にアクセスを阻まれ調査不能、二つ目の池(調整池になっていた)は干上がっていた。そして三つ目の調整池はいい感じで、遠くにある朽ちた枝にカワセミがダブった(いなかったけど)。そしてさらに奥に入った4つ目の池はもっとカワセミがダブった。そしてこれ以上奥地に行くと仕事に間に合わない、と一応弱いビジネスマン魂がホテルへの帰路に向かわせた。

 ホテルそばには高校があるのだが、ちょうど登校時間で高校生がたくさん歩いてくるのだが、おもしろいのは女子学生のスカートがみんなひざ下ってこと。前日の懇親会で千葉出身の若い女性が、散々神戸の女子高生のスカートは・・・と言っていたのが分かった。ちなみにその方の言葉を借りれば、東に行くにしたがってスカートの丈が短くなって、静岡あたりだと東京と同じだそうだ。

 あれ?散歩だけで終わってしまったぞ。

 つづく
















■ 2月25日 【関西遠征@−序章】

なんだか時間が足りない
 ネクタイ革靴スーツでゴロゴロカートを引いて行ったところ・・・

久しぶりに飛行機に乗って出張に行った。泊まりかつ飛行機なんて何10年ぶりだろう。去年岡山に出張したときは新幹線だった。しかし今回の「神戸」は飛行機で往復2万円!なんていう驚きの価格で行けちゃうのだ。実はとある理由で新幹線にしたかったのだが、この価格差を覆す理由も根性も度胸もないので、おとなしく飛行機に乗った。

 飛行機予約は別な方がまとめてやってくれたのだが、旅行部は気を利かせて通路側を取ってくれちゃったりするのである。やはり旅慣れた人は通路側の方が降りるの早いしトイレも気軽に行けるし、っていうのがあるのだろう。しかし欧州まで飛んでもカナダまで飛んでも無トイレで行ける私であるから、窓側はなんのハンデもないのだ。そして地図好きであるからして、空から見る地形が地図通りなのを見て興奮するのである。

 神戸空港はスカイマークでもっているようなもの、と誰かが言っていた。そのスカイマークってのに初めてというか、LCC自体初めて乗った。いやぁ、簡素なサービス、余計なものが一切ない快適さっていいなぁ、と思った。心なしか座席前後ピッチも広いような気がした。もしかしたら体が小さくなっているのかもしれない(うそうそ)。

 GPSトラッキングマニアであるからして、当然飛行機がどんなコースを飛んだかトラッキングしていたのであるが、飛び始めてすぐに位置計算が不能になった。なぜだろう?飛行機の中だからか?それともあまりにもスピードが速いんで位置計算というか衛星補足ができなかったか。

 飛び立った飛行機、旋回する時に窓から見えるダイナミックな景観が好きだ。今回は羽田沖の滑走路まで飛行機がタイヤでノロノロと走りそして飛び立ったが、西の方向に旋回する時、景色が斜めになり窓から入ってくる太陽光の角度がダイナミックに変わるのがいい。窓からは富士山が見えなかったようだが、かすかにトラッキングできたラインを見てみるとなんと富士山の真上を通過していた。

 さて今回の出張何ぶん荷物が多い。たかだか一泊の出張なのになぜこれほど前に荷物が多いのだ >俺。と自問したら、「あっ、そうだった。木金の出張だから自費一泊追加で土曜も神戸なんだった。だからカメラとかの機材が多いんだな。」と分かった。そう、金曜にかかる出張はこういうギミックが使えるのである。機材だけならそれほど大荷物にはならないが、さすがに土曜日にネクタイスーツ革靴で土曜日に歩き回るのも嫌なんで、洋服類一式も持ち込んだ。D600とD300、10-18フィッシュアイ、10-20広角、70-200、x1.4テレコン、それに一脚なんてのを持ち込むと、結構な重量になる。スカイマークのHPを見ると機内持ち込みは10kg/1個までとある。でも今14kg。しょうがないから、手荷物検査のときだけ仕事用の鞄に重いレンズとカメラを入れ替えた。が、が、が、実際セキュリティーチェックでは重さなんて測っていないし、結構大きめのバッグだって2個目のカウントしてないし。帰りなんて、ゴロゴロカートに、大きなリュックに、お土産の大きな紙袋だったが、まったく問題なかったし。俺のこの小心者癖はやっぱり一級品だなぁ、と思わずにはいられないのである。

 そのスカイマーク、実は預け入れ荷物であれば、自転車だって無料で運べちゃうくらいの大判ふるまいだった。これはいい。今度折り畳みチャリ持ち込んでみようかなぁ。なんか夢広がるなぁ〜

 では、なんでこんな物量で挑んだかといえば、それは「伊丹空港」なのである。最近新い被写体を撮ってみたくて、ネットをいろいろと徘徊していたら、伊丹空港の夜景に心を奪われた。そして前から何となく聞いていた「伊丹空港横の千里川土手は日本で一番の迫力飛行機観賞エリア」ってこともあった。こんな写真撮ってみたい!という動機が最高潮まで達していた。そしてそのタイミングで神戸出張、行くしかないでしょ。伊丹空港は大阪からはすぐであるけど、意外にも神戸からもすぐである。というか大阪と神戸って東京と横浜みたいな距離感であるのであった。勘所が全く働かないなぁ。

つづく
















■ 2月24日 【条件反射】

雪降ってる・・・
 昔から朝は早く会社に着くタイプであるが、朝会社について一息つくとまず給湯室に行ってその日の紅茶を入れることから始まる。しかしここである事実が分かった。給湯室に行くまでは別に何ともない。何も感じない。まったくニュートラル。なのであるが、給湯室に入った途端・・・

「尿意をもよおす」

 のである。これは本当に不思議で、給湯室に入るまでは全くぜんぜん完璧に何も感じなのであるが、ポットからお湯を入れた途端トイレに行きたくなるのである。本当に不思議だ。パブロフに犬ではないが「条件反射」を信じないわけにはいかないことを自分の体で証明したのである。これで論文書けるかな?
















■ 2月23日 【チョッパー】

今度は大阪行きますねん。
 若いころや小さいころに覚えたことは一生ついて回ることが多い。何かといえば、チョッパー。

チョッパーを初めて知ったのは70年代後半のテレビ東京でやっていた「ロックおもしロック」という番組のCMであった。グレコ(神田商会のギターブランド!)のGOBを弾くゴダイゴのスティーブフォックスが「ズーンチャ、ズチャ、ズチャズチャ・・・」をえらくかっこいいベースフレーズを弾いていたのだが、これがいわゆるチョッパー奏法であった。

 そしてついこないだまで、今までは私の中でチョッパーであったものを「スラップ」と呼ぶやつが現れた。息子である。けいおんを見ていた私をさげすんだにもかかわらず自分がけいおんというかアニオタに片足を突っ込み、澪が気に入ったようで、サンバーストのジャズベ(さすがにレフティーじゃなかったけど)を買ったやつだ。

 ちょっと調べてみると「チョッパー」は日本でしか通じないらしく、外国では「スラップ」が一般的なようである。ならスラップか・・・

 ちなみに「ロックおもしロック」は毎週欠かさずに見ていた。若いチャーやゴダイゴ、クリエーション、ツイスト、渡辺香津美とかそうそうたるミュージシャンが出ていたのだった。CMも上のGOB以外にもGO(アレンビックもどきのギター⇒ここ参照)ではプリズムの和田アキラがフランジャーバリバリに利かせたノイズからスローメロディー、速弾きとこなし最後に「GO From Greco〜」とナレーションが入るのだが、これがかっこいいのであった。

 ちなみにこのCMをカセットで録っておいたのだが、どこにあるのかなぁ?
















■ 2月21日 【隣の芝生と我が家の芝生】

ZO-3内蔵エフェクターに興味が移ってきてる?時間破たんするぅ・・・
 隣の芝生が青く見えていたあの頃。隣の家に引っ越すために家の値段を調べたり、手持ち資金を調べたり、青い芝の評判を調べたり、どうやったら芝が青くなるのか調べたりしていたあの頃。気持ちは7割くらい隣の芝生に行っていた。そして隣の芝生に遊びに行き使わせてもらって、さあ売買契約だとなるはずだった。

 しかし隣の芝生に行く直前、我が家の芝生をちょっと調べてみると、なんと新種の芝生が植えられることを発見。実はだいぶ前から新種の芝生は発売になっていたりしたし、その芝生のことも記事で読んだ記憶があるのだが、隣の青い芝生があまりにも見せ方がうまいので、我が家にあう新種の芝生記事は目の神経から脳を経由せず捨てられていた。

 あー回りくどい。書いてて面倒。ってことで、キヤノン7D2+新100-400の事例があまりにもいい感じなので、心は隣の芝生まで買い取ってしまえとなっていた。で、その辺の状況を調べていたら、ニコンが出した200-500mmってのが、めちゃくちゃ評判良くて、調べれば調べるほど買うしかない・・・という状況になった。

 まあOEMで安いんで、隣の芝生に行く前に自分の芝生も手入れしてみようと、調べ始めた翌日の川崎飲み会の時、川崎ヨドに3分しか入れなかったけど、ものとして安さを感じなくいいじゃん、と実感。そして翌日雨が降っていたにもかかわらず、町田のヨドでお買い上げしているという、仕事もこんなに早く決断して実行できたらサイコーだね、と何事にも仕事に結びつけてしまう自分がいた。

 しかし「いいなぁ」と思って翌々日には買ってしまっているという、自分の決断力にちょっとうっとりだ。最近思うのは、「経験」以外はいろいろと劣化が始まっている年齢でもあり、やりたいことには投資を惜しまず時間んを惜しむ・・・という新思考になってきていることも大きい。いつ北朝鮮と韓国と中国が核兵器使って人生の終わりがあっという間にやってきても後悔しないように、日々充実した人生を送らなきゃ駄目である。会社生活とて、やるべきことをきちんとやるっていう至極当たり前のことを貫くことにしている。それでクビになったらそれでいいのである。

 と、相変わらず前書きが長すぎるが、買ったレンズ は「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」ってやつだ。ネットで安価なところ(132k円)で買ってもよかったのだがなんかあったときの信頼という意味でヨドで購入。165k円の10%ポイントなんで、148k円相当。まあ15k円くらい高いが安心料としておこう。ちなみに価格comでのレンズ売れ筋ランキングではこのレンズが2位。1位は隣の芝生である。

 このレンズ、実はちょっと悩ましいレンズである。我が家の場合、焦点距離的には超望遠としては500mm F4が控えているのである。この500mmは古いタイプなのでVRがないタイプだ。そこで今回のレンズ。500mmというのは同じで、違うのはF値だけ。F4とF5.6の違い。しかし今回のレンズには4段相当の手振れ補正(VR)がついている。500mm F4がよっぽど写りがいいじゃん・・・とならないと、あんなに重いレンズ持ち出さなくなりそうだ。500mmF4は最低でも一脚、鳥なんかだと重量級の三脚が必要なので機材がすごいことになるのである。つまりフットワークが重くなる。リュックに入れられないことはないが、ヒマラヤのポーターのようになってしまう・・・

 ということで、週末になると毎週このレンズを抱えてあちこち歩き回っている今日この頃だ。
















■ 2月20日 【川ジオラマ】

久しぶりに強い雨なので車を外に出して自然の洗車したりして
 数少ない視聴している地上波番組のうちの一つがタモリ倶楽部である。ゆるゆる+マニアックなのがよいのである。

 そのタモリ倶楽部で「荒川」の特集をやっていた。いつも輪行するときに利用している「寄居駅」から走り出すとまず出会う名所?が「川の博物館」なのだが、そこが番組で取り上げられていた。外から見ると巨大な水車ばかり目が行ってしまっていたが、じつは荒川流域の完全ジオラマがあったらしい。これはすごいぞすごいぞ。但し12月から3月までは補修のために休館中らしい。よし、春になったらまた荒川下りするから、そのとき見にいこっと。

 番組では地質担当のお姉ちゃん職員の方が解説してくれたけど、マニアックな女子って結構魅力である。やっぱり何事も一生懸命やっている姿を見るのはいいものだ。まさにベビメタなのだよ!はっはっはっ(そこにつなげるか・・・)
















■ 2月19日 【すべてが成功というわけでもない】

八王子事業所の上をオスプレイが飛んでいる・・・
 アマゾンの魔力に落ちて久しいが、何かやりたくなるとまずアマゾンでツールを買うというのは、すでに毎日の食事と同じくらいのルーチン作業と化している。今回は一脚だ。

 車以外で遠くに行って写真を撮ろうとすると、機材のコンパクト化がマストである。そして我が家にある二つの一脚は微妙に大きい。もともと使っていたベルボン4段は、鳥を撮り始めた時のシグマ100-300/F4用に入手したものだった。しかし500/F4を買って「ベルボンじゃ足が弱すぎて耐えられん」とさらに大型のマンフロット3段に変えたのであった。このベルボン4段、小さいようでも縮めて550mmほどあるので、飛行機用ゴロゴロキャリングバックに微妙に入らない(斜めでぎりぎりなので納まり悪い)。

 そこでつらつらアマゾンしてたら、マンフロット5段縮長390mm/2218円ってのがあったので、そくポチッた。すると24時間もかからないで配達されるんだったらプライム会員なんてなる必要ないじゃん、という素早さで家に届いた。そして開封。

「が〜ん」

 細すぎる。扁平じゃん。上から荷重をかけると扁平の薄手方向に簡単にしなる。だめじゃこりゃ。コンデジ用なのね。アマゾンで買ったものにあまり失敗したものはなかったが、今回は失敗。やはりモノを見ないで買うリスクを忘れていた。

 まあいい教訓であったので、やっぱり買う前にちゃんと調べよっと・・・
















■ 2月18日 【反断捨離(4)】

500mm大砲が修理受付しないらしい、どうする?
 正月ポチポチ攻撃はここから始まった。

 昔から「この音の粒状感が」とか「ボーカルの艶やかさが」とか「弦の透明感が」とか、ことオーディオの聴感評価がからっきし苦手だった私であるが、ひょんなことから今「オーディオ」にはまっている。事の発端は

「キッチンとパソコン」

 である。余っているタブレットをキッチンに持ち込み、NASにあげてあるコンテンツを料理の間に見れるようにしたら、娘とかみさんからの評価がどどーんと上がり、さらに工作魂を駆使して固定治具も作ったりしたら、もう「神」をあがめられた。AVはテレビ、レコーダー、PS3、ナスネと全部ソニー、そしてキッチンに設置したタブレットまでもソニーってこともあり、機器が勝手に「リンク」してしまってなにやらすごく楽ちんだ。日本のAVがことごとく崩壊してしまった今、選択肢が著しく狭まって好む好まざるにかかわらず同じメーカーで揃ってしまうのが、いいんだか悪いんだか・・・

 さてとりあえず環境は構築できたが、質がいまいちである。つまり「音」がしょぼい。やはりタブレット内蔵SPだと悲しすぎるのだった。そして「この音どうにかならない?」と課題を与えられた、一応「主人」でありかつ一応「技術者」である私は俄然やる気になった。世の中の奥さん、旦那をコントロールするなんてたやすいのであるよ。特に技術系の旦那であれば、「これできないの?」と言うだけでよいのだよ。はっはっはっ!

 そしてもう一つ。前から買い換えたかったPCなのであるが、買い替えに際して二つの懸念があって踏ん切りできなかった。一つは64bit環境にすることによって、なくてはならないアルプスMDプリンタが動かなくなること。もう一つは、PCから光デジタル(いわゆるSPDIF)でアンプに送れなくなることである。今のPCはSPDIFなんてほとんど搭載してないのだ。まあアナログアウトで入力してもいいのだが、いい音だかどうだかを判断できるできないとは別に、デジタルで入力できますよ・・・って待っててくれてるのに、わざわざアナログでいいですよ、と機械相手には謙虚な姿勢にはなれないのである。しかしPC横に鎮座しているアンプにはUSB入力がある。それでつなげればいいじゃん。と思うのだが、このUSB入力、フロントの蓋の中に鎮座していたりして、どうにもこうにも蓋を開けてでかいUSBコネクタがつながっている図が許せない。またローランドのUA-25があるんで、これ経由で光デジタルにしてもいいのだが、いまいち大げさ感があってふんぎれない。というか、調べたらWindows10ドライバは提供されてないじゃん。ほとんど使ってなかったのに、もう使えないのかい・・・

 これがオーディオにはまるきっかけなのであった。そして調べていたら今度はD級アンプの魅力にすっかりはまってしまった。そのD級アンプモジュールがアマゾンにはあふれていたのだった・・・。そして年末ポチポチ攻撃が始まった。

●自作オーディオアンプ
 -ポチッたわけではないが、まずはZO-3ディストーションアンプに使ったアンプIC(TA7368PL)を使ってステレオアンプ基板を作ってみた
 -結構グー!
 -このあとアマゾンでアンプなんて調べなければ、このままこの自作アンプが搭載されたのだが・・・



●TA7368PLモノラルアンプキット
 -まず上記アンプのベースになった秋月のアナログアンプキットを載せておこう
 -キットは300円だけど、ICは60円
 -アナログアンプなので、電圧は9Vくらいはかけたいところ



●TA7252APモノラルアンプキット
 -ちょっとパワーのあるアンプキット(秋月)も買ってみた
 -でもD級アンプを知ってしまった今、これを使おうとは思えない
 -ここまではアナログアンプで攻めていた
 -秋月でキット販売\700



●PAM8403ステレオデジタルアンプモジュール(VR/端子取り付け済み)
 -このアンプがデジタルアンプにのめりこむことになった張本人
 -小型で1.5W(8Ω)x2
 -こりゃぁ2連ボリュームもついてこの大きさでこの値段だったら最強だな、もう自作する元気なくなる・・・
 -300円チャイナエア送料無料
 -ちなみに秋月で全く同じものが売っているが\650と倍以上であるよ


●PAM8403モノデジタルアンプモジュール
 -小型で1.5W(8Ω)、低消費電力なのでZO-3の単3x3本駆動もできちゃう
 -上記ボリューム付きのボリュームが要らないなら(出力機器のボリュームで操作できるなら)こっちでもいいかも
 -16x24mmの小型で薄いし5Vで動くし、もうどこでも入れられちゃう
 -2個セットで245円チャイナエア送料無料


●PAM8610ステレオデジタルアンプモジュール(VR/端子取り付け済み)
 -小型で10W(8Ω)x2
 -但し電源は7.5V以上必要
 -SP接続やら電源DCジャックやら3.5mmオーディオジャック、さらにVOLも実装させているタイプ
 -但しDCジャックと3.5mmジャックは隣接していて通常サイズのプラグを利用すると取りつかない
 -610円チャイナエア送料無料


●PAM8610ステレオデジタルアンプモジュール
 -余計なものがついていないPAM8610のPCBモジュール
 -299円チャイナエア送料無料


●PAM8012モノラルデジタルアンプモジュール
 -めちゃくちゃ小さいアンプモジュール(小指に爪くらい)
 -差動入力だけどシングルエンドも可能
 -300円秋月


●TPA2006モノラルデジタルアンプモジュール
 -22x12mmなんでZO-3内蔵ディストーション回路のアンプ部をこのモジュールに入れ替えてもいいかも
 -音はあまりよくないとネットでは言われているけど未検証
 -300円秋月


●TA2202B USB入力デジタルアンプモジュール
 -PCからデジタルで入力したかったので探していたら見つけたもの
 -アップルからの放出品、回路失敗したのかな?(使うにはちょっとした改造が必要)
 -内部5V系12V系の使い方がどうもよろしくなくて、そのままでは消費電力が大きい
 -USBインターフェースやデジタルアンプの仕様書はあるので改造し放題
 -秋月で600円(5個も買っちゃった〜いつもの悪い癖)




●デジタルアンプ完成品
 -LEPY社のTripath社TA2020-020利用のデジタルアンプ
 -めちゃくちゃ評判よくてめちゃくちゃ小型でめちゃくちゃ電気食わないので買ってみた
 -ACアダプタなしだったので1,790円は安い、大きいけどチャイナエア送料無料だった
 -ACアダプタは家にゴロゴロ転がっている12Vのものを利用
 -なんだかすごい時代になったもんだ、2000円もせずにこの大きさでこの音・・・



















■ 2月15日 【反断捨離(3)】

今は「夜景撮影」に夢中
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Arduino/周辺モジュール基板
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●Arduino mini/pro
 -最小のArduino基板の互換品
 -互換品なのでめちゃくちゃ安い
 -安すぎるので動くか心配だったけど、何の問題もなかった
 -USB入力がないため別途USB-シリアル変換アダプタ必要
 -380円チャイナエア送料無料



●USB-シリアル変換アダプタ
 -互換品だけど、FTDI232のドライバ当てれば勝手に動く
 -415円チャイナエア送料無料



●2chリレーモジュール
 -2回路入りで100VのON/OFFさせるために購入
 -261円チャイナエア送料無料




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光・電源関連モジュール基板
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●電球型LEDライト(3W)
 -趣味の部屋のムード演出用電球のリプレイス
 -284円チャイナエア送料無料



●USB端子利用小型LED基板  -めちゃくちゃ小さなUSBコネクタ付き基板型LEDライト 2個セット
 -明るさ強烈
 -アイデア勝負でいろいろ使えそう、NC機内部照明用かな
 -196円チャイナエア送料無料



●USB給電フレキシブルLEDライト
 -1.2W6球なので強烈に明るい
 -半分くらい使った鉛筆くらいの大きさで筐体付きなので、いろいろ使えそう
 -130円チャイナエア送料無料



●LEDチップライト&100V電源ユニット
 -LEDは5Wなので結構目つぶしになるくらい明るい
 -100V入力の電源基板付属だけど、裸では危なくて使えないので要ケース
 -385円チャイナエア送料無料



●コントローラー
 -入力12-24VのLED用?
 -う〜ん、何に使おうか・・・



●ダウン型DC-DCコンバータ
 -小型なのでいろいろ使えそう
 -199円チャイナエア送料無料



●バッテリー充電モジュール
 -ミニUSB5V入力1Aで充電可能
 -なんかいろいろ充電できそう
 -180円チャイナエア送料無料



















■ 2月13日 【反断捨離(2)】

多摩川サイクリングしたけどTシャツで・・・
 続いて自作のための電気パーツだ。SODIALってところに楽しくて安い部品が結構あって、結構あるんだから結構買っちゃおうってことで、SODIALロイヤルカスタマーになった。ここに限らないけど、いくら安い単位で頼んでも全部送料無料って仕組みがすごいね。ポスト投函ってのもめんどくさくなくていいぞ。

●フラットケーブル
 -端末をブレッドボードピンソケット対応した40本ジャンパワイヤ
 -複数本必要であればその本数だけ切り離せばよし
 -今までソケットにワイヤはんだ付け+熱収縮チューブ加工していた工数を大幅削減できた
 -あまりにもいいんで追加注文してしまった
 -160円でチャイナエア送料無料


●2ピンプラグケーブルオスメス
 -SPやアンプの聴感テスト用の簡易差し替え用かな?
 -5本セット190円チャイナエア送料無料


●ワイヤネジ留め端子ブロック
 -自作基板のSPや電源接続用
 -30個278円チャイナエア送料無料


●USB(マイクロ)コネクタオスキット
 -ハウジングに自分で組み込むタイプのコネクタ
 -USBを電源といただくときにデータ端子ショートする目的
 -210円/10個チャイナエア送料無料


●USBタイプAメスコネクタキット
 -ハウジングに自分で組み込むタイプのコネクタ
 -USBから電源をいただく目的
 -300円/10個チャイナエア送料無料


●USBタイプAオスコネクタキット
 -ハウジングに自分で組み込むタイプのコネクタ
 -USBから電源をいただく目的
 -349円/10個チャイナエア送料無料


●ノブ
 -350円/10個チャイナエア送料無料


●DCジャック
 -5.5-2.1mmタイプ
 -190円/10個チャイナエア送料無料


●USB給電電流計
 -USB給電するときにどのくらい電流が流れているかチェックしたいときが多々ある


















■ 2月12日 【反断捨離(1)】

関西記夜な夜な執筆中
 昨年末から怒涛のポチポチが続いた。なぜかといえばアマゾンが悪い。何かをポチると「こんなのどうですか?」とポチ心をくすぐるのである。もともと神経感度が高いというか、くすぐられに超弱い私であり、いつもくすぐり攻撃でからかわれているってこともって、アマゾンのくすぐり攻撃に即撃沈してしまうのである。

ってことで4回に渡って、年末年始のポチ記録を掲載しよう。まあ人のポチなんて興味ないかもしれないけどね。ちなみに中国からの直送(ポストメール)が多いが、出荷は早いが到着にはすごいばらつきがあるのである。早いものは5日、遅いと3週間ってところかな。でもそんなことより、エアメールで80円のもの買っても送料無料ってのに驚きを隠せない。すごい時代になったものだ。

 まず今回は「ちゃんとした製品編」である。

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●メディアプレーヤー/デジ像
・2階シアターでDVD/BDイメージファイルを再生するために利用
・リビングのバッファローV100と同等(V100はもう売ってない)環境が欲しかった
・この手の機器としてはNTFSフォーマットのHDDがつなげられ、かつUSBハブも使えてて便利
・ノジマオンラインで購入してみた
・あまりにも良すぎるので別途レポート作成決定
・って書いて置いたが、NETFLIXとYouTubeがテレビで直接見れることになって、利用機会が激減した



●ギターコーティング弦
・エリクソンのコーティング弦にはまり、アマゾンから「タイムセールですよ」となんども催促されポチ
・ゲージやコーティング種(nano/poli)などの違いで各種購入
・アリアの類似品なども購入
・過去の格安弦をどうしよう?




●プリンタ
・既報の通り
・詰め替えインクも購入してみた
・前プリンタ用の大量インクストックをどうしよう?



●LEDセンサライト
・2階趣味の部屋に行くようになって廊下が真っ暗で怖かった(スイッチの場所が変なのだ)
・玄関用に買ったセンサLEDライトが便利だったので、2階廊下にもセンサLED設置決定
・既存の電球に置き換える電球型LEDセンサライトは消灯までの時間が3分とか5分とかしかなく、これじゃ使えない
・電池式のセンサライト(アイリスオーヤマ)を見つけた
・消灯が10秒くらいでグー、価格も1,340円でとってもグー、電池も1年くらいもつらしくさらにグー



●アマゾンアルカリ電池48本セット
・上記用にアルカリ電池が欲しかった
・アマゾン電池が案外評判いい
・1本30円弱であるが、その後100均行ったら100円/5本ということが分かりちょっと【涙】



●ワコムペンタブレット
・年賀状の図案を描いてはスキャン、PSで修正、印刷、スキャン・・・は大変だ
・ペンタブレットで効率アップをはかろう
・昔買ったペンタブレットよりもだいぶ進化していてグー(前のは使いにくかった)
・来年の年賀状はこれでサクサク描くぞ



●ポータブルHDD
・前に買ったポータブルHDD、2.5インチで2Tってのは結構すごく、写真、音楽、各種データといった自分データが全部入る
・アマゾンタイムサービスで「どう?どう?」と背中を押された
・まだ箱もあけてない・・・


●HDD
・秋葉にPCを買いに行く直前、e-Trendからお正月セールメールが入って、5TのHDDが17990円とな
・大容量HDDのほうがHDD本体が少なくて済むのでよいのだが、売れ筋ではなく容量単価が高いのがネックで買えなかった
・でも18k円程度ならいけるぜ!
・HDDはWD好き(Seagateは何度か痛い目を見ているのでもう買わない)
・けどNETFLIX黒船にHDDの必要指数が激減している・・・


●小型BTキーボード
・小型のBTキーボードなんて勢いで買ったけど、何に使おうかなぁ?
・本当に小さくて薄いが、薄すぎて使いにくい(要改造だな)



●ヘッドホン
・電気店を徘徊していたとき、何気にヘッドホンをかけてみたら、いつもは聞こえない音が聞こえてきて「ショック!」
・勢いがつくといっぺんに3個も買っちゃうのである
・みんな音が違う、装着感が違う・・・で面白い
・但し流行りの低音強調型はちょっとやりすぎだね



●母艦パソコン
・もう5年近く使っているのでもう次の買っていいだろう・・・
・ツクモが「送料無料、店頭購入であれば送料分ポイント還元」ってあるから、店頭まで行ったけどきちんと送料はとられた・・・(ぷんぷん)
・前から使ってみたかったQuadroを奮発したぞ!
・3TのHDDも安かったのであわせて購入




●中古パソコン
・64bitPCにしたら盟友「アルプスMDプリンタ」が使えなくなったので32bitPCが必要になった
・秋葉散策で中古で小さくて安いのを見つけて、持って帰るのが嫌なのでネットで注文
・勢いで2台注文、5980円でwin7proかつoffice2013付き、NECサーバーPCだぞ



●ハムバッカーPU
・アマゾンは危険なのであまり見ないようにしているが、何か調べ事があると「カスタマーレビュー」がすごく参考になるのでみちゃう
・見ちゃうといろいろ発見があって、ハムバックPUが2個で1,175円なんていいんすか?
・前は1個1000円くらいでヤフオクで落札していたが新品でエスカッションもついてこの価格!
・チャイナエア送料無料(1週間で到着)



















■ 2月8日 【久しぶりの番長業務(2)】

三脚欲しい
 さて、16時に着いたモンキーであるが、結局3回線の契約が終わったのが19時半。まいった。それに加えてモンキーにもちょっと参った。事務契約のやり方で3つ選べるので選べと言われたのだが、@お客様にサービスは提供しないのでよく知っている人向け(ゼロ円) Aちょっとサービスします(5,000円) B何でもフルサポートします(2万円)! なんと、ショップのサービスでお金を取るところを初めて見た。これはすごい。モンキーに言わせれば、普通の量販店はキャリア専任の販売員なので自分のキャリアだけ知っていればいいが、うちはすべてのキャリアのことを知っているから・・・とな。たしかにスマホ買ってわからないことが多くて、それに 費やす時間が半端じゃないのは分かる。さらにインセンティブが減ってきているのも分かる。でもそれをやるのは相当な決断があったはずである。これを買うことを決めて契約に入るときに「実は・・・」と言われるってのもちょっと解せない。買うことを決めた後に「じゃあやめます」とは言いにくい。こういう後味が悪いことを体験すると、もうここには二度と来ないという人もいるだろう。

 さらにiPhoneを1台64GBにしたのだが、追い銭が必要になったが、それもカードでは払えない。カードの手数料が・・・と言われたが、いまどきリアル店舗でカードが払えないとは。それにゼロ円サービスの場合は当日お渡しができないと来た。コンテンツ入れるのを後まわしにするからだろうが、まあほとんど店員いないので工数がないってのが理由かも。

 あと最近のトレンドな「下取り」、2年前はそんなのなかった。で、下取りがないと2万円以上価格現ナマを払わなきゃいけない。しかしだ、端末がゴロゴロしている我が家であって、新品同様のIS05を差し出せば問題なしである。だが一抹の不安もあり、家にある端末をごっそり持っていった。契約が進み下取り端末のチェックをしてリセットをかけて、いざ契約GOしたら端末にはじかれたらしい。「お客さん、auに入るのにauの下取り機じゃダメです・・・」。おいおい、今更言うのか。そんなのさっきまで散々端末チェックしたジャン。起動画面に「Androido au」って出るのかっこいいですよね、って自分で言ったじゃん。そのお前が言うか、っていってもしょうがない。どうしようか思案した結果、コレクションとしてあったdocomo端末を差し出すしかなかった。ギャラクシーS3、ギャラクシーNexus、そしてT-01Aである。T-01Aはいわゆるスマホの走りである。クアルコムとミーティングしたときもこれを見せて「いいでしょ」と言われた機種である。そしてなにより貴重なWindows Mobile機である。しかし背に腹は代えられないし、持っていても満足感だけである。これで下取りされれば、下取りにコレクションの一角が崩れ、なし崩し的にコレクションしなくなるんじゃないか?というのもあって、3台にはおさらばしていただいた。さようならぁ〜〜

 ということで、今回でキャリアとの契約は最後だろうし、そうなるとモンキーを利用するのも最後だろうな・・・と思ったのだった。結局お父さんはドコモのiPhone5sをIIJ-SIMで使うことになるだろう・・・あれこれとSIM契約して遊んじゃおうっと。でもau端末が多いんだよなぁ・・・UQかmineoしか選べないんだよなぁ。まあいいっか。

 さて翌週iPhoneを受け取りに行くと、契約時に書いたお気楽簡易契約書が実は正式契約書ってことが分かり、ちょっとカルチャーショックというか、今まであんなにカーボンで何枚もあったのはなんだったんだ、と思わざるを得なかった。しかしそこに店の人が手書きした、auIDやらパスワードやらコンテンツパスワードなど、なんだかさっぱりわからないのである。さらに、書いている文字が汚すぎてaなんだかqなんだか9なんだか分からない。それに番号自体も間違えていてログインすらできないという、すさまじい状況であった。が、新しいおもちゃを与えられたかみさん、娘、息子は果敢におもちゃを動かせるように、文句を言いながらもこれ以上の「努力」というものが存在しないがごとく、あれこれ探りながら、とうとうすべてをやりきった。つまり普段は全然やる気を出していないと等価なことがよくわかった。遠目に眺めているとなかなか面白かったぞ。

 最後に、auの場合スマートパスは有無を言わせずつけられるという、それって「契約」とは呼べないんじゃないの?不平等条約じゃないの?ってのがある。これを外すときは注意が必要だ。2年前はアンドロイド端末に限って(iPhoneは適用外)スマートパスを外すと毎月割が減額されるっていう、これまたユーザーを馬鹿にした仕組みだった。それが今も継続しているか?が分からない。確かなのはauサポートに聞くことである。長時間待たされたが、「iPhoneは毎月割減額はありません」とのことで、その場でさくっと外してもらった。

 スマホを契約したら、あれこれと余分な契約をばっさり切るのを忘れちゃ駄目である。ああさっぱり!
















■ 2月7日 【久しぶりの番長業務(1)】

ああ楽しかった関西進出
 これは2週間前の出来事である。

 携帯キャリアの契約インセンティブがなくなってきてしばらく静観していた「番長業務」であるが、2年前の契約が満期になる時期である。さてどうしよう?

 もうMVNOでもいいかな・・・と思っていたが、家族はiPhone5sを使いたいという。しかしau系mineoだと5sシリーズだけが動かない。一部動くという情報もあるが、まあ賭けである。ではと、順当にauなりdocomoなりキャリアの情報を調べてみてもあまりおいしい契約がない。キャッシュバック狙いで契約してすぐ最低維持にプラン変更する作戦も今や不可能なので、ちゃんと使う回線を契約するっていう、至極普通なことしかできない。つまり携帯契約で遊ぶのはもうできなくなったので、もう番長である必要はないのである。

 そんな状況でも情報収集をしてみると、イオンで何やらどっかーんとやっているとある。なら行ってみよう。土曜の午前中、イオンの携帯売り場は閑散としている。話をした店員さんが複雑な契約条件に困りかけたころ、KDDIの営業さんにバトンタッチされた。その坊や(というのに等しいベビーフェイス)が言うには、やはりauのiPhoneが一番安く維持できます、と。うん、確かにそうっぽい。で、6だと一括ゼロ円でwaonポイントが15万どっかーん。6sは毎月割がでかいので、学割とスマートバリュー利かせれば今の我が家の契約と同じ1900円/月程度が可能、だけど端末が驚くように高い。坊やのプランは3台は6s、1台は6とすればwaonポイントを自己消費してさらに追い銭13000円くらいはどうですか?と。この契約は1月いっぱいまでで、この先はあまりおいしい契約がなくなると。フムフムと土曜なのでまず学習である。

 翌日曜、まあ散歩がてらにモバワンに行ってみた。まあ言われたことはイオンと同じ。そしてモバワンが言うには「もう空中戦はやりません。これからはMVNOを主力やっていきます。」と。おー決断したな。よしよし。で、来週からは楽天のMVNOに端末をつけて1,700円(電話番号付き)を始めるとのこと。端末は国内有力メーカーのものが週替わりで提供されるらしい。端末ってどういう条件で付与?購入?になるんだろう?

 と、勢いがついたので久しぶりにモンキーに行ってみた。すると、6sが一括ゼロ円になるという。マジ! 契約者本人がいないとダメだっていうんですぐ家に戻った。途中auショップに行ってパンパンなau回線のどれかを解約しようと思ったが、混みすぎて断念。実はauは家族皆合わせてもあと3回線しか契約枠が残っていないのである。他のモンキーだと今日までドコモiPhoneがセールってんで、念のためauの予約番号もとっておいた。そうすればau回線開けられるもんね。だが、時間がそれを許さないのである。携帯の契約は時間がかかりすぎるのである。

 さてそんな予約番号であるが、楽チンdocomoとは違ってauはネットでは取れない。電話するしかないのだが、今の時期キャリアのサポートと電話がつながるのは気の遠くなるような時間を待たなければならない。なので、車で電話をするのはダメだが、スピーカーモードにしてハンズフリーで家に指示を出した。うちのかみさんは携帯スケバンくらいにはなっているので、ひとつ言えば5くらいはやってくれるのだ。

















■ 1月31日 【久しぶりに「川」】

やりたいことばっかりであっという間に終わる休日
 何気に川に行きたくなった。久しぶりにカメラを持ってレッツゴー。

 カワセミを初めて撮影したのが2003年の1月だったから、かれこれ13年前になるのだ。ああなんだかついこの前のようだ。そして今回は野生のカワセミを初めて楽しんだ相模川昭和橋付近を攻めてみた。昨年は昭和橋下流側をせめてモトクロスやオフロード車天国になっている河原に幻滅してもう行くこともないと誓ったわけで、その反動から今回は上流側を攻めた。

 護岸工事されていない川は面白い。前に通い詰めていたころとは川の形がぜんぜん変わっちゃってるし、歩けたところが歩けなくなってるし、池だったところが川になっているし、川だったところが土になっているし。自然の力はすごいなぁ、と素直に感動するのであった。

 しかし全くカワセミがいないし、撮る対象が全くいない。1時間ほどやぶやの中や、ゴロゴロしたでかい石ころの上を昨年ヒビ入れた足をガードしながら歩いたが、まあ自然の中を歩くのはやっぱりいいもんである。

 さて次の場所にワープ、そこは小倉橋であった。そうそう4年前に娘と高田橋から小倉橋まで散歩して、小倉橋から干上がった相模川源流を歩いて行ったんだった。ああ、4年前だけど2か月前のようである。さらにだ、ここでバーベキューもやったけど、これも1年前のようだけど実は6年半前だったりする。時間軸の間隔が大きく変わっているなぁ。しかし小倉橋上流は放流ガンガンやっている津久井ダムのおかげで川は水たっぷり。上流探索は断念だ。

 なんか消化不良である。なのでちょっと足をのばして多摩川まで行ってみよう。八王子バイパスも無料ってこともあって、あっという間に多摩川に到着だ。しかも新しいハードオフがすぐそばに開店していた。このくじら公園付近の多摩川は岩床が出ていてちょっと面白い。そしてセキレイがホバリングりまくるのだが、全然追いかけられないぞ。実はカメラのAF補足って色々なモードありますが、いつも1点フォーカスだったりなんて、これからは3Dマルチエリアとか使ってみようかなぁ。まずは取説読まなきゃ。
















■ 1月30日 【もうこればっかり】

雪に備えたけど降らなかったね
もう毎日NETFLIXである。

 はまるとベビメタみたいに狂ったようにそればかりになるのはなにも私の専売特許ではないと思うが、まあその度合いが高いのは否定できない事実であり、でもそういう盛り上がれる自分が好きだったりする。娘は「子供が新しいおもちゃをもらったみたい」と言っているようだが・・・

 ということで、NETFLIX。絵がきれいだねぇ。見てて気持ちいいねぇ。どんなのあるか探すの楽しいねぇ。シリーズもの一気に見ちゃうねぇ。と、もういいところしか見えない恋人状態である。

 でもPS3立ち上げてっていう、ワンクッションがちょっと嫌だった。PS3ってファームアップとかあると、10分以上使えなくなる感じで、いざというときにつかえねぇーという感じにもなる。そんなとき、スマホに接続してNETFLIX見てたら、接続可能端末にテレビの型番がでているではないか? えっ?と思って、テレビのホーム(あまりここにはいかない)を見てみると、おおなんと、NETFLIXがあるじゃないか。

 ということで、今はもうテレビだけで完結してしまっている。なんなんだ、このお気楽なAV環境は。しかし高性能PCライクなPS3と比較して、多分しょぼいCPUで処理しているテレビっぽいんで、どうも操作がもたつく感じがする。まあしょうがないけどね・・・  ちなみにM氏からの質問、デジ像でDTCP-IPコンテンツ見れますか?の答えは「見れません」である。やっぱり日本のDTCP-IPは厄介である。
















■ 1月29日 【HDD/BDレコーダーに手持ち動画を保存する】

関西方向検討中
 常時テレビにつながっているHDD/BDレコーダーはサクッと映像コンテンツを見るには最適である。特に何度見ても飽きない音楽番組などは、トレイ出してディスク入れて・・・なってやってたら面倒で見なくなってしまうのである。

 しかしファイルでもっている映像コンテンツはちょっと厄介で、起動が遅いナスネからやリンクシアターで見るしかないのでちょっと面倒だ。普段使いのレコーダーに入れられればいいのだが、BDROMはBDMV形式なためそのままレコーダーにコピーできない。ということで、「いろいろなファイルをなんとかしてHDD/BDレコーダーに入れよう」ってのが今回のミッションである。

 レコーダーのHDDにコピーするためには、ディスクの形式がBDAVになってないとダメなのだ。ツタヤや買ってきたBDディスクをエクスプローラーでみると「BDMV」フォルダの中にいろいろなファイルが収まっている。一方放送録画したディスクを同様に見てみると「BDAV」フォルダの中にいろいろなファイルが納まっている。動画ファイルをBDAVフォルダにうまく格納できればよいのである。

 探したら「chotbdav(フリーソフト)」なんていうアプリがあった。コマンドプロンプトベースでちょっとなじみにくいかもしれないが、使い方はいたって簡単だ。BDAV化したいファイルをcyotbdav上で指定するだけである。そして出来上がったBDAVフォルダをそのままBDディスクに焼けばHDD/BDレコーダーにコピーでちゃうのだ。

 やっぱりレコーダーでさくっと見れると超楽チンでいいなぁ。
















■ 1月21日 【外に出よう】

昔の下北沢駅は怖いほどホーム狭かったけど・・・
 下北沢で降りてとあるところに向かう。初めての時に行くときはスマホの地図が結構という以上に役に立つのである。しかし下北沢の住宅地路地は迷路のようである。狭くて統一感がなくなんじゃこりゃ?であるが、それはそれで味がある。さて帰りはスマホ見なくてもいいかな?と思って暗い道を歩き始めたが、迷った。でもどっかに出るだろうと、「あっち」方面を目指したが、どうもあっち方面には行けずどんどん遠くなる感じで、しょうがなくスマホ地図のお世話になった。しかし暗くなったら暗くなったで、狭すぎて迷路のような路地は魅力倍増である。そして下北沢の駅近くになると、当然朝方は感じなかった「飲み屋」の存在がとてもいい感じなのである。下北沢がいい・・・という話はよく聞くが、その通りだ。

 向かったところは東京大学駒場キャンパスUである。フォーラムは生産技術研究所で開かれたが、あああの山中俊治先生が目の前にいるではないか。ちょっとミーハー根性が出た。昼休みには敷地内を散策調査したが、たくさんある研究棟ビルや、戦前からあるようないかにも写真を撮りたくなるような建物にも平気で入れちゃったりする。いいんかい? トイレに入ったら動物試験フロアとかあるし、なんだかこういうところで研究に没頭で来たらどんなに幸せか。

 ブラブラしていたらバギーにロボット乗ってて、横でエアドライバーが空中でアクセル・ブレーキを操作していた。いわゆる遠隔コントロールだね。自動運転では車時代が自動運転になるっていうのと対極に、ロボットを載せれば普通の車でいいじゃん・・・って話もある。しかしこういうことやっているのって、ワクワクしちゃうぞ!

 目的のフォーラムは面白かった。自分で思っていることが間違いじゃないし、今の日本の状況も同じように感じているし、なんだか目的意識がたくさんもてちゃったりした。やっぱり外に出ないとだめだな・・・
















■ 1月20日 【時代が変わって考え方が変わったこと】

寒いけど歩くと暖かい
 環境整えフェチとしては、あれこれ環境を整えることを生きがいとし、というか環境が整っていないことがストレスであり、絶えず「きれいに何でもさくっと」出来るようにしておきたいのである。それは工作室であったり、シアターであったり、音楽スタジオであったり、PC周辺であったり、リビングAVであったりする。これらを語るとまたどっかーんと長文になってしまうので、今回はAVコンテンツに絞ってみよう。

 我が家では、DVDや放送録画、音楽はすべてHDD保存であって、その保存も@DVDイメージとしてメディアプレーヤーで再生 A圧縮してお風呂やキッチンなどで再生、さらにそれらのバックアップと結構なHDD容量を消費している。だからといってそれらのファイルをガンガン見るかというと決してそんなことはなく、「いつでもサクッと見れること」にしておきたいだけである。そしてコンテンツは減ることはなく増える一方だ。

 年末はそんな足りなくなったハードディスクをガンガン購入し、まとまりがいいように移動やコピーで多大な時間を消費した。しかしあるきっかけで、薄々感ずいていたことが白日の下にさらされた。それはVOD。

 年末にポチポチしまくったなかの一つの「デジ像」には「Youtube」というアイコンがあった。つまりHDD接続のファイルコンテンツ再生と同列にYoutubeがあるのだ。今までYoutubeはたま〜に見るけど、その時だけハマって、またしばらく見なくなるってのが常であった。どうせ解像度の低い低品質な映像ばっかりだと思っていた。し・か・し、60型のテレビに映し出されたYoutubeの画像は、ちょっと考えを根底から変えるというか、自分の思い込みがいかに時代遅れというか、実はHDコンテンツがあるのを知ってはいるが脳内でちゃんとそれが認識されていないというか、まあつまりはびっくりしたわけだ。

 なんだかやっと光回線にした恩恵が受けられるって感じでちょっとうれしい。そしてもっと嬉しいのが、おもろいコンテンツ満載で、それをテレビで見られるってことである。特に音楽モノは涙モノであって、イーグルス(ああグレンフライ・・・涙)、ボストン、クイーン、ヴァンヘイレン、ベビメタ、お宝映像が満載なのである。特にイーグルスやヴァンヘイレン、ボストンなんてあまりライブ放送が無かったりなんで、初めて見る映像に心は一気に高校生になった。それにアマゾンでもそうだが、おすすめ(サブスクリプション)がまた優秀で、いつまでたっても見続けられて、つまりそれは睡眠時間が劇短くなることを意味している。体にわ・る・い・・・

 そんな映像中毒になっているときに、さらに追い打ちがかかった。NETFLIXなんてものに加入した。前からhuluは気になっていたが、最近PS3のアイコンにNETFLIXが現れた。ちょっとググってみると、やはりこの二つのサービスは2台巨塔であるみたい。お互い良い面劣る面があるのだが、huluは720Pであり画質ならNETFLIXってのが決め手になった。で、

「いい、すごくいい、最高にいい、まずいくらいにいい!」

 いやはや、VODなんてものはいつになったら使い物になるのか?と思っていたが、すでに使い物になっているじゃないか。いやはや、なんとも。スカパーの多チャンネルもいいが、やっぱり録画してみるっていう使い方だが、VODは見たいときに見る。この便利さはちょっと麻薬のようである。さらにコンテンツの画質がいい。昔のアニメなんかもHDリマスターなので、すごくきれい。今までツタヤでDVDを借りていたが、もうCMなしでその場で海外ドラマ見まくれる。持ち出して電車で見るコンテンツはもう山のようにあるからして、もうツタヤいかなくなるかも。せっかくAnyキツネ永年ライセンスを取得したのに・・・

 そして正月買いまくったHDDをどうするか?という現実にぶつかっている。こんな高画質で見たいときに見れるなんて、もうコンテンツ自分で持っている必要ないかも・・・と思ってみたり。少なくともバックアップはとらなくていいかも。好きな映画はBDで借りなおしたので、それだけ持ってればいいと思ってきたぞ。
















■ 1月16日 【メディアプレーヤーというジャンル】

横浜線、しっかりせいや!
デジ像を買った。

 なんのこっちゃ?という輩が大半であり、「おおデジ像ね」というのは八王子のM氏と久里浜のF氏くらいであろう。

 デジ像とはいわゆる「メディアプレーヤー」である。今のPC時代、コンテンツがファイル保有になり、DVDもBDもISO形式でHDDに保管できるようになった。そうなるとどうやって再生するかが課題となるが、テレビにPCをつないじゃうってのもちょっとやりすぎ感があるし、なる物入りのDLNAはファイルが対象でありISOイメージなんて読みもしないしに案外対応できないコーデックも多い。ならばメディアプレーヤーの登場だ。

 このメディアプレーヤー、結構な種類の拡張子やコーデックが再生できちゃう。そしてDVDやBDのISOイメージファイルが再生できるってことは、メニューやら音声・字幕選択などもまさにDVD/BDをまんま再生していると同じだ。しかし最初からこういい感じだったわけではない。

 最初に買ったメディアプレーヤーはバッファローのリンクシアター「P4」である。しかしこれはほとんど使えないっていうか、DVDISOが再生できないので、結局大枚がどぶに流れた。しばしこの手の商品には手を出さなかったのだが、実は後継機がやたらよくなっていたのである。その後継機LT-H90LANをヤフオクでゲット、なんだか良過ぎた。これだよこれ!と大騒ぎをしたら2年で壊れた。そしてもう1台ヤフオクで落札した。しかしこのH90LANは発熱がすごいのと、フルHDが再生できないっていうことと、つなげられるHDDがFAT32ってのがあって、興味は当然ながら次機種に向いた。さらに2階の趣味の部屋にもメディアプレーヤが必要ってこともあった。

 次なる機種はまたまた後継機LT-V100である。これはめちゃくちゃ小さい。小さいから機能がだめかというとそんなことはなく、今の時代仕様は中にちょこんと載っているチップとソフトだけで性能が決まるもんであり、箱なんて端子類をつける分だけあればいいのだ。まあすごい時代だ。V100はHDの再生もできてグー、かつつなげられるHDDもNTFSフォーマットOKである。余談だが、AVやルーターなどに接続するHDDっていまだに「FAT32しかダメです」なんてことが多いが、ちょっと勘弁してほしいね。

 V100でやりたいことはかなったのだが、趣味の部屋用のHD再生可能なメディアプレーヤーがない。V100を探すがもう生産終了でもあり、ヤフオクでもそれほど安くない。そして見つけたのがこの「デジ像」なのであった。1万円くらいなので、まあ評判もいいことだしためしに買ってみよう。新年そうそうにノジマオンラインから送られてきたデジ像は、ちょっとお下品な箱のデザインで、V100の2倍くらいの体積であった。端子類もV100と同じだし、質量はV100と同等であるから、持った瞬間にV100以上に軽く感じられる。っていうか、中身入っていないんじゃない?くらいだ。

 さてこのメディアプレーヤーってもんは大手メーカーから見るとちょっとグレーな商品であることは間違いない。なのでソニーやらパナやらからは決して出ない商品である。そこをさらってくれるのが、バッファローであり、プリンストンである。今の時代「やっちゃう」行動力では中華圏にはかなわない。日本は何をやるにも決断プロセスがありすぎで、各プロセスであれこれ言われ、全部のいうこと聞くとなにこれ?っていうものしかできない国になった。一度全解体してリビルドしたほうがいいね。

 次回はデジ像で体験できた意外なこと・・・の話である。
















■ 1月15日 【BDからCDを作る】

二日酔いでも散歩するぞ!
 ライブBDを見ていると意外といい音源であったりしてこれをiPodで聞きたいって思うことが多い。そして昨今のBDはLPCM2ch音源が入っているってこともあって、それってほぼCDじゃんってことになる。まあ映像につく音(BD)と音のみで勝負するCDとでは、ミキシングの方向性が違うかもしれない。まあそれはそれということで、BDの音声をiPodに入れてみるってのが今回のミッションである。

 まずはBDからLPCMを抜き出す。使うのは「tsMuxeR(フリーソフト)」。このアプリのDemux機能でさくっとWAVファイルが抜き出せる。この抜き出したWAVファイルを「Sound Engine(フリーソフト)」で編集する。具体的にはいらないところをカットしたり、曲単位に切り出す。この分割されたWAVファイルが1曲(トラック)になる。そして次はそのWAVファイル群をCDにする場合と直接mp3化する場合とで分かれる。CDにする場合はWindows Media Playerを利用し各wavファイルを順番にならべあっという間にCD化(ライティング)終了。CDに出きればあとは普通のCDから音楽を取り込むようにすれば良し。一方直接mp3化するには、私のメインプレーヤーがi-Tunesだってこともあってこれを利用する。

 おのおののアプリの使い方は詳しいサイトに任せるとして、これでBD内音声ファイルをiPodで聞けるのである。ああ、散歩が楽しくなるなぁ。

















■ 1月11日 【宗旨替え】

年末から休日散歩はまだコンプリート
 OSがバージョンアップしたり旧PCからファイルをレスキューできないと何かと不便であって、なかなか環境が整わない。あー面倒。ニコンRAWを現像しようと調べたら、有償Capture NX2はソフト開発会社がGoogleにとられたらしく、Silkypixベースになっている模様。無償版になったのはなんだか釈然としないが、NX2を使い続ければいいと思うが、実は新しいカメラはNX2では現像できない。何たるニコン。ソフトがからっきしダメっていうのはあながち嘘じゃなかったようだ。

 さて、友人に洗脳されて、若返りをしちゃいそうな勢いになっている。この「勢い」ってのは案外怖いのである。ロジカルじゃなくても勢いがあればできちゃうことが多い。

 若返りとは「ニコ爺からキャノ坊」っていう、いわゆるニコンからキヤノンへの宗旨替えのことである。写真を撮る輩はニコン vs キヤノンと、どちらの陣営に行こうか?と悩むものであり、どちらの陣営にいても隣の芝生は青く見えるのである。
 まあ私はニコ爺であったのだが、やはり隣の芝生に入ってみたい誘惑がずーっとあった。そしてある時燐家の芝生にちょっと入り込んでみた。本体として40Dを、その後70-300と70-200/F4 IS/USMなぞをためしに買ってみた。70-200は爆速AFで素晴らしいことや、40Dのシャッター音が「パコン」と情けないことや、グリップがやたらいい感じなことや、ファインダー内情報のフォントが見にくいことや、まああれこれ分かった。しかし圧倒的なレンズ資産なニコンの前にはとうてい太刀打ちできないのであった。

 そんな時デジカメウオッチで新しく発売したキヤノンの主力レンズ100-400mmの作例連載が組まれてて、当たり前だのクラッカーだが、そこに載っている写真がまた素晴らしすぎだった。望遠側が400mmまで使えるといろいろなシーンでもそれ一本で勝負できそうだ。今サーキットでは70-200に1.4倍のテレコンと500mmの2台体制である。70-200はテレコン付きで280mm相当、これが400mm まで行けるなら超重量の500mmは持たなくてよいかも。と自分でいいところだけをイメージして「買う理由」を一生懸命考えていた。

 さらに追い打ちをかけたのがキヤノンのカタログだ。これってカタログ?販売している雑誌じゃないの?と思えるくらいのモノで、見ているだけでうっとりする。キヤノン、マーケティングが上手すぎ!!

 7D2と100-400で35万コースか・・・

 な〜んて書いていたら、ニコンがD500なんて出してきて、また悩む・・・
















■ 1月10日 【ベビメタダンス】

ウォーキングより自転車乗っていたほうが汗かくぞ
 新PCのセッティングなんてサクッと終わって、サクッと更新・・・といきたかったが、そうは問屋が卸さないのである。PC周りはジャングルのごとく、電源ケーブル、DCアダプタ、USBケーブル、オーディオケーブル、SP線、LANケーブルが見たくもない状態でとぐろを巻いているのであった。それをこの際きれいにしよう。そして15台ほど稼働しているHDDを何にどうつなぐか?を決めてデータ移動するのも一苦労だ。あ〜また3連休が片づけで終わってしまう・・・

 さて本ネタ。休みの日は毎日2時間は歩いたり自転車の乗ったりしようと心がけている。昨年はあまり自転車に乗らなかったのだが、最近は買ったはいいがオブジェと化していた、ミニベロを引っ張り出すことが増え、ちゃんと償却が進んでいるのが何だかうれしい。低い低いと思っていたハンドルであったが、まあ前傾姿勢も何となくなれちゃったしね。

 さて歩いたり自転車したりってのは、そのすがすがしさっていう面と「ダイエット」という二兎を追っているわけだ。そして歩くのと自転車に加えて、あたらに「ダンス」が入りかけている。ん?ダンス?あんた一体いくつなの?オッサンでしょ?と言われても、配送です・・・じゃなくて「はい、そうです」と答えるしかないのであるが、別にオッサンがダンスして何が悪い、である。でも家族から見えないようにこっそりだけどね。

 じゃあなんでダンスなの?っていうと、さあ察しのいい読者様ならそろそろ見通しのように「ベビメタ」ダンスである。ライブを見ていると、YUI-METALとMOA-METALの運動量は半端じゃない。それにあのばっちり決まったダンスがかっこよくてしょうがない。あれに勝てるのはマイケルだけである(思い込みがはなはだしいのは自覚済みである)。

 さすがにおっさんがベビメタ踊るのを誰にも見せられない。なので誰もいないときにこっそり練習してみるのだが、これまたベビメタダンスが難しすぎてついていけない。早すぎる、体が曲がらない、覚えられない、のないないづくしだ。しかしこんなにすごいダンスを何曲も覚えるなんざぁ、さすがベビメタ、尊敬しちゃうぞ。

 しかしだね、曲の1/3くらい「適当」にあわせるだけでもう息が上がってしまう。冬でもTシャツ1枚になりたくなる。それを彼女たちは90分全力で、それもケロッとした顔でやってのけるなんざぁ、なんてすごいおこちゃま達なんだろう。

 画像アプリがまだインストールできていないんで、写真はまだで〜す。















■ 1月6日 【新年そうそうトラブル】

ついてるついてない?
 PCを買った翌日に今まで世話になったPCが起動しなくなった。ああ、PCも捨てられる身なのが分かっているのかもしれない。ということで、更新作業が滞っております。今週末に納品される予定なので、新ネタは少々お待ちくださいませませ。冬休みにネタはたくさん仕込んでおりますよ・・・・















■ 1月2日 【2016年】

今年は攻めないとなぁ
 新年明けましておめでとうございます。今年もPaddock-Clubをよろしくお願いします。

 正月早々もポチポチが止まらなく、そして今日はパソコンを買いに秋葉原までドライブである。しかし家を出る前にイートレンドからお買い得メールが入っていて、おお5GのHDDが安いではないか?とまずポチッ。

 秋葉原までのドライブは道もすいていていいドライブである。しかし皇居の一般参賀で人の海を見て、神田明神で人の海を見て、そして思いのほか秋葉原は大混みであった。事前にチェックしていたUDXのパーキングには入れられず、富士ソフトビルの駐車場に向かったがあっさり入れた。みんななぜこっちに来ないのだろう?

 今回は5年ぶりのPC新調なのである。ああなんだか毎度PC新調にはわくわくする。最後までツクモとマウスで迷ったが、やはりDDR4を搭載しているっていうんでツクモで決まりである。なるべく新しいパーツでそろえておいたほうがいいだろうっちゅーことで。そして今回はビデオボードにQuadroを入れてみた。なんだかリッチな気分だ。これでCADもサクサクだろう。家でバリバリ仕事もできちゃうぞ(なんの仕事だか・・・)。でも店の人に聞いてみたら第6世代のプロセサになって何がよくなったかといえば「オンボードグラフィック」ですと。ならビデオボート入れたら恩恵受けられないのね。まあいいっか。

 2日は秋月も千石もイオシスも休みである。娘も別行動なのであったが「お父さん、千石と秋月休みだったね。」と、コアな秋葉オタクなようなことをいってくれちゃったりする。しかしお正月の秋葉は一人で来るべきだったと思わざるを得ない。お父さんはじっくり半日くらい探索したいが、付き合わされる家族はたまったもんじゃない。お父さんはそれを感じてじっくり見れない・・・という両者に不幸な街が秋葉原である。

 さて秋葉原を後にしてそのまま帰るのもなんなんで、ゲートブリッジを走るってみることにしよう。おお、なんだかいい。いいぞ。良すぎるので渡ってUターン、そしてまたUターン、結局1往復半楽しんだ。いたって田舎もの的行動である。でもいいのだ、田舎モノDNAなのだから・・・

 さてPCが来たらまた環境構築しなおしである。まあPC周辺は驚くほどケーブル地獄であり一度きれいにしたいと思っていたからいいかな・・・